リフォームの耐震箇所の決め方と耐震補強方法
この度の大阪北部地震・西日本豪雨で被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げますと共に、皆様の安全と一日も早い復興をお祈り申し上げます。
こんにちは。土屋ホームトピアの今野です。
今日は前回の続きで、補強箇所はどうやって決めるの? です。
☆ 補強箇所の決め方 ☆
耐震補強を考える時に私がまず行なうのは、今回の希望工事範囲の確認です。
リノベーションなどの全体の工事でしたら、どこでも補強が出来るので比較的簡単ですが、部分的な工事などの場合は、何処をどう補強すれば強度が上がるのかを検討しなければいけません。
その為にはまずは工事する範囲の確認が必要です。
PCでリアルタイムに性能値が見えるので、工事範囲の中で費用・性能的に最適となる様に補強計画を立てていきます。
ただし希望範囲を越えてでも行うべき補強箇所があれば間違いなくご提案致しますのでご安心下さい。
また、次回の予定工事などがありましたら、その際に行うべき工事もお伝えさせて頂きます。
☆耐震補強方法☆
耐震補強のポイントは接合部・壁・開口部です。
接合部というのは、柱と梁のぶつかる部分を金物などで固定する事です。
えっ? それだけ! ? と思うかも知れませんが、築年数によっては接合部に釘が数本だけという事もあります。
そこに金物を使用して強度を上げる事で建物全体が壊れにくくなるんですね。
また、直下型地震対策としては、基礎と土台・柱を固定する「 シェイクブロック金物 」 をおススメ致します。
壁の補強はよく工事現場で見かける斜めの材料(筋交い)を施工したり、内側・外側の壁を剥がして強度のある材料を施工したりする工事を行います。
この際のポイントは一箇所だけを強くしたりしない事です。
確かに一箇所の壁を壊して施工する方が費用は安くなるかも知れませんが、力が偏ると揺れに耐えにくい建物になってしまいます。
何事もバランスが大切ですね。
開口部の補強って? ? と思われた方もいらっしゃるかも知れませんが、窓や玄関なども補強できるんです! 窓や玄関の周りに構造フレームを入れてから窓を設置します。
この部分の窓を「命の窓」などと社内では呼んでいます。
小さい頃に地震が来たらまずは逃げ道を確保しなさいと言われた事を思い出します。
万が一の地震の際や地震後に建物の外に逃げられる開口部をつくっておくと安心ですね。
耐震についていろいろと書いてきましたが、まずは現在の建物の状況を知る事が大切です。ぜひ一度、弊社へ耐震診断のご相談を頂けたらと思います。
神戸市・芦屋市・西宮市で耐震リフォームを検討の際は是非土屋ホームトピアへご相談下さい。
イベント情報はこちらから→https://www.hometopia.jp/event/
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㈱土屋ホームトピア 神戸支店
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