
マイホーム計画の選択肢のひとつとして、「中古住宅」を購入し、リフォームによって自分好みの家を実現したい、と検討されている方は多いのではないでしょうか。
そのなかでも、日々の暮らしやすさに直結する場所であり、こだわりたい場所が「キッチン」です。
そこで今回は、全国で71,518件以上のリフォーム実績を持つ土屋ホームトピアが、キッチンスペースを有効活用できる「キッチンカウンター兼ダイニングテーブル」の実例をご紹介します。
このコラムのポイント |
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おしゃれで機能的な空間をつくるアイデアが満載ですので、ぜひ、最後までご覧ください。
目次
かっこいいキッチンカウンター兼ダイニングテーブルの実例

はじめに、キッチンカウンター兼ダイニングテーブルの実例を見ていきましょう。
ここでは、「一体型」「造作」「キッチンカウンターに市販のダイニングテーブルを直結」の3つのスタイルをご紹介します。
一体型のキッチンカウンター兼ダイニングテーブル
一体型のキッチンカウンター兼ダイニングテーブルは、その名の通り、キッチンカウンターをダイニングテーブルとしても使用できる一体型のスタイルです。
対面キッチンのカウンターにハイタイプチェアを置いて
モノトーンのモダンな配色と鏡面仕上げでスタイリッシュに仕上げたキッチンカウンターに、ハイタイプのチェアを置いた実例です。
背面の木目のキャビネット扉が、キッチンインテリアにぬくもりを添えています。
シンク、IHコンロ、ワークトップにつながるキッチンカウンターは、配膳や片付けがしやすく家事がスムーズになります。

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バーカウンターのようなおしゃれキッチン
横長のシンプルな形状にデザインされたキッチンカウンターが目を惹く、ナチュラルモダンなキッチンの実例です。
キッチンカウンターの高さに合わせた、ハイタイプのチェアを家族の人数分配置することでダイニングテーブル代わりとしても使用できます。
足元にも十分なスペースを備えているため、安定感のある大きめのチェアを設置することも可能です。

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インテリア性にこだわった、キッチンカウンター兼ダイニングテーブル
限られたマンションの間取りを最大限広々と使えるように、キッチンカウンターにダイニングテーブルの役割も持たせました。
こちらは、白とライトグレーを基調としたクラシカルなキッチンに、木目のカウンターで自然のぬくもりを演出した実例です。
キッチンカウンター上にはライティングレールを設置し、ペンダントライトを連灯で取り入れることで、インテリアをおしゃれにランクアップしています。

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造作のキッチンカウンター兼ダイニングテーブル
キッチンに作り付けする「造作」のキッチンカウンターは、住まいの形状やお好みに合ったサイズ感、素材、デザインなどを自由に選んで設置できることがメリットです。
市販の家具では見つけることが難しい、希望に合う機能性やデザイン、サイズのキッチンカウンターを実現することができます。
多彩な使い方ができる、造作のキッチンカウンター兼ダイニングテーブル
こちらは、キッチンカウンターを造作した実例です。
一般的なキッチンカウンターはキッチンの高さに合わせて作られるため、ハイタイプのチェアが必要になります。
ですが、こちらの実例のように「ダイニングテーブルの高さ」に合わせて天板の位置を調整すれば、一般的なダイニングチェアやオフィスチェアも合わせられるため、食事だけでなくワークスペースとしても活用できます。

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コンパクトなキッチンカウンター兼ダイニングテーブルで、広々としたLDKを実現
対面キッチンの前にコンパクトなキッチンカウンター兼ダイニングテーブルを設置することで、家具を極力減らすことができ開放感のあるLDKが実現しました。
座り心地のよいチェアにもこだわれば、食事や仕事、趣味を楽しむ場としてなど、あらゆるシーンで快適に過ごせます。

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人数が増えても便利に使える、L字のキッチンカウンター兼ダイニングテーブル
白を基調とした北欧テイストの空間に、ナチュラルカラーの木目造作キッチンカウンターが映える実例です。
キッチンをL字に囲んだカウンターデザインを採用しているため、5人座っても広々と使うことができます。

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省スペースが叶う、フォールディングテーブル付きキッチンカウンター
こちらは、キッチンカウンターにフォールディングテーブルの機能をプラスした実例です。
普段は天板を折り畳んでおけば、空間を有効活用できます。
来客などで人数が増えた時には、テーブルの天板を広げることができるためシーンに合わせて便利に使えます。

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小上がりの畳スペース+キッチンカウンターで快適に
キッチンの前面に小上がりの畳スペースを設置した実例です。
キッチンカウンター下には足を下ろせる空間があるため、畳スペースをチェア代わりにして「掘りごたつ」のようなスタイルでラクに座ることができます。

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キッチンカウンターに市販のダイニングテーブルを直結
キッチンカウンターにお好みのダイニングテーブルを直結させるアイデアもあります。
今使っているダイニングテーブルを使い続けたい、サイズの大きなダイニングテーブルを設置したいという場合におすすめです。
シンプルな対面キッチンで広々空間を実現
対面キッチンの前面にはあえてキッチンカウンターを設置せず、ダイニングテーブルを直結させています。
キッチンカウンターや収納スペースを設けていないため、ダイニングテーブルをぴったりと付けることができ、床面を多く見せることで広々とした空間を演出しています。

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キッチン横にダイニングテーブルを直結させれば家事効率アップ
キッチン横にぴったりと付けて配置したダイニングテーブルは、配膳のしやすさが抜群です。
料理を作ってから配膳し、片付けまでの流れがスムーズになるため、家事効率アップが期待できます。
家族にも手伝ってもらいやすく、家事をする人の負担が減るレイアウトです。

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家族団らんのひとときを過ごす、大きなダイニングテーブルが主役
オーダーで制作された大きなダイニングテーブルは、家族団らんのひとときを過ごす主役となる家具です。
キッチン横に繋がるように設置することで、圧迫感を抑えられるだけでなく、キッチンから一続きの作業場としても活躍します。
大人数を招いてのホームパーティでも、複数の人がキッチンを行き来しやすいレイアウトです。

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土屋ホームトピアには、今回紹介しきれなかった施工事例がまだたくさんあります。ぜひご覧ください。
〈施工事例〉
ご紹介してきましたように、キッチンカウンター兼ダイニングテーブルのスタイルや種類は数多くあります。
土屋ホームトピアは、レイアウトやデザインなども含めて、お好みやご予算に合わせたプランをご提案します。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご安心ください。
※全国各地に拠点がございます。
キッチンカウンター兼ダイニングテーブルをおしゃれにレイアウトする4つの方法

次に、キッチン兼ダイニングテーブルをおしゃれにレイアウトする4つの方法をご紹介します。
使い勝手だけでなくおしゃれなキッチンインテリアにもこだわりたい、という方は是非チェックしてください。
1.キッチンカウンター兼ダイニングテーブルに必要な奥行き・幅を決める
はじめに決めておきたいのが、必要な奥行きと幅です。用途に合わせて選びましょう。
奥行きの決め方のポイント
- 用途に合わせて奥行きを決める
- 食事をするためだけに使う場合は、30cm程度が目安になる
- お子様のスタディスペースとして使う場合は、45cm程度が目安になる
- ノートパソコンを置き、ワークスペースとして使う場合も最低でも40cm以上を確保する
- カウンターの後ろは、椅子を引いて立ったり人が行き来したりするために、幅60cm程度の通路を確保する
幅の決め方ポイント
- 使用する人数に合わせて幅を決める
- 椅子に座って食事をするのに必要な1人分のスペースは60~70cm程度であるため、座る人数が4人であれば、最低でも幅240cmが必要になる
- キッチン設備の幅に合わせる
- 横長のカウンターを設置することが難しい場合は、L字型、コの字型なども検討する
2.キッチンカウンター兼ダイニングテーブルの形状を決める
キッチンカウンター兼ダイニングテーブルの奥行き・幅が決まったら、LDKの形状・面積に合わせて、レイアウトも絞られます。
選択可能な形状は以下のとおりです。
- I字
- T字
- L字
- コの字

3.キッチンカウンターとダイニングテーブルのデザインを統一する
キッチンカウンターとダイニングテーブルは、デザインを統一することで、まとまりのあるおしゃれなインテリアを実現できます。
ですが、市販のキッチンカウンターは種類も限られており、合わせるダイニングテーブルを見つけることが難しいため、キッチンカウンター兼ダイニングテーブルを造作すれば理想のインテリアを叶えることができます。
4.必要に応じて機能性をプラスすると便利
家族の人数や、用途などに合わせて、機能性をプラスするとより快適になります。
例えば、来客が多いご家庭であれば伸長タイプのフォールディングテーブルに、ワークスペースやスタディスペースを兼ねて使用したい場合は収納付きにすると便利に使えます。
キッチンカウンター兼ダイニングテーブルのメリット・デメリット

キッチンカウンター兼ダイニングテーブルを取り入れるか迷ったら、下記のメリット・デメリットを改めてチェックしてから検討しましょう。
メリット
キッチンカウンター兼ダイニングテーブルを取り入れるメリットは、下記のとおりです。
- キッチンとダイニングが一体となるため省スペースになる
- キッチンに立つ人と家族のコミュニケーションが取りやすい
- 食事だけでなく、スタディスペース・ワークスペースと多用途に使いやすい
キッチンカウンター兼ダイニングテーブルは、LDKをできるだけ広々と使いたい、キッチンに立ちながら家族とコミュニケーションを取りたい、というご家庭に向いています。
デメリット
キッチンカウンター兼ダイニングテーブルを取り入れるデメリットは、下記のとおりです。
- ダイニングスペースに限りがある
- キッチンカウンターを調理の作業場としても使う場合は、汚れやすい
- 一般的な椅子やスツールと、カウンターの高さを合わせづらい
これらのメリット・デメリットを含めて、ご家族の人数や使い方、ご予算などを考慮し検討してみましょう。
ただし、キッチンカウンター兼ダイニングテーブルのデメリットは、造作することでカバーすることができます。
例えば、限られた空間に設置する場合は伸長式を選び、シーンに合わせてダイニングスペースを広げられるようにするとよいでしょう。
カウンターの汚れが気になる場合は、掃除のしやすい鏡面仕上げやウレタン塗装仕上げにするのがおすすめです。
また、造作であれば、一般的な椅子に合わせてカウンターの高さを調整することも可能です。
こちらにも限られた空間を、有効活用する事例が多く掲載されています。ぜひご覧ください。
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キッチンカウンター兼ダイニングテーブルはDIYで造作できるのか

ここまでお伝えしてきたとおり、奥行き・幅・デメリット解消などを含めて、キッチンカウンター兼ダイニングテーブルを造作するメリットは多くあります。
ただし、お子さまが寄りかかった際の体重負荷対策など、専門的な知識を踏まえて造作する必要があるためDIYはおすすめしません。
安全に使い続けられるようさまざまな配慮が必要になるため、キッチンリフォームと合わせてキッチンカウンター兼ダイニングテーブルの造作をプロに任せるのが安心です。
土屋ホームトピアでは、ご家庭の要望に合ったキッチンカウンター兼ダイニングテーブルを造作することも可能です。
何から始めればよいのか迷ったら、お気軽にご相談ください。
※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご安心ください。
※全国各地に拠点がございます。
まとめ
キッチンカウンター兼ダイニングテーブルのおしゃれな実例やレイアウトの方法、取り入れるメリット・デメリット等をご紹介してきました。
キッチンカウンター兼ダイニングテーブルは、省スペースかつおしゃれなキッチンインテリアにしたい、部屋を少しでも広く使いたい、親しい人たちを招いてホームパーティを楽しみたいというご家庭におすすめのアイデアです。
広さに余裕がない中古住宅でも、省スペースで多機能な部屋づくりを目指すことができるため、ご家族でゆったりと快適に過ごすことができますよ。
ぜひリフォーム計画の参考としてお役立てください。