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京都営業所
2024-02-01

京都の町家をリフォームしてみた①[湿気・カビ対策編]

土屋ホームトピアの京都営業所です!
土屋ホームトピアでは福島県会津若松市でも町家、古民家再生をしてまいりました。
京都は日本で最も歴史がある街並みで、風格ある神社、仏閣だけでなく、一般の住宅も家族の歴史や文化を感じることがある建物が多いように感じます。
北海道生まれの土屋ホームトピアは、北海道仕様の断熱工法や耐震技術を駆使して本日も京都の素敵なお家とお客様の命をお守りしています。

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営業所長の佐々木が京都の伝統的建物を勉強するにあたり、「京都らしいただずまいの建物を…」ということでこの町家を探してきました。
設計するにあたり、「町家特有の課題」も見えてきましたので感じたことを少し紹介させていただきます。

目次

  1. 京都の町家特有の課題ってなに?
  2. 湿気を放置するとどうなるの?
  3. 対策方法は?

1.京都の町家特有の課題ってなに?

京都営業所の写真です。
外観は全く改修していませんが、街並みに溶け込んだ、とても素敵な雰囲気の外観だと自負しております。

工事前の内部写真です。
オーナーさんからこの状態でお借りして、内部をお店として改装しました。
3軒続きの長屋の真ん中ですが、「町家」というよりも「長屋」の問題点と言ったほうがいいかもしれませんが…。

「床下の通気口」がないんです。

写真は床下の通気口の一例です。

町家は道路に面した部分が狭く、奥に長いという傾向があります。
昔は「土間空間」などが玄関として、また台所として機能していました。
その空間も湿気地面からの湿気も調整する役割を持っていたようです。
また地面からの湿気は、床板や畳の隙間を通り抜け、室内に侵入しますが、窓を開け、風を通すことで湿気を屋外に排気していました。


しかし現在のライフスタイルは、床の上で生活することがほとんどで、土間も廃れてしまいました。
その上、長年、住み続けて改修を繰り返したことで床下の通気性が失われたり、改修によって床の気密性が上がってしまったりすることで、地面からの湿気が床下でこもることがあります。

2.湿気を放置するとどうなるの?

湿気は木材を腐らせることがあります。

またシロアリを呼び寄せる原因にもなりますが、カビの原因にもなります。
下の写真は地盤面に繁殖した白カビです。

地盤面でなく、栄養価の高い木材で繁殖することもあります。
これは京都の築60年位の町家にお住いの方の床下を実際に見せてもらった時の写真です。
赤丸の中の白いモノがカビです。

木材に悪い影響を与えるだけでなく、カビで汚れた空気を吸い込むと呼吸器に影響することがあります。
常日頃、お家がカビの臭いがするという方は、一度、床下を疑ってみる方がいいかもしれません。

3.対策方法は?

地面に含む水分の量や通気の度合いで、湿気をコントロールする方法がいくつかあります。
詳細は・・・次回のスタッフブログをご覧ください。
↓ ↓こちらをクリック↓ ↓
京都の町家をリフォームしてみた②[湿気・カビ改善編]

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定休日:火曜日・水曜日

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