リフォーム相談BOOK

乾かない室内干しの解決策をご紹介!乾きやすい間取りも

こんにちは。土屋ホームトピアの渡辺賢人です。

花粉の季節や雨の日、夜に洗濯物を干したい場合などは、室内干しになると思います。
そんなときに「室内干しだとなかなか乾かない!」とお困りではないですか?
室内干しでなかなか洗濯物が乾かない場合に、どんなことに注意すれば良いでしょうか。

今回のコラムでは室内干しがもっと便利に、快適になるヒントをご紹介!
室内干しが乾かない理由を知り、効率的に乾かすコツや工夫を知りましょう。
室内干しに適した便利な間取りについてもご紹介します。

この記事の監修・執筆者
札幌豊平支店長

土屋ホームトピア 札幌豊平支店
店長 渡辺 賢人

思い入れのあるお住まいを、10年・20年先まで大切に暮らしていただけるよう、将来に向けたご提案を心がけております。「メンテナンスにかかる費用を減らしたい」、「思い出のある家をずっと大事に使いたい」など、お住まいに関するたくさんの想いがあると存じます。些細なことでも、お気軽にご相談ください。

洗濯物を室内干しすると乾かない理由は?

洗濯物の乾きやすさに影響する主な要素は、以下の3点。

  1. 湿度
  2. 風通し
  3. 温度

室内干しの洗濯物がなかなか乾かない場合は、次の理由であることが多いです。

  1. 湿度が高い 
  2. 風通しが悪い
  3. 温度が低い

一般的に室内で快適とされる湿度は50~60%。
しかし湿度50%は、洗濯物干し環境として良い湿度とはいえません。
梅雨の時期などさらに湿度が高い時期もあります。

また、たくさんの洗濯物を干していたり窓を閉め切っていたりすると空気が循環しにくく、風通しが悪くなり、こちらも洗濯物が乾かない原因に。

室内干しで日当たりが悪かったり、冬で室温が低かったりすると、さらに乾きにくくなってしまうでしょう。

乾かない洗濯物を室内干しで効率良く乾かすコツ

室内干しでできるだけ効率良く洗濯物を乾かすコツをご紹介します。

除湿器を使う

室内干しをすると湿度が上がるため、乾きにくくなります。
除湿器を使って部屋の湿度を下げ、衣類を早く乾燥させましょう。
除湿器によっては、衣類乾燥に向いているモードを搭載した機種もありますよ。

風通しを良くする

室内の換気扇を付けたり、窓を開けたりして風通しを良くしましょう。
壁側よりもできるだけ部屋の真ん中に干した方が風通しが良くなります。
扇風機やサーキュレーターを使って、空気を循環させるのもおすすめ。
洗濯物の下から風を送ると良いです。

干し方を工夫する

洗濯物の間に風が通るよう、こぶし1個分程度の隙間をあけながら干しましょう。
布が重なる部分をできるだけ減らすよう、パーカーは逆さまに干す、ボトムスは胴回りをあけて干すといった工夫も試してみてください。

ピンチハンガーを使って干す場合は、両外側に長い衣類、内側には短い衣類が来るように干す「アーチ干し」をすると、風通しが良くなり、乾きやすくなります。

そのほか、こまめに洗濯をして一度に干す量を減らす、いつもより長めに脱水してから干すといった方法もあります。
ちょっとひと手間をかける方法として、アイロンをかけてから干すというアイデアも。

高温のスチームアイロンなら殺菌消臭効果もあるので、室内干しの生乾き臭対策にもなって梅雨時期には特におすすめです。

室内干し派は増えている!室内干しに適した間取りとは?

「花粉やPM2.5などの汚染が気になる」
「共働きで昼間は家にいないから室内に干しておきたい」
「夜に洗濯をするので室内に干したい」など、ライフスタイルの多様化に伴い、室内干し派は増えています。

室内干しをするなら、こんな間取りがおすすめですよ!

ランドリールーム

ランドリールームとは、洗う・干す・取り込む・たたむ・しまう までを一箇所で行える洗濯に関わる家事を集約した部屋です。
広い洗濯物干しスペースや換気扇を設置するなど、ストレスなく室内干しができる環境を整えられます。
日当たりの良いサンルームなどにつなげてそこに干せると、さらに乾きやすくなるでしょう。

広い洗面脱衣所

洗濯機を配置する洗面脱衣所を広くとり、ハンガーポールなどを設置して室内干しスペースを確保する方法もあります。
洗濯機から近いので作業も楽です。

家族全員分の洗濯物をすべて干すとなると少し手狭になってしまうかもしれませんが、例えば大きな服は外干しして下着やタオル類だけ干す、といった使い方なら十分。

リビングや廊下に室内干しスペースを設置

専用の部屋を設けなくても、リビングや廊下の一角を室内干しスペースにする方法も。
広い部屋は空気が通りやすいですし、居住スペースなら冬でも暖房が入っていて暖かいので乾きやすいです。

特に、暖かい空気が上にたまりやすい性質を生かして、2階の階段の踊り場に室内干しスペースを作ると、1階よりも乾きやすいケースもありますよ。

室内用の物干しスタンドを使うほか、突っ張り棒タイプのハンガーポールや鴨居に吊り下げるタイプの物干しハンガーなどを活用して上に干せば、生活のジャマにもなりにくいです。
ネジやピンを使って壁に固定する場合は、壁裏に下地(柱)がある部分を狙ってネジを取り付けましょう。
石こうボード部分に固定しても、洗濯物の重さではがれてきてしまいます。

室内干しスペースのある間取りは、その前後の洗濯・収納の動線までイメージした間取りにするとぐっと使いやすくなりますよ。
動線の整理はリフォームを成功させる重要なポイント!

動線計画については「リフォーム成功のポイント!動線を計画してみる」でもご紹介しているので、ぜひご覧くださいね。

室内干しが乾かない原因は湿度と風通し!間取りや干し方を工夫しよう

室内干しの洗濯物がなかなか乾かないのは、風通しが悪く湿度がこもってしまっているかもしれません。
たくさんの洗濯物をまとめて干していたり、風通しの悪い場所に干していたりすると、なかなか乾かず、生乾き臭の原因になってしまうことも。

室内干しで効率良く洗濯物を乾かすためには、風通しの良い場所に干したり、窓を開けたりサーキュレーターを付けたりして風通しを確保しましょう。
洗濯物通しの間をあけて、重なる部分が減るように干すといった工夫もポイントです。

快適に、効率良く室内干しをするには、ランドリールームや広い洗面脱衣所といった間取りもおすすめ。
専用スペースがなくても、リビングや廊下の一角や天井付近に物干しスタンドやハンガーポールを設置する方法もあります。

室内干しスペースを考えるときは、洗濯から室内干し、取り込み、収納までの家事動線を考えて配置するととても使いやすくなりますよ。

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