普通の家を二世帯にリフォームした実例|二階だけリフォームでプチ二世帯にした費用・間取りなど紹介

高田 雄介

土屋ホームトピア 札幌中央支店
店長 高田 雄介

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普通の家を二世帯にリフォーム

 

実家や中古住宅など、普通の家を二世帯にリフォームすることを検討中の方へ。

費用はどのくらい?」、「プライバシーを守って気を使わずに暮らせる間取りにできる?」などの疑問や不安をお持ちではないでしょうか。

そこで今回は、全国で68,000件以上のリフォーム実績を持つ『土屋ホームトピア』が、以下の項目をわかりやすく解説します。

 

このコラムのポイント
  • 普通の家を二世帯にリフォームした実例で、費用・間取りを紹介します。
  • リフォーム箇所ごとの費用の目安、リフォームの費用負担を軽減する方法を紹介します。
  • 「リフォームor新築」どちらが良いのかを選ぶ際に役立つ情報を紹介します。
  • 二世帯リフォームの間取りを考える際に必ず注意が必要なポイントを紹介します。

 

費用を抑えながら快適に暮らせる二世帯住宅のつくり方がわかるので、ぜひ最後までご覧ください♪

普通の家を二世帯にリフォームした実例|費用・間取り

普通の家を二世帯にリフォーム

はじめに、普通の家を二世帯にリフォームした実例を紹介します。

費用とリフォーム内容のポイント・間取りのビフォーアフターなどを、一緒に確認しましょう。

※画像下のリンクをクリックすると、外観・内装画像もチェックできます。ぜひご覧ください♪

またリフォーム費用は、施工内容・地域などによって異なるため、詳しくは施工業者にお問い合わせください。

リフォーム費用 160万円、築20年

こちらは、二階だけをリフォームして、玄関・お風呂を共有する「一部共有型」のプチ二世帯住宅が完成した実例です。

既存の間取りをいかして費用を抑えながら、二階世帯に必要なスペースを確保しました。

寒冷地で冬期間に洗濯物の部屋干しが必須のため、廊下にコンパクトなランドリールームを設けている点も特徴です。

 

〈関連ページ〉2階廊下にランドリールームと洗面台を新設して家事楽二世帯住宅にリフォーム

リフォーム費用 500万円、築24年

こちらは、一階の間取りを変更して、完全共有型の二世帯住宅にリフォームした実例です。

ご家族が集うLDKを、南西から日当たりの良い南東に移動しました。

また、仏間は可動式間仕切りを開閉することで、開放的な玄関ホールの一部にも、個室にもなります。

ほかにも、既存の暖房方式が床下結露の原因となる「ペチカ」だったため、暖房方式の変更工事もあわせて実施しています。

※「ペチカ」とは、薪を焚いたときに出る熱をレンガに蓄積して家を暖める暖房器具です。

 

〈関連ページ〉ホール+仏間=『集いの場』

リフォーム費用 980万円、築25年

こちらは、二階を増築して、玄関のみ共有する一部共有型の二世帯住宅にリフォームした実例です。

限られた面積の中で、LDK重視の間取りを作成しました。

LDKに天井吊戸の可動式間仕切りを設置し、来客時にコンパクトな客間として活用できるスペースも確保しています。

 

〈関連ページ〉夫婦2人の快適リビング

リフォーム費用 2000万円、築33年

こちらは、二世帯住宅から三世帯住宅にリフォームした実例で、下の間取り図は、二つの世帯が暮らす一階部分です。

一階はトイレのみ共有の間取りで、音に配慮し、世帯を隔てる壁に防音効果のある断熱材を充填しました。

各世帯の収納容量確保にもこだわり、三世帯が集う南側LDKには、大容量のパントリーを設けています。

 

〈関連ページ〉2世帯→3世帯へ〜お互い気を使わない暮らしのリフォーム〜

 

予算1000万円〜2000万円のリフォームを検討中の方は、こちらの記事で、1500万円前後のリフォーム事例を確認できます。

〈関連ページ〉一軒家をリフォーム費用1500万円で二世帯住宅にした事例|1500万円でどこまでリフォームできるか

リフォーム費用 3000万円、築150年

最後に、築150年の古民家を、完全共有型の二世帯住宅にリフォームした実例です。

細かく分かれていた間取りを整理して、将来お子さまが同居することも見据えた間取りをプランニングし、トイレを増設しました。

また、断熱施工・外観改修なども実施しています。

 

〈関連ページ〉継承~娘に残したい家~

 

古民家」は、家が持つストーリーと経年変化した建築当時の建材が魅力ですよね。

上記の住宅も、移築・改築などのストーリーを持っています。

古民家リフォーム・リノベーションは高い技術を持つ施工業者に施工を依頼する必要があります。

興味のある方は、古民家リフォーム・リノベーションの施工実績が豊富な土屋ホームトピアにお問い合わせください。

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普通の家を二世帯にリフォームした実例を紹介してきました。

「施工部位を絞って費用を抑えたプチリフォーム」から、「新築同様の費用をかけて歴史ある住宅を受け継いでいくリフォーム」まで、施工内容はさまざまでしたね。

二世帯へのリフォームは予算・住宅の現状に合わせてプランを組み立てることができるので、次にリフォーム費用別の施工内容も確認しましょう。

普通の家を二世帯にリフォームする費用の目安、補助金などのお得な制度

普通の家を二世帯にリフォーム|費用

リフォーム費用は一件ごとに違いますが、予算によってできること・できないことの目安が事前に把握できると、プランを組み立てやすいですよね。

そこでこの章では、「普通の家を二世帯にリフォームする費用の目安」と、「リフォーム費用の負担を軽減できる補助金等」を紹介します。

普通の家を二世帯にリフォームする費用の目安

普通の家を二世帯にリフォームする際の、費用別の施工内容の目安は以下のとおりです。

 

リフォーム費用の目安 施工内容の目安
200万円〜 ・部分リフォーム
・施工部位を絞って(水回り・外壁など)修繕など
500万円〜 ・複数箇所をリフォーム
・水回り交換+内装改修など
800万円〜 ・大規模なリフォーム
・水回り交換+内装改修+外壁改修など
1000万円〜 ・大規模なリフォーム
・水回り交換+内装改修+外壁改修+性能向上など
650万円〜1800万円 フルリフォーム

※こちらのページで、リフォーム部位ごとの費用の目安も確認できます。

〈関連ページ〉リフォームの費用相場

 

紹介したリフォーム費用・坪単価は施工業者・建材・施工地域・住宅の現状などによって変動しますが、目安として参考にしていただけると幸いです。

二世帯リフォームに活用できる補助金・減税制度

国は、良質な住宅のストックを増やすことを目的に、リフォーム・リノベーション・新築を対象とした、さまざまな制度を実施しています。

 

主な補助金
・子育てエコホーム支援事業
・長期優良住宅化リフォーム推進事業
・次世代省エネ建材の実証支援事業
・既存住宅における断熱リフォーム支援事業 など
主な減税制度
・住宅ローン減税
・住宅取得等資金に係る贈与税の非課税措置
・不動産取得税の優遇措置
・登録免許税の優遇措置
・固定資産税の優遇措置

※上記は、2024年1月時点で実際されている補助金・減税制度です。
補助金額・補助金の対象となる施工内容などについて、こちらのページで詳しく紹介しています。

〈関連ページ〉補助金情報|2023-2024リフォームで利用できる補助金・助成金まとめ

 

補助金は施工業者を通して申請する必要があるケースがほとんどなので、施工業者に初めて問い合わせをする段階で、補助金が使えるかどうかを確認しましょう。

また補助金・減税制度には申請期限・申請条件などの細かい規定があるため、補助金に関しては施工業者に、減税制度に関しては最寄りの税務署に、最新の情報を確認するのがおすすめです。

 

土屋ホームトピア各種補助金を申請可能で、申請サポートを実施しているリフォーム会社です。

「補助金を活用したい」、「なるべくお得にリフォームしたい」など、お気軽にご相談ください♪

 

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リフォーム費用・新築費用を比較

築30年以上など古い住宅のリフォームを検討する際に、「費用によってリフォームor新築どちらにするか決めたい」とお考えの方も多いと思います。

参考として、フラット35が毎年実施している、利用者調査のデータを紹介します。

 

住宅の種類
融資額
差額
新築マンション
4848万円
中古マンション
3157万円
1691万円
土地付注文住宅
4694万円
中古戸建て
2704万円
1990万円

〈引用〉フラット35利用者調査 2022年度調査結果 10ページ「所要資金(融資区分別)の推移」

 

「リフォーム・新築どちらがいいのか」はご家族の考え方によって判断が分かれますが、上記データからは、新築物件と中古物件の差額で、大規模なリフォームが可能であることが読み取れますね。

 

こちらの動画で費用以外の注意点なども確認できるので、ご確認ください♪

 

土屋ホームトピアは、リフォーム事業・新築事業・不動産事業を手掛ける土屋グループの一員です。

ご家族のご希望・予算・住宅の現状に合わせて、ワンストップで最適なアドバイス・プラン提案が可能ですので、お気軽にご相談ください。

 

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二世帯リフォームの間取りパターン別メリット・デメリット、間取り作成の注意点

普通の家を二世帯にリフォーム|間取り

最後に、二世帯リフォームの実施を決めた方へ、間取り作成時に確認していただきたい情報を紹介します。

  • 二世帯リフォームの間取りパターン別メリット・デメリット
  • 二世帯リフォームの間取り作成5つの注意点

二世帯住宅の間取りパターン別メリット・デメリット(完全分離・完全共有・一部共有)

二世帯住宅の間取りパターンは大きく分けて3つで、それぞれメリット・デメリットがあります。

  • 完全分離
  • 完全共有
  • 一部共有

 

メリット デメリット
完全分離
・建築費用・建築後の費用を分けやすい
・プライバシーを確保しやすい
・二世帯合計で建築費用が高額になるのが一般的
・二つの世帯が全く会わずに生活、お互いの様子がわからないケースもある
・玄関も分離する場合、世帯間の行き来が面倒
完全共有
・建築費用・建築後の費用を抑えやすい
・施工面積・施工内容を絞りやすい
・お互いのご家族の様子を見守りやすい
・費用分担の話し合いが必要
・プライバシーを確保しづらい
・収納など共有部分の使い分けが難しい
一部共有
・予算に合わせて費用を調整しやすい
・施工面積・施工内容を絞りやすい
・プライバシー確保とお互いのご家族の見守りを両立しやすい
・費用分担の話し合いが必要
・共有部分の選択によって建築費用・建築後の費用が高額になることがある

 

間取りパターンの選択は、「予算」・「生活の共有内容(食事など)」・「ライフスタイルの違い」などに合わせて検討しましょう。

 

二世帯住宅の間取り作成5つの注意点

二世帯住宅の間取りを決める際に、必ず注意していただきたい点を紹介します。

 

注意点 対策
世帯間で音が気にならないよう、壁に防音対策をする、個室配置を考慮するなどが必要
共有部分の使い分け ・収納の使い方、庭の手入れなどを事前に話し合う
・水回りの使い方・使用時間帯が世帯によって違う場合は、分離を検討
プライバシーの確保 個室の配置・郵便受けを分けるなど、知られたくない・見られたくない部分を事前によく検討
世帯構成の変化を念頭に置く 世帯構成が変わっても使いやすい間取り・可変性のある間取りなどを、施工業者に相談
法規制の確認 ・建ぺい率・容積率など、法規制の範囲内でリフォームプランを組み立てる
・間取り以外に耐震・断熱などの性能面も確認するのがおすすめ

 

上記のような注意点を考慮しながら間取りを作成するのは、難しいものです。

ぜひ施工業者に相談しながら、二つの世帯にとって費用・施工内容のバランスが良い理想のマイホームを完成させていただけると幸いです。

また二つの世帯の希望がまとまらないケースも多いため、高いプラン提案力を持つ施工業者を選ぶのがおすすめです!

 

土屋ホームトピアは、68,000件以上のリフォーム実績を持つリフォーム会社です。

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こちらの記事で、実家をリフォームした実例を確認できます。

〈関連ページ〉実家を二世帯住宅にリフォームする費用・間取りの実例|完全分離・完全共有・一部共有

まとめ

実家や中古住宅など、普通の家を二世帯にリフォームすることを検討中の方へ、以下の項目を紹介してきました。

 

コラムのポイントまとめ
  • 普通の家を二世帯にリフォームする費用・施工内容はさまざま。費用を抑えたプランから住宅全体の大規模な改修まで可能。
  • リフォーム費用は1件ごとに違うが、費用の目安を知っておくとプランを組み立てやすい。
  • 補助金・減税制度の活用で、リフォーム費用の負担を軽減できる。
  • 新築の住宅価格が上昇し続けているため、予算・ご家族の考え方・既存住宅の現状に合わせて「リフォームor新築」を検討するのがおすすめ。
  • 二世帯リフォームの間取りを考える際には、音・プライバシーの確保などに配慮したプラン組み立てが必須。

 

普通の家を、完全分離・一部共有などの二世帯住宅にリフォームすることは可能です。

ぜひ施工実績が豊富でプラン提案力が高い施工業者を選び、二つの世帯が長く快適に暮らせるマイホームを完成させてください!

 

高田 雄介

高田 雄介土屋ホームトピア 札幌中央支店 店長

私共はリノベーションを通してお客様の人生を豊かにすることを目標しております。
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