こんにちは。土屋ホームトピア札幌中央支店の高田雄介です。
昨今のエネルギー価格高騰による光熱費値上がりにより、家計への大きな負担になっているというご家庭も多いでしょう。
少しでも光熱費を抑えるために、皆さんもいろいろな工夫をされていることと思います。
今回のコラムでは、光熱費の節約方法について解説。
今日からすぐに実践できる手軽なものから断熱リフォームまで、光熱費の節約方法を一緒に確認していきましょう。
目次
光熱費の節約方法が知りたい!水道光熱費の月額平均額は?
家庭でかかっている水道光熱費は平均でどのくらいでしょうか?
総務省統計局による家計調査年報から、2人以上世帯の月額平均をご紹介します。
(2人以上世帯) | 2022年月額平均 | 前年比 |
---|---|---|
光熱費全体 | 24,524円 | 13.9%増 |
電気代 | 12,678円 | 22.9%増 |
ガス代 | 5,232円 | 12.6%増 |
上下水道代 | 5,207円 | 3.8%減 |
※総務省統計局:家計調査年報(家計収支編)2022(令和4年)より
2021年度と比較して光熱費全体では13.9%増、エネルギー価格の高騰が影響した電気代やガス代はそれぞれ22.9%増、12.6%増となっています(名目増減率)。
水道代が前年より下がっているのは、新型コロナウイルス感染症対策の自宅待機などが徐々に緩和され、前年と比べて自宅で過ごす時間が減ったからと考えられます。
続いて、各光熱費の節約方法についてご紹介していきます。
光熱費の節約方法【水道代】
水道代節約の基本は、「水を出しっぱなしにしない」ことです。
食器を洗っているとき、歯を磨いているとき、手洗いで石けんを泡立てているときなど、水が出しっぱなしになっていませんか?
こまめに水を止めるようにしましょう。
そのほか、こんな節約方法もチェックを。
- 節水シャワーヘッドに交換する
- シャワーの時間を短くする
- 洗濯にお風呂の残り湯を使う
- 食洗機を使う
「食洗機は光熱費がかかるのでは?」と心配される方もいますが、実は手洗いするよりも水道代がかかりません。
手洗いの水道代+ガス代と食洗機の水道代+電気代を比較すると、食洗機を使用した方が光熱費が抑えられるのです。
光熱費の節約方法【ガス代】
ガスの使用は主に料理やお風呂で、特に大きな割合を占めるのはお風呂です。
家族みんなで一緒に入浴する、時間を空けずに順番に入る、お風呂のフタをしめるといった工夫でお湯が冷めるのを防いで、追い焚きの回数を減らしましょう。
また、節水シャワーヘッドの使用やシャワー時間を減らすことは、お湯を沸かすガス代の節約にもなります。
キッチンでは、鍋をガスコンロにかける際には鍋底の水気を拭き取る、鍋から炎がはみ出ないように火加減を調整する、下ごしらえに電子レンジを活用するといった方法も。
食器洗いはゴム手袋をして水で洗ったり、食洗機の導入もぜひ検討してみてください。
また、暖房にガスを使っている家庭では、洋服などで体温調節をして暖房の設定温度を低くする方法などもあります。
光熱費の節約方法【電気代】
電気代の節約では、まずは使っていない電化製品の電源はこまめにオフを。
「スイッチ付き電源タップ」を使うと便利で、待機電力も節約できます。
エアコンの温度設定は夏は28℃、冬は20℃程度を目安にし、服装などで体温調節をしましょう。
サーキュレーターで室内の空気を攪拌(かくはん)したり、フィルターをこまめに清掃するのも冷暖房効率を高めます。
また、最新家電は省エネ性能が高いため、もし古い家電を使っているなら買い替えも検討しましょう。
そのほかLED照明を取り入れる、電力会社の変更や契約プランを見直すといった節約方法もぜひ検討を。
光熱費を節約するなら断熱リフォームもおすすめ
断熱リフォームで住まいの断熱性が上がれば、室内の涼しさや暖かさが外に逃げにくく、冷暖房効率がアップ!
少しの冷暖房で快適な室温を保てるので、光熱費を節約しながら快適に過ごせます。
住まいの断熱リフォームの方法は以下のようなものがありますよ。
- 壁・床・天井などの内側に断熱材を施す
- 外壁や屋根の外側に断熱材を張り付ける
- 外壁や屋根に断熱性の高い塗料を塗る
- 断熱性の高い窓ガラスやサッシを採用する
- 内窓を設置する
主な断熱リフォームの方法やその費用など、「断熱リフォームの効果やメリットは?費用の目安・抑え方や注意点も解説」でも詳しくご紹介していますので、あわせてご覧ください。
光熱費の節約方法をチェック! 断熱リフォームも検討を
エネルギー価格高騰の影響を受け、家庭の光熱費負担も上がっています。
水道・ガス・電気の使用シーンをイメージしながら、日々のちょっとした心がけや工夫で光熱費の節約に取り組みましょう。
水道代やガス代はお風呂での工夫、電気代はエアコンの使い方の工夫などが、効果の大きい節約方法です。
また、断熱リフォームで住まいの断熱性を上げると冷暖房効率がアップして光熱費の節約になりますよ。
夏の暑さや冬の寒さを断熱リフォームで改善!
土屋ホームトピアの断熱リフォームでは、暖かいまま換気ができる「超断熱・超換気」をご提案しています。
断熱性の高い住まいは、光熱費を抑えながら快適に暮らせる住まいです。
リフォームのプロにぜひお気軽にご相談ください!