リフォームで屋根を変えることは可能|費用相場、施工方法、屋根の形ごとのメリット・デメリットなど解説

高田 雄介

土屋ホームトピア 札幌中央支店
店長 高田 雄介

リフォームで屋根を変えることは可能|土屋ホームトピア|札幌

ご自宅のリフォームにあたって、「雨・雪が落ちる方向を変えたい」「屋根裏収納をつくりたい」などの理由で、屋根を変える必要性を感じている方は多いと思います。

でも、屋根を変えるリフォームは大規模になることが予測できるため、費用・施工方法などに不安を感じていらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、高い施工技術で数多くの大規模リフォームを実施してきた『土屋ホームトピア』が、以下の項目をわかりやすく解説します。

 

このコラムのポイント
  • 屋根の形を変える・勾配を変えるリフォームの費用、実際に屋根を変えたリフォーム事例を紹介します。
  • 屋根の形を変えずにデザイン性アップ・耐久性アップなどを実現できるリフォームの種類も紹介します。
  • 屋根の形は種類が豊富です。主な屋根の形のメリット・デメリットも確認しましょう。

 

ご予算に合わせて理想のデザイン・機能を持つ屋根を実現する方法がわかります。ぜひ最後までご覧ください!

 

リフォームで屋根の形を変えることは可能|屋根の形・勾配を変える費用相場

リフォームで屋根を変えることは可能|土屋ホームトピア|札幌

リフォームで屋根の形を変えることは可能です。

屋根を変えるリフォームは主に「屋根の形を変える」「屋根の勾配を変える」の2種類に分けて想定すると予算を考えやすいため、それぞれの費用相場を紹介します。

 

※屋根を変えるリフォームの費用は、建物の現状・建築資材・ 施工地域などによって異なります。 詳細な費用につきましては、リフォームを依頼する施工業者にお問い合わせください。

屋根の形を変える費用相場

屋根の形を変える費用相場は300万円〜600万円で、屋根の形によって費用が変動します。

 

屋根の形 費用相場
陸(ろく)屋根
リフォームで屋根の形を変える|陸屋根
300万円〜450万円
片流れ屋根
リフォームで屋根の形を変える|片流れ屋根
300万円〜500万円
バタフライ屋根
リフォームで屋根の形を変える|バタフライ屋根
400万円前後
入母屋(いりもや)屋根
リフォームで屋根の形を変える|入母屋屋根
350万円〜400万円
方形(ほうぎょう)屋根
リフォームで屋根の形を変える|方形屋根
300万円〜400万円
切妻(きりづま)屋根
リフォームで屋根の形を変える|切妻屋根
400万円〜500万円
寄棟(よせむね)屋根
リフォームで屋根の形を変える|寄棟屋根
500万円〜600万円

 

屋根の勾配を変える費用相場

「屋根の勾配」とは屋根の傾斜のことで、屋根の勾配を変える費用相場は200万円〜600万円です。

例えば屋根の勾配を急にすると室内の縦の空間が広くなるため、「ロフトをつくる」といったリフォームが可能です。

 

【注意】リフォームで屋根の形を変える場合は諸費用も必要

屋根の形を変えるリフォームの規模によって、以下のような諸費用が発生する可能性があります。

リフォームを依頼する施工業者に明確に予算を伝えて、諸費用も含めた資金配分をしながらリフォームプランを組み立てましょう。

 

屋根リフォームにかかる諸費用の例
  • 建築確認申請費用
  • 仮住まい費用
  • 引っ越し費用
  • ローン関連費用(ローン利用時)など

 

土屋ホームトピアは、リフォームの資金計画の段階からサポートをご依頼いただけるリフォーム会社です。

リフォーム1件ごとに専属チーム体制でサポートいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

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※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご安心ください。
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※全国各地に拠点がございます。

 

屋根の形を変えたリフォーム事例

実際に、屋根の形を変えたリフォーム事例を紹介します。

こちらは、雪が多く降る地域でのリフォーム事例です。

リフォーム前は屋根形状が複雑で、「屋根からの落雪によって窓が塞がる」とお悩みでした。

そこでを無落雪となるように屋根形状を整え、軒を出してデザイン性の向上も実現しました

このほか耐震性向上・排水管修繕などもあわせてフルリフォームを実施し、費用総額は1,500万円でした。

〈関連ページ〉北のデザイン住宅再生 ~雪と暗さの変貌

※ご紹介したリフォーム費用は、お引き渡し当時の価格です。 同じ価格でのリフォームを保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。

 

土屋ホームトピアには、ここでは紹介し切れなかった施工事例が多くあります。ぜひご覧ください!

施工事例

リフォームで屋根を変える費用を抑える方法|補助金活用など

屋根リフォームにかかる費用

屋根を変えるリフォームの費用は高額になるのが一般的ですが、以下の方法で費用負担を軽減できる可能性があります。

 

リフォーム費用の負担を軽減する方法
  • 補助金を活用する
  • 住宅ローン減税を活用する
  • 2〜3社に見積もり作成を依頼し、比較して施工業者を決める

 

補助金は国・地方自治体がそれぞれ実施していて、特に住宅の耐久性向上・断熱性向上などに関連するリフォーム内容の場合は、補助金を活用できる可能性があります。

屋根の形を変えるリフォームのポイント|土屋ホームトピア|札幌

 

こちらの記事で、現在実施されている補助金を確認できます。

〈関連ページ〉補助金情報|2024リフォームで利用できる補助金・助成金まとめ

 

また、予算・リフォーム後に実現したいライフスタイルによっては、屋根の形を変える以外の選択肢が適している場合があります。

次に屋根リフォームの選択肢を紹介いたしますので、参考にしていただけると幸いです。

 

土屋ホームトピアは、各種補助金の申請サポートをご依頼頂けるリフォーム会社です。

費用を抑えながら屋根を変えるリフォームをご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。

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屋根の形を変える以外のリフォームは3種類|施工方法を紹介

リフォームで屋根を変えることは可能|土屋ホームトピア|札幌

屋根リフォームには、屋根の形を変える以外に以下の選択肢があります

  • 葺き替え
  • カバー工法
  • 塗装

予算を抑えながらデザイン性向上・耐久性向上などを実現できる可能性があるため、それぞれのリフォーム内容を一緒に確認しましょう。

葺き替え

屋根の葺き替え(ふきかえ)を簡単にいうと、「屋根材を交換する」という意味です

「瓦からガルバリウムへ葺き替え」といったリフォームが可能で、以下のようなリフォーム内容をご希望の方におすすめできます。

 

葺き替えがおすすめのケース
  • 屋根のデザインを変えたい
  • 耐震性が気になるので、屋根を軽い素材に変えたい
  • 屋根の断熱性能を向上させたい など

 

屋根の葺き替えは屋根の形を変えるリフォームと同様に大規模なリフォームで、費用相場は【1㎡あたり5,000~8,000円】が目安です。

屋根の形を変えるリフォームのポイント|土屋ホームトピア|札幌

カバー工法

カバー工法とは、既存の屋根を新しい屋根材で覆うリフォーム方法です

既存の屋根が瓦屋根以外の場合に選択できるリフォーム方法で、リフォーム後の屋根は金属系の軽量な屋根材となります。

 

カバー工法がおすすめのケース
  • 費用を抑えたい
  • 雨漏りが発生しており、防水性を強化したい
  • 屋根の強度を向上させたい
  • 屋根の断熱性能を向上させたい など

 

カバー工法の費用相場は【1㎡あたり8,000~10,000円】が目安です。

屋根の形を変えるリフォームのポイント|土屋ホームトピア|札幌

塗装

塗装とは、既存の屋根表面に新しい塗装材を塗るリフォーム方法です

 

塗装がおすすめのケース
  • 屋根のデザインを大きく変えずに、いまよりもキレイな見た目の屋根に生まれ変わらせたい。
  • 現状は屋根の劣化が激しくないので、最低限の費用で耐久年数を延ばしたい。

 

アクリル系・ウレタン系などさまざまな塗装材があり、塗装材によって機能性・耐久性が違います。

塗装材ごとの費用相場は、以下の通りです。

 

塗装材の種類 費用相場
アクリル系 1,500~1,800円/㎡
ウレタン系 1,800~2,200円/㎡
シリコン系 2,500~3,200円/㎡
フッ素系 2,800~3,800円/㎡

 

屋根リフォームは、季節によって施工が難しい場合があります。こちらの動画で詳しく解説しています。

屋根の形ごとのメリット・デメリット

リフォームで屋根を変えることは可能|土屋ホームトピア|札幌

最後に、ご自宅にどのような屋根の形が合うのかお悩みの方へ、屋根の形ごとのメリット・デメリットを紹介します。

周辺環境、実現したいデザインなどに合わせてリフォームプランを組み立てる際の、参考にして頂けると幸いです。

陸屋根のメリット・デメリット

陸屋根は、シンプルでスタイリッシュな外観を求める方から人気の形で、太陽光発電設置をしやすい点も魅力です。

ただし「夏に直射日光の影響を受けて室内が高温になりやすい」「冬に室内の暖かい空気が逃げやすい」などのデメリットがあります。

片流れ屋根のメリット・デメリット

片流れ屋根もスタイリッシュなデザインを求める方から人気の形で、雨・雪が流れる方向が一定なので排水計画がしやすいなどのメリットがあります

ただし勾配が急な場合は強風の際の負荷が大きいため、地域の気候・近隣住宅の状況などの環境にあわせて設計する必要があります。

バタフライ屋根のメリット・デメリット

バタフライ屋根は、V字型の個性的なデザインが特徴です。

上向きの傾斜部分に天窓などを設置すると室内に自然光を取り入れやすく、「下向きの傾斜に雨水を集めて屋外に設置する貯水槽に流す」といったシステムを作りやすい点もメリットです

ただし複雑な形状のため設計・施工コストが比較的高額で、ほかの屋根形状よりも漏水リスクに配慮が必要です。

入母屋屋根のメリット・デメリット

入母屋屋根は神社・寺院のような古典的なデザインが魅力で、建物全体を覆い・四方に広がる形状によって、建物を風雨から守ってくれます

ただし、複雑な形状のため設計・施工コストが比較的高額で、屋根全体が重くなりやすい点がデメリットです。

方形屋根のメリット・デメリット

方形(ほうぎょう)屋根は主に正方形の住宅に適した屋根で、規則的な形状のため、施工時のコストを抑えやすい点がメリットです

ただし建物の形状によっては採用できない場合があるほか、増築で建物形状が変わる場合にも、方形屋根を採用できない可能性がある点に注意が必要です。

切妻屋根のメリット・デメリット

切妻屋根はシンプルな形状のため、施工費用を抑えやすい、雨・雪が流れる方向を定めやすいなどの様々なメリットがあります

ただし勾配が急になるのが一般的で、強風によって損傷しやすい点がデメリットです。

寄棟屋根のメリット・デメリット

寄棟屋根は、入母屋屋根と同様に古典的なデザインが魅力です。

建物の中央に向かって屋根が高くなる形状なので、室内を開放的な造作にしやすいというメリットがあります

ただし複雑な形状のため設計が難しく、建築コストも高くなりがちです。

 

屋根の形は、実現したい室内環境・周辺住宅への配慮・建物全体の耐久性など、繊細な配慮をしながら検討する必要があります。

土屋ホームトピアは豊富な施工実績、高い施工技術を持つリフォーム会社ですので、ご希望をお気軽にご相談ください。

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※全国各地に拠点がございます。

 

まとめ

屋根を変えるリフォームについて、費用相場、屋根の形を変える以外の選択肢、屋根の形ごとのメリット・デメリットなどを紹介してきました。

屋根リフォームは大規模になるのが一般的なので費用が高額で、繊細な配慮をしながらのプランニング・設計が必要です。

ぜひ今回紹介した情報を参考にして頂き、ご家族が長く安心して暮らせる家づくりのためのリフォームを実現してください。

高田 雄介

高田 雄介土屋ホームトピア 札幌中央支店 店長

私共はリノベーションを通してお客様の人生を豊かにすることを目標しております。
些細な事でも構いません。お気軽にご相談くださいませ。

株式会社土屋ホームトピア(TSUCHIYA HOMETOPIA.CO.,LTD)

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安心のアフターサービス・定期点検と最長 10 年にわたる品質保証でお客様満足度 4.6 達成。
土屋ブランドとして 42 年の歴史、68,000 件以上の実績と確かな提案力と技術力でお客様のリフォームのお手伝いをいたします。建物診断・耐震診断をした上で、プロのプランナーがご提案。全国31拠点の店舗・ショールームでご相談受付中です。補助金セミナー開催中。

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  • 宅地建物取引業:国土交通大臣許可(2)第 9304 号
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