一戸建てフルリフォームの費用相場は1000万円前後〜｜古い一軒家を予算内で全面リフォームする方法

一戸建てのフルリフォーム費用の相場は1000万円前後〜で、以下のような種類があります。

• 既存の内装をすべてはがし、新たな内装に全面リフォーム
• 既存の内装＋外装をすべてはがし、新たな内装・外装に全面リフォーム
• 柱・梁・基礎などを残してすべてを解体してリフォーム

「ご自宅が古くなった」「中古一戸建てを購入する」といったきっかけで住宅全面のリフォームを検討中で、「リフォーム費用はいくら？」と不安をお持ちの方が多いのではないでしょうか。

そこで今回は全国で68000件以上のリフォーム実績を持つ土屋ホームトピアが、一戸建てフルリフォームに実際にかかる費用、費用を予算内に収める方法を、わかりやすく解説します。

古くなった一戸建てを理想のマイホームに生まれ変わらせる方法がわかるので、ぜひ最後までご覧ください！

一戸建てフルリフォームの費用相場は1000万円前後〜｜事例で費用・施工期間を確認

一戸建てフルリフォームの費用相場は一般的に1000万円前後〜ですが、冒頭でお話ししたとおり、「フルリフォーム」は意外と広い範囲の施工内容を指す言葉です。

そこではじめに、実際に一戸建てをフルリフォームした事例で費用を確認しましょう。

 

※ご紹介するリフォーム費用は、お引き渡し当時の価格です。 同じ価格でのリフォームを保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。

フルリフォーム費用950万円、築60年

こちらは、空き家だった築60年の一戸建てを30日間でフルリフォームした事例です。

築60年の歴史を持つ柱・建具のデザインを活用しながら、住宅全体の性能向上と改修を実施しました。

1階南面を一部減築して、駐車場も確保しています。

〈関連ページ〉Always・昭和な住まい

 

高い大工技術により、古民家のデザインと現代仕様の暮らしが融合する住宅となりました。

和室を手入れがしやすいフローリングに変更し、和洋折衷の上質なデザインが完成しています。

〈関連ページ〉Always・昭和な住まい

 

こちらの記事で、古民家リフォームの費用事例を確認できます。

〈関連ページ〉古民家リノベーションの費用事例（200万円台〜）｜補助金活用、メリット・デメリットも解説

フルリフォーム費用980万円、築28年

こちらは、施工期間70日で一戸建てをフルリフォームした事例です。

「1階ガレージ・2階住居」という暮らし方の不便を解消するため、2階の配管経路を避ける繊細な設計で、1階に玄関を設けることに成功しました。

住宅全体の断熱性向上のほか、間取り変更でゆったりとした水回りスペースを確保しています。

〈関連ページ〉1階に玄関を　～高さ2.1メートル確保の挑戦～

 

細かく分かれていた間取りを整理して洗面・浴室を移動し、2階フロアが開放感のあるLDKとなりました。

〈関連ページ〉1階に玄関を　～高さ2.1メートル確保の挑戦～

フルリフォーム費用1400万円、築24年

こちらは、施工期間45日で一戸建てをフルリフォームした事例です。

「寒い」「収納が少ない」「個室が狭くて使いづらい」などの課題を解消し、暖かく、ご家族1人1人がゆったりと過ごせる住環境を実現しています。

〈関連ページ〉寒かった家を暖かく

 

外断熱により、外気の影響を受けにくく室内環境を保ちやすい住宅となりました。

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フルリフォーム費用1550万円、築26年

こちらは、施工期間60日で一戸建てをフルリフォームした事例です。

主に遮熱性を重視して、天井断熱施工を実施しました。

暖かく明るい2階をメインスペースとして水回り設備を設置し、ロフト造作によって縦に空間を広げる工夫もしています。

〈関連ページ〉これからの暮らしを楽しむ家

 

内装を全面改修して白を基調とした爽やかなデザインとし、ウッドデッキも設けて、ご家族が気持ちよく集える空間づくりを目指しました。

〈関連ページ〉これからの暮らしを楽しむ家

 

フルリフォーム費用2000万円、築23年

こちらは、施工期間60日で一戸建てのフルリフォームをした事例です。

「住宅の隅々まで明るく暖かい環境での、エコな暮らし」を実現するために、家全体の外断熱施工＆屋上庭園による室内温度抑制などを含む設計で、フルリフォームを実施しました。

また耐震施工によって、安全面も強化しています。

〈関連ページ〉都市型住宅リフォームの必須条件

 

1階はリビング・玄関を直結した、おしゃれな間取りに変更しています。

また日差しが届きづらい階段の壁にガラスを設置するなど、採光確保にこだわりました。

〈関連ページ〉都市型住宅リフォームの必須条件

 

土屋ホームトピアには、今回紹介しきれなかった施工事例がまだたくさんあります。ぜひご覧ください！

〈施工事例〉

 

一戸建てのフルリフォーム事例で、費用・施工内容などを紹介してきました。

費用相場は1000万円〜が目安ですが、ご自宅の状況を見極めた上で調整可能です。

ぜひ施工業者に相談しながら、予算に応じたフルリフォームプランを組み立ててください。

また、フルリフォーム時には「リフォーム費用以外の諸費用」も含めて資金管理をする必要があるため、次に紹介します。

 

一戸建てのフルリフォームを検討中の方は、土屋ホームトピアにご相談ください。

ご予算・ご希望に応じて、柔軟にプランを提案いたします。

 

一戸建てのフルリフォーム時の諸費用

一戸建てフルリフォームの際には、以下の諸費用も含めて資金配分をする必要があります。

 

一戸建てフルリフォーム時の諸費用
「建物表題部変更登記」にかかる費用（増築・減築・住宅の一部用途変更などをする場合） ローン諸費用（ローンを利用する場合） リフォーム契約・登記・ローン契約に必要な印紙代 仮住まいに関連する費用

 

※一戸建てフルリフォームの施工期間は2〜4ヶ月ほどが目安です。

• 家賃
• 敷金・礼金・鍵交換費用（必要・不必要どちらのケースもある）
• 引越し費用（2回分）
• 必要に応じて、荷物を一時的に預ける費用
• ペットと一緒に暮らせない場合は、ペットホテルの費用　など

 

こちらの動画で仮住まい探し、仮住まい中の荷物保管などについても詳しく解説しているので、ぜひご確認ください。

古い一戸建てのフルリフォーム費用を予算内に収める方法

一戸建てフルリフォームは、築年数が古いほど高額な費用となる傾向があります。

そこで次に、古い一戸建てのフルリフォーム費用を予算内に収める方法も紹介します。

• 優先順位を決めて資金配分をする
• 間取り・水回り位置・階段位置を大きく変更しない
• 各リフォーム部位の工法を見直す
• 補助金を活用

優先順位を決めて資金配分をする

一方で、内装材・外装材のデザイン面については、費用を調整する余地を発見できるケースが多くあります。

ぜひ優先順位を決めて、バランスの良い資金配分を検討してください。

間取り・水回り配置・階段配置を大きく変更しない

間取り・水回り位置・階段位置を大きく変更すると、周辺の間取り・各種配線・配管も大きく変更が必要となるのが一般的です。

各リフォーム部位の工法を見直す

住宅の各部位を完全に解体して新しくする工法よりも、既存部位をいかして新しくする工法のほうが、施工期間が短いためリフォーム費用を抑えられます。

【例えば窓の場合】

「工期が長く高額なサッシごと交換する工法」より「工期1日で費用を抑えられる既存サッシに新しいサッシをかぶせる工法」に見直すことで、費用を抑えられます。

補助金を活用

国・自治体は、現在以下のような内容のリフォームに対して、補助金制度を実施しています。

• 省エネ性能を高めるリフォーム
• 住宅の耐久性を高めるリフォーム
• 介護関連のリフォーム

補助金は国の政策と予算によって実施が決まるため、リフォーム時点で活用できる補助金を確認しましょう。

 

こちらの記事で、2024年1月の時点で実施されている補助金を紹介しています。

〈関連ページ〉補助金情報｜2023-2024リフォームで利用できる補助金・助成金まとめ

2024年から新しく申請受付が始まる補助金もあります！

〈関連ページ〉【速報】子育てエコホーム支援事業がはじまります！補助金額、手続きの流れも解説｜2024年補助金情報

また、多くの補助金は施工業者を通して申請が必要なため、補助金を申請可能な施工業者を選ぶのも重要なポイントです！

 

土屋ホームトピアは、各種補助金の申請が可能な施工業者です。

補助金の申請サポートも実施しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

ご予算・ご希望に応じて、柔軟にプランを提案いたします。

 

リフォーム部位別の費用相場＆リフォーム予算別の施工内容例一覧表

フルリォーム費用を予算内に収める方法を紹介してきましたが、リフォームプランを改めて組み立て直して費用を調整するという方法もあります。

リフォーム部位別のリフォーム費用相場を一覧表で紹介するので、プラン組み立ての参考にしてください。

リフォーム部位別の費用相場一覧表

リフォーム部位別の費用相場は、以下のとおりです。

 

※導入する設備のグレードや建築資材などによって費用は異なります。 詳細な費用につきましては、お問い合わせください。

予算	施工内容
キッチン	約50万～250万円
トイレ	約20万～50万円
浴室	約60万～200万円
間取り変更	約30万～400万円
外壁	約60万～200万円
屋根	約40万～300万円

〈関連ページ〉土屋ホームトピア『リフォーム・リノベーションの費用相場』

 

リフォーム予算別の施工内容例一覧表

予算から逆算してリフォームプランを組み立てる方法もあるため、リフォーム費用別の施工内容例も、一覧表で確認しましょう。

 

※間取り、築年数、導入する設備のグレードなどよって費用は異なります。 詳細な費用につきましては、お問い合わせください。

予算	施工内容例
〜100万円台	住宅の一部位に絞って設備交換・改修
200万円〜300・400万円台	水回り設備一式交換＋周辺の内装改修
500万円〜800・900万円	住宅全面を、費用を抑えながらリフォーム
1000万円〜	住宅性能向上を含むフルリォーム

 

フルリフォーム・スケルトンリフォーム・建て替えの違い｜費用が同じならどれを選ぶべきか

最後に、フルリォーム・スケルトンリフォーム・建て替えの違いも確認しましょう。

「フルリォーム費用が高額な場合は、建て替えのほうがいいのでは？」と迷っている方のために、フルリォームor建て替えの選び方も紹介します。

フルリフォームとは

フルリフォームには明確な定義がなく、今回紹介してきたように意外と広い範囲の施工内容を指す言葉です。

 

ただし、リフォーム開始後に想定外の不具合が見つかって追加工事が必要となるケースがありますので、可能であればプロの建物診断・耐震診断を受けてからリフォームプランを組み立てるのがおすすめです。

スケルトンリフォームとは

スケルトンリフォームとは、建物の駆体（柱・梁・基礎など）を残して解体し、新たに造作していく施工内容です。

ただし、施工期間が長くリフォーム費用も高額なので、予算に応じて慎重に資金管理をしながらプランを組み立てましょう。

フルリフォーム・スケルトンリフォームと建て替えの違い

建て替えとは、建物の駆体もすべて解体し、ゼロから建物を建築することです。

フルリフォーム・スケルトンリフォームとの違いは、「建物の一部を残すかどうか」です。

リフォームと建て替えの費用が同じならどちらを選ぶべきか

「リフォーム・建て替え両方の見積作成を同時に高業者依頼したら、費用があまり変わらなかった。どちらを選ぶべき？」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

理由は、高額なリフォームであっても、現代の住宅と同じ性能を再現するのは難しいケースが多いためです。

ただし「ご自宅に愛着がある」「代々守ってきた家を引き継ぎたい」など、ご自宅への想いはさまざまかと思います。

施工業者に相談しながら、ご家族にとって後悔のない判断をしていただけると幸いです。

 

土屋ホームトピアは、古民家の建具をいかしたリフォーム・古い一戸建ての家歴を保存しながらの計画的なリフォームなどもご依頼可能なリフォーム会社です。

リフォームor建て替えで迷っている段階の場合にも、お気軽にご相談ください。

 

まとめ

一戸建てフルリフォームの費用相場を、実際にフルリォームを実施した事例で確認してきました。

また一戸建てフルリフォームの費用を調整する方法なども確認できたため、施工内容のイメージが湧いてきたのではないでしょうか。

一戸建てのフルリフォームは既存住宅の状態・予算・完成イメージを掛け合わせて、バランス良くプランを組み立てる必要があります。

施工業者のサポートが必須ですので、今回紹介した情報を参考に、ぜひ信頼できる施工業者にフルリフォームを相談してください。