toggle
函館支店
2017-12-28

お住いの健康診断

こんにちは。土屋ホームトピア函館支店の小野寺です。
今年は寒波の影響もあり、今までにないくらいの大雪で、毎朝雪かきに息を切らしている日々です。
運動不足を痛感し、健康管理が出来てないので、何か運動を始めようかと思っています・・・。

タイトルの健康診断という事で、お住まいのことで冬にお勧めといえば「 建物点検 」 です。
冬にお住まいの点検と言われてもピンとこない方もいるかと思いますが、この寒い時期が一番お住まいの状況がわかるんです!
結露やスガ漏れなどの他に、北海道では雪がたくさん降りますので屋根や外壁が気になる・・・という声も多く聞きます。
点検といっても床下の点検や外壁、屋根の点検等、人と同じように、住宅も年齢に合わせて健康診断が必要になります。
今回はその私たちが特に注意をして点検をするポイント紹介を致します。

目次

  1. 断熱と結露について
  2. 床下の湿気について
  3. 屋根点検について
  4. まとめ

1.断熱と結露について


築35年の床下写真


断熱リフォーム後

この時期は足元の床冷えが酷いと感じている方もいるかと思います。
写真の事例の方も、いつも寒くて体調を崩されており、暖かいお住いにしたいという事からのお住いの診断をさせて頂きました。
まずは簡単にチェックできるのが床下の断熱状況です。
これを見ることで、目視で確認が出来ない壁内の断熱性能、年式を予測できます。
お住いの暖かさを保つためには、お住まいを保温する役目の断熱材がとても大切です。
また冬にお悩みも多いかと思いますが、結露やカビの発生と密接な関係がございます。
お住いの断熱がしっかり行えていないと、冬場は特に室内と外気との温度の差が大きく結露水が継続的に発生しやすいです。
それにより、カビ発生、木材の腐食も起きやすくなります。
また断熱でしっかり保温できているかで、光熱費にも大きく影響を及ぼしますので、断熱材はとても重要です。

2.床下の湿気について

次に、床下の環境を見る際に重要になるのが、湿度の状態です。
写真の事例は、築35年で湿度が高く断熱材が常時湿っている状態のものです。
湿度が高ければもちろんカビの発生もしやすくなり、また白蟻の住みやすい環境も作ってしまいます。
床下の湿気は地中から上がる場合が多く、床下の湿気対策として防湿シートを敷いて、更にその上に乾燥した砂をのせて良好な環境に保つようにしております。
現在の新築メーカーでは、床下をすべてコンクリートで土間になっている事が多いですが、まだそこまでの性能で建てられていないお住まいも多く、築10年頃からは床下の点検等、お住いの状態を知ることはとても大切です。

3.屋根点検について

サビや傷、軒天の痛みなどは気になりませんか? 屋根は普段意識して見ることはないかもしれませんが、今の時期ですと落雪に塗料がついている…なんてこともあるかもしれません。
また冬期間の雪の積もり方で、屋根の痛みの傾向をつかむ判断材料にもなります!

こちらは築28年の板金屋根のお住いの点検写真です。
錆が出ているのがよくわかりますね。
実際のところいつも屋根の状態を気にしている方は少ないと思いますので、雨漏れなどの実害が出てからのご相談が多いです。
そうなってからでは、屋根だけではなく他の箇所まで影響が出る事が多いので、早期発見がとても大切です。

4.まとめ

これらはあくまでも一例ですが、なんとなく心当たりが…という方も多いのではないでしょうか?

そんなお住まいの状態をお住まいのプロが確認いたします!
目視の範囲での点検は無料で行っておりますのでお気軽にお声がけください。
診断報告書を差し上げてお住まいのお手入れアドバイスもさせて頂いております。

そろそろ10年経つし時期なのよね~という方も、お住まいの状態が赤信号になってからでは大変なので早めにお住まいの点検やお手入れの検討をする事で、かかる手間も費用もぐんと抑えることができます。

お住まいの点検やリフォームに興味が湧いてきた方は、当店にお気軽にお声掛け下さい。
社員一同、お待ちしております。

土屋ホームトピア 函館支店
住所:〒041-0802 函館市石川町52番28号 シティ青山
電話番号:0138-47-2220

この記事が気に入ったら「いいね!」しよう
最新リフォーム情報をお届けします♪