目黒の奥座敷 ～Private Space～

プラン決定のポイントとなったのは“囲炉裏”。当初は造作で座式の囲炉裏も検討しましたが、使い勝手などを含めてテーブル型の囲炉裏を採用しました。椅子を置くのは雰囲気に合わなかったため、掘り炬燵部分を造って設置。RC造のため、室内に高低差が生まれてしまいますが、高低差を活かして無垢の一枚板のBARカウンター兼書斎カウンターを設置し、外のライトアップされたお庭を眺められる至高の空間を創りました。内装は古民家の様な板張りの壁と天井、天然石の風合いのタイルを壁に使用し、「リフォームしました」という空間にならない様、昔からあった様な落ち着いた雰囲気を創りあげました。
また、床・壁・天井を一度解体し、断熱材の欠損部分や未施工の壁面・床面に断熱材を施工し冷暖房効果を向上。照明器具はLED化すると同時に、場所ごとの切り換えを多くすることで省エネにも貢献してます。