【函館市:屋根の氷柱(つらら)と天井断熱との関係性】
こんにちは。函館支店の山崎です。
北海道は住んでいる場所にも拠りますが、
雪が多い地域に分類されます。氷柱もよく見かけます。
かなり大きなものもありますが、
屋根雪と共にどっさりと落ちてくる事も
多々ありますので、大変危険です。
今回は氷柱と断熱の関係性のお話です。
目次
- 氷柱(つらら)ができるしくみ
- 氷柱(つらら)が大きくなる原因
- 大きい氷柱(つらら)ができる時に発生する可能性のある事項
- 氷柱(つらら)を小さくするには
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1.氷柱(つらら)ができるしくみ
簡単に書きますと…
①お部屋を暖めた空気が上昇
↓
②屋根を下から温める
↓
③屋根接地面の雪を溶かす
↓
④溶けた水滴が水下へ流れる
↓
⑤水滴が軒先で冷やされて氷になる
↓
⑥繰り返して大きくなる
という流れで氷柱(つらら)ができていきます。
屋根接地面の雪が溶ければ溶けるほど
大きな氷柱(つらら)へと成長していきます。
2.氷柱(つらら)が大きくなる原因
氷柱(つらら)が大きくなる主な
原因は①から②の間にあります。
暖められた空気は上昇、
その熱が屋根から逃げることにより、
屋根接地面の雪を溶かしてしまう…。
天井の断熱不足が原因です。
3.大きい氷柱(つらら)ができる時に発生する可能性のある事項
氷柱(つらら)が大きくなるということは
同時に軒先も氷で覆われることとなります。
さらに暖められた屋根部分の雪が溶け水分となります。
逃げ場のなくなった水分は隙間を見つけ小屋裏へ侵入します。
これが『スガ漏れ』です。
大きな氷柱(つらら)を見つけた時は
断熱の不足及びスガ漏れの黄色信号と考えていいと思います。
4.氷柱(つらら)を小さくするには
氷柱(つらら)を小さくするには、
せっかく暖めた空気が屋根から逃げるのを防ぐことが大事です。
”天井の断熱性能を上げる”ということになります。
氷柱(つらら)を小さくするということは、
・屋根のスガ漏れを軽減する。
・光熱費の節約
というメリットがあります。
冬場の光熱費の節約も含めて
現状の断熱を確認してみることも大切ですね。
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