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それぞれのメリット・デメリットを整理してみましょう
中古は新築よりもどれくらい安い?
購入資金は、注文住宅(土地を購入した新築)で全国平均4,017万円、分譲戸建住宅と分譲マンションは、それぞれ全国平均3,600万円前後、中古戸建住宅と中古マンションは、それぞれ全国平均2,300万円前後となっています。中古住宅は、1,000万円以上も安くなっています。(国土交通省「平成25年度住宅市場動向調査」より)
一般的に日本の木造住宅は、20~25年で価値がゼロになると言われています。使用価値はあっても、資産価値としてはほとんど無くなるということです。
逆に考えると、リフォームが可能な建物であれば費用を抑えて購入することができ、耐震補強など適切なリフォームをおこなうことによって、中古住宅でも長く安全に住むことが可能になると言えます。
家とは、あなたにとってどのようなものですか?
重視すべきことは何かを考えてみましょう
住まい選びのポイントとして予算以外では、戸建派は「土地の広さ・住戸の広さ」「近隣の街並みの雰囲気・景観」「馴染みある地域」を、一方、マンション派は「通学・通勤の利便性」「近隣の生活利便性」を重視する方が多いようです。
“家”でどのような暮らしをしたいかイメージしてみてください。省エネでいつも快適温度に過ごせる家がいい・・・。
お料理が好きなら、キッチンにスペースを大きくとり、使いやすさにこだわったカスタムキッチンが欲しいなど・・・。
リフォームであれば限られた予算の中から、こだわりの部分に予算を掛けることもできます。
新築にこだわらないけど、
中古物件はわからないことが多くて心配という方は・・・
希望の場所で気に入った物件を見つけたら、リフォーム会社に相談してみるのもひとつの方法です。
建物診断のノウハウがある、信頼できるリフォーム会社であれば、第三者として建物の状態を客観的に調査してくれるとともに、希望しているリフォームができるかどうかのアドバイスもしてくれます。
構造によっては、間取り変更・水廻りの移動ができない建物や、断熱工事に多額の費用が掛かってしまう場合もあります。購入費用とリフォーム費用、全体的な予算を把握するためにも購入前に相談することをオススメします。