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小説『疼くひと』で70代の性愛を描いた映画監督・松井久子さん。本の刊行から半年もたたぬうち、 自身に「奇跡」と思える予期せぬ出会いがあり、2022年夏に思想史家の子安宣邦さんと婚姻届を提出しました。
初対面から1年を経ずしての決断とは。人生百年時代の恋と結婚、生き方と死生観。そんな松井久子さんをゲストに迎え、 TVディレクター、アートプロデューサーで陰陽師の清藤誠司が、そのリアル・ストリーに迫ります。

お相手の子安宣邦さんは、思想史家で大阪大学名誉教授。
本居宣長、平田篤胤など日本古来の死生観・宗教学、精神文化史研究の第一人者です。
松井さんは、これまで映画監督として、「ユキエ」「折り梅」「レオニー」「何を怖れる　フェミニズムを生きた女たち」
「不思議なクニの憲法」などの作品があります。2021年には、小説「疼く人」を執筆して話題を呼びました。

76歳の松井さんが、89歳の子安さんとご結婚なさったのは、かなりの決断だと想像しますが、
実はご自身は「しごく自然な決断でした」とおっしゃっています。

【講師／進行MC（企画・構成）】
清藤 誠司 氏（TVディレクター・アートプロデューサー／陰陽師）
NHK「日曜美術館」、これまでNHK-BS「岩合光昭の世界ネコ歩き」「ダークサイドミステリー」など。
古代〜現代の美術史、芸能エンタメ、神秘科学・マインドフルネスを得意領域とする。番組企画プロデューサー。
長年の取材・研究を活かし、プロの運命占術家・陰陽師としても活動する。現在、京都・大阪を拠点とする。