“二世帯住宅はデメリットだらけ・やめたほうがいい”と後悔する理由と二世帯住宅の間取り成功例
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※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご安心ください。
※全国各地に拠点がございます。
二世帯住宅を検討中で、SNSなどで「二世帯住宅はデメリットだらけ・やめたほうがいい」という口コミを見かけて不安をお持ちの方へ。
「家族関係が悪くならない方法はある?」「二世帯住宅をつくる費用や生活費の分担はどうすればいい?」とお悩みではないでしょうか。
二世帯住宅で暮らし始めてから後悔しないためには、事前にデメリット対策をするのが大切です。
今回は、全国各地で数多くの二世帯住宅リフォームを手掛けてきた土屋ホームトピアが、二世帯住宅づくりが成功する方法を紹介します。
安心して二世帯住宅での暮らし始めるために、ぜひ最後までご覧ください!
二世帯住宅はデメリットだらけ・やめたほうがいいと後悔する理由
SNSなどで「二世帯住宅はデメリットだらけ・やめたほうがいい」と後悔した方の口コミを確認したところ、後悔の理由は主に以下のとおりでした。
- プライバシーが守れない
- 家族関係が悪くなった
- 経済的な問題が発生した
- 売りづらい
それぞれ具体的な理由を確認しましょう。
プライバシーが守れない
- 「親世帯が子世帯夫婦や子どもの部屋を掃除。ありがたいけど、プライベートな場所には入らないでほしい」
- 「ケンカ内容がお互いの世帯に筒抜けで恥ずかしい」
- 「外出のたびに行き先、帰宅時間を聞かれるのがストレス」
- 「郵便物を開封されてしまう」
家族関係が悪くなった
- 「お互いに気をつかって疲れる。リラックスできる場所がない」
- 「生活リズムが違うので、音や家の使い方が気になってストレス」
- 「庭や収納など共有部分の使い方がお互いに気に入らず、険悪になった」
- 「朝に洗面所が渋滞するのがストレス」
- 「親戚が集まりやすい家になり、対応に疲れる」
- 「子どもの教育に対する助言が煩わしい」
- 「嫁が家事をするべきというジェネレーションギャップに悩んでいる」
経済的な問題が発生した
- 「個室数が多い・水回り設備を複数設置など、二世帯住宅をつくる費用が高額だったのでローン支払いが苦しい」
- 「水道光熱費を折半しているが、各世帯が家にいる時間数が違うので納得できない」
- 「相続の際に兄弟間でトラブルが発生した」
売りづらい、家の使い方を変更しづらい
- 「間取りやデザインが特殊なので、買い手からの需要が低い」
- 「土地が広いし、建築費用が高額だったので売値も高額」
- 「世帯人数が変わって使わないスペースが生まれてしまった/スペースが足りなくなった」
実際に二世帯住宅で暮らしている方が後悔した具体的な理由を、確認してきました。
後悔する理由を知ると同時に、「こうすれば後悔しなかったのでは?」とアイデアが浮かんだ方がたくさんいらっしゃると思います。
次に二世帯住宅のデメリットを解消方法を紹介するので、参考にしていただけると幸いです。
二世帯住宅のデメリットを解消する6つの重要ポイント
二世帯住宅のデメリットを解消するポイントは、以下の6つです。
- 間取りパターンの選択が重要|完全分離・完全共有・一部共有
- 分ける部分、共有部分の使い方を決める
- 各世帯のプライベートスペースをつくる
- 費用分担を細かく話し合う
- プロに相談する|不動産・税務・登記など
- 二世帯住宅の施工実績が豊富な業者を選ぶ
二世帯住宅での暮らしを始める前に考えたり決めたりするべき項目を、一緒に確認しましょう!
間取りパターンの選択が重要|完全分離・完全共有・一部共有
二世帯住宅の間取りパターンは、大きく分けて3つあります。
パターン | 概要 |
---|---|
完全分離 | 生活空間・住宅設備をすべて分離。 |
完全共有 | 生活空間・住宅設備をすべて共有。プライベートスペースは個室のみ。 |
一部共有 | 生活空間・住宅設備の一部を共有。プライベートスペースを選んでつくれる。 |
どのパターンを選ぶかは、経済的負担・心理的負担・家の使い勝手のバランスを考えて検討する必要があります。
- 予算
- 分離したい部分、共有したい部分
【世帯ごとに希望を明確にする→二つの世帯が集まって希望を伝え合う→施工業者をまじえて希望をどの程度実現できるかを具体化する】という流れで、間取りパターンを決めるのがおすすめです。
分ける部分・共有部分の使い方を決める
二世帯住宅は、室内はご家族の希望に合わせて分けられますが、屋外(庭・玄関アプローチなどの外構)は分けるのが難しいという特徴があります。
室内に関しては、間取りパターンによって分ける部分・共有部分が明確になった時点で使い方を決めるのがおすすめです。
例 | |
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完全分離 | お互いの世帯を行き来するときのルール など |
完全共有 | ・各世帯の個室に立ち入りOKか、NGか ・玄関・収納・廊下など、共有部分の掃除や整理整頓の分担、使える範囲 ・郵便物の取り扱い など |
一部共有 |
屋外に関しては、デザインや管理の方針を考える主役を決めると、トラブルを回避しやすくなります。
例 |
---|
以下のような項目があります。ご家族それぞれが考えたり行動したりするよりも、ご家族が主役1人の方針に従うほうが、生活がスムーズですね♪
|
各世帯のプライベートスペースをつくる
特に「完全共有」や「LDKを共有する一部共有」の間取りを選択した二世帯住宅の場合、「自分の家なのにリラックスできない」という口コミが、数多くありました。
(例)
- 二つの世帯が共有するLDKのほかに、セカンドリビングをつくってTVやソファーを置く
- 書斎・家事室・趣味部屋のような、1人になれる空間をつくる など
費用分担を細かく話し合う
SNSなどには、「二世帯住宅で暮らし始めてから、自分の世帯のほうが費用負担が大きいと感じるようになった。お金の面をもっと話し合えばよかった」という後悔の声もたくさんありました。
二世帯住宅で暮らし始めてから発生する主な費用を紹介するので、参考にしてください。
- 固定資産税
- 水道光熱費
- 町内会費
- 水回り設備の修理・交換費用
- リフォーム費用
- 親戚や兄妹が集まったときのお茶菓子代・食事代
- 共有部分の掃除用具代
- 冠婚葬祭費 など
プロに相談する|不動産・税務・登記など
以下のような項目に関する悩みや疑問が生まれたら、各専門分野のプロに相談しましょう。
悩み・疑問 | 相談先 |
---|---|
・リフォーム・建築 ・補助金 |
施工業者 |
不動産購入 | ・不動産会社 ・施工業者 |
・リフォームローン ・住宅ローン |
金融機関 |
土地・建物の ・登記 ・所有権に関する相談・手続き |
・司法書士 ・土地家屋調査士 |
・相続、相続税 ・減税制度 |
・弁護士 ・公認会計士 ・税理士 ・お住まいの地域を管轄する税務署 |
こちらの記事で、二世帯住宅のリフォームに関連する税金について、詳しく解説しています。
〈関連ページ〉意外と知らない?二世帯リフォームの税金対策~
土屋ホームトピアは、二世帯住宅の施工実績が豊富なリフォーム会社です。
リフォーム1件ごとに専属チーム体制を整えて、上記のようなお悩み・疑問全般に対応いたします。お気軽にお問い合わせください。
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二世帯住宅の施工実績が豊富な業者を選ぶ
ここまで紹介してきたように、二世帯住宅づくりは多岐に渡る視点で進める必要があります。
二つの世帯が快適に暮らせる家づくりを成功させるために、ぜひ二世帯住宅の施工実績が豊富な業者を選んでください。
- ホームページ・SNSなどで紹介している施工事例のデザイン、施工技術
- 補助金申請が可能か(多くの補助金は施工業者を通して申請が必要)、申請サポートを依頼できるか
- ショールーム・完成見学会などで施工した家を直接確認できるか
- 長期的な視点で予算に沿うプラン提案をしてくれるか
- 二世帯住宅リフォームをする場合は、建物診断・耐震診断のうえでプラン提案をしてくれるか
- アフターフォロー体制
2〜3社を選んで打ち合わせを実施し、信頼できる施工業者を選びましょう。
二世帯住宅のデメリットを解消する重要ポイントを紹介しました。
二世帯住宅での暮らしを始めるまでに、「二つの世帯の希望をすべて叶える家づくりをするのは、とても難しい!」と感じる場面がたくさんあると思います。
二つの世帯が安心して二世帯住宅での暮らしを始められるように、ぜひプロに相談しながらデメリットを解消してください!
二世帯住宅のメリットを引き出す間取り成功例
最後に、二つの世帯が快適に暮らせる家づくりに成功した事例を紹介します。
以下のような「二世帯住宅のメリット」を最大限に引き出す、間取りのつくり方がわかります♪
- プライバシーを守りながら協力し合える
- 別々に暮らすよりも費用を抑えられる(リフォーム費用・建築費用・公共料金の基本利用金など)
- 相続税を軽減できる
- 楽しい、安心
※紹介するのはすべてリフォームの事例で、費用も紹介します。
費用は間取り・築年数・ 施工地域・性能などによって異なるため、 詳細はお問い合わせください。
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※全国各地に拠点がございます。
完全分離の間取り
こちらは、施主様の実家を玄関以外は完全分離の二世帯住宅にリフォームした事例です。
2階を増築・内装改修・住宅設備交換などを実施し、費用は2,278万円でした。
1階世帯・2階世帯の水回り位置・寝室位置を合わせて、生活リズムが違っても音が気にならないように配慮しています。
2階世帯にはホームバーを設けて、趣味と生活を楽しめる間取りとなりました♪
〈関連ページ〉二世帯新生活。思いのたけをおもいっきり!
こちらの記事で、増築をして二世帯住宅にリフォームした事例を確認できます。
〈関連ページ〉増築をして二世帯住宅にリフォームした事例|完全分離などの間取り、費用、補助金など解説
完全分離の二世帯住宅は、各世帯が好みのデザインを実現できる点も魅力です。
奥様のご要望である、「欧州クラシカル」の住まいが完成しました。
〈関連ページ〉二世帯新生活。思いのたけをおもいっきり!
完全共有の間取り
こちらは、4人世帯だったご実家を、7人で暮らす完全共有の二世帯住宅にリフォームした事例です。
間取りを整理して各世帯がのびのび暮らせる空間づくりを実施し、費用は3,400万円でした。
2階に子世帯専用のリビングを設けたことで、各世帯それぞれがリラックスできる住宅となりました。
お子さまの独立後に使いやすい間取りに変更できるよう、可変性のある設計を実施しています。
〈関連ページ〉増築なしでも納得!~7人7様で暮らす維持費も考えた家~
ご実家の二世帯住宅リフォームを検討中の方は、こちらの記事で費用・間取りを確認できます。
〈関連ページ〉実家を二世帯住宅にリフォームする費用・間取りの実例|完全分離・完全共有・一部共有
1階にご家族全員が集まって過ごせる広々としたLDK、2階に子世帯専用のリビングがあります。
〈関連ページ〉増築なしでも納得!~7人7様で暮らす維持費も考えた家~
一部共有の間取り
こちらは、親世帯の現状の生活空間を守りながら、2階を増築して子世帯の住居をつくった、一部共有の二世帯住宅です。(お風呂のみ共有)
子世帯にはお子さまの成長によってモノが増えることを想定してロフトも造作し、費用は1,300万円でした。
各世帯の「専用スペースをしっかり確保したい」という方針のもと、適度な距離感を保ちながら一緒に暮らせる間取りが完成しました。
〈関連ページ〉4世代が暮らす家でのロフトの効用~農家を継承する3世帯住宅~
子世帯のLDKには、壁を少し下げてロフト専用ハシゴ収めたスペースがあります。
ロフトは7帖ほどで、収納スペースとしても、リラックススペースとしても活用できます。
〈関連ページ〉4世代が暮らす家でのロフトの効用~農家を継承する3世帯住宅~
限られた面積での二世帯住宅づくりを検討中の方は、こちらの動画も参考になります。
二世帯住宅は、ご実家や中古住宅をリフォームしてつくれます!
既存住宅の状態に合わせて幅広いバリエーションのプランニング方法がありますので、ぜひ二世帯住宅の施工実績が豊富な施工業者にご相談ください。
土屋ホームトピアは、無料の建物診断・耐震診断を実施したうえで、予算・ご希望に沿うリフォームプランを提案いたします。
全国各地に拠点がございますので、お気軽にお問い合わせください♪
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まとめ
「二世帯住宅はデメリットだらけ・やめたほうがいい」という口コミや周囲の方からのアドバイスに不安を感じている方へ、二世帯住宅の具体的なデメリット・デメリット解消方法を紹介してきました。
二世帯住宅のデメリットやトラブルは、事前の対策で回避できます。
二世帯住宅で暮らすという選択に後悔しないために、今回紹介した情報を参考にしていただけると幸いです。