
浴室は毎日リフレッシュのための時間を過ごす場所なので、ご自宅マンションの浴室リフォームをする際には、失敗を避けて気持ちの良い浴室が完成するリフォームプランを組み立てたいですよね。
そこで全国で71,587件以上のリフォーム実績を持つ土屋ホームトピアが、マンションの浴室リフォームについて以下の項目をわかりやすく解説します。
このコラムのポイント |
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楽しく充実したバスタイムを過ごせる浴室が完成するよう、ぜひ最後までご覧ください!
目次
マンションの浴室リフォームで失敗しない方法|8つの注意点、後悔の口コミ

浴室は一般的に2畳前後のコンパクトな面積ですが、リフォームの際には細部までこだわらないと、快適なお風呂が完成しません。
そこで今回はマンションの浴室リフォームプランを組み立てる際に、必ず確認していただきたい注意点を、8つの項目にまとめました。
- 予算を決め、予算を守ってプラン組み立て
- 管理規約で制限を確認。可能な範囲でベストなプランを組み立て
- ユニットバスor在来工法は長期的な視点で選ぶ
- 浴槽サイズ・形状選び:浴室での過ごし方に合わせる
- グレード:機能性・メンテナンス性と費用のバランスを検討
- デザイン:ショールー厶やシミュレーションで確認
- 施工期間中の入浴手段を決めておく
予算を決め、予算を守ってプラン組み立て
はじめに、明確に予算を決めて施工業者に伝えましょう。
以下のような失敗例が多数あるため、綿密な現地調査のうえでリフォームプランを組み立ててくれる施工業者を選ぶのがおすすめです。

施工業者の選び方について、のちほど「マンションの浴室リフォーム失敗or成功を左右するのは施工業者|後悔しない選び方」で具体的なポイントを紹介します。
管理規約で制限を確認。可能な範囲でベストなプランを組み立て
マンションの浴室は他住戸と配管を共有している関係上、リフォームでの位置変更・サイズ変更などに制限が生じる可能性があります。
- 浴室を移動できる距離・向きが制限される可能性がある
- 配管から遠い場所へ浴室を移動するのは難しい
- 浴槽を極端にサイズアップするのは難しい など
以下のような失敗の口コミが多数あるため、はじめに施工業者に大まかな希望を伝えて、管理規約の確認を依頼しましょう。

施工業者が管理規約の内容からリフォーム可能な範囲を把握することで、ご家族の希望を最大限に取り入れたリフォームプラン提案を期待できます。
ユニットバスor在来工法の選択
ユニットバスor在来工法の選択に関して、特に在来工法の浴室を選択したことによる以下の失敗例をよく見かけます。




ユニットバスは浴室に必要な機能性・保温性・メンテナンス性などを考慮して開発された製品のため、一般的に在来工法よりも使い勝手がいいとされています。
最終的な選択はご家族の価値観次第ですが、デザイン性と使い勝手のバランスを考えてユニットバスor在来工法を選択しましょう。
浴槽サイズ:快適性とコストのバランスを検討
浴槽サイズ・浴槽内の形状によって、浴室での過ごし方が変わります。
一般的には「大きい浴槽=快適」というイメージがありますが、大きい浴槽はお湯の使用量が多いため「ユニットバスをサイズアップしてから水道光熱費が高い」という後悔の声がたくさんあります。
マンションに導入されることの多い浴槽サイズ例と快適性を一覧表にまとめたので、参考にしてください。
浴槽サイズ例 | 快適性 |
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1014〜1418サイズ (約1.5畳) |
・座って足を伸ばせる ・大人1人がゆっくり過ごせる |
1616〜1717サイズ (約2畳) |
・体を伸ばせる ・お子さまと一緒の入浴でも余裕がある |
1618〜1621 (約2.5畳) |
・体を伸ばせる ・複数人のお子さまと一緒の入浴でも余裕がある ・介護の入浴介助もしやすい |
グレード:機能性・メンテナンス性と費用のバランスを検討
ユニットバスのグレードには、以下のような特徴があります。
- ハイグレード:高機能でメンテナンス性が良く、オプションも豊富
- ローグレード:機能がシンプルで、一定基準以上の品質が確保されている
ハイグレードのユニットバスについては、「たくさんのオプション機能をつけてフル活用する」という方は意外と少なく、以下のような後悔の声が多くあります。

そのため、高機能のオプションを選ぶ際には、現実的な使用頻度をイメージして必要かどうかを検討するのがおすすめです。
一方でローグレードのユニットバスについては、以下のような後悔の声をよく伺います。

ユニットバスのグレードは、機能性・メンテナンス性・費用のバランスを検討して選びましょう。
こちらの動画でも、浴室の機能やグレードについてお話ししています。
デザイン:ショールー厶やシミュレーションで確認
ユニットバスの模様や色は、カタログで見るだけではイメージしづらいのではないでしょうか。
実際に、以下のような後悔の声が多数あります。

そのため、「メーカーや住宅設備専門のショールームに足を運ぶ」「施工業者にシミュレーション画像作成を依頼する」といった方法で、完成形をできるだけ具体的にイメージしてユニットバスを選びましょう。
施工期間中の入浴手段を決めておく
マンションの浴室リフォームの施工期間は、長くて1週間ほどです。
施工期間中は入浴できないため、入浴手段を前もって考えておきましょう。
【入浴手段の例】
- 入浴施設を利用
- ジム・サウナ・ネットカフェなどのシャワーを利用
- ウィークリーマンションを借りる など
マンションの浴室リフォームで失敗しないために、リフォームプランを検討する際に注意していただきたい8つの項目を紹介してきました。
多くの項目が施工業者のサポートやアドバイスによって失敗を避けられる内容のため、次に施工業者の選び方も確認してください。
マンションの浴室リフォームで失敗したくないとお考えの方は、全国で71,587件以上の施工実績を持つ土屋ホームトピアにお問い合わせください。
ご家族が充実した時間を過ごせる浴室のリフォームプランを提案いたします。
※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご安心ください。
※全国各地に拠点がございます。
マンションの浴室リフォーム失敗・成功を左右するのは施工業者|後悔しない選び方

リフォームを依頼する施工業者選びは、マンションの浴室リフォームの失敗・成功を左右すると言っても過言ではありません。
複数の施工業者を比較して選ぶことと思いますので、ぜひ以下のポイントを参考にして各施工業者の特徴を比較してください。
- マンション住民への繊細な配慮ができる
- アフターフォローまで責任を持つ
- 見積もり書の内容が詳しい・明確
- 理由のない大幅値引きを提案しない
マンション浴室リフォームの施工実績が豊富
マンションの浴室リフォームは、マンション特有の構造を理解したうえで設計する必要があります。

施工業者の公式サイトで、施工事例を見て実績を確認しましょう。
マンション住民への繊細な配慮ができる
マンションの浴室リフォームの際には、施工業者の出入り・資材搬出入・施行が、マンション住民の生活に影響します。
- 資材搬出入でエレベーターの待ち時間が長くなる
- 工事の音が他住戸に響く など

施工業者に対する口コミで、対応力を確認しましょう。
アフターフォローまで責任を持つ
施工業者のアフターフォロー体制は、さまざまです。
そのため、公式サイトでアフターフォロー体制まで確認できる施工業者を選ぶか、打ち合わせ時にアフターフォロー体制の確認をしましょう。

見積もり書の内容が詳しい・明確
見積もり書の記載内容も、施工業者によってさまざまです。
導入設備、使用建材などまで詳細に金額がわかる見積もり書を作成する施工業者を選びましょう。

理由のない大幅値引きを提案しない
一般的に「適正な設備導入」「高い技術力での施行」などに対する価格を、理由なく大幅に値引きすることはできません。
そのため、見積もり書に大幅な値引き額が記載されている場合には、理由を確認することをおすすめします。

2〜3社と打ち合わせをすることも大切
施工業者選びの際には、複数社を比較することも大切です。
実際に打ち合わせをしてみて、対応力・提案力・技術力・価格のバランスが良いと感じる施工業者を選びましょう。
ぜひ、長く信頼してご自宅の悩み事を相談していける施工業者を選んでください。
前述したとおり、施工業者選びはマンションの浴室リフォームの失敗・成功を左右します。
土屋ホームトピアは、リフォーム1件ごとに専属チーム体制を整えてプランを組み立てます。
ご予算・ご希望など、お気軽にご相談ください。
※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご安心ください。
※全国各地に拠点がございます。
マンションの浴室リフォーム費用

次に、マンションの浴室リフォームを失敗しないために、前もってリフォーム費用も確認しておきましょう。
ユニットバス、在来工法の浴室リフォーム費用一覧
マンションの浴室リフォームの費用相場は、約60万円〜200万円です。
〈参考〉土屋ホームトピア リフォーム・リノベーションの費用相場
リフォーム内容ごとの費用相場を一覧表にまとめたので、参考にしてください。
リフォーム内容 | 費用相場 |
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追い焚き機能の後付工事 | 30〜80万円 |
浴室乾燥機の後付工事 | 10〜30万円 |
浴室の増床 | 20〜50万円 |
在来工法↔ユニットバス変更工事 | 60〜200万円 |
天井・壁・床の改修 | 10〜30万円 |
浴槽交換 | 10〜60万円 |
ドア交換 | 10万円 |
※導入する設備、建築資材、 使用素材などによって費用が異なります。 詳細な費用につきましては、お問い合わせください。
上記に加えてユニットバスにオプション機能を付ける場合には、費用が追加となります。

マンションの浴室リフォーム費用を抑える方法
浴室リフォームは住宅設備リフォームの中でも高額なので、なるべく費用負担を軽減したいですよね。
リフォーム費用を抑える方法があるので、一緒に確認しましょう。
マンションの浴室リフォーム費用を抑える方法 |
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上記の中で補助金については、国の政策である「省エネ化」「住宅の長寿命化」などに該当するリフォーム内容であれば活用できる可能性が高まります。
こちらの記事で補助金情報を紹介しているので、ぜひご確認ください。
〈関連ページ〉補助金情報|2023-2024リフォームで利用できる補助金・助成金まとめ
また、多くの補助金は施工業者を通して申請する必要があります。

土屋ホームトピアは、各種補助金の申請が可能なリフォーム会社です。
補助金の申請サポートもご依頼いただけますので、お気軽にご相談ください。
※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご安心ください。
※全国各地に拠点がございます。
マンションの浴室リフォーム成功事例
次に、実際にマンションの浴室リフォームに成功した事例を紹介します。
こちらは、築38年の公団住宅の浴室・洗面をリォームした事例です。
位置変更・増床が難しい状況下でメンテナンスのしやすい浴室に改修し、デザインで空間を視覚的に広く見せる点も工夫しました。

〈関連ページ〉Designers公団
リフォーム前は脱衣所がない住戸でしたが、玄関ホールにドアを設置し、プライベートスペースである浴室・洗面・トイレを目隠しのあるスペースとしました。
他にも「キッチン交換」「和室から洋室へと内装改修」などを実施し、リフォーム費用は450万円でした。
〈関連ページ〉Designers公団
土屋ホームトピアは、たくさんの施工事例を紹介しています。ぜひご覧ください!
〈施工事例〉
マンションの浴室リフォームQ&A

最後に、マンションの浴室リフォームを検討している方から、土屋ホームトピアがよくいただく質問・回答をまとめて紹介します。
Q.浴室を広くしたいけど、位置変更・増床ともに難しい...。
A.マンションの構造・配管などの問題によって「浴室を広くしたい」という希望が叶わない場合、以下のような方法で「浴槽を広くする」方法を検討するのがおすすめです。
- 浴室サイズが同じでも、浴槽サイズが広いユニットバスを選ぶ
- 浴室サイズを小さいスパンでオーダーできるメーカーの製品を選ぶ
- 浴槽形状を変える

- 長方形
- だ円形
- 浴槽内を斜めに設計 など
Q.中古マンションを購入する。浴室の交換は必要?
A.使い始めてから10年以上経過している浴室は、交換を検討するのがおすすめです。

ユニットバスの寿命は一般的に15年〜25年ですが、10年前の製品と現在の製品を比較すると、保温力・掃除のしやすさなどのなどの品質が格段に向上しています。
中古マンションの浴室を使い始めてから10年以上経過している場合には、交換を検討してみてください。
Q.ユニットバスの「浴槽だけ」「床だけ」を交換できる?
A、ユニットバスの「浴槽だけ」「床だけ」を交換することが可能です。
既存のユニットバスの状況を確認してから施工方法・交換部材などを検討する必要があるため、まずは施工業者に現地調査・リフォーム相談を依頼しましょう。
マンションの浴室リフォームを依頼できる施工業者をお探しの方は、土屋ホームトピアにお問い合わせください。
全国各地に拠点がございます。
※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご安心ください。
※全国各地に拠点がございます。
まとめ
マンションの浴室リフォームで失敗しないために、リフォームプランに役立つ注意点、施行業者の選び方、費用などを解説してきました。
マンションにはリフォーム時に配慮するべき特有の制約がありますが、ご家族の希望を最大限に叶えるプラン組み立てが可能です。
ぜひ今回の情報を参考にしながら、気持ちよくリフレッシュできる浴室を完成させていただけると幸いです!