古民家リフォームの失敗例&失敗しない古民家購入・リフォーム方法|リフォーム費用の実例も紹介

高田 雄介

土屋ホームトピア 札幌中央支店
店長 高田 雄介

 

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古民家リフォーム失敗例&失敗しない対策

古民家には独特の温かみ・風格がありますよね。

マイホームづくりの選択肢の1つとして、古民家リフォームを検討している方がいらっしゃると思います。

でも古民家リフォームのプランはプロでも難しいケースがあり、計画的に行動しないと失敗するリスクもあります。

そこで今回は、古民家リフォームの施工実績が豊富なリフォーム会社『土屋ホームトピア』が、以下の項目をわかりやすく解説します。

 

このコラムのポイント
  • 実際に古民家リフォームをして失敗した経験談をもとに、失敗の具体例・失敗しない対策を紹介します。
  • 古民家リフォームの成功実例を紹介します。費用・ビフォーアフターがわかります。
  • 古民家リフォームに必須のリフォーム内容、リフォームプランのポイントを紹介します。

 

「ご家族にとって古民家リフォームが最善の選択か」を見極めて理想のマイホームづくりをするために、ぜひ最後までご覧ください!

古民家リフォームの失敗例&失敗しない対策

SNSなどの口コミで「古民家リフォームをして失敗した経験談」を調べたところ、失敗したと感じる理由は、主に以下5種類に分かれていました。

  • 費用面の失敗
  • 物件選びの失敗
  • 施行業者選びの失敗
  • リフォーム後に気づいた失敗

それぞれ、失敗の具体例・失敗しない対策を紹介します。

費用面の失敗、失敗しない対策

古民家リフォームの費用面に関する失敗の具体例は、以下のとおりです。

 

費用:失敗の具体例
  • 「ライフライン劣化・建物の強度不足などが原因で、リフォーム費用が想定を超えた額になった」
  • 「延べ床面積が広すぎて、リフォーム費用が想定を超えた額になった」
  • 「リフォーム中に問題が見つかって追加工事が必要になり、予算オーバーした」
  • 「低価格を重視して業者選びをしたら、後から手直しが必要になり追加費用がかかった」
  • 「土地面積が広すぎて、住宅周辺の整備にも費用がかかった」
  • 「伝統構法の住宅に対応できる技術者の人件費などが高額だった」
  • 「後から補助金を活用できたことを知った」

 

費用面の失敗は、以下のような対策で回避できた可能性があります!

 

費用:失敗しない対策
  • はじめに予算を設定して、施工業者に明確に伝える
  • 予期せぬ追加費用に備えて、余裕を持った資金計画をする
  • 古民家の施行実績が豊富&伝統構法の住宅に対応できる施工業者を選ぶ
  • リフォームプラン作成前に建物診断・耐震診断を実施して、現況を正しく把握する
  • 補助金情報を事前にリサーチする

 

古民家リフォームで失敗しない対策

古材の状態・建築当時の施工方法などを見極めて問題点を正しくピックアップするには、経験と高い技術力が必要なためです。

ぜひ2〜3社と打ち合わせを実施し、予算に対応したプラン提案をしながら、補助金活用のサポートまでしてくれる施行業者を選んでください!

 

土屋ホームトピアは、古民家リフォームの施行実績が豊富なリフォーム会社です。

リフォーム1件ごとに「営業担当・プランナー・施工担当」の3者が専属チーム体制で対応しており、各種補助金の申請サポートもご依頼いただけます

全国各地に拠点がございますので、お気軽にお問い合わせください。

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物件選びの失敗、失敗しない対策

古民家リフォームをする物件選びに関する失敗の具体例は、以下のとおりです。

 

物件選び:失敗の具体例
  • 「立地を気にせず購入し、暮らしが不便なことに後から気づいた」
  • 「建物診断をせず購入したが、ひどく劣化していて構造にも問題があった」
  • 「建物の劣化がひどく、憧れだった古材活用ができなかった」
  • 「文化的価値の高い古民家だと後から気づき、リフォーム完成後のメンテナンスに手間と費用がかかっている」
  • 「古民家購入後、落ち着いて物件情報を見直したら、もっと良い物件があった」

 

物件選びの失敗は、以下のような対策で回避できた可能性があります!

 

物件選び:失敗しない対策
  • 立地・建物の状態などについて、明確な希望を決められるようになるまで、古民家リフォームに関する情報収集をする
  • 建物診断・耐震診断の結果を見て、購入を判断する
  • 古民家の価値や歴史を理解して、購入を判断する
  • 明確なリフォームイメージを持って物件選びをする
  • 施工業者を決め、相談をしながら物件選びをする

 

古民家リフォームで失敗しない対策

プロだからこそ発見できる問題点もあるため、施工業者・不動産業者などのプロのアドバイスを参考にしながら物件を選びましょう!

施工業者選びの失敗・失敗しない対策

SNSなどには、古民家リフォームを依頼する施工業者選びに関する失敗例もたくさんありました。

 

施工業者選び:失敗の具体例
  • 「デザインイメージ、性能の希望などが伝わらず、希望に沿った住宅が完成しなかった」
  • 「施工業者側の好み・理想があり、希望を受け入れてもらえなかった」
  • 「施工不良などのミスが多い、追加工事の提案が多いなど、リフォームの途中で施工業者を信頼できなくなった」
  • 「契約後に古民家の施工実績が無いと気づき、不安だった」
  • 「リフォーム完成後の質問・相談に対応してくれない、時間がかかる」

 

施工業者選びの失敗は、以下のような対策で回避できた可能性があります!

 

施工業者選び:失敗しない対策
  • 施工業者のホームページ、SNSなどで、古民家リフォームの実績や評価を確認する
  • 2〜3社と打ち合わせを実施し、価格・技術力・提案力のバランスが良い施行業者を選ぶ
  • アフターフォロー体制まで整っている施工業者を選ぶ
  • 保証を確認する

 

古民家リフォームに対応できる技術力を持っているか、リフォーム完成後も安心して相談できるかなどを調べて、信頼できる施工業者を選定してください!

リフォーム後の暮らしで気づいた失敗・失敗しない対策

リフォーム完成後の暮らしで後悔する出来事があり、「古民家=失敗」と考えてしまうケースもありました

 

リフォーム後の暮らし:失敗の具体例
  • 「見た目はキレイになったが、寒い・暗いため快適ではない」
  • 「低価格な建材を選んでリフォームをしたら、古民家の風格・個性が消えてしまった」
  • 「地域のコミュニティ、習慣などになじめない」
  • 「延べ床面積が広すぎて、光熱費がかさむ」
  • 「なぜかホコリがたまりやすい」
  • 「リフォームしなかった部分に問題が発生し、追加リフォームをすることになった」

 

リフォーム後に問題を残さないために、以下のような対策をできた可能性があります!

 

リフォーム後の暮らし:失敗しない対策
  • 低価格だけにこだわらず、見た目・住宅性能どちらも大切にしてリフォームプランを組み立てる
  • 古民家ならではのデザインをいかしながら、省エネなどの機能を備えた建材・設備を取り入れる
  • 周辺環境・地域の人の暮らし方などを、事前に把握する
  • リフォームをしても改善が難しい古民家の特徴(すき間が多くホコリがたまりやすいなど)があることを、理解する

 

古民家リフォームで失敗しない対策

また、小さな集落などの古民家を選ぶ場合には、これまでのライフスタイルに地域との関わりが加わることも念頭に置きましょう。

 

古民家リフォームの失敗例と失敗しない対策を紹介してきました。

物件選びの段階から古民家に対する理解を深めて、施工業者選び・リフォームプラン組み立てをすることが、古民家リフォームで失敗しないポイントです。

紹介した情報を、「ご自身・ご家族にとって古民家リフォームが最善の選択なのか」を判断する材料にしていただけると幸いです。

古民家リフォームの成功実例|費用、ビフォーアフターを紹介

次に、古民家リフォームの成功実例も紹介します。

費用・リフォーム内容を確認しながら、古民家がどのように生まれ変わるのかを見てみましょう!

 

※ご紹介するリフォーム費用は、お引き渡し当時のリフォーム価格です。 同じ価格でのリフォームを保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。

費用350万円、築62年

こちらは、築62年の古民家を、快適性を高めることを重視しながら350万円でリフォームした実例です。

  • 天井の改修で寒い・暗いを改善
  • 天井裏から伝わる熱を外に出す「排熱経路」を設置
  • 2階の床を撤去しながら、水平強度を保つ施工 など

〈関連ページ〉太陽と月明かりの下での憩いの20年 〜天井裏に込めた思い〜

 

古民家が暗い理由・明るくする方法を、こちらの記事で詳しく解説しています。

〈関連ページ〉古民家のリビングは暗い? 日当たりをよくして明るくするには?

費用950万円、築60年

こちらは、愛着のある築60年のご実家の雰囲気を残しながら、950万円でリフォームした実例です。

  • 駐車場確保のために、0.8㎡減築
  • 細かく分かれていた間取りを変更
  • 既存の柱・梁などを活かして内装を改修 など

〈関連ページ〉Always・昭和な住まい

 

古民家リフォーム成功事例

〈関連ページ〉Always・昭和な住まい

 

古民家リフォームの予算が1000万円の場合に役立つ実例などを、こちらの記事で紹介しています。

〈関連ページ〉築30年〜築50年の古民家リフォーム|1000万円でどこまでできるか、ローンを利用できるか

費用1520万円、築100年

こちらは、お子さまの誕生をきっかけに、築100年の古民家を三世代住宅へとリフォームした実例です。

  • オール電化導入
  • 状態の良い古材をいかしながら、内装デザインを改修
  • 伝統構法の「柔構造耐震」をいかして過度な補強をせず、窓交換などで断熱性能を向上 など

〈関連ページ〉建材も家族も、三世代のシンフォニー

 

土屋ホームトピアには、今回紹介しきれなかった古民家の施工実例がまだたくさんあります。ぜひご覧ください!

施工実例

 

古民家リフォームの成功実例を紹介しました。

古民家リフォームは、天井裏・壁の中・床下など、目に見えない部分の状態まで把握してプランを組み立てる必要があります。

ぜひ丁寧に現地調査を実施したうえで、高い技術力で古民家を再生してくれる業者を選んでください

 

古民家リフォームを安心して依頼できる施工業者をお探しの方は、土屋ホームトピアにお問い合わせください。

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古民家の主なリフォーム内容・プランのポイント

古民家リフォーム事例

次に、古民家リフォームで実施されることが多いリフォーム・リフォームプランのポイントを紹介します。

  • 断熱性能の向上
  • 耐震性能の確保
  • ライフラインの整備|電気、水道配管、ガス配管
  • 住宅設備の交換
  • 外装の修繕

断熱性能の向上

多くの古民家は気密性が低い(すき間が多い)ため、「夏涼しく冬寒い」という特徴を持っています。

古民家リフォームで失敗しない対策

  • 天井・壁・床に断熱材を入れる
  • 断熱性能の高い窓に交換する、二重窓を設置する など

耐震性能の確保

伝統構法により、古くても耐震性能が高い古民家も数多くありますが、躯体(基礎・柱など)の劣化やシロアリ被害により、危険な状態の古民家もあります。

安心して長く暮らすために耐震性能の確保は必須ですが、耐震補強を含むリフォームは費用が高額になります。

古民家リフォームで失敗しない対策

ライフラインの整備|電気・水道配管・ガス配管など

ライフラインとは電気・水道・ガスなどのことで、古民家は以下のような問題を抱えていることがあります。

  • 水道配管の経口が狭い
  • 水道配管・ガス配管が劣化している、破損の危険性がある
  • インターネットの光回線が届いていない など

古民家リフォームで失敗しない対策

「リフォーム工事が始まってから問題に気づき、追加費用が発生」という失敗を避けるために、リフォームプランを組み立てる前に、ライフラインの状況を確認しましょう。

住宅設備の交換

住宅設備は新しいほど高機能で、電気代・水道代などが節約できる製品がたくさんあります。

ただし初期費用が高額なため、初期費用とランニングコストのバランスを考慮しながら、ご家族にとって使い勝手の良い住宅設備を選びましょう。

古民家リフォームで失敗しない対策

外装の修繕

外装とは、外壁・屋根などのことです。

常に風雨・紫外線にさらされているため定期的なメンテナンスが必要ですが、長くメンテナンスをしていない古民家が多くあります。

外装の状態は建物内側の劣化・破損にも影響するため優先度が高いですが、施工範囲が広いため、費用が高額になる点がネックです。

古民家リフォームで失敗しない対策

 

こちらの記事で、古民家の外装リフォーム実例を紹介しています。

〈関連ページ〉古民家の外壁リフォーム事例|費用、工法(塗装・張り替えなど)、外壁素材(漆喰・杉板など)を解説

 

このほか、内装改修・間取り変更なども、検討されることが多いリフォーム内容です。

予算に応じて上手に資金を配分し、長く快適に暮らせるマイホームを完成させましょう!

 

古民家リフォームの失敗を避けるためのQ&A

古民家リフォームQ&A

最後に、土屋ホームトピアが古民家リフォームを検討している方からよくいただく質問・回答を紹介します。

Q.古民家リフォームはDIYでできる?

A.リフォーム内容によりますが、プロに依頼することをおすすめします。

リフォームには資格を持つプロしかできないこと(配管工事など)、DIYでできること(壁紙貼り付けなど)があります。

古民家は、DIYできる部分でもプランニングが難しいケースがあるため、ぜひ一度、リフォーム会社等のプロにご相談ください。

 

土屋ホームトピアは、「プロに任せるべき部分・DIYできる部分の仕分け」「DIYできる部分の施工方法・建材」などもご相談いただけるリフォーム会社です。

全国各地に拠点がございますので、お気軽にお問い合わせください。

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Q.梁を出すデザインの掃除は大変?

A.高所の掃除ができるアイテムを活用してこまめにお掃除することで、大掛かりな掃除の手間が省けます。

Q.古民家リフォームで新築同様の住宅になる?

A.古民家リフォームで新築同様の住宅づくりをするのは、難しいと考えていただけると幸いです。

一方で、新築で古民家同様の風格・個性をもつ住宅づくりをするのも、難しいことです。

古民家のリフォーム費用は新築同様となるケースがあるため、古民家の価値を理解したうえで、古民家リフォームor新築を判断するのがおすすめです。

 

こちらの古民家も、独自の歴史を持ち、新築には無い個性を放っています♪リフォーム内容を、ぜひご確認ください。

まとめ

古民家リフォームを検討しているけど、失敗するかもしれない...」と不安感じている方へ、失敗の具体例と対策、古民家リフォームの成功実例などを紹介してきました。

古民家リフォームは、現状を正しく把握して優先順位を決め、予算内のリフォームプランを組み立てる必要があります

また高い施工技術が必要なリフォーム内容となるケースが多いため、ぜひ施工実績が豊富でアフターフォロ−体制まで整った施工業者を選んでください。

今回紹介した情報を参考に、ご家族が長く愛着をもって暮らせるマイホームづくりをしていただけると幸いです!

 

高田 雄介

高田 雄介土屋ホームトピア 札幌中央支店 店長

私共はリノベーションを通してお客様の人生を豊かにすることを目標しております。
些細な事でも構いません。お気軽にご相談くださいませ。

株式会社土屋ホームトピア(TSUCHIYA HOMETOPIA.CO.,LTD)

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安心のアフターサービス・定期点検と最長 10 年にわたる品質保証でお客様満足度 4.6 達成。
土屋ブランドとして 42 年の歴史、68,000 件以上の実績と確かな提案力と技術力でお客様のリフォームのお手伝いをいたします。建物診断・耐震診断をした上で、プロのプランナーがご提案。全国31拠点の店舗・ショールームでご相談受付中です。補助金セミナー開催中。

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登録資格
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