Data
- 築年数
- 24年
- 構造
- 木
- 工事面積
- 166㎡
- 工事費
- 500万円
リフォームのきっかけ
●ご主人『昨年妻が亡くなり、一人ぼっちの二世帯住宅は広くて静か。今は皆で暮らした時間が懐かしい。』
●娘『窓から見える距離に住んでいても、高齢の父が心配。母の一周忌前に同居したい。』
●ご主人・娘『日当たりの悪いリビングを移動する事は勿論、仏間は必ず作りたい。威圧感のあるペチカは無くしたい。』
プランナーからのコメント
家族の時間を大切にしている施主へ、LDKと私室となる和室の間に可変性のある仏間を提案。
間取り変更により日当たりの良いLDKとなるよう、北海道の住宅によく見られる暖房器具のペチカは、灯油ストーブを設置すると床下で結露する事がある為撤去。
仏間を1.2階をつなぐ場だけでなく、家族をつなぐ場とする事を提案。
リフォームした部位
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- 部位
- ホール・仏間
空間をより広く使える様、角に柱を立てずに施工。 建具は、新築時から思い入れのある雪見障子を採用。
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- 部位
- ホール
閉→ご主人の私室をつながるプライベートな空間へ。 開→リビング・ホール・和室・2階をつなぐ大きな空間へ。 大きなペチカはパネルヒーターとなり、各居室に計画。 遮るものがなくなり、シンプルな動線へ。
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- 部位
- 仏間
大きなペチカはパネルヒーターとなり、各部屋に配置。
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- 部位
- 仏間
空間に可変性を持たせる建具。 新築時から思い入れのある雪見障子を採用。
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- 部位
- 和室
全ての扉を開けると、奥の私室へアクセス可能。 介護の面でもご安心頂いた。
施主様のご感想
一度はこの二世帯住宅を手放すことも考えたが、かつての賑わいが感じられる家になった。
自分も親となり再び二世帯で住むと、また次世代へとつなぐ事ができて今後も安心。
ペチカから暖房方式が変わったが、可変性の有る開放的な空間でも家族みんなで温かく過ごせ、とても快適。