壁を壊して部屋をつなげる費用一覧(+引き戸設置など)|撤去すると耐震性に影響する壁も解説

高田 雄介

土屋ホームトピア 札幌中央支店
店長 高田 雄介

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壁を取り壊して部屋をつなげる費用

壁を壊して部屋をつなげるリフォームを検討中で、「大掛かりな工事になりそうだけど費用はいくら?」、「壁を壊すと耐震性に影響するのでは?」など、費用面・今後の暮らしに不安をお持ちの方がいらっしゃると思います。

そこで今回は全国で68,000件以上のリフォーム実績を持つ土屋ホームトピアが、壁を壊して部屋をつなげるリフォームについて、以下の項目を解説します。

 

このコラムのポイント
  • 壁を壊して部屋をつなげるリフォームには、さまざまなパターンがあります。費用を一覧表で紹介します。
  • リフォームの費用を予算に応じて調整できるよう、リフォーム費用を抑える方法を紹介します。
  • マンション・戸建てそれぞれに、耐震性に影響するという理由から撤去できない壁があります。
  • 壁を壊して部屋をつなげるリフォームのプランを考える際に、必ず知っておいていただきたい4つの注意点を紹介します。

 

壁を壊して部屋をつなげるリフォームによって理想の暮らしを実現するために、ぜひ最後までごらんください!

 

壁を壊して部屋をつなげる費用一覧|壁撤去+引き戸設置、クローゼット設置など

壁を取り壊して部屋をつなげる費用

壁を壊して部屋をつなげるリフォームにはさまざまなパターンがあり、費用相場は数十万円〜約400万円と幅広いのが実情です。

そこで、想定できる主なリフォームのパターンごとに、大まかな費用相場がわかる一覧表を作成しました。

 

リフォーム内容別費用一覧

壁を壊して部屋をつなげるリフォームに関連する大まかな費用相場は、以下のとおりです。

 

※紹介するのは大まかな費用相場です。リフォーム内容・施工面積・地域などによって大きく変動する可能性があるため、具体的な費用はリフォームを依頼する施工業者の見積もりでご確認ください。

リフォーム内容  費用相場
壁を取り壊すのみ 約10万円前後
壁を取り壊す(以下省略)
+壁紙張り替え
約30万円前後
+壁紙張り替え
+天井張り替え
+床の高さ調整
+床張り替え
約130万円前後
+別の位置に壁を設置して内装工事
+別の位置に壁を設置して内装工事
+引き戸設置
約160万円前後
+別の位置に壁を設置して内装工事
+引き戸設置
+クローゼット増設
約200万円
+コンセントの位置変更 約15万円前後
+照明の位置変更

 

あくまでも大まかな費用ではありますが、リフォーム予算を検討する際の参考にしていただけると幸いです。

 

土屋ホームトピアは、間取り変更以外のリフォームについても、参考になる費用相場をお知らせしています。

土屋ホームトピア 費用相場

 

壁を壊して部屋をつなげたリフォーム事例・費用を紹介

壁を壊して部屋をつなげたリフォーム事例も、一緒に確認しましょう。

リフォーム内容によって、費用が大きく変わることがわかります!

 

160万円

こちらは、1軒屋の1階・2階を、二世帯住宅として分離したリフォームした事例です。

間取り図は2階のもので、洋室・バルコニーの壁を取り壊してLDKを造作し、キッチンを設置しました。

〈関連ページ〉2階廊下にランドリールームと洗面台を新設して家事楽二世帯住宅にリフォーム

 

250万円

こちらは、和室の壁を取り壊してLDKの面積を広げ、新たにコンパクトな和室を造作したリフォーム事例です。

高齢のお母様との同居を始めるにあたって、お風呂やトイレの様子も感じ取れるように、玄関ホールのドアの位置も変更しました。

 

〈関連ページ〉90歳の母との新しい暮らし

 

350万円

こちらは、マンションによくある「LDK直結の和室」の壁を取り壊したリフォーム事例です。

元々和室だった場所に間仕切り用のブラインドを設置し、広いリビングとしても・仕切って個室のようにも使える2wayの間取りとなりました。

〈関連ページ〉生活シーンで使い分け可能なスクリーンパーテーション

 

こちらの記事で、間取り変更リフォームの事例を確認できます。

〈関連ページ〉リフォームで間取り変更|感動のビフォーアフター事例(築30年〜築50年以上)、費用を紹介

 

また、土屋ホームトピアには今回紹介しきれなかった事例がたくさんあります。ぜひごらんください!

施工事例

 

壁を壊して部屋をつなげるリフォームについて、大まかな費用相場と事例を紹介してきました。

壁を壊して部屋をつなげる・新しい壁を設置するなどのリフォームは、生活を一変させてくれます!

費用とリフォーム内容のバランスを検討しながら、理想の間取りを手に入れていただけると幸いです。

 

壁を壊して部屋をつなげるリフォームの費用を抑える方法

壁を取り壊して部屋をつなげる費用

次に、予算に応じてリフォーム費用を調整できるよう、壁を壊して部屋をつなげるリフォームの費用を抑える方法を紹介します。

以下3つの方法を、ぜひ参考にしてください!

  • 工期が短いリフォームプランにする
  • 2〜3社と打ち合わせをし、見積もり作成を依頼する
  • 補助金を活用する

 

工期が短いリフォームプランにする

リフォームの工期は、工事の複雑性と費用に比例します。

そのため、見積もりが予算オーバーの場合には、以下のような工期が長いリフォーム内容を、優先して調整するのがおすすめです。

  • 電気工事
  • 水回りの交換
  • 窓の増設 など

 

土屋ホームトピアは、ご予算に応じたリフォームプランを提案するのが得意なリフォーム会社です。

建物の現状に合わせて不必要なリフォーム内容についても提案させていただきますので、お気軽にご相談ください♪

 

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2〜3社と打ち合わせをし、見積もり作成を依頼する

壁を取り壊して部屋をつなげる費用|リフォーム打ち合わせ

リフォーム費用は、施工業者によって違うケースがあります。

またリフォームプランも施工業者によって違うケースがあるため、施工業者選びの際には2〜3社に要望を伝えて見積もり作成を依頼し、内容を比較するのがおすすめです。

費用・リフォームプラン・対応力・アフターフォローなどのバランスがいい、信頼できる施工業者にリフォームを依頼しましょう。

補助金等を活用する

リフォーム費用の負担を軽減するために、補助金等を活用する方法もあります。

  • 国が実施している補助金
  • 自治体が実施している補助金
  • 減税制度

ちなみに、移住にともなって中古住宅を購入+リフォームする場合には、移住関連の支援を受けられる可能性もあります。

ぜひ補助金に関するサポートを依頼できるリフォーム会社を選んで、各制度をフル活用してください!

 

補助金の具体的な名称・内容は、こちらの記事で確認できます。

〈関連ページ〉補助金情報|2023-2024リフォームで利用できる補助金・助成金まとめ

 

ご希望のリフォーム内容と予算が合わない場合でも、施工業者のアイディアによって、予想外の高い満足度を得られることがあります。

紹介した費用を抑える方法を、リフォームプランを組み立てる参考にしていただけると幸いです。

撤去すると耐震性に影響する壁|マンション・戸建てを解説

壁を取り壊して部屋をつなげる費用

次に、「壁を取り壊す=建物を支える構造体を減らす」ことでもあるので、リフォーム内容によっては耐震性に影響するという点も確認しましょう。

建物の構造によって取り壊せない壁があるため、マンション・戸建てに分けて紹介します。

 

マンションの撤去できない壁

マンションの構造は2種類で、構造によって壁を取り壊すリフォームをする際の自由度が違います。

 

構造  リフォーム内容
壁式構造 ・壁で建物を支える構造なので、取り壊せない壁が多い
・間仕切りを取り除くリフォーム内容で、部屋をつなげるのがおすすめ
ラーメン構造 ・柱と梁で建物を支える構造なので、取り壊せる壁が多い

 

戸建ての撤去できない壁

戸建ても、構造によって壁を取り壊すリフォームをする際の自由度が違います。

 

構造  リフォーム内容
在来工法
(木造軸組工法)
柱・梁で建物を支える構造なので、リフォーム内容の自由度が高い
2×4工法
(読:ツーバイフォー工法)
壁で建物を支える構造なので、取り壊せる壁が少ない

 

中古物件の購入+リフォームを検討している方は、設計図面を見て、希望のリフォーム内容を実現できるかを確認してください

設計図面が無い場合は「取り壊せる壁or取り壊せない壁」の見分けが難しいため、プロに相談する必要があります。

 

高い技術力を持つリフォーム会社をお探しの方は、土屋ホームトピアにご相談ください。

土屋ホームトピアは68,000件以上の施工実績を持ち、独自の技術研究・開発などによる高い施工技術を持つリフォーム会社です。

建物の現状、リフォームのご希望などを、お気軽にお問い合わせください。

 

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壁を壊して部屋をつなげるリフォーム4つの注意点

壁を取り壊して部屋をつなげる費用

最後に、壁を壊して部屋をつなげるリフォームのプランを考える際に、必ず知っておいていただきたい4つの注意点を紹介します

  • (マンションリフォームの場合)管理規約を確認
  • 壁を取り壊すと部屋の使い勝手が変わる
  • プラン提案力は施工業者によって違う
  • DIYでの施工はおすすめできない

 

(マンションリフォームの場合)管理規約を確認

マンションは、管理規約によってリフォームできる範囲が決められているのが一般的です。

中にはリフォームで使う建材、デザインなども決められているケースがあるため、リフォームプランが実現できるかを、ぜひ施工業者と一緒にご確認ください。

 

部屋の使い勝手が変わる

壁を取り壊して部屋をつなげる費用

シンプルに壁を取り壊すだけのリフォームを実施する場合、部屋がつながることで使い勝手が変わることがあります。

  • コンセントが足りない
  • 床の高さが違う部分がある
  • 内装デザインが融合しない
  • 照明が足りない など

 

そのため、壁を取り壊して部屋をどう使うか、希望通りの使い勝手が実現するかを考慮して、リフォーム内容を決めるのがおすすめです。

 

DIYはおすすめできない

壁を取り壊して部屋をつなげるリフォームのDIY情報が、インターネット上にたくさんあります。

動画などを見ると簡単そうに感じるのですが、この記事で紹介したとおり、取り壊せる壁かどうかを判断するのは難しいのが実情です。

また電気配線、水回りの移設などが必要な場合は、資格を持ったプロ以外は施工できません

そのため、壁を取り壊して部屋をつなげるリフォームは、プロに任せるのがおすすめです。

 

まとめ

壁を取り壊して部屋をつなげる費用について、以下の項目を紹介してきました。

 

このコラムのポイント
  • 壁を壊して部屋をつなげるリフォームの内容は、リフォーム1件ごとに違う。
  • 壁を壊して部屋をつなげるリフォーム費用の大まかな目安は、数十万円〜約400万円と幅広い。
  • 建物の構造によって、取り壊せない壁がある点に、注意が必要。
  • 壁を壊して部屋をつなげるリフォームを実施する前に、リフォーム後の部屋の使い方などをイメージするのがおすすめ

 

壁を取り壊して部屋をつなげるリフォームによって、ご家族間のコミュニケーションがとりやすくなるといったメリットがあります。

今回紹介した情報を、新しい生活を手に入れるリフォームプランの参考にしていただけると幸いです!

高田 雄介

高田 雄介土屋ホームトピア 札幌中央支店 店長

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株式会社土屋ホームトピア(TSUCHIYA HOMETOPIA.CO.,LTD)

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