リフォーム相談BOOK

間取り変更リフォームはフルリフォームが良い理由とは?費用も解説

こんにちは。土屋ホームトピアの札幌本店の星忠之です。

せっかくリフォームするのなら、快適に暮らしやすい住まいにしたいですよね。
住まいの間取り変更のリフォームを検討しているなら、部分リフォームではなくフルリフォームで行うのがおすすめ!

今回のコラムでは間取り変更リフォームをフルリフォームで行うべき理由やその費用、その際の注意点などを解説します。
ライフステージの変化などから間取り変更を検討している方はぜひご覧ください。

間取り変更リフォームはフルリフォームが良い理由とは?費用も解説
この記事の監修・執筆者
札幌本店長

土屋ホームトピア 札幌本店
店長 星 忠之

リフォーム業界23年で800件を超えるお手伝いをさせて頂いております。自分の強みは、北海道と東北の各地にて、営業職を中心に技術職や本社部門にも在籍し、多くのお客様から学ばせて頂いた経験値と総合力です。寒さ・結露・収納など、問題を抱えていらっしゃる方へお役に立てれば幸いです。

間取り変更リフォームはフルリフォームがおすすめ

リフォームによる間取り変更を検討しているなら、その部分だけのリフォームではなくフルリフォームで行うことをおすすめします。

フルリフォームとは、建物を基礎や構造など骨組み部分を残して解体し、元の骨組みを生かして建物を新たに作り直すような大がかりなリフォームのこと。

間取り変更では、壁の解体はもちろん、電気の配線や水道の配管も変更しなくてはいけません。

フルリフォームは基本的に壁や床、天井なども解体するので、配線や配管の変更にもうってつけです。

また、建物を構造体まで解体する際に基礎の状態も確認できるので、劣化している部分があれば補強工事をするなど、建物を長持ちさせる対策を施すことができます。

断熱工事や防音工事などの、住まいの機能性を向上させる工事も一緒に行うことができますよ。

フルリフォームの定義や費用相場については「フルリフォームとは?メリットデメリットと費用相場、注意点を解説」で詳しくご紹介しています。

また、マンションでのフルリフォームでは、内装や間仕切り壁、床材、天井材などを取り除き、構造体のみのスケルトン状態にしてからリフォームする「スケルトンリフォーム」と呼ぶこともあります。

こちらも、間取り変更など大規模なリフォームが可能です。

マンションの結露・カビ対策もリフォームでかなえることができますよ。詳しくは「マンションの窓や窓回り、玄関などのカビと結露を改善する方法はありますか?」もあわせてご覧ください。

間取り変更を考えるタイミング

間取り変更のリフォームは、ライフステージが変更になるタイミングで検討されることが多いです。

具体的にはこんなタイミングが考えられます。

  • 結婚、出産により部屋数を増やしたい
  • 子どもが成長したので、兄弟それぞれの個室を増やしたい
  • 在宅勤務のためのワークスペースを作りたい
  • 子どもが独立して、部屋が余っている
  • 老後や介護を踏まえて部屋数を減らしたい
  • 親などから相続した家を自分達仕様にしたい など

間取り変更リフォームをフルリフォームで行う場合の費用

間取り変更を含めたフルリフォームの費用は、間仕切り壁の設置で5万~20万円程度、壁とドアの新設で30万~70万円程度、独立していたリビングやキッチンをLDKに作り変えるので100万~300万円程度がひとつの目安。
もちろん、物件の種類や状態、リフォーム内容などによっても大きく異なります。

間取り変更リフォームの事例別の費用目安の一例をご紹介します。

【戸建て】LDKを広くする

和室をなくし、そのスペースを生かしてLDKを広くリフォーム。
和室の下がり天井を生かして間接照明を設置。

リフォーム費用 約110万円

【戸建て】水周りの間取りを一新

水回りの配置をがらりと変えたリフォーム。
キッチン・トイレ、洗面所、浴室をひと並びにし、効率良い動線になるように配置を変更。
給排水設備も一新。

リフォーム費用 約700万円

【マンション】LDKを新設

和室2部屋を、和室+洋室LDKにリフォーム。
LDKにした和室の間仕切り壁は撤去して、広々としたLDKに。

リフォーム費用 約460万円

【マンション】子育てしやすいオープンなLDKへ

3LDKを2LDKへ変更するリフォーム。
リビング横には小上がり和室を新設し、キッチンの場所も移動。

リフォーム費用 約600万円

間取り変更リフォームをフルリフォームで行う注意点

間取り変更リフォームをフルリフォームで行う注意点

フルリフォームで間取り変更を行っている最中は家に住めませんので、賃貸やマンスリーマンションを借りる、実家で過ごすなど、仮住まいの準備が必要です。
子どもがいる場合は、夏休みなどの長期休暇中に行うなど、できるだけ生活に影響が少ないように配慮すると良いでしょう。

また、フルリフォームを伴っても、間取り変更ができないケースがあることにも注意を。
建物を支える役割を持つ柱や梁、耐力壁は、移動や撤去できない場合があるため、たとえば耐力壁を抜いて部屋を広くするということはできません。

マンションの場合は専有部分のみリフォームが可能となっており、フルリフォームといっても玄関ドアや窓、ベランダなどは変えることはできません。
そのほか、管理規約などでリフォーム可能な範囲が制限されている場合もあります。

間取り変更はフルリフォームで行おう

住まいの間取り変更を考えているなら、その部分だけの部分リフォームではなくこの機会にフルリフォームで行うことをおすすめします。
フルリフォームとは、建物の骨組みだけを残して壁や床、天井などを解体した上で新しく作り直すリフォーム方法。

壁や天井の解体や、電気配線や水道配管の移動が必要となる間取り変更にはうってつけです。
内装を解体した際に基礎の状態を確認して必要に応じて補強工事を施したり、断熱工事や防音工事を新たに施すこともでき、建物の寿命を延ばしたり性能を向上させることもできます。

フルリフォームで間取り変更を行う費用は物件の種類や大きさ、状態、工事内容によっても大きく異なりますが、例えば部分リフォームでリビングやキッチンをLDKに作り変えるなら250万〜450万程度はかかるでしょう。この場合は、大工さん、設備屋さん、電気屋さん、クロス屋さん、キッチンメーカー、建材屋さんなど様々な業種の職人さんが入りますが、
部分リフォームの場合には職種によって少しだけでの工事でも往復の交通費や駐車場代や運搬費などがかかりますので経費が割高になってしまいます。
逆にフルリフォームですと各種の作業量が多くなりますので経費的には効率がよくなり
お得になります。

フルリフォームだとしても構造や耐力壁などの問題で希望通りの間取り変更ができないケースもあること、リフォーム中は仮住まいの準備が必要なことなどに注意してください。

フルリフォームの際には、耐震リフォームや断熱リフォームなども可能です!
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