苫小牧で太陽光パネルの2年目点検を行いました!発電効率を最大化する3つのポイント
こんにちは。本店TEC・エクステリア課の野津です。
今回は、ソーラーパネルを設置・管理していく上でのポイントについてご紹介します!
こちらは苫小牧市樽前に数年前に施工した、いわゆる「野立て」 の太陽光発電システムです。
この度は2年目の点検という事で、訪れてきました。
設置しているのは、「スマイルソーラー」 というブランドの太陽光パネルです。
容量は48.0KW。
ここでは、このような野立てソーラーを設置・管理してゆく上で、気をつけたいポイントについてご紹介していきます。
目次
1. 太陽光パネルの高さ
まず、1番大切なのがモジュール(太陽光パネル)の「高さ」についてです。
こちらの写真では、地面からパネルの下端まで1.6m有ります。
これが、1.0mとか、0.5mしか無い場合、パネル上に降った雪が滑り落ち、それが徐々に積もって、パネルに覆い被さってしまいます。
ご存知の方も多いかと思いますが、太陽光パネルは、雪が被るとほとんど発電しません。設置場所である苫小牧の年間降雪の深さは約145㎝ですので、地面からパネルの下端まで1.6mあれば年間を通じて問題ありません。
2. 角度
次に大切なのは、「角度」です。
一般的に北海道では約30度位が、年間を通して一番発電効率が良いと言われています。
傾斜が急過ぎても、緩過ぎても、発電効率は低下してしまいます。
ちなみに沖縄では約17度位が発電効率が良いそうです。
3. 周辺環境
最後のポイントは、「周辺環境」です。
一番気に掛けたいのは、樹木・建物の「影」。
意外と影響が起こるのが、樹木です。
先程の写真でもそうですが、秋~冬に見ても、雑草や樹木の葉は有りません。
ところが、雑草も放っておくと、人間の背丈以上に成長しますし、樹木も設置した時は低くても、数年後には何倍もの高さに成長する事があります。これらの影は、発電ロスに繋がります。
今回は「野立て」 のお話をしましたが、これは住宅の屋根上でも同じ事。
太陽光パネルを設置する場合には、気を付けましょう!
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