
「予算・立地条件などの関係で狭いマンションを選ぶことになりそう。工夫してリノベーションしたら、理想の間取りを実現できる?」とお悩みの方がいらっしゃると思います。
結論からお伝えすると、世帯人数に対して狭いと感じる面積のマンションでも、工夫とアイデア次第で理想の間取りを実現できます!
今回は全国で71,518件以上のリフォーム実績を持つ『土屋ホームトピア』が、狭いマンションをリノベーションによって快適な住まいにする工夫・アイデアを具体的に紹介します。
狭いマンションを長く愛着を持って暮らせるマイホームへと生まれ変わらせる方法がわかるので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
狭いマンションをリノベーションで間取り変更した事例|費用

はじめに、世帯人数に対して一般的に狭いイメージのマンションをリノベーションした事例を紹介します。
リノベーションの中心となるのは間取り変更で、どの事例もご家族が快適に暮らすための工夫を取り入れています。
参考にしていただけると幸いです。
※ご紹介するリフォーム費用は、お引き渡し当時の価格です。 同じ価格でのリフォームを保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。
38㎡、リノベーション費用300万円
こちらのマンションは、リノベーション前は38㎡のコンパクトな面積の中に居室・住宅設備を上手に配置した間取りでした。
今後はゲストハウスとして使用するとのことで、可能な限り間仕切りを取り除き、開放的なワンルームにリノベーションしました。
造作家具などを取り入れた住宅全体の内装改修、住宅設備交換なども実施し、リノベーション費用は300万円でした。
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間仕切りを取り除いて開放感のある空間づくりをすることはもちろん、「間接照明を天井に向けて設置」「メイン照明以外はダウンライト(天井に埋め込むタイプの照明)を採用」など、視覚的にも空間を広く見せる工夫を取り入れています。


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45㎡、リノベーション費用400万円
こちらは、45㎡のマンションをライフスタイルに合わせておしゃれにリノベーションした事例です。
特に「圧迫感のあった玄関」「使用頻度の少なかった洋室」の使い勝手を見直し、施主様が帰宅した瞬間からリラックスしてゆったり過ごせる間取りを目指しました。
内装改修・水回り設備交換なども実施し、リノベーション費用は400万円でした。
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LDKの一部を寝室として、緩やかな曲線を取り入れたデザインの腰壁でゾーニングしています。

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69㎡、リノベーション費用1,000万円
こちらは、3LDK・69㎡のマンションを、廊下のない1LDKにリノベーションした事例です。
廊下をなくしたことによって居住空間が広がり、「大きなウォークインクローゼット」「おしゃれな畳スペース」を取り入れた間取りが実現しました。
廊下がない間取りは、「最小限のドアの開閉数で室内を移動できる」「家事動線がよくなる」などのメリットもあります。
内装改修・住宅設備交換なども実施し、リノベーション費用は1,000万円でした。
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施主様お気に入りの窓からの景色が楽しめるよう、キッチンをあえて斜めに設置するなどの遊び心も取り入れています。♪

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60㎡、リノベーション費用1,360万円
こちらは60㎡のマンションで、細かく分かれた3LDKの間取りを、2人世帯の施主様ご家族が暮らしやすい1LDKにリノベーションした事例です。
水回りの位置を大きく変更せずに間取りを組み立てなおし、住宅の中心にウォークスルークローゼットを設けました。
物を1つの場所に集約できる場所があると室内が散らかりづらくなるため、狭いマンションであってもスッキリと片付いた空間で気持ちよく過ごせます。
断熱性向上・窓交換・防音対策なども実施し、リノベーション費用は1,360万円でした。
〈関連ページ〉明るい和空間が広がる部屋に生まれ変わったマンションリフォーム
こちらのマンションリノベーションでは、施主様が大切にしている仏壇を置くための個室を設け、上質な和のデザインを取り入れた内装改修も実施しています。


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74㎡、リノベーション費用1,400万円
こちらは、「ご夫婦+お子さま4人=6人」で暮らす74㎡のマンションリノベーション事例です。
2LDKの間取りをLDKを中心として過ごせる1LDKに変更し、住宅の壁全体に収納を設置しました。
74㎡は6人世帯で暮らす面積としては狭いイメージですが、「寝室・子供部屋にロフトを設けて縦に居住空間を広げる」という工夫を取り入れています。
住宅設備の交換、換気計画の見直しなども実施し、リノベーション費用は1,400万円でした。
〈関連ページ〉子供大好きパパ・ママが考えた、4人の子供たちと暮らす7年間の挑戦
お子さまの成長に合わせて片付けの習慣を促しやすいよう、住宅全体にお子さま1人1人が使えるスペースを設けています。
またロフトに落下防止の柵を設置するなど、お子さまが楽しく・安全に過ごせるよう配慮しています。


〈関連ページ〉子供大好きパパ・ママが考えた、4人の子供たちと暮らす7年間の挑戦
土屋ホームトピアには、今回紹介しきれなかった事例がまだたくさんあります。ぜひご覧ください!
〈施工事例〉
世帯人数に対して一般的に狭いイメージのマンションをリノベーションした事例を、紹介してきました。
今回はご自宅の使い方を見直して部屋数を減らした事例を紹介しましたが、マンションは部屋を増やすことも可能です。
こちらの記事で、マンションの部屋を増やしたリノベーション事例を確認できます。
〈関連ページ〉マンションリフォームで部屋を増やす方法、費用など事例紹介|子供部屋を増やす注意点も解説
上記でお伝えした以外にも狭いマンションをリノベーションして快適な間取りを組み立て直す際の工夫やアイデアがあるので、次に紹介します。
土屋ホームトピアは、豊富な実績から得た経験と高い施工技術で、既存のマンションを理想のマイホームに生まれ変わらせるプランを提案いたします。
お気軽にお問い合わせください。
※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご安心ください。
※全国各地に拠点がございます。
狭いマンションをリノベーションして理想の間取りを実現する4つの工夫・アイデア

狭いマンションをリノベーションして理想の間取りを実現するためのポイントは、以下4つです。
各ポイントに取り入れられる工夫・アイデアを紹介するので、ぜひご活用ください!
- 狭いマンションの使用面積を広げる工夫・アイデア
- 狭いマンションを視覚効果で広く見せる工夫・アイデア
- 狭いマンションの中でプライバシーを確保する工夫・アイデア
- 狭いけど使い勝手が良いマンションにする工夫・アイデア
狭いマンションの使用面積を広げる工夫・アイデア
狭いマンションの使用面積を広げたい場合には、間取りに以下のような工夫・アイデアを取り入れるのがおすすめです。
- 廊下をなくす(玄関ホールと部屋が一体になった間取りも可能)
- 引き戸を採用(ドアの前後に開閉のスペースを確保する必要がなくなる)
- 対面キッチンから壁付キッチンに変更
- 可動式間仕切りを採用して、用途に合わせて空間を使い分ける

収納スペースを増やすアイデアがたくさんあるので、例を紹介します。
- 玄関土間を広げてシューズクローゼットをつくり、部屋に置いているアウトドアアイテムをまとめて収納
- ご家族全員で使えるファミリークローゼットを設けて、物を一箇所に集約
- 壁際に置いている家電・家具の奥行きに合わせて壁一面の造作収納をつくり、物を収納
- 小上がりスペースをつくり、下を収納スペースとする など
狭いマンションを視覚効果で広く見せる工夫・アイデア
狭いマンションであっても、視覚効果を活用して広く見せる・感じさせる設計で開放的な空間づくりが可能です。
【例】
- オープン収納を採用:扉が無いことで視線が止まらないので、圧迫感を感じづらい
- フローイング収納(床から浮かせて設置する収納)を採用:足元に空間があると圧迫感を感じづらい
- 腰壁・欄間などセミオープンの壁を採用:空間を完全に区切らないことで視線が遠くまで抜けるので、広く見える
- 扉・壁にガラスを取り入れる:暗いより明るいほうが広く開放的な印象になる
- 天井を解体して駆体あらわしのデザインにする:天井が高いと開放感のある空間になる
- 天井・足元に向けて照明を設置:空間が広がったように感じる
- 内装デザインに膨張色を取り入れる:収縮色を採用する場合と比較して空間を大きく感じやすい
上記のような工夫・アイデアは、住宅ごとに効果的な場所・取り入れ方を検討する必要があります。

土屋ホームトピアは、国内最大のリフォームコンテストで数多くの受賞実績を持つ、アイデア・経験豊富なリフォーム会社です。
「狭いマンションをリノベーションして理想のマイホームづくりをしたい」とご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。
※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご安心ください。
※全国各地に拠点がございます。
狭いマンションの中でプライバシーを確保する工夫・アイデア
「ご自宅の中で1人でゆっくり過ごせる場所がない」「ご自身だけが使うものを自由に置ける場所がない」といった状況はストレスを生み、狭いマンションを選んだことを後悔する大きな原因となります。

【例】
- 廊下をなくしてコンパクトな机・収納などのスペースを設ける
- キッチンの一部やパントリー内に椅子を置いてゆったり過ごせスペースを設ける
- ご家族1人1人が専用で使える収納スペースを設ける など
ワークスペース・家事スペース・趣味のスペース・勉強スペースなど、用途に合わせて必要な面積・収納容量を明確にし、ぜひプライバシーを確保できる空間を間取りに取り入れてみてください。
狭いけど使い勝手が良いマンションにする工夫・アイデア
狭いマンションをリノベーションして理想の間取りを実現するポイントとして最後に紹介するのは、「狭いけど使い勝手が良い間取り」を目指す工夫・アイデアです。

ぜひ以下のような工夫・アイデアの中で、間取りに取り入れられるものがあるかを、検討してみてください。
- 回遊動線を取り入れる(ドアを開放することで、行き止まりがなくなる動線)
- お風呂・洗面所などの水回りの出入り口を、LDK内に設ける
- 子ども部屋の出入口を、LDK内に設ける など
紹介してきたように、狭いマンションにさまざまな工夫・アイデアを取り入れてリノベーションをすることで、のびのび暮らせるマイホームづくりが可能です!
今回紹介したのはリノベーション時に活用できる工夫・アイデアの一部ですので、ぜひ施工業者に相談してプロの知識・経験を引き出しながらリノベーションプランを組み立ててください♪
狭いマンションをリノベーション前提で購入する方へ|狭いマンションのメリット・物件の選び方

最後に、狭いマンションをリノベーションをすること前提で購入する方へ、物件選びの際に知っておくと役立つ注意点なども紹介します。
- 狭いマンションをリノベーション前提で購入するメリット
- 希望のリノベーションができるマンションの選び方
マンション購入後に「理想の間取りが実現できない」「想定していなかった不具合が見つかった」などで後悔しないために、一緒に確認しましょう。
狭いマンションをリノベーション前提で購入するメリット
「狭いマンション」は、面積以外の条件が良くても購入を悩んでしまいますよね。
でも実は、狭いマンションには以下のようなメリットがあります♪
狭いマンションを選ぶメリット |
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次に紹介するマンションの選び方も、一緒に確認しましょう。
希望のリノベーションができるマンションの選び方|物件確認時の注意点
マンションは、主に以下の要素によってリノベーションの自由度が違います。
- 構造:動かせる・解体できる壁が多いほど、間取り変更の自由度が高い
- 配管の劣化の程度などの現状:水回りの位置変更が可能=間取り変更の自由度も高まる

また「住宅ローンを利用できるか」「住宅ローン控除を利用できるか」という経済的な要素も、間接的にリノベーションの自由度に関わりますよね。
以下の点も念頭に置いて、物件選びをして頂けると幸いです。
- 住宅ローン控除を利用できるのは、40㎡以上の物件(ほかにもさまざまな要件があります)
- 住宅ローンを利用できる条件は、金融機関によってさまざま。例えばフラット35の場合は30㎡以上という条件がある
こちらの記事で、築年数が古いマンションを購入する場合の物件の選び方を確認できます。
〈関連ページ〉築30年・30平米以上のマンションリフォーム費用事例|購入時の注意点、固定資産税の変化など解説
土屋ホームトピアは、住宅総合産業である土屋グループの一員です。
リノベーション1件ごとの専属チーム体制で物件探しの時点からのサポートも可能ですので、リノベーションを検討し始めた段階からお気軽にお問い合わせください。
※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご安心ください。
※全国各地に拠点がございます。
こちらの動画でも、マンションリノベーションでできること・できないことについてお話ししています♪
まとめ
狭いマンションをリノベーションして理想の間取りを実現することを検討している方へ、リノベーション事例、間取り変更時に取り入れられる工夫・アイデアなどを紹介してきました。
狭いマンションであっても、間取り変更・内装改修・住宅設備交換などのリノベーションで、ご家族のための新しい住宅が完成します。
ぜひ施工実績が豊富な施工業者と協力をしながら、長く愛着を持って暮らせるマイホームを完成させていただけると幸いです。