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福岡支店
2018-10-02

住まいの点検について ~ 戸建て住宅編 その1 ~

こんにちは。福岡支店の西大條(にしおおえだ)です。
10月に入り既にハロウィンを超えてクリスマスイベントのポスターやコンビニに行くとクリスマスケーキやおせちの予約受付開始を見るといよいよ年末に向かっている感じがします。
年々時期が前倒しになっている気がして、急かされている気持ちになってしまいます。

さて今回は、戸建て住宅のお住まいの点検についてお伝えさせて頂きたいと思います。

リフォームをする前には必ず行って頂きたいのがこのお住まいの点検です。
人間でいうと健康診断みたいなところです。

せっかくリフォームで綺麗になっても普段は見えないところが痛んでいると、またお住まいの痛みに影響してしまうので、事前に確認して防ぐ目的です。

点検のポイントは大きくは3点
【床下の点検】
【屋根裏の点検】
【お住まいの傾き】 です。

他にもございますが、普段は目にしないところを重点に行うと良いと思います。

【床下の点検】

台所床にある収納庫や畳の下、押し入れの床等から床下に侵入する事が出来ます。
押し入れの床が点検口の写真です。

ほこりが舞いますのでこの様な形でしっかりガードします。

床下の様子です。

点検をしていると外からでは分からない基礎の割れや、配管が痛んでいる様子が確認できる時があります。
この様な現象は実際に床下に侵入しないと分からないですね。

もともとの配管が錆びていた事例です。

外側からは問題ありませんでしたが、基礎が少し割れていた事例です。

何の問題もない状態の時もありますが、建ててから25~30年以上のお家は、何処かしら痛んでいるケースがあります。
今回ご紹介したのは目視で確認出来る内容ですが、目視で確認出来ないこともあります。

例えば基礎のコンクリートの強さがそのひとつになります。
コンクリートの強さを測定できる機械で検査出来ますので一緒に点検します。

併せて基礎の中に鉄筋が入っているか金属探知機で検査します。

お住まいの大事な土台となる基礎は、簡単に説明させて頂きますとコンクリートの強さと鉄筋が入っている、入っていないが大切になります。
目視では確認できませんので機械で測定して行います。
こちらは建ててから35年以上建っているお家は確実に行うと良いでしょう。

ここまで床下の点検のご紹介になりますが、長くなってしまいましたので、次回に屋根裏の点検、お住まいの傾きをご紹介させて頂きたいと思います。

リフォームをする前にお勧めする理由としては、一緒に工事をすると良い場合があるからです。
例えばリフォームで床を剥がす時に一緒に配管を取り換えたり基礎を補強してあげるなどもできます。

リフォームは目で見えない部分をしっかり直してあげるのが大切になりますので、リフォームを計画する時はぜひお住まいの点検を行って頂ければと思います。


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