防音リフォームの費用事例（マンション・戸建て）｜壁・床などの防音方法や効果、補助金など解説

 

防音リフォームは、近隣との騒音問題を防ぐため、また外部の騒音から生活環境を守るために取り入れられます。

特に、小さなお子様のいるご家庭では「走り回る音」「おもちゃを落とす音」などが響き、近隣トラブルにつながらないかとお悩みではないでしょうか。

そこで今回は、防音リフォームのプロである土屋ホームトピアが、マンション・戸建の防音リフォーム費用事例、壁・床などの防音方法と効果、補助金について解説します。

 

このコラムのポイント
マンション・戸建の防音リフォーム費用事例をご紹介します 防音リフォームの方法や効果を簡単に解説します 防音リフォームに活用できる補助金についてご紹介します 防音リフォームを検討する際の注意点も確認しておきましょう

 

音問題によるストレスを軽減し、お子様がのびのびと過ごせる家づくりをしたい、という方に役立つ情報をお届けします。

ぜひ最後までご覧ください。

防音リフォームの費用事例｜マンション・戸建て

防音リフォームを検討し始めたら、まず確認しておきたいのが、「どのような事例があるのか」、また「その事例に対してどのくらいの費用がかかるのか」ということです。

ここでは、マンションの防音リフォーム費用事例をご紹介します。

※今回ご紹介するリフォーム費用は、お引き渡し当時の価格です。 同価格でのリフォームを保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。

マンションの防音リフォーム費用事例

マンションは、両隣の部屋だけでなく上下、場合によってはマンション全体へと音が広がり、騒音トラブルが発生しやすい集合住宅です

下記の防音リフォーム事例と費用を参考に、どのような防音リフォームが希望にマッチするのかを確認しましょう。

リフォーム費用400万円

音楽を楽しめるよう二重サッシにして防音性を高めた事例です。

窓には内窓を設置し、防音効果だけでなく断熱性能も向上させました。

また、床・壁・天井にも防音下地を施工し、さらに大容量の本棚を造作しています。

内窓設置や防音下地、造作家具などを含め、費用は400万円でした。

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リフォーム費用1,183万円

リビングダイニングと寝室の間に、防音に配慮したテレワーク室を設けた事例です。

外用樹脂サッシを採用し気密性・遮音性を高めるなどの工事を行い、室内騒音（ヘリコプター離着時）80dBから50dBへと軽減することができました。

間取り変更や防音設備の工事を含め、費用は1,183万円でした。

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リフォーム費用1,200万円

給排水管をすべて入れ替え、内側から吹き付け断熱材と複層ガラス窓を施した事例です。

この工事により、断熱性能だけでなく防音効果も期待できます。

間取り変更や給排水管の交換などを含め、費用は1,200万円でした。

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戸建ての防音リフォーム費用事例

続いては、戸建の防音リフォームの費用事例を見ていきましょう。

戸建住宅はマンションに比べると音問題が軽減されるケースが多くなっています。

しかし、音楽鑑賞やホームシアターを思いきり楽しみたい、隣家が近いなどの場合には防音対策が必要です。

リフォーム費用690万円

1階の和室と居間を音楽スタジオ・レッスン室へとリフォームした事例です。

壁や天井などに防音設備を取り入れ、住宅街の一角でも音楽を楽しめるよう配慮しました。

間取りの変更、防音設備の導入を含め、費用は690万円でした。

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リフォーム費用2,300万円

和室を洋室に変更し敷居を撤去、和室と広縁18帖をシアタールームへと改築したリフォーム事例です。

天井スピーカー、フロントスピーカー、プロジェクター、150型のスクリーンを設置して、本格的なホームシアターを実現しました。

間取りの変更、音響・防音設備を含め、費用は2,300万円でした。

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リフォーム費用2,857万円

スケルトンリフォームによって断熱・耐震性能も向上させた事例です。

生活音を最小限に抑えるため、1階リビングに防音ドアを取り入れ、さらに1階、2階の中間層に吸音材も取り入れました。

間取りの変更、断熱・耐震工事等を含め、費用は2,857万円でした。

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ほかにも、ここではご紹介しきれなかった土屋ホームトピアのリフォーム事例が多数ございます。

こちらもぜひご覧ください。

〈施工事例〉

 

土屋ホームトピアでは、お客様のご希望に沿った防音リフォームのプランをご提案いたします。

お気軽にご相談ください。

 

防音リフォームは5種類｜方法・効果を簡単解説

防音リフォームは、どの程度の防音を希望するかによって幅広いバリエーションがあります。

そのなかでも、ここでは主な5種類の方法と効果を解説します。

壁の防音リフォーム

一般的な方法には、吸音材、遮音材、防振材といった防音材の追加や壁の構造の変更、二重壁の設置などがあります。

ドアの防音リフォーム

ドアからの音漏れを防ぐために、遮音性のある防音仕様のドア、二重構造のドアなどを取り入れる方法があります。

窓の防音リフォーム

窓は、音漏れのしやすさ、また外からの騒音の影響を受けやすい部分です。

二重窓や複層ガラスの使用などによって、騒音を軽減することができます。

さらに、窓枠の隙間を遮音材で埋めるなどの対策も防音効果が期待できます。

 

窓の防音リフォームにのひとつ、二重窓について詳しく解説している記事です。

こちらもぜひご覧ください。

〈関連ページ〉二重窓を後付けするリフォーム｜効果（結露、断熱、防音など）、費用、補助金など解説

床の防音リフォーム

遮音性、防音性の高い床材の使用によって、足音や物音の軽減が期待できます。

生活音をシャットアウトできるものから、通常の生活のなかで気になるレベルまで、選ぶ床材の「遮音等級」が鍵となります。

この数値が小さいほど、防音性能が高いため床材選びの目安として知っておきましょう。

さらに、床材の下に遮音材を敷くことで防音効果が向上する場合もあります。

 

フローリングの種類と特徴などについてご紹介しています。こちらの動画も、ぜひご覧ください。

防音室を設置するリフォーム

防音室は、住宅においても音楽演奏や映画鑑賞などを楽しむための場所として使われます。

遮音性の高いドアや窓、遮音材を床や天井に取り入れ、内部からの音漏れを防止するとともに、外部からの騒音も最小限に抑えることができます。

【番外編】DIYの防音リフォームと効果

費用を抑えながら、防音対策ができるDIYの防音リフォームについても少し触れておきましょう。

具体的には下記のようなアイデアがあります。

• 遮音性の高いカーペットを敷く
• 壁に遮音性の高いパネルをや壁紙を貼る
• 建具のすき間などに遮音材を取り入れる
• 窓に遮音性の高いカーテンやブラインドを取り入れる

防音リフォームに活用できる補助金

防音リフォームのみに活用できる補助金はありませんが、断熱性能向上リフォームと防音リフォームを組み合わせることで、補助金を活用できる可能性があります。

ただし、補助額・補助金申請をできる条件は工事の内容などにより異なるため、リフォーム業者に相談するなど事前に確認しておくとよいでしょう。

 

こちらの記事で、断熱性能向上リフォームに活用できる補助金について最新情報を紹介しています。

〈関連ページ〉補助金情報｜2023-2024リフォームで利用できる補助金・助成金まとめ

 

防音リフォームを検討する際の注意点

防音リフォームを検討する際には、下記の点に注意が必要です。

ここでは、事前に知っておきたいポイントをご紹介します。

分譲マンションでの防音リフォームは管理規約の確認が必要

分譲マンションの場合は、床（フローリング）の遮音規定が設けられていることも多くなっています。

リフォーム時には管理規約をよく確認しておきましょう。

賃貸物件にお住まいの場合は自己判断でリフォームできない

賃貸物件の場合は、一般的に自己判断で防音リフォームを含む大規模なリフォームや構造の変更を行うことはできません。

施工業者選びが重要

音問題によるお悩みに合わせた適切な防音リフォームを行うためには、施工業者選びが重要です。

経験豊富で信頼できる業者を見つけるために、ホームページなどで実績を確認したり、口コミや評価などを参考にしたりとしっかりとリサーチをしましょう。

 

土屋ホームトピアでは、防音リフォームの注意点もふまえ、お客様に最適なリフォームプランを丁寧にご説明いたします。

お気軽にご相談ください。

 

まとめ

防音リフォームの費用は、マンションや戸建ての違い、また工事の箇所や使用する素材や部品によっても異なりますが、音のお悩みを軽減するために効果が期待できます。

補助金の活用によってお得に防音リフォームができる場合があるため、気になる方はご希望の防音リフォームに補助金を使用できるかお気軽にお尋ねください。

防音リフォームにも高い実績を誇る土屋ホームトピアが、お客様に合ったプランをご提案いたします。