リフォーム相談BOOK

床鳴りの原因とは?ギシギシ音がする原因と直し方を解説

こんにちは!土屋ホームトピア札幌豊平支店の渡辺賢人です。

歩くとギシギシ音が鳴る「床鳴り」、気になっていませんか?
新築や築浅のお家で鳴りはじめると「施工にミスがあったかも…」と不安になったり、長年お住まいのお家で床鳴りが発生すると「床下の劣化がひどいのかも?」と心配になったりしますよね。

なにより歩くたびミシミシ鳴ること自体が気になる!早く直したい!と思っている方も多いのではないでしょうか。

今回は床鳴りに悩んでいる方へ、床鳴り原因の特定の仕方や、対処方法について解説します。
床鳴りにお悩みの方はぜひ参考にしてくださいね。

この記事の監修・執筆者
札幌豊平支店長

土屋ホームトピア 札幌豊平支店
店長 渡辺 賢人

思い入れのあるお住まいを、10年・20年先まで大切に暮らしていただけるよう、将来に向けたご提案を心がけております。「メンテナンスにかかる費用を減らしたい」、「思い出のある家をずっと大事に使いたい」など、お住まいに関するたくさんの想いがあると存じます。些細なことでも、お気軽にご相談ください。

床鳴りとは?原因を知ろう

床鳴りとは、フロアを踏むとギシギシなど音がする現象のことです。

直すためにはどうして床鳴りがしているのかを探らなければなりませんが、床鳴りの原因は一つではありません。
原因を探り、原因に合った対処法を考える必要があります。

床鳴りの原因は大きく分けて4つあります。

原因①フローリングの下地の反りが原因になっている

床鳴りの原因の中で最も多いのが、フローリングの下地が擦れて音を発するケース。

フローリングは、仕上げのフロアを貼る前に、釘を使ってコンパネ(合板)という下地を根太(「ねた」と呼ばれる骨組みの部分)に止めています。
釘で止めると経年と共に板が反ってしまい、コンパネの板と板が擦れ、キュッキュッと音がします。

また、釘が飛び出てきてしまっていたり、上手く止まっていない場合に、下地の間でこすれて鳴っている場合もあります。

原因②フローリングの収縮が原因になっている

フローリングの材質によっては、室内の湿度によって収縮することがあります。
乾燥が強いと収縮してしまうのですが、そのわずかなずれで床鳴りが起こってしまうのです。

そのため、比較的新しい家でも床が鳴る場合があります。

原因③フローリングのたわみが原因になっている

コンパネを貼らず、根太に直接フロアを貼った場合、フロアとフロアのサネ(つなぎ目)が動きやすくなります。
フロアがたわみ、ギシギシという音がします。

原因④シロアリの発生が原因になっている

シロアリは湿気を好み、一度増えると一気に木材を食べ尽くします。
そのため木材がスカスカになり、床がたわむことで床鳴りがします。

梅雨など湿気が多い時期に発生しやすいので、その時期に床鳴りがし始めた場合は、原因になっているかもしれません。

こちらの動画でも解説しています。

床鳴りはなぜ起こるのか?

床鳴りの原因別に直し方を知ろう

床鳴りを改善する対処法と、リフォームの際に直す方法をご紹介します。

まず、踏んで音がすると感じた場所の周りを、少しずつずらしながら踏んでいき、床鳴りが起こっている場所を特定します。

新築で床鳴りがする場合は、家の売主や施工業者へ状況を伝え、現地確認をしてもらいましょう。
保証の期間内なら、無償で補修してくれることもあります。

新築でない場合、ひどくなければDIYで直すことも不可能ではありません。
例えば、釘が原因とわかった場合は、ビス(ネジ)打ち直すのが解決法となります。
しかし、フローリングに穴を開けてビスを固定させてから修復する方法は素人には難しく、床暖房がある場合はその知識も必要です。
そのため、業者へ相談するのが安心です。

フローリングの収縮でのずれや隙間ができたことが原因になっている場合も、カッターでフローリングの目地に沿ってわずかな切れ目を入れ、市販の補修剤や樹脂材を注入することで修復可能です。
木材用の潤滑剤を使用することで、擦れるときの音がしないようにすることもできます。

しかし、こちらもDIYが得意でないと難しい作業になりますので、業者への相談をおすすめします。

もし築年数が古く家全体の劣化が気になる場合は、フローリングの張り替えも視野に入れても良いかもしれません。
床のたわみがひどく、原因が不明な場合はシロアリの可能性もあるので、すぐに相談しましょう。

リフォームで床鳴りを改善する方法や費用は?

わずかな隙間やずれの場合は補修剤や樹脂材を注入してもらうことで修復できますが、フローリングが明らかに浮いている場合は、床をはがして金具の修理・締め直しを行い、ビスを打って直すこともあります。

この2つの方法は部分リフォームになるので、1〜5万円程度と安く済みます。

ただし、劣化状況がひどかったり、シロアリが原因の場合は、規模の大きなリフォームとなるので費用は高くなるでしょう。

フローリングを支える根太が激しく腐食・劣化をしている場合は補強工事を行うので、範囲によりますが5万〜10万円が相場です。
床下全体の大掛かりな補修になる場合は、50万〜80万円程度のリフォームになることもあります。

気になる部分があれば早めにリフォームの専門家へご相談いただくのが、費用をおさえるコツの一つです。

フローリングのリフォームは、床鳴りだけでなく寒さ対策にも有効です。
床のリフォームをお考えの方は、「フローリングの寒さ対策3選!寒い原因もチェック!」もぜひ参考にしてくださいね。

こちらの動画でも解説しています。

なぜ床鳴りは起こるのか?原因と直し方

床鳴りは原因の特定と、原因に合わせた対策を

床鳴りは原因によって直し方が違ってくるため、床鳴りがどの原因で起きているかを調べることが重要です。

床鳴りがどの原因で起きているのかがわからない場合は、リフォームの専門家にご相談いただくのが良いでしょう。

また、新築の場合は細かく状態をチェックし、売主や施工業者に見てもらうことで、保証期間内であれば無償で修復してもらうこともできます。

わずかな隙間やずれ、たわみであれば補修材などを注入して自分で直すことも可能ではありますが、それなりの技術が必要です。
また、剥がしてビスを打ち直すといった場合も、再びフローリングを戻すのが難しいです。
一度プロの業者に来てもらい、修復の見積もりを出してもらう方が安心でしょう。

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リフォームの専門家に相談しながら、大切なお家のリフォームをより素敵なものにしてくださいね。

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