中古マンションのリノベーションで後悔しない方法|物件選びから入居後まで後悔の原因・対策を解説

高田 雄介

土屋ホームトピア 札幌中央支店
店長 高田 雄介

 

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中古マンションのリノベーションで後悔する原因&後悔しない方法

 

条件の良い中古マンションを購入してリノベーション」という方法で、マイホームづくりを検討中の方へ。

費用面・デザイン面などの後悔をせずに、理想のマイホームを手に入れたいですよね。

そこで今回は、数多くの中古マンションリノベーションを手掛けてきた土屋ホームトピアが、中古マンションのリノベーションで後悔しない方法を解説します。

予算内で理想のマイホームを完成させるために、ぜひ最後までご覧ください!

中古マンションのリノベーションで後悔する原因

中古マンションのリノベーションで後悔する原因&後悔しない方法

はじめに、中古マンションのリノベーションで後悔した方の口コミを、SNSなどから集めました。

具体的に、何が後悔の原因になったのかを確認しましょう。

「中古マンション購入+リノベーション」には以下のような段階があるため、段階ごとの後悔の原因を紹介します。

  • 物件選び
  • 資金計画
  • リノベーションプラン
  • 入居

物件選びの後悔

物件選びの段階では、「マンション自体の情報・マンションの周辺環境をもっと調べておけばよかった!」という後悔の声がたくさんありました。

 

後悔の具体例
  • 「マンション構造の影響で、希望の間取りが実現しなかった」
  • 「マンション規約の影響で、希望のデザイン・間取りが実現しなかった」
  • 「購入後に、配管の劣化が激しいことがわかった」
  • 「購入後に、電気のアンペア数の制限があることに気づいた」
  • 「購入後に、市場価格が大きく下がってしまった」

 

資金計画の後悔

リノベーションの資金計画については、「当初の計画どおりにならず、資金面の負担を感じることになった」という後悔の声が、たくさんありました。

 

後悔の具体例
  • 「想定外の施工内容(配管改修など)が追加となり、予算オーバーとなった」
  • 「購入後に、周辺の市場価格よりも高い価格で購入したことに気づいた」
  • 「ローン審査を受けたら、借入可能額が『購入費用+リノベーション費用』に満たなかった」
  • 「諸費用が意外と高くて、現金を想定以上に支出することになった」
  • 「新耐震基準を満たしていないマンションで、住宅ローン控除を受けられないことに後から気づいた」
  • 「補助金活用を考えていたけど、契約後に施工業者から補助金が使えないと言われた」

 

リノベーションプランの後悔

リノベーションプランについては、「イメージどおりのデザイン・性能が実現しなかった」という後悔の声がたくさんありました。

 

後悔の具体例
  • 「イメージしていたよりも、安っぽい仕上がりだった。」
  • 「施工途中で追加発注をしたが、施工されていなかった。」
  • 「イメージしていたよりも、部屋が暗い。」(照明計画が適切ではない)
  • 「イメージしていたよりも、部屋が狭く感じる。」
  • 「施工が粗い箇所があった。」
  • 「リノベーションで結露・湿気対策が必要とわからず、入居後すぐにカビが生えた」

 

上記のうち、結露については、窓リフォームで大幅に軽減できます。こちらの記事で、窓リフォームの効果・費用などを確認できます。

〈関連ページ〉二重窓を後付けするリフォーム|効果(結露、断熱、防音など)、費用、補助金など解説

入居後に気づいた後悔

リノベーションが完了し、「住み始めてから初めて問題に気づいた」という後悔の声も、たくさんありました。

 

後悔の具体例
  • 「隣接する部屋の住人は老夫婦のみと聞いていたが、頻繁に家族が集まるため足音・声がうるさい」
  • 「入居後に、隣接する土地に背の高いビルが建ち、日当たりが変わってしまった」
  • 「入居後に、事故物件であることを知った」(古い事故なので、不動産業者から説明がなかった)
  • 「立地の良さが魅力で購入したが、生活利便性が悪く治安にも不安を感じている」
  • 「リノベーション完成後に、家具をうまく配置できないことに気づいた」
  • 「入居後に、廊下などの共有部が暗くて清掃が行き届いていないことに気づいた」

 

 

中古マンションのリノベーションで後悔した具体例を、「物件選び・資金計画・リノベーションプラン・入居後」に分けて紹介してきました。

後悔の声がたくさんある一方で、「事前に対策できたはず」と感じる例もあったのではないでしょうか。

中古マンションのリノベーションは、事前の調査・設計の工夫などによって、後悔を避けることが可能です!

次に、中古マンションのリノベーションで後悔しない方法を紹介します。

中古マンションのリノベーションで後悔しない3つの方法

中古マンションのリノベーションで後悔しない方法

中古マンションのリノベーションで後悔しないためには、以下3つの点が重要です。

  • マンション自体の情報・周辺環境を把握
  • 明確で漏れのない資金計画
  • 施工業者選び

それぞれ、具体的に確認するべき項目などを紹介します。

マンション自体の情報・周辺環境を把握

物件の購入前に「マンション自体の情報」・「周辺環境」を確認することで、「リノベーションプランの後悔」・「資金計画の後悔」など、さまざまな後悔を防げます。

具体的には、以下のような項目を確認しましょう。

 

確認が必要な項目 内容
マンション規約 ・施工禁止箇所の確認
・指定建材の確認
・施工業者と一緒に確認してリノベーションプランにいかすのがおすすめ
マンションの構造 ・間取り変更、水回り位置の移動が可能か
・施工業者と一緒に確認してリノベーションプランにいかすのがおすすめ
修繕計画 ・修繕計画があるか・5年を目安に見直しがされているか確認
・修繕に必要な資金が十分に積み立てられているか確認
耐震性能 ・昭和56年6月1日以降に建築確認を受けているマンションは、住宅ローン控除を利用できる「新耐震基準」のマンション
・耐震診断を受けているマンションの場合は、結果を確認
購入物件の状況 ・配管・配電設備の劣化状況を確認
・断熱性能を確認
・施工業者と一緒に内見をしてリノベーションプランにいかすのがおすすめ
・電気のアンペア数を確認(使いたい家電製品に対応できるか)
周辺環境 ・できれば朝・昼・夕方の時間帯に現地に行って、交通量・日当たりなどを確認
・できれば昼・夜の時間帯に現地に行って、治安を確認
・高台・海の近くなどの場合は、ハザードマップを確認
周辺の中古マンションの市場価格 周辺の築30年〜40年以上の中古マンション価格を確認

 

築30年〜40年の古いマンションを購入してリノベーションすることを検討している方は、こちらの記事も参考になります。

〈関連ページ〉築30年のマンションを買ったら何年住めるか|後悔しない選び方、築古物件のメリット・デメリットを解説

 

明確で漏れのない資金計画

資金計画は、想像やイメージではなく明確に組み立てるのが大切です。

明確な資金計画を組み立てるために、ぜひ以下の項目を早い段階で実施してください。

 

項目 内容
ローンの仮審査 ・借り入れ可能額を確認
・借り入れ可能額で「購入額+リノベーション費用」をカバーできるか確認
現金で支出できる額を確認しておく 諸費用・家具購入・引っ越し費用などのために、現金がある程度必要
施工業者をあらかじめ決める ・良い物件が見つかったら、迅速に見積もり作成を依頼して購入判断に役立てる
・優先するべきリノベーション内容などを相談できる
・追加費用が発生しないように、綿密な調査・プラン組み立てを依頼できる
補助金活用を検討しておく ・補助金受け取りを見据えた資金計画を組み立てる
・各種補助金の申請が可能な施工業者を選ぶ必要がある点にも注意
将来の売却可能性を検討 居住期間、売却時点の相場価格のバランスを考えて、リノベーション費用を検討できる

 

こちらの動画で、資金計画で失敗しない方法・ローンの流れなどを紹介しているので、ぜひご覧ください♪

施工業者選び

施工業者は、物件選びから入居後まで頼れるパートナーとなります。

ぜひ施工実績が豊富で、信頼できる施工業者を選んでください。

具体的には、以下のような点をチェックして施工業者を選ぶのがおすすめです。

 

施工業者選びのポイント
  • 施工実績が豊富で、公式サイトなどで施工事例を確認できる
  • 施工事例が好みのデザインと合致する
  • 施工事例から、住宅性能へのこだわりと高い施工技術を感じ取れる
  • 中古マンションの内見立ち会いなど、物件探し・物件の状況確認の段階からサポートしてくれる
  • 補助金申請ができる、補助金申請のサポートをしてくれる
  • アフターフォロー体制が整っている
  • 2〜3社に見積もり作成を依頼し、プラン提案力・見積もりの内容・価格ともに信頼できる

 

 

中古マンションのリノベーションで失敗しない3つの方法「マンション自体の情報・周辺環境を把握」「明確で漏れのない資金計画」「施工業者選び」を紹介してきました。

3つの方法を実施していただくことで、後悔につながる原因のほとんどを解消できます!

理想通りのマイホームを完成させるために、参考にしていただけると幸いです!

リノベーションできる中古マンションをスムーズに見つける方法

最後に、リノベーションできる中古マンションをスムーズに見つける方法も確認しましょう。

近年、中住宅市場・新築住宅市場ともに価格が上昇し続けているため、価格と条件のバランスが良い物件は、短期間で売買取引が終了する傾向があります。

そのため、タイミングによっては、希望条件に合う物件が見つかるまで数年かかるケースも珍しくありません。

希望条件に合う物件をスムーズに見つけるために、さまざまな方法を組み合わせて物件探しをするのがおすすめです!

 

物件探しの方法
  • 不動産業者に紹介を依頼
  • 施工業者に紹介を依頼
  • 不動産検索サイトで探す
  • 不動産オークションを利用する
  • 購入したいマンションが決まっている場合は、管理会社に相談する
  • マンションリノベーションのイベントや展示会に参加する

 

 

土屋ホームトピアは、不動産事業・リフォーム事業・新築事業を手掛ける土屋グループの一員です。

中古マンションの物件探しから施工まで、ワンストップでご家族をサポートいたします!

また、「中古マンションのリノベーションから新築に変更したい」などのご要望にも迅速に対応可能ですので、具体的な希望が定まっていない段階でも、お気軽にご相談ください。

 

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まとめ

中古マンションのリノベーションで後悔する原因・後悔しない方法を紹介してきました。

リノベーションで後悔するには情報収集不足などの原因があり、ほとんどの後悔は事前に防げることがわかりましたね♪

物件状況の確認などはプロのサポートがあるとスムーズなので、はじめに施工業者を決めることをおすすめします。

資金計画に沿った、デザイン性・性能面ともに希望通りのリノベーションが完成するよう、今回紹介した情報を参考にしていただけると幸いです!

 

高田 雄介

高田 雄介土屋ホームトピア 札幌中央支店 店長

私共はリノベーションを通してお客様の人生を豊かにすることを目標しております。
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