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仙台支店
2018-03-11

台北・台中リノベーション事情④~ 海外研修2日目 ~

こんにちは、仙台支店の設計担当の米島です。
前回に続き、海外研修2回目の途中から書かせていただきます。
2日目は台中のリノベーションスポットをいくつか廻っておりまして、1件目は前回書いた「緑光計書」、2件目は「宮原眼科」 という建物です。
こちらは宮原眼科という名前のお菓子屋さんです。(↓写真)

以前は病院として使っていた建物をお菓子屋さんのお店にリノベーションした建物です。
台湾の建築雑誌、観光のガイドブックに必ず載っている有名な建物です。
アイスクリーム、お菓子、チョコレートいろいろ売っていおり、観光スポットでもあります。

中は大きな吹抜けになっており、たくさんの人で賑わっております。

ここでは家具や照明の使い方が勉強になりました。
古く重厚感ある建物には、それなりの家具がおかれておりました。
↑の写真の照明もインパクトあります。

↑の写真のペンダント、かなり大きいですが、天井が高いので違和感がありません。
置いてある家具もかなりの年代ものです。
どっしりしております。

こちらのカウンターの照明もかなり持ち出しております。
下の引き出しもどっしりしていますが、違和感ありません。

↑の写真の拡大ですが1mほど持ち出しているブラケットです。
さりげないですが、普通では使えません。
でも馴染んでおります。

次に見たのが安藤忠雄設計の亜細亜大学です。
三角形を使ったとてもかっこよい建物です。
世界的な建築家ですが、以前見た安藤氏の設計の秋田県立美術館と似ていて、私の感想は物足りなかったです。
秋田県立美術館では2階のカフェスペースが池に接していて、そちらの方が面白かったかなと。
でも台湾でこれだけ大きな美術館を設計するのだから、やはり世界の安藤なのでしょう。

照明がライン状に配置されており印象的ですが、どうも三角形の空間は角があって使いづらそうというのが印象的です。

夕方は日月潭という湖に面したラリー・ヒル設計の高級リゾートアマンのホテルで夕食です。
リゾートホテルということで、設計も工夫されていて湖の湖面と連続しているように見える工夫がされており、不思議な建物です。

すごい傾斜地に建っておりますが、敷地の高低差をうまく利用して湖とのつながりをうまく演出していて、すごい建物だと思いました。
夜の光の演出もすごくメンバー全員見入っていました。

夕食はこのような感じでして、コース料理を堪能しました。
台湾に来てからは、台湾ビールばかり飲んでおりましたが、日本のビールと比べると少し薄かったです。

特に美味しかったのがエビで、そのまま食べてしまいました。
機会があればまた行きたいです。

夜は宿で各メンバーの感想や意見交換をしてレポート執筆後、就寝しました。
2日目はまだまだいろいろ見たのですが、紙面の関係で省略しました。

なかなか個人の旅行では行けない所に行くのがこの海外研修の良さですが、結構スケジュールもタイトとなっております。

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