Data
- 家族構成
- 1人
- 築年数
- 82年
- 構造
- 木
- 工事面積
- 13㎡
- 工事費
- 60万円
リフォームのきっかけ
築80年を超える実家のリフォームと併せ、祖父が畳屋をしていた頃に使っていた長い廊下と物置を上手く使えないだろうか?
町内会の人や昔馴染みが私の家に集まるので、歓談の場として使いたい。
廊下に山積みになっている祖父の残した写真や道具、絵も行き場を作れると嬉しい。
プランナーからのコメント

- 札幌豊平支店
プランナー - 安永千晶
建物の歴史とリフォームが共存するよう、床や天井の古材を残す必要最低限の工事とし、歓談の場と展示場所を創った。
紫外線による劣化を防ぐ為絵画は窓の上に設置。
小樽の歴史ある夏祭りの際に、地元の人が集まる立地の為、外に向けた展示場所として窓を利用する提案も共感頂いた。
リフォームした部位
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- 部位
- 展示スペース
地元に住む人々の紡いだ時間や思い出を、ギャラリーのように飾る事のできる空間を提案。「地域の思い出の回廊」として、歴史と地域コミュニティを個人の家で共存させた。
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- 部位
- 展示スペース
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- 部位
- 展示スペース
工事と併せ、既存の木壁にも展示スペース を設ける提案も行った。 「高齢化の進む地域だが、夏祭りに開放し、若い人にも見て欲しい。」と施主。 今後の施主の生きがいや、ライフワークの 一つとなるだろう。
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- 部位
- 展示スペース
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- 部位
- 展示スペース
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- 部位
- 外壁
「地元の人が前の公園に来るので、昔馴染みには過去を懐かしんでもらい、若い人には小樽の歴史に触れて欲しい」という施主の地元愛を汲む展示方法。
施主様のご感想
費用をかけず自慢の廊下に
リフォームによって、自宅に眠っていた絵画や畳屋だった頃の歴史を、地元の多くの人に見てもらえる様になり嬉しい。
新しい木材よりも時を重ねた木の美しさが気に入っています。
北海道では古い木造の建物は貴重なので、地元の若い人にも歴史を体感し楽しんでほしい。
費用をかけず自慢の廊下になったと思う。