リフォーム相談BOOK

「リノベーションで間取り変更」後悔しないためのコツと成功事例、価格相場を徹底解説

間取り変更リノベーションは、住まいの不満を改善し、希望を実現できる有効手段です。

間取り変更リノベーションの成功には、事例や費用、注意点の把握が欠かせません。

今回は、全国で74,404件以上のリフォーム実績がある土屋ホームトピアが、以下のポイントを解説します。

このコラムのポイント
  • 間取り変更リノベーションがおすすめのケースを紹介します。
  • 間取り変更リノベーション事例を、かかった費用や間取り図面とあわせて紹介します。
  • 間取り変更リノベーションで実施する工事と、その費用の相場を目安として紹介します。
  • 間取り変更リノベーションの注意点を紹介します。

この記事を読むと間取り変更リノベーションの具体的なイメージを持てるので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事の監修者
西大條 謙一

土屋ホームトピア 札幌マンション支店
西大條 謙一 札幌マンション支店長/二級建築士

お客様にとってお住まいは大切な財産です。
現状のお住まいの不満点や問題点をお伺いしながら、目には見えにくい快適さや地震に対する安心感をアドバイスさせていただき、末永く安心して暮らせる“家づくり”をモットーに取り組ませていただいております。

こんなケースに間取り変更リノベーションがおすすめ

リノベーションには内装だけを変えたり設備機器だけを取り替えたりする方法もありますが、それだけでは解決できない悩みもありますよね。

以下のケースでは、間取り変更リノベーションがおすすめです。

間取り変更リノベーションに向くケース
  • 家族構成やライフスタイルの変化にあわせて部屋割りを変更したい
  • 不要な部屋をなくして広々としたLDKにしたい
  • 収納計画を見直したい
  • 家事動線を効率化したい
  • 採光・通風を良くしたい

間仕切りをとって広い空間にしたり、反対に間仕切りを設けて部屋を増やしたりすることで、お子さまの成長や独立など多様なライフスタイルの変化に対応できます。

上記のように、より快適な暮らしをつくるために間取り変更リノベーションは有効です。

あわせて住宅設備を新しくすると、快適で効率的な暮らしを実現できます。

土屋ホームトピアは、リフォーム一筋43年、74,404件以上の施工実績があるリフォーム会社です。

間取り変更リノベーションをご希望の方は、土屋ホームトピアにお問い合わせください。

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※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご安心ください。
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※全国各地に拠点がございます。
リフォーム事例一覧

【費用・図面付き】一戸建て・マンションの間取り変更リノベーション事例

一戸建てとマンションそれぞれについて、間取り変更リノベーションの事例を費用や図面付きで紹介します。

間取り変更リノベーションのイメージを固めたい方やアイデアをお探しの方は、ぜひ参考にしてください。

※ご紹介する費用は、お引き渡し当時のものです。実際の価格とは異なる可能性があります。

一戸建て・2,000万円以上・98㎡

玄関ホールに設置していた階段を、リビングの吹き抜けに移動した事例です。

お互いの気配が分かり、ご家族の距離が近づく間取りになりました。

このほか、クローゼットの設置や家事動線・採光の改善、耐震・断熱性能の向上なども実施しています。

〈関連ページ〉吹き抜けに階段を移動し、隣家の気配を感じないリビングへリフォーム

 

一戸建て・1,500~2,000万円・94㎡

祖父母様とご両親がお住まいだった愛着のある2世帯住宅を、お子さまとの同居に際しあらためて2世帯住宅にリフォームした事例です。

キッチンまわりは以下のとおり収納力を確保し、すっきりと片付けができる間取りとなりました。

  • 2台分の冷蔵庫を置けるスペース
  • 食材をしっかりと収納できるパントリー
  • オーブンやレンジなどを置ける壁面収納

約5畳の大きなランドリールームも特徴的です。

〈関連ページ〉2世帯から2世帯へ 洗面室とランドリールームを分けてストレスフリーにリフォーム

 

マンション・1360万円・60㎡

築46年の鉄筋コンクリート造マンションの間取り変更リノベーション事例です。

「昼間でも暗い」「冬は寒く結露やカビが発生しやすい」といったお悩みを受け、明るい和モダンな印象の空間が広がる間取りにしました。

また、こちらのお家では断熱性・換気性に優れたDI窓を設置したことで、結露やカビが気になっていたお家の空気が変わったと喜んでいただけました。

〈関連ページ〉DI窓について詳しくはこちら

 

〈関連ページ〉明るい和空間が広がる部屋に生まれ変わったマンションリフォーム

 

マンション・1317万円・70.48㎡

通風や採光、動線を考慮し、2021年ジェルコ東北支部特別賞を受賞したマンションリノベーション事例です。

和室だった部分にキッチンを移動して広々としたLDK空間をつくるほか、寝室とワークスペースをつなげて明るく開放的な空間をつくりました。

同時に採光や通風を確保し、ドアの開閉頻度を抑えるなど快適な暮らしを実現しています。

〈関連ページ〉キッチンを移動し間取り変更 空気の通り・視線の抜けを快適にしたマンションフルリフォーム

 

土屋ホームトピアが手掛けた間取り変更リノベーションの施工事例は、以下のページからご確認いただけます。

施工事例

間取り変更リノベーションをご検討の方は、土屋ホームトピアにご相談ください。

断熱や耐震性能、採光・通風など多様な観点から、魅力的で快適な暮らしの実現をサポートします。

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間取り変更リノベーションの工事内容と価格相場

間取り変更リノベーションの工事内容ごとの価格相場は、目安として以下のとおりです。

工事内容相場
間仕切り壁の撤去7~30万円/箇所
間仕切り壁の設置5~30万円/箇所
壁・天井のクロス張り替え1,000~1,500円/㎡
床工事
(フローリング張り)
3~6万円/畳
給排水設備工事
(キッチンを移動する場合)
60~250万円
給排水設備工事
(トイレを移動する場合)
20~80万円
給排水設備工事
(浴室を移動する場合)
70~250万円
給排水設備工事
(洗面台を移動する場合)
20~50万円
ドアの設置6~25万円
収納10~80万円
キッチン50~250万円
トイレ15~50万円
洗面所20~60万円
浴室80~150万円
窓のサイズ変更
(戸建のみ)
25~50万円/箇所
窓の新設・移動
(戸建のみ)
10~30万円/箇所

具体的にかかる費用は、リノベーションする部位や設備・建材・資材のグレード、施工地域、ご希望の耐震・断熱・気密性能などで大きく変動します。

費用の見積もりをご希望の方は、土屋ホームトピアにお問い合わせください。

以下に、リフォーム・リノベーションの費用を紹介した記事をまとめています。

〈関連ページ〉壁を壊して部屋をつなげる費用一覧(+引き戸設置など)|撤去すると耐震性に影響する壁も解説


〈関連ページ〉リフォームで2階を間取り変更した事例|費用、リフォーム内容(2部屋を1部屋になど)、注意点を解説

間取り変更リノベーションの注意点|一戸建て・マンション

一戸建てとマンションにわけて、間取り変更リノベーションの注意点を紹介します。

物件選びや、リノベーションプランの検討にお役立てください。

一戸建て

一戸建てにおける間取り変更リノベーションの注意点は、以下のとおりです。

間取り変更リノベーションの注意点
(一戸建て)
  • 木造在来軸組工法でも、耐力壁である間仕切り壁は容易に撤去できない場合がある
  • 木造枠組壁工法(ツーバイフォー工法など)は、原則間仕切り壁を撤去できない
  • 壁を減らしたり窓を増やしたりすると、耐震補強工事が必要で費用が高くなる場合がある
  • 解体後に雨漏りや蟻害を発見すると工期が長引く可能性がある

※木造在来軸組工法とは、柱と梁、筋かいを組み合わせ、建物を線で支える工法です。
※木造枠組壁工法とは、サイコロのように面(壁)を組み合わせ、建物を面で支える工法です。
木造一戸建てでは、工法の違いで撤去・移動できる壁とできない壁に差があります。

木造在来軸組工法は原則として間仕切り壁の撤去・移動ができますが、木造枠組壁工法は撤去・移動ができません。

近年は軸組工法に枠組壁工法のメリットを取り入れた軸組パネル工法などもあり複雑なため、リノベーション会社とよく相談することが大切です。

壁を減らしたり窓を増やしたりすると、耐震性に影響し補強工事が必要となる場合もあります

また、解体後に不具合が見つかり追加工事が発生する可能性もあるため、スケジュールに余裕を持ってリノベーションプランを立てましょう。

マンション

マンションにおける間取り変更リノベーションの注意点は、以下のとおりです。

間取り変更リノベーションの注意点
(マンション)
  • 間仕切り壁が構造体で共用部分となっていると、区分所有者の希望だけでは撤去できない
  • 水まわり設備の移動ができない場合もある
  • 管理規約で間取り変更や水まわりの移動、床材の変更を禁止している場合がある
  • 管理組合の工事許可がおりるまで着手できない

木造一戸建てと同様に、マンションでも間仕切り壁が構造体の場合があります。

マンションの構造体は専有部分でなく共用部分であり、区分所有者1人の独断では移動や撤去ができません

また、水まわり設備の移動は排水管の配管方式や管理規約、勾配(傾斜)の問題で制限される場合があります。

ほかにも、管理規約で床材などの内装材が制限されていたり、工事着手前に管理組合の許可が必要であったりなど、制限されているケースも少なくありません。

マンションの間取り変更リノベーションは、ご希望のリフォームができるかどうかリノベーション会社と早めに相談して確認しましょう。

リノベーションに不安やお悩みをお持ちの方は、土屋ホームトピアにご相談ください。

リフォーム一筋43年、74,404件以上の施工実績にもとづき、高い技術力・提案力でサポートします。

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以下の動画では、ボルダリングやハンモック、安全対策などお子さまのためのリフォームを詳しく紹介しています。

まとめ

間取り変更リノベーションをすると、暮らし方の変化に対応でき、理想の暮らしを実現できます。

理想の暮らしを実現するためには、実績あるリノベーション会社と、費用を含めた適切なリノベーションプランを立てることが大切です。

本記事で紹介した内容を参考に、間取り変更リノベーションを検討する際の参考になれば幸いです。

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