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樹脂サッシ、後悔しないための選び方|樹脂サッシのデメリット、窓の選び方、窓リフォームの費用など解説

サッシの交換をご検討中の方の中には、「樹脂サッシで後悔しないための選び方」についてお悩みの方も多いのではないでしょうか。

気密性・断熱性の高さなどたくさんのメリットがある樹脂サッシですが、いくつかのデメリットもあります。

今回は、全国で74,404件以上のリフォーム実績を持つ土屋ホームトピアが、「樹脂サッシを取り入れるべきか」を判断するための情報をわかりやすく解説します。

 

このコラムのポイント
  • 「樹脂サッシとは何か」「メリット・デメリット」などを解説します。
  • 窓はサッシ・ガラスそれぞれの性能・機能を確認して選ぶのが大切です。
  • 窓のリフォームの内容や費用目安などを紹介します。
  • 樹脂サッシの交換は補助金が適用されるケースもあるので積極的に利用しましょう。

「樹脂サッシにすべきかどうか」を正しく判断し、後悔のないサッシ選びができるよう、ぜひ最後までご覧ください!

この記事の監修者
西大條 謙一

土屋ホームトピア 札幌マンション支店
西大條 謙一 札幌マンション支店長/二級建築士

お客様にとってお住まいは大切な財産です。
現状のお住まいの不満点や問題点をお伺いしながら、目には見えにくい快適さや地震に対する安心感をアドバイスさせていただき、末永く安心して暮らせる“家づくり”をモットーに取り組ませていただいております。

樹脂サッシを選択して後悔することはあるのか|樹脂サッシのメリット・デメリット

樹脂サッシを選択して後悔しないためにも樹脂サッシとは何か」「メリット・デメリット」について事前に確認しましょう。

樹脂サッシとは

「サッシ」とは、窓枠として用いる建材のことを指し、「樹脂サッシ」とは、塩化ビニル樹脂で構成される窓サッシのことです。

そして、「窓」とはサッシ・ガラス・窓枠を合わせた総称を指します。

サッシ・ガラスにはそれぞれ種類があるので、のちほど「窓の選び方|窓はサッシ・ガラスそれぞれの性能を確認するのが大切」で紹介します。

樹脂サッシのメリット

樹脂サッシのメリットは、以下のとおりです。

  • 断熱性・気密性が高い
  • 結露が発生しにくい
  • 防音効果がある
  • デザインが豊富

上記のようなメリットから樹脂サッシは、「窓からのすき間風がひどく、冷暖房が効かない」とお悩みのご家庭におすすめです。

樹脂サッシのデメリット|樹脂サッシに後悔する理由

樹脂サッシのデメリットは以下のとおりです。

  • 紫外線に弱い
  • 高額になりがち
  • アルミサッシより重い

実際に、以下のように樹脂サッシをご自宅に採用して後悔したという口コミを見かけます。

樹脂サッシで後悔しないためには、ライフスタイルや設置場所など検討し、適材適所に取り入れることが重要です。

「樹脂サッシ=高性能」という情報をインターネットでよく見かけますが、実は樹脂サッシにはいくつか種類があります。

また、窓は立地・既存住宅の室内環境に合わせて選択する必要があるため、次の章では窓の選び方を紹介します。

 

ご自宅の窓リフォームで樹脂サッシへの交換をご検討中の方は、土屋ホームトピアにご相談ください。

ご希望を丁寧に伺い、ご家族のライフスタイルや設置場所に合わせた適切なサッシ選びをサポートいたします。

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窓の選び方|窓はサッシ・ガラスそれぞれの性能・機能を確認して選ぶのが大切

窓の性能による室内の快適性に、サッシ・ガラスの性能が大きく影響しています

以下の項目を確認して、窓選びに役立てていただけると幸いです。

  • 窓のサッシの種類|樹脂サッシとアルミサッシなどとの違い
  • 窓ガラスの種類
  • サッシ・ガラス以外の選択項目

窓のサッシの種類|樹脂サッシとアルミサッシなどとの違い

一般的に住宅に使用されるサッシの種類、特徴は以下のとおりです。

断熱性能の高い順に紹介します。

サッシの種類 特徴
オール樹脂サッシ ・断熱性:最も優れている
・耐久性:アルミよりやや劣る
・費用:アルミより高額で、木製サッシより安価
木製サッシ ・断熱性:樹脂サッシと同じくらい高い。
・耐久性:高いが、メンテナンスが必要。
・費用:最も高額。
アルミ樹脂複合サッシ ・断熱性:アルミと樹脂の中間程度。
・耐久性:優れている。
・費用:アルミより高く、オール樹脂より安い。
アルミサッシ ・断熱性:低い
・耐久性:樹脂サッシに比べ高い
・費用:安価に導入できる

断熱性の高さにこだわる場合は、超断熱・超換気機能を備えた「DI窓」を選択する方法もあります。

DI窓は、外壁よりも断熱性能が高く、窓を閉め切っていても換気が可能なハイブリット窓です

DI窓の性能は以下のページで確認できますので、ぜひご覧ください!

〈関連ページ〉土屋ホームトピアの技術力

窓ガラスの種類

一般的に住宅に使用される窓ガラスの種類、特徴は以下のとおりです。

こちらも、断熱性能が高い順に紹介します。

窓ガラスの種類 特徴
トリプルガラス ・断熱性能:最も高い(複層ガラスの約1.5~3倍)
・費用:最も高額
Low-E複層ガラス ・断熱性能:複層ガラスより高い
・費用:複層ガラスより高額
複層ガラス ・断熱性能:単板の約4倍高い
・費用:単板ガラスより高額
単板ガラス ・断熱性:低い
・費用:安価

サッシ・ガラス以外の選択項目

窓選びの際には、サッシ・ガラス以外に以下の項目も選択する必要があります

  • 開閉タイプ(引違い窓、滑り出し窓など)
  • サイズ
  • 鍵タイプ
  • オプション(シャッターを設置するかなど)

このように、窓選びは、ガラス・サッシだけでなく好みや加えたい性能などによって異なりますので、慎重に検討しましょう。

また、マンションなど集合住宅では、実際に窓をリフォームする際の規約が定められていることもありますので注意が必要です。

 

マンションで窓交換リフォームを検討する際の注意点を、こちらの記事で確認できますので参考にしてください。

〈関連ページ〉窓交換に関するマンション規約を解説|管理組合との協議・実施できないリフォーム内容、費用・補助金など

窓のリフォームの費用

実際に窓のリフォームを検討する場合に、「どのようなリフォームをする必要があるの?」「費用はどれくらいかかる?」など疑問を持たれる方も多いでしょう。

ここでは、窓のリフォームの費用について解説します。

窓のリフォーム内容別の費用一覧

窓のリフォームの内容には様々なバリエーションがあり、リフォーム内容によって費用が違います

リフォーム内容 費用目安
【内窓設置】
既存の窓の内側にもう1枚窓を取り付ける
4~20万円
【カバー工法で窓交換】
既存のサッシに新しいサッシをかぶせる
5~30万円
【窓枠ごと交換】
窓枠ごと取り外して全て交換する
10~50万円

※紹介した費用は、既存の窓の状況、サイズ、施工業者によって違います。詳しい費用は、窓リフォームを依頼する施工業者にお問い合わせください。

 

例えば、「窓から伝わる熱・冷気が気になる」のみの場合は、内窓設置を設置することで室内の快適性がアップします。

しかし、「窓が劣化して本来の性能を発揮していない」「窓枠がゆがんでいる」などの場合は、カバー工法・窓枠ごと交換を検討することになります。

窓を交換したリフォーム事例

実際に、高性能の窓に交換をしたリフォーム事例も一緒に確認しましょう。

 

こちらは、結露やカビ対策を充実させ安心して暮らせるように、換気ができるインナーサッシを施工し、断熱性・換気性を向上させた事例です。

他にも、壁に断熱ボードを貼る、和室の段差を解消しウールカーペットに仕上げるなど、ご高齢の方でも素足で快適に過ごせる住宅になりました。

リフォーム費用は総額250万円でした。

〈関連ページ〉90歳の母との新しい暮らし

※ご紹介したリフォーム費用は、お引渡し当時の価格です。同じ価格でのリフォームを保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。

 

土屋ホームトピアには、今回紹介しきれなかった事例がまだだくさんあります。ぜひご覧ください。

施工事例

樹脂サッシへの交換にも活用できる窓リフォームの補助金

現在、国は省エネ政策の一環として、住宅の断熱性能アップを目的としたリフォームに対して補助金制度を実施しています。

また、自治体も独自に様々な補助金制度を実施しています。

ただし、補助金制度の実施状況は政策・予算に応じて変動するため、リフォーム時点での最新情報を調べる必要があります。

 

こちらの記事で、樹脂サッシへの交換にも活用できる補助金を紹介していますので、ぜひご覧ください。

〈関連ページ〉補助金情報|2024リフォームで利用できる補助金・助成金まとめ

 

土屋ホームトピアは、リフォーム時に各補助金の申請サポートをご依頼いただけるリフォーム会社です。

「お得に断熱性の高い窓を導入したい」と考えていらっしゃる方は、お気軽にお問い合わせください。

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こちらの動画でも、窓リフォームに活用できる補助金について解説しています。

まとめ

樹脂サッシで後悔しないために、既存の窓の状態・費用・ライフスタイルなど、さまざまな要素を考慮して窓選びをしましょう。

断熱性・気密性の高い樹脂サッシは、「結露しやすい」「すき間風が多くて寒い」などの問題解決に効果的ですが、「開閉が重い」「費用が高い」などデメリットもあるからです。

今回紹介した情報を、「樹脂サッシを取り入れるかどうか」の判断材料にしていただけると幸いです。

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