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京都支店
2019-04-13

町家をリフォームしてみた③[狭くて低い空間・・・狭小空間解決編]

こんにちは。
まちづくり再生課の髙宮和也と申します。
前回、前々回と京都の町家の再生のお話しをさせて頂きました。今回はその仕上げ編です。

京都支店は長屋です。(四角で囲った部分のみが当店です)両脇は左官材の販売店さんとオーダーメイドの靴屋さんです。
町家の傾向なのですが、京都の町家は間口が小さく、奥行きが深い・・・と言ってもここの物件の奥行は10mもないのです。
その上、間口も最大で3.7m、最も狭い部分では2.8mしかありません。
天井の高さも最も低い部分で2.1mしかない…。

設計のために調査で訪問した時、とにかく狭くて、天井が低いのが大きな課題だと感じました。
しかし、京都支店長は「 ここに6人がゆったり座れるテーブルセットを置いて、“快適な空間”で相談を受けたい 」 と言うのです。
開店に携わっている常務は常務で「 京都の町家という外観にとらわれない“新しい生活スタイルを提案”できるようなデザインの支店にしてほしい 」 とも言うのです。
設計者の私としては「 ここに6人掛けのテーブルセットなんか置いたら相当せまいぞ。この狭小空間を何とか改善する方法を見つけないと、“快適な空間”にも“新しいスタイル”にもならないな・・・ 」 と頭を悩ませました。

実はこのようなお話し、お客様先でも良くあります(;^_^A
奥様とご主人様の要望や意見が別々なのに対し、それ以前に建物に根本的な問題を設計者が見つけてしまうというパターンです。
こんな時は、この3者の意見をうまく調整してバランスを取りつつ、最適な答えを探していきます。

今回はこんな感じの解答を導き出しました。

幅2.7mしかない空間を撮った写真です。
不思議な広がりを感じられるように設計しています。

なぜこのような広がりを演出できたかと言いますと・・・。
ブログでは明かさないでおきます。
ここで「マジックの種」を公開してしまうと、ご来店頂いた方のお楽しみを1つ奪ってしまうことになりますのでm(_ _)m

ぜひ、狭い空間を広く魅せるデザインを体験しにご来場いただけたら嬉しいです。


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