Data
- 家族構成
- 4人
- 築年数
- 31年
- 構造
- 木造2階
- 工事面積
- 118㎡
- 工事費
- 500万~800万円未満
リフォームのきっかけ
車いす生活になった家族の為に中古の一戸建てを購入。車いすに乗っていても自由に行動できるような家にしたい。
①玄関周りの段差をなくしたい。
②積雪を気にせず冬でも安全に外に出られるようにしたい。
③車いすが楽に出入りできるように玄関を引戸にしたいが、スペース的に難しくまた費用もかかりそうで心配。
プランナーからのコメント
- 設計部
プランナー - 伊藤瞳
既存では外から室内に入るまでに段差が4か所、670mmの高低差があり、外出の際は大人の介助が必須でした。
そこで次の3つをご提案しました。
①1階FLまで玄関土間と風除室の床を上げ、段差昇降機を設置。
②積雪対策として昇降機を風除室で覆う。
③玄関壁をナナメにして玄関引戸の有効幅を確保。車いすで容易に通れるようにしました。
リフォームした部位
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- 部位
- 外観
家の前に広い風除室を付けました
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- 部位
- 風除室
昇降機を囲むように設計、天候に左右されずいつでも一人で外出できるようになりました
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- 部位
- 昇降機
昇降機の上で方向を変えられます
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- 部位
- 昇降機
玄関の段差を昇降機をつけることで解消しました
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- 部位
- 玄関前
斜めにすることで引き戸を付けるスペースを確保しました
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- 部位
- 玄関
屋外用から室内用車いすに乗り換えができる広い玄関
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- 部位
- 玄関
玄関扉を斜めにつけたことで車いす置き場ができました
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- 部位
- 外観
冬場でも出入りができます
施主様のご感想
家族に笑顔が増えたことが一番よかったです。
ナナメの玄関には驚きました。
玄関の入り口が広くなるだけでなく室内側も広くなり、外用車いすの置き場所ができて嬉しいです。
室内外の段差がなくなったので、自分一人で車いすのまま外に出られるようになり外出の機会も増えたり、庭でバーベキューをする回数が増えました。