Data
- 築年数
- 32年
- 構造
- 木
- 工事面積
- 13㎡
- 工事費
- 300万円
リフォームのきっかけ
奥様『茶道が趣味で、自宅に仲間を招き、お茶会を開く事が夢』『10年くらい空家なので何かあったら怖い』
『自宅隣の空家に、リフォームで茶室が作れるなら購入したい。敷地裏の川と林を望む、恵まれた条件を活かした「吉野窓」を提案され、私も憧れていたのでぜひ作りたいと思った。』
プランナーからのコメント
吉野窓を外壁面に作り外障子をつける事は、高気密・高断熱住宅を絶対とする北海道では納まりが悪い。
そこで出窓を設け、断熱欠損しない「外障子のある丸窓」を実現。
また準防火地域の為、窓の仕様や大きさの制限にも的確に対応。
開閉可能な窓を採用する事で意匠性と機能性の両方を備えた。
リフォームした部位
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- 部位
- 茶室
茶道が趣味の施主。敷地裏の川と林を望む、恵まれた条件を活かす為、この庵に「吉野窓」を提案し、奥様から共感頂いた。
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- 部位
- 茶室
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- 部位
- 茶室
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- 部位
- 茶室
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- 部位
- 吉野窓
障子を開けると、林と川のせせらぎを愉しむことができる。
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- 部位
- 茶室
出窓を断熱区画の中に取り込み、断熱欠損が出ないよう施工。(丸窓はΦ90㎝とした) 暖房計画も意匠の一部に取り込み、室と馴染ませた。
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- 部位
- 吉野窓
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- 部位
- 吉野窓
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- 部位
- 窓
網なしの防火窓を使用し、出窓の内部に障子を配す。
施主様のご感想
まさか出窓を作るとは思わなかったが、丸窓を入れた事で柔らかな雰囲気が出て大満足。
気候の良い時期は外窓を開けることで出窓の効果か、川の音が予想以上に室内に響きとても心地よい。
古家がリフォームでここまで生まれ変わる事に驚くと共に、結露やスガ漏れも無く、安心して愉しめる集いの場となりました。