Data
- 家族構成
- 2人
- 築年数
- 53年
- 構造
- 在来木
- 工事面積
- 15㎡
リフォームのきっかけ
『実家を急いで改修してほしい』
母が転倒して車椅子になってしまったが、父がその事実を受け入れられず、改修に猛反対。
先日やっと納得してくれたが、母の退院まで4週間しかない。
その期間で(1)計画立案、(2)打合せ、(3)積算契約、(4)介護保険申請、(5)役所の現場調査、(6)工事、まで何とか終わらせて欲しい。
プランナーからのコメント

- 仙台支店
プランナー - 髙宮和也
既存床の健全性を確認の上、石膏ボードを使用して嵩上げ。
仕上げは車椅子対応のCFとし、大工工事を最小限にすることで施工日程を短縮。
■トイレも10年前に改修済みで、かつ住みながらのため便器は脱着しないで済む方法を採用。
■車いすと来客用の動線を分離させ、双方が使いやすいように配慮。
リフォームした部位
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- 部位
- 洗面所
トイレ内に洗面所も構築。建具枠の凹みを利用してニッチと電気温水器を設置。洗顔等もここでできます。
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- 部位
- 洗面所
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- 部位
- トイレ
廊下にあわせて便器の手前まで嵩上げした。
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- 部位
- 玄関
3mm厚の車椅子用CFで仕上げ。カッターで切って施工できるので、複雑な凹凸にも対応でき、床の仕上げ工程は1日で完了。9mm合板2枚+フロア12mmでの嵩上げに比べ工期を半分に出来た。
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- 部位
- 玄関ホール
廊下は幅員が狭く、介助なしで車椅子で通るのは難しいと判断。しかしお母様の体力回復が予想以上で、自走で廊下を行き来でき、回遊動線化ができたのは担当者も想定外の嬉しい誤算。
施主様のご感想
(お父様)俺も歳で家に金を掛け過ぎるのも不安だったが、工事範囲を抑えて安く仕上げて欲しいという要望も満たしてくれた。何より苦労して建てた家だったので今のイメージを崩さず改修してくれたのが嬉しい。
(娘様)母が退院したその日から違和感なく生活がスタートできたことが何より安心した。