Data
- 家族構成
- 3人
- 築年数
- 20年
- 構造
- 在来木
- 工事面積
- 60㎡
- 工事費
- 450万円
リフォームのきっかけ
築20年の空き家の改修。
建物中心に階段があるのは「気の流れ」的に悪い。その影響か前の人が10年前に出て以来、空き家だった。
京都特有の「ウナギの寝床」の上、3面に家が建ち、とにかく暗くて寒い。暖かく日が入る様にして欲しい。
火(ガス)で調理したい。
妻と息子に聴覚障害があるため、予算内で安全な家にしたい。
プランナーからのコメント
- 仙台支店
プランナー - 髙宮和也
リビングに吹抜けを作り、採光の良い2階から光を導くことを提案したが「面積減はダメ。何より吹抜けは”気を乱す竪穴”になる」とのこと。
そこで一部だけをロフト状にし、その下の室内側に窓を設置。
反対側には鏡を取付け、そこに映りこむ映像と太陽光の入射角度を計算し、窓のない北面に「太陽光が降り注ぐ窓(鏡)」を出現させた。
リフォームした部位
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- 部位
- リビング・ダイニング
光の反射だけでなく、鏡に写る映像を計算しているため、見る人は壁に窓があるかのような錯覚を起こす。
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- 部位
- リビング・ダイニング
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- 部位
- 階段
壁面積が大きく、耐震壁の多い北面にミラーを設置。飛散防止フィルムを併用することで安全性にも配慮。
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- 部位
- 階段
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- 部位
- 階段
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- 部位
- 寝室
ロフト化することで、床面積も減らさずに採光を改善。採光窓も樹脂製を使い、安全性にも配慮。
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- 部位
- 寝室
各居室にスマホ連動型の発光式火災報知器を設置。異常を聴覚と視覚、振動で感じることが出来る。
施主様のご感想
昼は電気いらずで、暖かい
火が出ても警報が聞こえず不安だったが、LDKの防炎性能を確保した上で、特殊な火報器で火災を視覚と振動でわかるので安全性が増した。
北側の窓を塞いだのに、窓が倍になったかのようだ。鏡に映りこむ景色が自然で、狭い階段室に不思議な広がりを感じる。
昼は電気いらずで、暖かく、明るい光が注がれるリビングは快適!