築30年の賃貸・中古マンションの臭いの原因・臭いを消す方法|リフォーム費用の事例も紹介

高田 雄介

土屋ホームトピア 札幌中央支店
店長 高田 雄介

築30年の賃貸・中古マンションの臭いの原因・臭いを消す方法|土屋ホームトピア|札幌

築30年のマンションの臭いは、経年劣化によるものや、カビ・汚れによるものなどさまざまです。

臭いの解消法がわからない方や、このまま入居して良いのか不安な方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、全国で71,518件以上のリフォーム実績を持つ『土屋ホームトピア』が、築30年のマンションでの臭いの原因と解消法、臭いを解消したリフォーム事例をご紹介します。

最後までお読みいただき、気になるマンションの臭いを解消してお部屋も心もスッキリした状態で、快適なマンション生活を送っていただけると幸いです。

築30年の賃貸・中古マンションの臭いの原因一覧

築30年マンションの臭いの原因

 

築30年の賃貸・中古マンションの臭いの原因は、以下の通りです。

 

臭いの原因 臭い
結露・換気不足 カビの臭い
配管の腐食・詰まり 腐敗臭・下水のような臭い
換気システムの不備 タバコ・ペットなどの生活臭
害虫 油っぽいor甘酸っぱい刺激臭
建材・内装材などの劣化 本のような臭い・湿った土のような臭い・カビの臭いなど

 

臭いを消すには、消臭剤や芳香剤を使用するだけでなく、臭いの根本の原因を解決する必要があります。

上の表を参考に、まずは気になる臭いの原因を突き止めましょう。

 

土屋ホームトピアは、マンションの臭いの対策や改善に対応可能な、高い施工技術を持つリフォーム会社です。

臭いのお悩みやリフォームの予算など、お気軽にご相談ください。

 

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築30年の賃貸・中古マンションの臭いを消す方法

築30年のマンションの臭いを消したリフォーム事例|土屋ホームトピア|札幌

築30年のマンションの臭いを消す方法を、臭いの種類別にご紹介します。

賃貸マンションでもできる対処法や、中古マンションを購入予定の方におすすめのリフォームについても解説しますので、ご自身の状況に合わせてご確認ください。

カビの臭いを消す方法

水回り(浴室やキッチンなど)のしつこいカビの臭いを消すには、塩素系漂白剤がおすすめです。

その他の水が流せない場所や、素材を傷めたくない部分のカビは、塩素不使用の洗剤や重曹・エタノールで掃除しましょう。

築30年の中古マンションを購入する方は、以下のリフォームによって、カビの除去およびカビが発生しにくい環境づくりが可能です。

  • 壁紙やクロスを張り替える→カビの除去
  • 断熱材や二重窓を取り入れる→結露対策→カビの発生防止
  • 床下に換気扇を設置する→湿気対策→カビの発生防止

排水口から出る腐敗臭などを消す方法

排水口からの臭いを消すには、排水口や排水トラップに貯まった生ゴミ・油・カビの汚れの清掃と、配管洗浄剤を使って手が届かない排水管内部の清掃を行います。

排水管には、毎日石鹸カスや油などが流れ込むため、目立った臭いや汚れがなくても、定期的に清掃しましょう。

また、購入予定の中古マンションで、排水口からの臭いが気になる場合は、リフォームや清掃のプロに依頼し、清掃や排水管の確認・修理を行ってもらうことも可能です。

「専用の機器や洗剤で頑固な汚れを取る」「排水管の破損を直して汚水の漏れをなくす」など、専門的な対応により、臭いの問題を根本から解決してくれます。

周辺住戸から流れてくる生活臭を消す方法

臭いの原因が周辺住戸の場合、ご自身で臭いを消すことは困難です

消臭剤・芳香剤の使用や、ご自身ができる範囲の掃除をしても、隣室や周囲から臭いが流れてくる場合は、大家さんや管理会社へ相談しましょう

また、中古マンションを購入予定の場合、管理組合や管理会社に対応してもらうことが一番ですが、他の住民の方が原因であれば、解決が難しかったり、法的な手段に発展したりするおそれもあります。

臭いがご自身の生活に支障をきたす可能性がある場合は、他の物件を探すことも検討しましょう。

内装材にしみついた生活臭を消す方法

内装材にしみついた生活臭を消すには、まず洗剤や重曹で拭き掃除を行います。

ただし、長年にわたって臭いが強くしみついている場合、完全に消すことは困難です。

よって、大家さんや管理会社に相談して内装材を交換してもらうのが一番の近道です。

中古マンションを購入する方は、専有部であれば壁紙・床・天井などの内装材を交換するリフォームにより、臭いを根本から解消しましょう。

害虫が出す臭いを消す方法

害虫が出す臭いを消すには、害虫を駆除し、寄せ付けない環境にすることが重要です

害虫の侵入を防ぐ方法には、侵入経路となる隙間を塞ぐすき間テープの使用、殺虫剤の配置、湿気対策などがあります。

ただし、ご自身で対処できないほど大量の害虫が発生した場合は、プロの業者に依頼し、専門の殺虫剤や道具で、害虫の駆除と対策をしてもらいましょう。

マンションを購入予定の方は、二重窓や断熱材を導入による湿気対策、防虫網戸の設置、紫外線を発しないLED照明の設置などのリフォームにより、害虫対策ができます。

建材・内装材が劣化した臭いを消す方法

建材・内装材が劣化した臭いを消すには、洗剤や漂白剤による拭き掃除、活性炭・竹炭などの強力な消臭剤の設置がおすすめです。

大家さんや管理会社に相談すれば、専用の塗料や仕上げ材を上から塗ってもらい、臭いを覆い隠せる可能性もあります。

中古マンションを購入予定の方は、臭いの原因を根本から断ち切るために、劣化した建材・内装材を交換するリフォームを行えます。

築30年のマンションの臭いを消したリフォーム事例|費用も紹介

築30年のマンションの臭いを消したリフォーム事例|土屋ホームトピア|札幌

実際に、築30年ほどのマンションの臭いを消したリフォームの事例をご紹介します。

※ご紹介するリフォーム費用は、お引き渡し当時の価格です。 同じ価格でのリフォームを保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。

リフォーム費用250万円

こちらは、ペットの臭いによる室内の空気環境悪化を改善した事例です。

他にも、家全体の寒さや結露の悩みがあったため、断熱性や熱交換性を向上させ、LDK空間の温熱環境および空気環境を改善しました

同時にキッチン設備の交換やキャットウォーク・ご主人のテレワークスペース設置も行い、ペットと快適に生活し、仕事もはかどる空間となりました。

築30年のマンションの臭いを消したリフォーム事例(費用300万円)|土屋ホームトピア|札幌

〈関連ページ〉空気が循環するリビング断熱リフォームと猫目線のLDK

リフォーム費用1,300万円

こちらは、全室を暖かくして結露の発生をなくし、玄関のかび臭さが解消した事例です。

断熱性を向上させ、DI 窓※を利用した新たな熱交換の仕組みを活用し、結露やかびのにおい解消に加え、冬でもエアコンなしで暖かく過ごせるお部屋になりました。

築30年のマンションの臭いを消したリフォーム事例(費用300万円)|土屋ホームトピア|札幌

〈関連ページ〉実証実験で結露解消!

※DI窓とは、高断熱と快適な換気を実現する仕組みの二重窓です。詳しくはこちらのページで確認できます。
〈関連ページ〉土屋ホームトピア「選ばれる理由」

 

土屋ホームトピアには、今回紹介しきれなかった事例がまだたくさんあります。ぜひご覧ください!

施工事例

築30年のマンションを選んで後悔しない方法|賃貸物件・中古物件にあと何年住めるか

築30年のマンションを選んで後悔しない方法|土屋ホームトピア|札幌

臭いの問題を含めて、「築30年のマンションを選ぶとデメリットが多いの?」「後悔しないためにはどうすれば良いの?」と疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。

そこで、「築30年のマンションを選ぶメリットとデメリット」「デメリットを解消し、後悔しない方法」をご紹介します。

中古マンションの賃貸や購入を検討する際の参考にしていただけると幸いです。

築30年のマンションを選ぶと後悔するのか

築30年のマンションには、メリットとデメリットがあり、デメリットを解消できれば、後悔する可能性は極めて低くなります

そこで、築30年のマンションを選ぶメリットとデメリット、デメリットの解消法を解説します。

 

【賃貸マンションの場合】

メリット
  • 新築や築浅の物件と比べて、家賃が安い
  • 物件の選択肢が多い
  • リノベーションされた綺麗な物件もある
デメリット
  • 建物が老朽化しているおそれがある
  • 設備が整っていないおそれがある
デメリットの解消法
  • プロの業者に清掃を依頼する
  • 大家さんや管理会社に相談し、建材や設備の交換・清掃を行ってもらう
  • リノベーションやリフォームされた物件を選ぶ

 

【中古マンションの購入を検討している場合】

メリット
  • 新築や築浅の物件比べて、販売価格が安い
  • 物件の選択肢が多い
  • 物件の内覧ができる
  • 資産価値が下がりにくい
デメリット
  • 建物が老朽化しているおそれがある
  • 汚れが蓄積しているおそれがある
  • リフォーム・リノベーション費用がかかる
デメリットの解消法
  • プロの業者に清掃を依頼する
  • リフォーム・リノベーションを行う
  • リフォーム・リノベーション工事に関する補助金制度を活用する
  • 減税制度を活用する(利用条件に該当する場合)

 

デメリットを解消できれば、築30年の中古マンションでも、後悔せずに快適に生活できる可能性が高まります。

リフォームやリノベーションは、既存のマンションの状況やお客様のご希望に応じて、最終的なプランを決める必要があるため、詳しくはリフォームを依頼する施工業者へ相談しましょう。

 

築30年のマンションを選ぶ判断基準については、こちらの記事でご確認ください。

〈関連ページ〉築30年マンションの後悔しない選び方|建て替え・寿命まで何年住めるか、住み心地など買うべきかの判断

 

また、マンションのリノベーションを行う前に知っておくべき3つのポイントについて、こちらの動画で確認できます。

 

築30年の賃貸マンション・中古マンションにあと何年住めるか

築30年の賃貸マンション・中古マンションに「あと何年住めるか」は、建物の状況次第で変わります

一般的に、計画修繕を適切に行えば、60〜70年は十分持つといわれているため、築30年のマンションでは、あと30〜40年は住める可能性があります

 

築30年の中古一戸建てを検討中の方は、後悔しない買い方や、購入後何年住めるのかについて、こちらの記事で確認できます
〈関連ページ〉中古住宅・築30年の物件の後悔しない買い方|リフォーム済みなら何年住めるか、買う価値があるか確認する方法

 

入居・購入を検討している築30年のマンションに「あと何年住めるのか」知りたい場合は、住宅診断(ホームインスペクション)を行い、建物状況の詳しい調査を行いましょう。

 

土屋ホームトピアは、無料の建物診断・耐震診断を実施したうえでリフォームプランを提案しているリフォーム会社です。

物件探しの段階からサポートをご依頼いただけますので、お気軽にお問い合わせください。

 

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まとめ

築30年のマンションの臭いが気になる方へ、原因や対策、リフォームによる臭いの改善事例をご紹介しました。

賃貸を検討されている方は、洗剤や漂白剤による清掃、大家さんや管理会社への相談によって気になる臭いが解消する可能性があります。

一方で、築30年の中古マンションの購入を検討されている方は、住宅診断などにより建物の状況を把握したうえで、リフォームにより、臭いの根本的な原因を解消することが可能です。

今回紹介した情報を参考にして、築30年の中古マンションでの生活を、快適なものにしていただけると幸いです。

 

高田 雄介

高田 雄介土屋ホームトピア 札幌中央支店 店長

私共はリノベーションを通してお客様の人生を豊かにすることを目標しております。
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株式会社土屋ホームトピア(TSUCHIYA HOMETOPIA.CO.,LTD)

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