リフォーム相談BOOK

床材におすすめの無垢フローリングの種類は?選び方も知ろう!

こんにちは!土屋ホームトピア札幌西支店の瀬川 王晃です。

木の優しい風合いが楽しめる無垢材のフローリング。
リフォームを機に、床材に無垢フローリングを検討している方も多いのではないでしょうか。

今回は、無垢フローリングの種類や選び方についてご紹介するとともに、無垢フローリング以外の床材についても解説します。

マンションの床の防音リフォーム方法についても解説するので、床のリフォームを検討している方はぜひ参考にしてくださいね。

この記事の監修・執筆者
札幌西支店長

土屋ホームトピア 札幌西支店
店長 瀬川 王晃

お客様のご不安を少しでも減らせるよう、時間をかけて打合せを重ねさせていただきます。お打合せや工事中は、お客様が何でも言いやすい環境づくりを心掛けます。お客様のお困りごと・ご予算に合わせて、通り一辺倒なご提案では無く、様々なリノベーション方法を検討しご提案します。

床材で人気の無垢フローリングとは?

無垢フローリングとは、天然木の一枚板、無垢材でできているフローリングのことです。

やわらかな木の風合いが楽しめ、長く使用するにつれて色合いに深みが出てくることが魅力です。

保温性や断熱性、吸湿性に優れており、一年中快適に過ごせることも無垢フローリングのメリットといえるでしょう。

デメリットとしては、汚れや傷にやや弱いことが挙げられます。

しかし、防水加工が施されたものを選べば汚れは防げますし、経年でついた汚れや傷はヴィンテージ感が出て味わい深い質感にもなります。

また、マンションなどの住居には、遮音等級という防音基準が定められており、従来、無垢フローリングはこの遮音等級に対応しにくいものとされていました。

今までは遮音シートを貼るなどの処理が必要とされていましたが、近年はそのままでも十分に遮音性能のある無垢フローリングが登場しています。

そのため、無垢フローリングはマンションでも安心して利用できる床材として、現在さらに人気を博しています。

床材におすすめの無垢フローリングの種類と選び方

住宅の床材によく使われる無垢フローリングの種類は、下記のとおりです。

  • オーク
  • ナラ
  • タモ
  • ウォールナット
  • ひのき
  • クリ(チェストナット)
  • ローズウッド
  • チーク
  • アカシア
  • サクラ
  • バーチ
  • パイン

その中でもおすすめしたい無垢フローリングをご紹介していきましょう。

とくに床材におすすめな無垢フローリング3選

無垢フローリングにおすすめな木材はたくさんありますが、中でもおすすめの床材は以下の3つです。

おすすめ①オーク・ナラ

オークとナラは広葉樹のため、針葉樹に比べて重厚感のある質感が楽しめる床材です。

オークとナラの違いは産地が異なります。
オーク材は北米やヨーロッパ、ナラ材は日本やロシアの産地の木材のことをいいます。

ウィスキーの樽や家具、楽器の材料として使用されるほど、耐久性が高いことが特徴として挙げられます。
やや硬めで香りはあまり強くなく、明るすぎない落ち着いた色合いのため、飽きがこない床材として人気です。

おすすめ②サクラ

床材に使用されるサクラは、日本でよく見られるソメイヨシノではなく、カバ桜や山桜の木でできています。

色合いが明るく、部屋の雰囲気を明るくしたい場合や清潔感を演出したい場合におすすめの床材です。

表面はなめらかで木目はあまりはっきりしていないことが特徴。
床材としての「サクラ」にはさまざまな木が使用されており、おなじ木であっても場所によって色味や木目が大きく変わります。

おすすめ③アカシア

アカシアはマメ科の広葉樹で、植林によって近年さまざまな国で採取でき供給が安定している床材です。
そのため、比較的安価なのがアカシアのメリットのひとつといえるでしょう。

色味は黄色や茶色で、木目がはっきりしていることが特徴です。
茶色がかった深い色の床材は高価になりがちですが、アカシアは比較的安価のため、気軽に雰囲気のある床材を手に入れたい人におすすめです。

無垢フローリングはどうやって選ぶ?

無垢フローリング選びで迷ってしまったら場合は、以下のポイントをチェックしてみましょう。

  • 木目の好み
  • 部屋のテイストに合うか
  • 予算に合うか
  • メンテナンスが簡単か

木目がはっきりしているものが好みの場合は、先ほどご紹介したオークやアカシアがおすすめです。
逆に、あまり木目が無いほうが良い場合はサクラやバーチがおすすめ。

たとえば壁紙に柄物を使いたい、ダイニングテーブルは木目がしっかり出ているものを選びたい、という場合は木目が少ない床材が良いでしょう。

雑誌やインターネットで自分の好みを定め、使いたい家具もあらかじめ考えておくと選びやすいです。

色味も木によってさまざまで、白っぽいものが好みならひのきやパイン、濃いものが好みならウォールナットやローズウッド。
これも目指したい部屋のテイストや購入する家具によって合うものが変わるので、事前に好きなテイストを定めておくとスムーズです。

サンプルを見た印象と、実際に床材として使用されている状態では木目や色の印象が変わる場合もあるので、可能な限り現地見学会やショールームなどで確認してみてくださいね。

また、予算によっても選ぶ床材は変わってきます。
アカシアや杉は比較的安く、ウォールナットやローズウッドは比較的高い傾向にあります。

そのほか、メンテナンスのしやすさで選ぶのも大切です。
油分が多く硬いひのきは、乾燥や汚れ、傷に強く比較的メンテナンスしやすいといえるでしょう。

無垢フローリングのメンテナンスが気になる場合は、ウレタン塗装など表面塗装が施されているものを選ぶのもおすすめです。

マンションでおすすめの床材の種類は?

無垢フローリングのほかに、マンションでおすすめの床材にはどのようなものがあるのでしょうか。

マンションで使われることの多い床材をご紹介していきます。

複合フローリング

複合フローリングは、見た目は木材のフローリングですが、合板などの基材に化粧材を貼り合わせて作られたものです。

複数の素材を組み合わせたフローリングで、見た目は無垢フローリングとほとんど変わりません。
無垢フローリングと比べて安価なことと、基材の組み合わせにより高い機能性が期待できることが複合フローリングのメリットです。

ただし無垢フローリングよりも調湿効果がなかったり、深い傷がつくと中の合板が見えることがあったり、耐久性が少し劣るデメリットはあります。

クッションフロア

裏打ち材に不織布やビニールを使用し、中間は発泡層、表面は透明ビニールでできたクッションフロア。
クッションフロアはシート状の床材で、水に強くクッション性に優れていることがメリットです。

表面の透明ビニールは木や大理石のように見える印刷が施されており、部屋の雰囲気に合わせて好みのものが選べますし、汚れも拭き取りやすいです。

デメリットとして、発泡層の部分が経年劣化しやすく、クッション性が徐々に失われていくことが挙げられます。

カーペット

ウールやアクリル、ナイロンなどの繊維素材でできており、古くから床材として人気のあるカーペット。
防音性に優れ、柔らかいことから小さい子供のいる家庭にもおすすめの床材です。

デメリットは、掃除やメンテナンスがしにくいこと。
一時、カーペットはダニの温床になりやすいといわれていましたが、現在ではハウスダストの舞い上がりを抑制する効果が立証されています。

塩ビタイル

塩化ビニールでできたタイル状の床材、塩ビタイル。

表面にリアルな木目調や大理石調のプリントが施されたものがあるため部屋の雰囲気に合わせやすく、傷に強いことがメリットです。

クッションフロアのように長い一続きの素材ではなく、タイル状のため汚れたところや破損したところだけ取り換えられることもメリット。
硬く冷たい床材のため、使用する場所を選ぶことがデメリットとして挙げられます。

フローリングの寒さ対策については、ぜひ「フローリングの寒さ対策3選!寒い原因もチェック!」を参考にしてください。

マンションの床の防音リフォームの種類

マンションの床の防音性を上げるためのリフォームには、どのような方法があるのでしょうか。

おすすめのリフォーム方法には「床材を貼りかえること」「床材を重ね張りすること」「床を二重にすること」の3つの方法が挙げられます。

床材を張り替える

今あるフローリングを取り除き、防音性の高い床材へ変更するリフォーム方法です。
床材の技術は年々進歩しているため、マンション購入時には無かったような防音性に優れたデザインや機能の床材が見つかるかもしれません。
張り替えを検討している床材が、マンションの遮音等級に対応しているかどうか、リフォーム業者とよく相談しましょう。

床材を重ね貼りする

床材の重ね貼りも、防音性を上げるために有効なリフォーム方法です。
今ある床材の上に、防音効果のある床材を重ね貼りします。

元々の床材を撤去する必要がないため、リフォーム費用が比較的安くすむことが、重ね貼りのメリット。

しかし床に厚みがでてドアの開閉ができなくなることもあるため、ドア部分の調整が必要になるかもしれません。

床を二重にする

床のスラブと呼ばれるコンクリート面に基盤を作り、その上に床を作ることで床を二重にして防音対策をするリフォーム方法です。

スラブと床の間に緩衝材を入れることにより、しっかりとした防音効果が期待できます。
他のリフォーム方法に比べてもっとも高い遮音性が期待できる反面、リフォーム費用が高くつくことがデメリットです。

土屋ホームトピアの無垢フローリング事例を紹介

緑と太陽の光に包まれる家

リビングの窓は床から取り付け、窓全面に庭が見える配置とすることで室内にいながらにして庭にいるような樹木の臨場感が楽しめます。

床にはナラの無垢フローリングを張り、足ざわり良く、広々とした窓からは庭の緑を気持ちよく眺められますよ。

「緑と太陽の光に包まれる家」詳細はこちら

床材の特徴を知りリフォームを検討しよう!

リフォームにおすすめの床材、無垢フローリング。

無垢フローリングは、木の一枚板でできたフローリングで、最近はマンションの遮音等級に対応した防音性の高いものも選択できます。

無垢フローリングにはさまざまなものがあり、耐久性の高いオーク、色合いの明るいサクラ、木目のはっきりしたアカシアなどがおすすめです。

無垢フローリングは木目や色味、予算やメンテナンスのしやすさにより、適したものを選ぶと良いでしょう。

無垢フローリング以外にも、合板などを合わせた複合フローリングや、ビニールと発泡層でできたクッションフロア、繊維でできているカーペットに、塩化ビニール性の塩ビタイルなど、マンションにおすすめの床材は複数あります。

また、マンションの床の防音性を高めるためのリフォームには3種類あります。
床材を張り替える方法や、今の床に新たな床材を重ねて貼る方法、床スラブに作った基盤の上に床を設置し床を二重にする方法など、予算などによって合う方法を選びましょう。

土屋ホームトピアでは、断熱性や遮音性にすぐれた住まいを提供するリフォームを行っています。
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