窓リフォームの種類・費用など一覧|古い窓のリフォームに使える補助金、業者の選び方も解説
窓のリフォームにはいくつかの種類があり、費用・効果がそれぞれ違います。
ご自宅の窓の「断熱性・気密性が低い」、「結露がひどい」などの悩みに合わせて、予算内で最適なリフォームプランを組み立てたいですよね!
今回はリフォーム実績68,000件以上の『土屋ホームトピア』が、窓のリフォーム内容を決める際に必要な知識をわかりやすく&整理して紹介します。
ぜひ最後までごらんください♪
※記事内で紹介する画像は、すべて土屋ホームトピアの施工事例画像です。
画像下のリンクをクリックすると詳しいリフォーム内容・費用などを確認できるので、気になる画像がありましたらぜひごらんください♪
窓リフォームの種類・費用・効果を一覧表で紹介
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まずは、窓リフォームの種類・費用・効果を紹介します。
ご自宅の窓に関する悩みと費用・効果を照らし合わせて、どんな種類のリフォームが最適なのかをチェックしてください。
窓リフォームの種類・費用・効果など一覧
窓のリフォームの種類・費用・効果の一覧表はこちらです。
種類 | 費用 (工期) |
効果・特徴など |
古い窓のサッシを残し、新しいサッシをかぶせるように取り付ける (カバー工法) |
5〜20万円/1ヶ所 (数時間〜半日) |
・結露防止、断熱、防音効果 ・サッシのゆがみを修正できる ・施工後、窓が少し小さくなる |
古い窓をサッシごとはずし、新しいサッシ・窓ガラスに交換 (はつり工法) |
10〜50万円/1ヶ所 (2日〜1週間) |
・結露防止、断熱、防音効果 ・窓を大きくor小さくするなども可能 ・外壁・内装工事も必要なので高額 |
窓を増設、既存の窓をふさぐ | ||
窓ガラスのみ交換 | 1〜5万円/1枚 (1〜2時間) |
・結露防止、断熱、防音効果(サッシも合わせて交換するより効果は薄い) ・既存の窓ガラスと全く同じサイズの製品がある場合のみ実施可能 |
二重窓にする (内窓を設置) |
5〜30万円/1ヶ所 (1〜2時間) |
・結露防止、断熱、防音、防犯効果 ・既存のどんな窓でも対応可能 |
部品交換 (鍵、網戸、パッキンなど) |
数千円〜3万円/1部品 (1〜2時間) |
・DIYでも実施できる可能性がある |
シャッター・面格子・ルーバーを設置 | 5万円〜50万円 (1〜2時間) |
・防犯効果 ・シャッターは断熱効果も期待できる |
※効果は、リフォームの種類だけでなくサッシ・窓ガラスの種類によっても変わります。
※費用は窓のサイズ、サッシ・窓ガラスの種類などによって変動します。
二重窓に関しては、こちらの記事で断熱性・換気性が非常に高い「DI窓」について確認できます。
〈関連ページ〉二重窓を後付けするリフォーム|効果(結露、断熱、防音など)、費用、補助金など解説
上記一覧表から、窓のリフォームにはさまざまな種類があり、費用・効果がまったく違うことがわかりますよね。
窓のリフォームプランは、お悩み・ご自宅の状況・予算に合わせて最適な方法を選ぶ必要があります。
窓リフォームの種類を決める3ステップ
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窓リフォームの種類を決める流れの例として、「冬に古い窓の結露がひどい!窓から伝わる冷気で暖房が効かない!」というお悩みを想定しました。
窓リフォームの種類を決める流れは、以下の3ステップです!
- ステップ①原因を考える
- ステップ②リフォームの種類をピックアップする
- ステップ③ご自宅の状況・予算に合わせて窓リフォームの種類を最終決定
ステップ①原因を考える
結露、窓から伝わる冷気の原因は、以下のようなものが考えられます。
- サッシ・窓ガラスの断熱性能が低い(元々低いor劣化によって低くなった)
- 窓枠と外壁の間にすき間がある
ステップ②リフォームの種類をピックアップする
お悩みの原因がわかったら、原因を取り除ける窓リフォームの種類をピックアップします。
結露、窓から伝わる冷気を取り除ける窓リフォームの種類は、以下のとおりです。
- カバー工法・はつり工法:断熱性が高いサッシ・ガラスに交換できる。窓枠と外壁の間のすき間を埋める施工も含まれる。
- 内窓を設置:断熱性が高い窓を内窓として採用。
ステップ③ご自宅の状況・予算に合わせて窓リフォームの種類を最終決定
ご自宅の状況・予算はさまざまかと思います。
結露、窓から伝わる冷気を解消するリフォームの種類を最終決定する際に参考になるよう、例をいくつか紹介します。
- 低予算だけど効果が高い方法がいい→カバー工法or内窓
- 数年後に住み替えや建て替えの予定がある→カバー工法or内窓
- 大規模リフォーム(外壁修繕等)の予定がある→今回は費用を抑えられる内窓設置。外壁修繕の際にはつり工法を検討
- 長く住むので効果重視!→はつり工法orはつり工法+内窓
- 窓を小さくor大きくしたい→はつり工法
- 窓を増設したい→はつり工法
紹介した流れを参考に、ご自宅の状況・予算に合う最適なリフォームの種類を選んで頂けると幸いです。
また窓リフォームの際には、補助金を活用して費用負担を減らせる可能性があります!
次に、補助金についてわかりやすく解説します。
窓リフォームに使える補助金
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国は「窓のリフォームによって家の断熱性が高くなる→冷暖房機器の稼働量が減る→温室効果ガスの排出量が減る」といった流れによって国全体で大きな省エネ効果を得ることを期待して、補助金を実施しています。
具体的にどんな補助金があるのかを確認しましょう。
窓リフォームに使える補助金一覧
国が実施している窓のリフォームに使える補助金は、以下のとおりです。
補助金名 | 補助額 |
子育てエコホーム支援事業 | 最大45万円/戸 |
既存住宅における断熱リフォーム支援事業 | 最大120万円/戸 |
次世代省エネ建材の実証支援事業 | 最大400万円/戸 |
長期優良住宅化リフォーム推進事業 | 最大200万円/戸 |
こちらの記事で、窓以外のリフォームに対する補助金もチェックできます!
〈関連ページ〉補助金情報|2023-2024リフォームで利用できる補助金・助成金まとめ
このほか、各自治体でも独自にリフォーム補助金を実施しています。
お住まいの自治体に補助金制度があるかどうかを、調べてみてください♪(自治体ホームページを確認or自治体へ問い合わせで情報収集ができます)
自治体が実施しているリフォーム補助金の例として、福岡を紹介しています。
〈関連ページ〉リフォーム補助金(福岡・2024年最新)|リフォーム内容別(お風呂・トイレなど)に紹介
補助金を活用する場合の業者の選び方
補助金を活用する場合には、必ず前もって以下の点を確認するのが大切です。
- 申請条件(依頼業者の指定、使用建材の指定など)
- 対象となる工事内容
- 申請のタイミング(工事前、工事後どちらか)
- 申請期限
住宅関連の補助金には、「国が指定した業者に工事を依頼」という申請条件がよくあるため、依頼業者を決める前の段階で、申請内容を確認しましょう。
また業者に初めて問い合わせをする時点で、「補助金活用を検討している」と伝えてください。
全国各地に拠点を持つリフォーム会社『土屋ホームトピア』には、リフォームと同時に補助金の申請サポートもご依頼いただけます。
補助金活用について不明点がある場合でも、安心してご相談ください!
※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご安心ください。
※全国各地に拠点がございます。
補助金を使わずに窓リフォームの費用を抑える方法も紹介
補助金の対象となる工事には細かい規定があるため、中には「窓リフォームの内容が補助金の対象にならない...。」というケースもあります。
そんなときは、火災保険の補償が使えるかどうかも検討してください。
火災保険の補償は、火事だけではなく台風等の災害によって窓のリフォームが必要になった際にも使えるケースがあります。
※補償範囲は契約内容によって違います。また補償を請求した場合には調査員の調査を受ける必要があります。
また火災保険の補償が使えない&なるべく費用を抑えたい場合には、以下のように対応する方法もあります。
- 部品交換のみ(ガラスのみ交換、網戸のみ交換など)
- DIY
DIYで対応可能かどうかについては、こちらの記事で判断するポイントを紹介しています。
〈関連ページ〉二重窓、結露防止シートどっちを選ぶべきか解説|窓周辺がカビるのを防ぐ対策等も紹介
窓のリフォームQ&A
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最後に、窓のリフォームについて土屋ホームトピアによくお寄せいただく質問と回答を紹介します。
Q.古い窓の交換タイミングは、どうやって見極めればいいの?
A.高性能の窓であっても、経年劣化によって機能性が低下する場合があります。
また地震等の影響によって、窓の機能性が低下してしまうケースもあります。
- ガラスにヒビが入っている
- サッシ周辺から風が入ってくることがある
- 以前よりも虫の侵入が多くなった
- 窓ガラスが白く濁っている
- 窓ガラスに細かいキズがある
- 窓を開閉する際に引っかかりを感じる、重いと感じる
- 鍵がスムーズにかからない
リフォーム前に丁寧な現地調査を実施しているリフォーム会社を選び、調査の結果を参考にしてリフォームプランを組み立てましょう!
Q.窓のかたちにはどんな種類があるのか、どうやって選べばいいのか知りたい
A.窓の主なかたち・特徴を一覧表で紹介します。
窓のかたち | 特徴 |
引違い窓 | 横にスライドして開閉 |
片上げ下げ窓 | 上下にスライドして開閉 |
すべり出し窓 | 外に向かって一定角度まで開閉 |
内倒し窓・外倒し窓 | 窓の上部が内側or外側に開閉 |
FIX窓 | 開閉できない窓 |
折りたたみ式の窓 | サッシ幅いっぱいに開ける |
窓のかたちによって開閉方法が違いますね。
Q.窓ガラスの種類・効果を知りたい
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A.窓ガラスは、種類によって断熱・防音・防犯などの効果が違います。
窓ガラスの主な種類・効果を紹介します。
窓の種類 |
効果 | |
単板ガラス |
機能性が低く、断熱等の効果はほとんど期待できない | |
複層ガラス | ダブル、トリプル | ・複数枚のガラスを重ねている ・断熱・防音が期待できる |
Low-E複層ガラス | ・1つの層に金属膜がコーティングされている ・断熱性が期待できる |
|
安全合わせ複層ガラス | ・ガラスの破片が飛びにくい、室内が見えにくいなど ・防音・防犯性が期待できる |
|
網入り複層ガラス | ・ガラスに金属網が入っていて、主に防火地域の建物に使われる ・防火性が高い |
窓のかたち同様、窓ガラスの種類も場所、位置、窓を設置する部屋の用途などに合わせて効果が高いものを選んでください。
Q.窓につけるオプション(シャッター等)にはどんな種類があるのか知りたい
A.窓のリフォーム時には、以下のようなオプションをつけることで期待する効果を得られる可能性があります。
- シャッター
- 雨戸
- 格子
- アウターシェード
- オーニング
- 庇
まとめ
窓リフォームの種類、補助金などについて解説してきました。
コラムのポイントまとめ |
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「窓のリフォームは、意外と複雑...。」と感じた方が多いのではないでしょうか。
たしかに検討事項がたくさんあり、専門知識が必要な場面もあります。
そのため、窓のリフォームを成功させるためには業者選びがとても大切です!
ぜひ信頼できるリフォーム会社を選んで希望を伝え、ご自宅に最適なプランの提案を受けてください。
土屋ホームトピアは、窓の役割が重視される北海道で生まれたリフォーム会社です。
40年以上・68,000件以上のリフォーム実績を持ち、北海道仕様のプランを全国で提供しております。
ぜひご自宅の窓に関するお悩みをご相談ください!
※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご安心ください。
※全国各地に拠点がございます。