
古民家には独特の温かみ・風格がありますよね。
マイホームづくりの選択肢の1つとして、古民家リフォームを検討している方がいらっしゃると思います。
でも古民家リフォームのプランはプロでも難しいケースがあり、計画的に行動しないと失敗するリスクもあります。
そこで今回は、古民家リフォームの施工実績が豊富なリフォーム会社『土屋ホームトピア』が、以下の項目をわかりやすく解説します。
このコラムのポイント |
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「ご家族にとって古民家リフォームが最善の選択か」を見極めて理想のマイホームづくりをするために、ぜひ最後までご覧ください!
目次
古民家リフォームの失敗例&失敗しない対策
SNSなどの口コミで「古民家リフォームをして失敗した経験談」を調べたところ、失敗したと感じる理由は、主に以下5種類に分かれていました。
- 費用面の失敗
- 物件選びの失敗
- 施行業者選びの失敗
- リフォーム後に気づいた失敗
それぞれ、失敗の具体例・失敗しない対策を紹介します。
費用面の失敗、失敗しない対策
古民家リフォームの費用面に関する失敗の具体例は、以下のとおりです。
費用:失敗の具体例 |
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費用面の失敗は、以下のような対策で回避できた可能性があります!
費用:失敗しない対策 |
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古材の状態・建築当時の施工方法などを見極めて問題点を正しくピックアップするには、経験と高い技術力が必要なためです。
ぜひ2〜3社と打ち合わせを実施し、予算に対応したプラン提案をしながら、補助金活用のサポートまでしてくれる施行業者を選んでください!
土屋ホームトピアは、古民家リフォームの施行実績が豊富なリフォーム会社です。
リフォーム1件ごとに「営業担当・プランナー・施工担当」の3者が専属チーム体制で対応しており、各種補助金の申請サポートもご依頼いただけます。
全国各地に拠点がございますので、お気軽にお問い合わせください。
物件選びの失敗、失敗しない対策
古民家リフォームをする物件選びに関する失敗の具体例は、以下のとおりです。
物件選び:失敗の具体例 |
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物件選びの失敗は、以下のような対策で回避できた可能性があります!
物件選び:失敗しない対策 |
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プロだからこそ発見できる問題点もあるため、施工業者・不動産業者などのプロのアドバイスを参考にしながら物件を選びましょう!
施工業者選びの失敗・失敗しない対策
SNSなどには、古民家リフォームを依頼する施工業者選びに関する失敗例もたくさんありました。
施工業者選び:失敗の具体例 |
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施工業者選びの失敗は、以下のような対策で回避できた可能性があります!
施工業者選び:失敗しない対策 |
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古民家リフォームに対応できる技術力を持っているか、リフォーム完成後も安心して相談できるかなどを調べて、信頼できる施工業者を選定してください!
リフォーム後の暮らしで気づいた失敗・失敗しない対策
リフォーム完成後の暮らしで後悔する出来事があり、「古民家=失敗」と考えてしまうケースもありました。
リフォーム後の暮らし:失敗の具体例 |
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リフォーム後に問題を残さないために、以下のような対策をできた可能性があります!
リフォーム後の暮らし:失敗しない対策 |
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また、小さな集落などの古民家を選ぶ場合には、これまでのライフスタイルに地域との関わりが加わることも念頭に置きましょう。
古民家リフォームの失敗例と失敗しない対策を紹介してきました。
物件選びの段階から古民家に対する理解を深めて、施工業者選び・リフォームプラン組み立てをすることが、古民家リフォームで失敗しないポイントです。
紹介した情報を、「ご自身・ご家族にとって古民家リフォームが最善の選択なのか」を判断する材料にしていただけると幸いです。
古民家リフォームの成功実例|費用、ビフォーアフターを紹介
次に、古民家リフォームの成功実例も紹介します。
費用・リフォーム内容を確認しながら、古民家がどのように生まれ変わるのかを見てみましょう!
※ご紹介するリフォーム費用は、お引き渡し当時のリフォーム価格です。 同じ価格でのリフォームを保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。
費用350万円、築62年
こちらは、築62年の古民家を、快適性を高めることを重視しながら350万円でリフォームした実例です。
- 天井の改修で寒い・暗いを改善
- 天井裏から伝わる熱を外に出す「排熱経路」を設置
- 2階の床を撤去しながら、水平強度を保つ施工 など
〈関連ページ〉太陽と月明かりの下での憩いの20年 〜天井裏に込めた思い〜
古民家が暗い理由・明るくする方法を、こちらの記事で詳しく解説しています。
〈関連ページ〉古民家のリビングは暗い? 日当たりをよくして明るくするには?
費用950万円、築60年
こちらは、愛着のある築60年のご実家の雰囲気を残しながら、950万円でリフォームした実例です。
- 駐車場確保のために、0.8㎡減築
- 細かく分かれていた間取りを変更
- 既存の柱・梁などを活かして内装を改修 など
〈関連ページ〉Always・昭和な住まい

〈関連ページ〉Always・昭和な住まい
費用1520万円、築100年
こちらは、お子さまの誕生をきっかけに、築100年の古民家を三世代住宅へとリフォームした実例です。
- オール電化導入
- 状態の良い古材をいかしながら、内装デザインを改修
- 伝統構法の「柔構造耐震」をいかして過度な補強をせず、窓交換などで断熱性能を向上 など


〈関連ページ〉建材も家族も、三世代のシンフォニー
土屋ホームトピアには、今回紹介しきれなかった古民家の施工実例がまだたくさんあります。ぜひご覧ください!
〈施工実例〉
古民家リフォームの成功実例を紹介しました。
古民家リフォームは、天井裏・壁の中・床下など、目に見えない部分の状態まで把握してプランを組み立てる必要があります。
ぜひ丁寧に現地調査を実施したうえで、高い技術力で古民家を再生してくれる業者を選んでください。
古民家リフォームを安心して依頼できる施工業者をお探しの方は、土屋ホームトピアにお問い合わせください。
全国各地に拠点がございます。
古民家の主なリフォーム内容・プランのポイント

次に、古民家リフォームで実施されることが多いリフォーム・リフォームプランのポイントを紹介します。
- 断熱性能の向上
- 耐震性能の確保
- ライフラインの整備|電気、水道配管、ガス配管
- 住宅設備の交換
- 外装の修繕
断熱性能の向上
多くの古民家は気密性が低い(すき間が多い)ため、「夏涼しく冬寒い」という特徴を持っています。

- 天井・壁・床に断熱材を入れる
- 断熱性能の高い窓に交換する、二重窓を設置する など
耐震性能の確保
伝統構法により、古くても耐震性能が高い古民家も数多くありますが、躯体(基礎・柱など)の劣化やシロアリ被害により、危険な状態の古民家もあります。
安心して長く暮らすために耐震性能の確保は必須ですが、耐震補強を含むリフォームは費用が高額になります。

ライフラインの整備|電気・水道配管・ガス配管など
ライフラインとは電気・水道・ガスなどのことで、古民家は以下のような問題を抱えていることがあります。
- 水道配管の経口が狭い
- 水道配管・ガス配管が劣化している、破損の危険性がある
- インターネットの光回線が届いていない など

「リフォーム工事が始まってから問題に気づき、追加費用が発生」という失敗を避けるために、リフォームプランを組み立てる前に、ライフラインの状況を確認しましょう。
住宅設備の交換
住宅設備は新しいほど高機能で、電気代・水道代などが節約できる製品がたくさんあります。
ただし初期費用が高額なため、初期費用とランニングコストのバランスを考慮しながら、ご家族にとって使い勝手の良い住宅設備を選びましょう。

外装の修繕
外装とは、外壁・屋根などのことです。
常に風雨・紫外線にさらされているため定期的なメンテナンスが必要ですが、長くメンテナンスをしていない古民家が多くあります。
外装の状態は建物内側の劣化・破損にも影響するため優先度が高いですが、施工範囲が広いため、費用が高額になる点がネックです。

このほか、内装改修・間取り変更なども、検討されることが多いリフォーム内容です。
予算に応じて上手に資金を配分し、長く快適に暮らせるマイホームを完成させましょう!
古民家リフォームの失敗を避けるためのQ&A

最後に、土屋ホームトピアが古民家リフォームを検討している方からよくいただく質問・回答を紹介します。
Q.古民家リフォームはDIYでできる?
A.リフォーム内容によりますが、プロに依頼することをおすすめします。
リフォームには資格を持つプロしかできないこと(配管工事など)、DIYでできること(壁紙貼り付けなど)があります。
古民家は、DIYできる部分でもプランニングが難しいケースがあるため、ぜひ一度、リフォーム会社等のプロにご相談ください。
土屋ホームトピアは、「プロに任せるべき部分・DIYできる部分の仕分け」「DIYできる部分の施工方法・建材」などもご相談いただけるリフォーム会社です。
全国各地に拠点がございますので、お気軽にお問い合わせください。
Q.梁を出すデザインの掃除は大変?
A.高所の掃除ができるアイテムを活用してこまめにお掃除することで、大掛かりな掃除の手間が省けます。
Q.古民家リフォームで新築同様の住宅になる?
A.古民家リフォームで新築同様の住宅づくりをするのは、難しいと考えていただけると幸いです。
一方で、新築で古民家同様の風格・個性をもつ住宅づくりをするのも、難しいことです。
古民家のリフォーム費用は新築同様となるケースがあるため、古民家の価値を理解したうえで、古民家リフォームor新築を判断するのがおすすめです。
こちらの古民家も、独自の歴史を持ち、新築には無い個性を放っています♪リフォーム内容を、ぜひご確認ください。
まとめ
「古民家リフォームを検討しているけど、失敗するかもしれない...」と不安感じている方へ、失敗の具体例と対策、古民家リフォームの成功実例などを紹介してきました。
古民家リフォームは、現状を正しく把握して優先順位を決め、予算内のリフォームプランを組み立てる必要があります。
また高い施工技術が必要なリフォーム内容となるケースが多いため、ぜひ施工実績が豊富でアフターフォロ−体制まで整った施工業者を選んでください。
今回紹介した情報を参考に、ご家族が長く愛着をもって暮らせるマイホームづくりをしていただけると幸いです!