雨漏り修理をどこに頼むか決める方法|修理業者の種類、修理費用の相場、自分で修理できるかなど解説
「雨漏り修理をどこに頼めば良いかわからない」「できるだけ費用を抑え、良い業者へ依頼したい」とお悩みの方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、71,518件以上のリフォーム実績を持つ『土屋ホームトピア』が、「雨漏り修理を依頼できる業者の種類」「雨漏り修理の費用相場」などを解説します。
雨漏りを解消したリフォーム事例・費用も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください!
Contents
雨漏り修理をどこに頼むか決める方法
雨漏り修理をどこに頼むか決めるには、「雨漏り修理に対応できるか」と、「信頼できる業者か」を確認する必要があります。
雨漏り修理を頼める業者は5種類
まず、雨漏りを頼める業者は、以下の5種類です。
- 雨漏り修理専門業者
- 屋根修理業者
- 外壁修理業者
- リフォーム会社
- ハウスメーカー・工務店
雨漏りは、建物の外から中へ雨水が浸入することで発生するため、上記の業者のなかでも屋根・外壁工事に精通しているかどうかを確認することが重要です。
ただし、以下のケースでは、直接業者に依頼しない方が良い可能性がありますので、まずは該当の連絡先へ連絡しましょう。
お住まいの状況 | 雨漏り発生時の連絡先 |
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自己所有・新築10年以内の戸建て | 家を建築したハウスメーカー・工務店
※雨漏りの原因が施工不良の場合、10年間の瑕疵担保責任(業者側が修理費用を負担する責任)の対象になるため |
自己所有・分譲マンション | 管理組合
※マンションの共用部分が関連している場合、修理費用は修繕積立金で負担されるため |
賃貸物件 | 大家さんや管理会社
※修理や工事の費用は、お住まいの所有者である大家さんが負担するため |
信頼できる業者のチェックポイント
以下は、信頼できる業者かどうかを判断するためのチェックポイントですので、業者と契約を締結する前にご確認ください。
信頼できる業者のチェックポイント |
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「雨漏り修理などの実績」「建設業許可の有無」「保険・保証制度」などの情報は、施工業者のホームページで確認しましょう。
ホームページに記載がなければ「電話などで直接質問して明確な回答が得られるか」も、施工業者選びの重要な判断ポイントです。
雨漏りに関するお悩みは、土屋ホームトピアにお問い合わせください。
※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご安心ください。
※全国各地に拠点がございます。
雨漏り修理の費用相場
雨漏り修理の費用相場は、雨漏りの原因や施工内容によって異なります。
そこで、施工内容ごとの費用相場と、雨漏り修理の費用を抑える方法をご紹介します。
雨漏り修理の施工内容・費用一覧
雨漏り修理の施工内容・費用相場は、以下のとおりです。
施工内容 | 費用相場 |
---|---|
屋根の部分修理 (瓦・スレート・板金の一部の交換・補強など) |
1〜10万円 |
防水シートの交換 | 10〜30万円 |
屋根の葺き替え(ふきかえ) | 60〜200万円 |
屋根カバー工法 | 50〜150万円 |
雨どいの修理 | 1〜10万円 |
外壁の部分的な修理 (塗装、コーキングの打ち替えなど) |
10〜50万円 |
外壁全体の張り替え・重ね張り | 120〜300万円 |
天井の修理 (クロスの張り替え、石膏ボードの交換など) |
5〜20万円 |
ベランダの修理 (防水層の設置・交換、内壁の交換、笠木の交換など) |
3〜50万円 |
屋上の修理 (防水層の設置・交換など) |
20〜100万円 |
天窓の修理 (コーキングの打ち替え、窓枠の補修など) |
1〜30万円 |
天窓の交換・撤去 | 20〜90万円 |
雨漏り修理の費用を抑える方法
雨漏り修理の費用を抑える方法は、以下の通りです。
- 2〜3社に見積り作成を依頼し、内容を比較する
- できるだけ早く修理を依頼する
また、以下のようなケースもあります。
- 新築後10年以内の自己所有の建物:瑕疵担保責任を適用により、費用が発生しない
- 自然災害が原因の雨漏り:火災保険の補償適用により、費用の一部or全部を負担してもらえる
また、どのようなケースであっても修理の範囲が小さいと費用を抑えられるため、雨漏りに気づいたらすぐに業者に相談するのがおすすめです。
雨漏りの修理は自分でできるか|雨漏りを放置するとどうなるのか
「雨漏り修理に費用をかけたくない」「軽度の雨漏りのため自分で修理できそう」とお考えの方も多いのではないでしょうか。
そこで、「雨漏りの修理は自分でできるのか」について解説します。
雨漏りの修理は自分でできるケースもあるがプロに依頼するのがおすすめ
以下のような場合には、自分で雨漏りを修理できる可能性があります。
- 雨漏りの箇所や原因が簡単に特定できる
- 雨漏りが非常に軽度
ただし、高所作業が必要な場合は転落などの事故が発生する危険性があります。
ご自身で対応するのは「プロの業者に対応してもらうまでの応急処置」でとどめることを、ぜひご検討ください。
雨漏り発生のよくある原因・雨漏りしやすい箇所
雨漏り発生の主な原因は、以下のとおりです。
複数の原因が重なって雨漏りするケースが多いため、ぜひご確認ください。
雨漏りしやすい場所 | 雨漏り発生のよくある原因 |
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屋根 |
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窓・窓枠 |
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ベランダ・バルコニー |
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外壁 |
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天窓 |
|
屋上(陸屋根) |
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ご自宅の状況によっては、室内への水の侵入が雨漏りではない可能性があります。こちらの記事で水の侵入の原因などを詳しく確認できます。
〈関連ページ〉すが漏れとは|応急処置、修理費用の火災保険適用、原因と予防対策、雨漏り・水漏れとの見分け方を解説
雨漏りを修理せずに放置するとどうなるのか
【二次被害の例】
- カビの発生
- 木材の腐食
- 金属材のサビ
- ダニ・シロアリの発生
- 漏電
二次被害によって建物のダメージが進行するケースもあるため、雨漏りは放置せず、早急に修理を検討しましょう。
雨漏りに関するお悩み・雨漏り修理は、土屋ホームトピアにお問い合わせください。
※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご安心ください。
※全国各地に拠点がございます。
雨漏り修理の事例
実際に雨漏りを修理した事例も紹介します。
こちらは築75年の木造住宅で、屋根の雨漏りを解消したリフォーム事例です。
雨漏り修理に加えて老朽化が進んだ住宅全体をリフォームし、費用は1,450万円でした。
〈関連ページ〉古民家を次世代へ継承する為の機能再生リフォーム~想いは世代を超えて~
土屋ホームトピアには、今回紹介しきれなかった事例がまだたくさんあります。ぜひご覧ください!
〈施工事例〉
雨漏りに気づいてから修理が終了するまでの流れ
最後に、「雨漏りに気づいてから修理が終了するまでの流れ」も確認しましょう。
応急処置をして修理を依頼する業者に連絡|雨漏り被害を最小限に抑える応急処置
雨漏りが発生したら、室内の被害を最小限に抑えるため、応急処置を行います。
同時に、修理を依頼する業者または、雨漏り発生時の連絡先に連絡しましょう。
応急処置の方法は以下を参考にしていただければ幸いです。
雨漏りの応急処置 |
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業者到着・現地調査・見積もり確認|信頼できる業者が実施する現地調査内容
業者が到着すると、現状の調査を実施します。
雨漏りの現地調査の種類 | 内容 |
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目視調査 | 雨漏りの原因と考えられる箇所を目視で確認。雨水が実際に浸入しているかを調査 |
散水調査 | 雨漏りの原因と考えられる箇所に水をかけ、実際に雨漏りが発生するかどうか調査 |
赤外線サーモグラフィー調査 | 高感度赤外線カメラで屋根材や壁材などの表面温度を測定。雨漏り箇所では雨水の影響で表面温度の低下が確認できる。 |
発光液調査 | 発光液を混ぜた水を使っての散水調査。雨漏り箇所にブラックライトを当てると発光が確認できる。 |
雨漏りの原因・修理内容・費用に関する説明を受けて、雨漏り修理に関する打ち合わせを行いましょう。
契約・施工・修理完了
修理費用・契約内容・保証内容などを確認し、契約締結後、施工を実施します。
施工により雨漏りが解消されたことを確認できたら、修理は完了です。
雨漏り修理を依頼できる施工業者をお探しの方は、土屋ホームトピアにお問い合わせください。
専属チーム体制・高い施工技術で、現地調査から施工・アフターフォローまで、安心してお任せ頂けます。
※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご安心ください。
※全国各地に拠点がございます。
まとめ
雨漏り修理は、屋根や外壁の工事に精通する業者に依頼するのがおすすめです。
家を建築した施工業者などに連絡するべきケースもあるので、状況に合わせて対応しましょう。
自己所有のお住まいでは、築年数を重なるにつれて、雨漏り修理を含むメンテナンス費用が必要となります。
本記事を参考に、雨漏りが大きな被害となる前に素早く修理のための行動をしていただけると幸いです。