
古民家リノベーションにはどれくらいの費用が必要なのか?
実際のリノベーション事例から、費用と具体的な工事内容を紹介します!
古民家リノベーションは、費用と必要な工事内容のバランスを慎重に見極めることで予算内での実施が可能です。

でも「古民家の状態によっては、予算を大幅に上回るリノベーションになるのでは?」という不安がありますよね。

そこで今回は、数多くの古民家リノベーションを手がけてきた土屋ホームトピアが、古民家リノベーションの費用に関するお悩みを解決します!
古民家リノベーションを検討する際には、以下のようなポイントがあります。
- リフォーム・建て替え・新築との違いを知り、リノベーション実施をよく検討しましょう。
- 古民家リノベーションの事例をたくさん見て、情報収集をしましょう。
- 補助金を活用すると、リノベーションの費用負担を軽減できます。
- 古民家リノベーション特有のメリットをいかし、デメリットを解消するプランを考えましょう。
理想の古民家リノベーションを成功させるために、ぜひ最後までごらんください。
目次
古民家リノベーションとは|リフォーム・建て替え・新築との違い
はじめに、古民家リノベーションとは何かを簡単に確認しましょう。
リノベーション・リフォーム・建て替えの違い
リノベーションと似た言葉でリフォームがありますが、実は両者に明確な定義はなく、同じ意味で使われることもあります。
あえて言うなら、リノベーションのほうが高いデザイン性を意識しながら性能面を大きく修繕するイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。
一方で「リノベーション・リフォーム」と「建て替え」は全く違います。
項目 | 違い |
---|---|
リノベーション・リフォーム | ・既存の建物をいかして、修理・修繕する ・大掛かりな工事でも、躯体(基礎・柱などの構造体)をすべて取り壊すことはない |
建て替え | 既存の建物をすべて取り壊して(解体して)新しい建物をつくる |
古民家リノベーション、古民家風新築どちらがいいの?
「古民家リノベーションではなく古民家風のデザインで新築したほうがいいの?」と迷っている方もいらっしゃると思います。
【古民家リノベーションの特徴】
古民家には経年変化によって生み出された独特の風合い(特に柱・梁、現在は製造されていない建具など)があり、古民家のデザインを新築の建物で完全に再現することはできません。
【新築の特徴】
新築の住宅性能は、古民家の住宅性能を大きく上回ります。
また2025年から省エネ住宅が義務化されることもあり、高性能の家を標準仕様で建築できる施工業者が全国的に増えています。
古民家リノベーション、古民家風新築どちらかを選ぶべきという明確な結論は出せませんが、これから紹介する事例、メリット・デメリットなどを参考にしてどちらが実現可能か、愛着を持って長く暮らせるかを検討していただけると幸いです。
古民家をお持ちの方、気に入った古民家物件があって購入を迷っている方は、土屋ホームトピアにお問い合わせください。
土屋ホームトピアは、古民家リノベーションの豊富な施工実績をいかし、ご家族にとって最適なリノベーションプランを提案いたします。
「費用面に不安がある」、「古民家の状態が悪くてリノベーション可能かわからない」など、お気軽にご相談ください。
※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご安心ください。
※全国各地に拠点がございます。
古民家リノベーションの費用事例|100万円以下、200万円〜3000万円
土屋ホームトピアは、これまで数々の古民家リノベーションを手がけてきました。
100万円以下の部分的なリノベーションからフルリノベーションまで参考にしていただける事例をピックアップし、費用、工事内容、ビフォーアフターなどを紹介します!
築82年・60万円
はじめに、ご自宅に地域の方が集まるコミュニティスペースをつくったリノベーション事例です。
施工面積は約4坪で、味わい深く経年変化した天井・床を残しながら内装・外壁を修繕しました。

〈関連ページ〉思い出の回廊~地域の歴史と祭りの交差点~
ご自宅の目の前が公園でお祭りの観覧会場となるため、窓にはたくさんの方に地域の歴史を楽しんでいただける雑貨を飾っています。

〈関連ページ〉思い出の回廊~地域の歴史と祭りの交差点~

築86年・250万円
次に、施工区画を絞って予算内で室内の快適性を向上させたリノベーション事例です。
- 日の光が届かず暗かった居間の天井を解体し、天窓を設置して採光を確保
- 壁を白く塗り直し、明るい室内デザインに
- 天井面の断熱施工(以前に床の断熱施工を実施したため、今回のリノベーションで部屋全体の断熱性が向上しました)

〈関連ページ〉着工:平成11年2月1日~完工:平成28年10月31日(予)
天井を解体して躯体(くたい)あらわしにしたことで、住宅の歴史を感じるモダンな室内デザインとなりました。
天窓から入る日差しが気持ち良く、開放感を感じる空間ですね。


〈関連ページ〉着工:平成11年2月1日~完工:平成28年10月31日(予)
こちらの住宅は、土屋ホームトピアが長期に渡ってリノベーションを承っています。
土屋ホームトピアは1件のご依頼ごとに専属チーム体制を整えるため、収入の状況・ご家族構成の変化などに合わせて、愛着のあるご自宅の状態を継続してサポート可能です。
ご自宅のお困りごとを気軽に相談できる専門家をお探しの方は、お気軽にご相談ください。
※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご安心ください。
※全国各地に拠点がございます。
築62年・350万円
次に、お子さまが巣立ったご自宅が明るく快適なご夫婦の住まいに変身したリノベーション事例です。
- 当初は吹き抜けをご希望でしたが、天井に光を通す素材を採用して費用を大幅に削減
- 2階の床を解体し荷物も撤去したことで、建物への負荷が軽減=建物耐力が改善
- 従来の風通しの良さを活用し、夏の日射熱を外へ排出できる経路を確保したうえで天井裏に換気設備を導入
〈関連ページ〉太陽と月明かりの下での憩いの20年 〜天井裏に込めた思い〜
当初のご希望だった吹き抜けを採用すると、工事費用が高額になるだけでなく家全体の断熱性も低くなってしまいます。
そこで光を通し気密性が高い中空ポリカを天井材として採用し、断熱性を低下させずに工事費を削減することに成功しました。
〈関連ページ〉太陽と月明かりの下での憩いの20年 〜天井裏に込めた思い〜

築60年・950万円
次に、数年間空き家だったご実家を高性能の快適な住宅にリノベーションした事例です。
- LDKの床・天井に高性能の断熱材を施工
- 寝室・和室の窓を断熱サッシに交換
- 間取りを変更して水回りへのアクセスを改善したことでバリアフリー性も向上
- キッチンを0.8m減築して出入りしやすい駐車スペースを確保

〈関連ページ〉Always・昭和な住まい
リノベーション費用を抑えながら断熱性能を高めたい場合には、窓を優先して対策をするだけでも大きな効果が生まれるケースがあります。
断熱効果が高い窓のリフォームについては、こちらの記事で詳しく確認できます。
〈関連ページ〉二重窓を後付けするリフォーム|効果(結露、断熱、防音など)、費用、補助金など解説
既存の建具を活用し、レトロモダンな住宅が完成しました。
使い込まれた建具の飾りガラス・雪見窓・欄間などが、新しい製品には出せない趣を放っています。
〈関連ページ〉Always・昭和な住まい

築100年・1520万円
次に、三世代同居のために、予算管理を意識しながら住宅性能・デザイン性ともに向上させたリノベーション事例です。
- 状態のよい建材・住宅部材をいかし、施工内容を精査することで、広い施工面積でも費用を削減
- 3世代の共有部・専有部を慎重に検討し、4世代にも対応できる間取りに変更
- 既存の構造体による古民家特有の柔構造耐震をいかすプラン(東日本大震災で倒壊・損傷が発生しませんでした)
- 既存の土壁を保存したまま断熱施工を実施し、新築なみの省エネ性能を実現
- オール電化を導入

〈関連ページ〉建材も家族も、三世代のシンフォニー
古民家には「広い空間を大広間・個室どちらにも使えるように考えられた間取りが多い」という特徴がありますが、ライフスタイルが違う多世代が同居するには不便な間取りですよね。
こちらの住宅は世帯ごとのゾーニングを改めて検討することで、各世代が一快適に暮らせる間取りを完成させました!
〈関連ページ〉建材も家族も、三世代のシンフォニー
築105年・2600万円
次に、105年間ほとんど手が加えられていなかった住宅のデザインをいかしながら、性能向上を実現したリノベーション事例です。
- 明治時代にデザインされたイメージを崩さずに外壁張り替え・屋根の葺き替え
- 現代ではあまり採用されなくなった束石(つかいし)の基礎を改修し耐震補強
- 住宅全体の断熱施工
- ウッドデッキ設置
- 趣のある建材を再利用しながら内装を大規模改装・水回り交換・玄関設置
〈関連ページ〉105年目の再生 ~軽井沢の伝統と北海道の技術の融合~
105年の歴史がある暖炉・家具・照明は、これからも使い続けます。
建具も、住宅の各所で再利用しました。
〈関連ページ〉105年目の再生 ~軽井沢の伝統と北海道の技術の融合~

築150年・3000万円
次に、昭和2年に移築・改装された住宅のリノベーション事例です。
- 動線の良い間取りに変更・水回り交換
- 壁や天井に隠れていた柱や梁をあらわしに
- 外壁張り替え・屋根の葺き替え
〈関連ページ〉継承~娘に残したい家~
移築・改装時に柱等にたくさんのホゾ穴が開けられていたため、埋木をして歴史ある美しいデザインを完成させました。
天井裏に隠れていた太鼓梁の素晴らしいデザインも、あわらしにしています。

〈関連ページ〉継承~娘に残したい家~
寝室から遠かったトイレの位置を変更し。住宅の左右両方に配置しました。
お子さまにご自宅を引き継ぐことを想定し、長期に渡ってご家族全員が暮らしやすい動線・間取りに変更しています。
〈関連ページ〉継承~娘に残したい家~
古民家リノベーションの費用・工事内容・ビフォーアフターなどを紹介してきました。
古民家リノベーションは予算に応じた幅広いプランを組み立て可能で、「古民家特有の意匠を残しながら寒さ・耐震面の不安、間取りの使いづらさなどの問題点を解決できる!」と実感していただけたのではないでしょうか。
土屋ホームトピアには今回紹介しきれなかった施工事例がまだたくさんあるので、ぜひごらんください。
〈施工事例〉
また土屋ホームトピアは、古民家リノベーションの施工実績が豊富な施工業者です。
予算に応じて、長期に渡ってリノベーションを重ねていくといった施主様の方針にも対応できる体制を整えておりますので、お気軽にご相談ください。
※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご安心ください。
※全国各地に拠点がございます。
古民家リノベーションの費用負担は補助金・減税制度で軽減できる!

古民家リノベーションの事例を見て高額なリノベーション内容があることに不安を感じた方は、ぜひ補助金・減税制度などの制度活用を検討してください。
古民家リノベーションに活用できる補助金一覧
古民家リノベーションに活用できる補助金は、以下のとおりです。
補助金名称 | 補助対象工事 (補助金額) |
---|---|
子育てエコホーム支援事業 | 主に子育て世帯のリフォーム (最大45万円) |
既存住宅における断熱リフォーム支援事業 | CO2排出量を抑えられる等の省エネ性能が高い住宅を増やすことにつながる、高性能建材を使った工事 (最大120万円) |
次世代省エネ建材の実証支援事業 | 省エネ改修の促進に役立つ高性能建材を使った工事 (最大400万円) |
長期優良住宅化リフォーム推進事業 | 耐震等、既存住宅の長寿命化が実現できる工事内容 (最大200万円) |
介護・バリアフリーリフォーム補助金 | 介護が必要な方・介護をする方の暮らしやすさを考慮した住宅に改修する工事内容 (最大18万円) |
県・市町村が独自に実施している補助金 | 耐震診断・耐震改修など、自治体によってさまざまな補助金制度を実施している |
補助金は、国・自治体の政策や予算によって実施が決定されます。
古民家リノベーションに活用できる補助金が常に実施されているため、リノベーションを検討し始めた段階で使える補助金があるかどうかを確認するのがおすすめです。
リノベーションを依頼する業者に早い段階で「補助金を活用したい」と伝え、申請期限に間に合うように準備をすすめましょう!
土屋ホームトピアは、補助金の申請サポートにも取り組んでいます。
「補助金を使ったリノベーションが可能か」、「どのように手続を進めればいいか」なども、お気軽にご相談ください。
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古民家リノベーションに活用できる減税制度一覧

次に、古民家リノベーションに活用できる減税制度も確認しましょう。
減税制度は、要件に該当する申請者が期限内に必要書類を添えて申請をすることで必ず活用できる点が魅力です!
- 住宅ローン減税
- 登録免許税の優遇措置
- 不動産取得税の優遇措置
- 固定資産税の優遇措置
- 贈与税非課税措置
〈参考〉国土交通省 支援事業一覧
減税制度も、早い段階で活用できるかどうかを確認して申請準備を始めるのがおすすめです。
リノベーション内容によって活用できる減税制度が違うため、不明点がある場合は、各税を取り扱う以下の機関に問い合わせをしましょう。
税目 | 問い合わせ先 |
---|---|
登録免許税 | お住まいの地域を管轄する税務署 |
所得税 | |
贈与税 | |
不動産取得税 | お住まいの地域を管轄する県税事務所 |
固定資産税 | お住まいの自治体 |
補助金・減税制度以外で古民家リノベーションの費用を抑える方法
リノベーション内容によっては、紹介したような補助金・減税制度が活用できないケースがあります。
そんなときは、以下をポイントにしてリノベーションプランを見直すのがおすすめです。
- 建物診断・耐震診断をもとに、優先度の高い工事を中心にプランを組み立てる
- 優先度の低い工事内容は、簡単な修理等で対応することを検討
- 別の業者に見積もり作成を依頼し、比較する
- 施工面積を絞れるかどうかを検討する
プランを見直す際には、次に紹介する古民家リノベーションのメリット・デメリットも参考にしてください。
古民家リノベーションはメリットをいかし、デメリットをカバーしよう

古民家リノベーションには、特有のメリット・デメリットがあります。
メリットをいかし、デメリットをカバーして満足度の高いリノベーションプランを組み立てましょう!
古民家リノベーションのメリット
古民家リノベーションのメリットは以下のとおりです。
メリット |
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古民家のデザイン面に魅力を感じている方が多いのではないでしょうか。
古民家は自然素材(木・土など)で構成されていることが多く、経年変化した建材によって、新築住宅では再現できない美しさを持った住宅を実現できます。
また古民家は不動産市場で建物の価値がゼロになっているのが一般的です。
安く購入して、リノベーションに大きく資金を投入するというプランも可能です。
古民家特有の純和風デザインに「洋」をかけ合わせた、和モダンの住宅もおしゃれです。
こちらの記事で和モダンのおしゃれな古民家を紹介しています。
〈関連ページ〉和モダンの古民家リフォームのおしゃれな事例(外観等のビフォーアフター)|補助金、失敗しない方法も解説
古民家リノベーションのデメリット
古民家リノベーションには、デメリットもあります。
デメリット |
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古民家は、現在とは全く違う建築基準によって建築されています。
丁寧に手入れをしながら使い続けてきた古民家以外は、躯体・住宅性能などに何らかの問題があるものと考えておくほうがいいかもしれません。
とはいえ、古民家リノベーションはデメリットのほうが大きいとは言い切れません。
プランニングで失敗しないポイントを抑えることで理想のマイホームが完成するため、最後に古民家リノベーションで失敗しない重要ポイントを一緒に確認しましょう!
古民家リノベーションで失敗しない4つのポイント

古民家リノベーションのデメリットをカバーして失敗しないプランニングをするための重要ポイントは、以下の4つです。
- 事前の建物診断・耐震診断が重要
- 工事内容は快適性確保を優先するのがポイント
- 業者選びが重要
- ポイントを抑えて物件選びをする
それぞれ簡単に紹介します。
事前の建物診断・耐震診断が重要ポイント
古民家リノベーションのプランを考える前に、建物診断・耐震診断を実施して建物の状態を正しく把握しましょう。
建物診断では、専門知識・技術を持つ調査員が、建物のすみずみまで劣化状況等を診断します。
- 給排水管に不具合はないか
- 雨漏り、外壁等への雨水の侵入などはないか
- シロアリ被害はないか
- 建物にゆがみはないか など
建物診断・耐震診断によって、古民家のどこをどの程度修繕するべきか、どこを優先して修繕するべきかなどを確認できます。
土屋ホームトピアは、リノベーション前に無料の建物診断・耐震診断を実施いたします。
中古住宅(一戸建て・マンションどちらも対応可能です)のリノベーションを検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。
※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご安心ください。
※全国各地に拠点がございます。
工事内容は快適性確保を優先するのがポイント
古民家は、現在の基準で新築する住宅に比べて快適性が大きく劣るのが一般的です。
- 隙間風
- 虫の侵入
- 冷暖房効率が悪い
- 室内の場所によって(リビングとトイレ等)温度差が激しい
- 不必要な段差により室内を移動しづらい など
そのためリノベーションプランを組み立てる際には、快適性に大きく影響する4つの性能のバランスを整えることを意識しましょう。
- 断熱性:室内の暖かい空気を外へ逃さない性能
- 気密性:冷暖房機器等で整えた快適な室内環境を保つ性能(すき間が少ないほど気密性が高い住宅)
- 遮熱性:夏の日射熱をさえぎる性能
- 換気性:外気を取り込んで室内を最適な経路で循環させ、排気する性能
断熱性能の向上については、こちらの記事で具体的な工事内容や効果を確認できます。
〈関連ページ〉中古住宅(戸建て)の断熱リフォーム費用|断熱材を後から入れるリフォームで失敗しない方法も解説
業者選びが重要
古民家リノベーションを完成させるためには、広い知識・豊富な経験・高い施工技術に加えて、住宅を使ってきた方の思い、歴史、建築時の意匠などに配慮したデザイン力も必要です。
そのため、以下のような点をポイントにして施工業者を選びましょう。
- 古民家リノベーションの施工実績が豊富
- 高いデザイン力を発揮した施工実績が豊富
- 建物診断・耐震診断を実施できる
- アフターフォロー体制が整っている
複数の業者と打ち合わせをすると比較をしやすくなりますが、安さだけをポイントにして依頼業者を選ぶのはおすすめできません。
ポイントを抑えて物件選びをする
古民家を購入+リノベーションというプランを検討している場合には、物件選びの際に以下のようなポイントをチェックしてください。
主なポイント | 内容 |
---|---|
再建築可能か | 再建築不可の物件は価値が低く、将来の売却にも影響する |
店舗併用住宅にする場合には、用途地域の制限を確認 | 用途地域の種類によって店舗の規模等に制限がある |
設計図がある物件がベスト | 建物の状態を把握しやすくリノベーションプランにも役立つ |
増築・減築歴 | 増築・減築を何度も実施している古民家は雨漏りなどの不具合が起きやすいケースが多い |
市街化調整区域に該当しないか | リノベーションや新築時に市町村長の許可が必要で認められないケースもある |
物件概要の情報に関する不明点を不動産業者に内容を確認し、内見(現地を見に行く)も丁寧に実施するのが、古民家購入後に後悔しないポイントです。
まとめ
古民家リノベーションの費用事例紹介を中心に、以下の項目を紹介してきました。
コラムのポイントまとめ |
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古民家リノベーションは、必ずしも大規模な工事になるとは限りません。
予算とのバランスを考慮しながら最適なプランを組み立てることができるため、今回紹介した情報を参考にして理想のマイホームを完成させていただけると幸いです。