3LDKマンションをリフォームするのにどれくらいの費用がかかる?」と疑問を持つ方は多くいらっしゃいます。

一口に「3LDKマンションのリフォーム」といっても、リフォーム箇所によって費用相場が異なるので、施工範囲など費用に影響する要素を踏まえながらリフォーム内容を検討することが大切です。

今回は、全国で74,404件以上のリフォーム実績がある土屋ホームトピアが、3LDKマンションのリフォーム費用相場を解説します。

このコラムのポイント
  • 3LDKマンションのリフォーム費用相場を、施工範囲別に解説します。
  • 3LDKマンションのリフォーム施工事例をご紹介します。
  • 3LDKマンションのリフォーム費用を抑える方法をお伝えします。

この記事を読むと、3LDKマンションリフォームの予算感を把握できるので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事の監修者
西大條 謙一

土屋ホームトピア 札幌マンション支店
西大條 謙一 札幌マンション支店長/二級建築士

お客様にとってお住まいは大切な財産です。
現状のお住まいの不満点や問題点をお伺いしながら、目には見えにくい快適さや地震に対する安心感をアドバイスさせていただき、末永く安心して暮らせる“家づくり”をモットーに取り組ませていただいております。

3LDKマンションのリフォーム費用相場

3LDKマンションのリフォーム費用相場について、以下の施工範囲別に解説します。

ご自身のリフォーム計画と照らし合わせながらチェックしてください。

 

※今回ご紹介する費用相場は、3LDKマンションの延べ床面積を70㎡と想定しています。

また、建築資材・施工地域などによって費用は異なります。詳細な費用につきましては、リフォームを依頼する施工業者にお問い合わせください。

 

こちらのページで、土屋ホームトピアのリフォーム内容別の費用を確認できます。

〈関連ページ〉土屋ホームトピア|リフォーム・リノベーションの費用相場

内装のみ

3LDKマンションの内装のみをリフォームする費用相場は約90万〜150万円で、詳細は以下のとおりです。

リフォーム箇所 費用相場
フローリングの張替え 約40万~75万円
クロス(天井・壁)の張替え 約50万~75万円

内装リフォームの費用は張替え面積はもちろん、フローリング・クロスの種類やグレードによっても異なるので、注意しましょう。

内装・水回り設備

3LDKマンションの内装と水回り設備をリフォームする場合の費用相場は約220万〜650万円で、詳細は以下のとおりです。

リフォーム箇所 費用相場
内装 フローリングの張替え 約40万~75万円
クロス(天井・壁)の張替え 約50万~75万円
水回り設備 キッチン 約50万~250万円
トイレ 約20万~50万円
バスルーム 約60万~200万円

水回り設備の寿命は一般的に10〜20年とされており、寿命を過ぎていて不具合がある場合は交換を検討してください。

水回り設備のリフォーム費用を抑えるために施工箇所を減らすと、数年後に再びリフォームする可能性が高まるため、なるべくまとめて交換しましょう。

内装・水回り設備・間取り

3LDKマンションの内装・水回り設備・間取りをリフォームした場合の費用相場は約250万〜1,050万円で、詳細は以下のとおりです。

リフォーム箇所 費用相場
内装 フローリングの張替え 約40万~75万円
クロス(天井・壁)の張替え 約50万~75万円
水回り設備 キッチン 約50万~250万円
トイレ 約20万~50万円
バスルーム 約60万~200万円
間取り変更 約30万~400万円

間取り変更については、LDK周りに絞るなど方法によっては費用を抑えられる可能性があります。

家族構成やライフスタイルの変化がある場合や、購入する中古マンションの間取りが生活に合わない場合には、間取り変更のリフォームがおすすめです。

スケルトンリフォーム

スケルトンリフォームとは、天井・床・壁を一旦解体し、躯体のみ残した状態から再構築するリフォームのことです。

マンションのスケルトンリフォームの費用相場は約10万〜15万円/㎡で、3LDKの場合は約700万〜1,050万円が目安となります。

 

スケルトンリフォームは費用が高額ですが、「劣化した配管の交換」「水回り設備の位置変更」「床・壁・天井の断熱材の交換・追加」などを工事をまとめてできる可能性があります。

加えて、設計の自由度が高く、理想の間取りにしやすいのも大きなメリットです。

 

マンションのリフォームをお考えの方は、土屋ホームトピアにお問い合わせください。

リフォームに精通したスタッフが、ライフプランに適した資金計画をご提案いたします

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リフォーム事例一覧

3LDKマンションのリフォーム施工事例

ここでは、土屋ホームトピアが手掛けた3LDKマンションのリフォーム施工事例をご紹介します。

 

ご紹介するリフォーム費用は、お引き渡し当時の価格です。同じ価格でのリフォームを保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。

築20年|900万円台の事例

こちらの住宅は、3LDKのうちの1部屋をLDKとつなげるようにリフォームし、2LDKにした事例です。

室内の温度・湿気の安定化を図るために、断熱パネル・高性能2重サッシ・換気システムなどを導入して費用は960万円でした。

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〈関連ページ〉最上階のお困りごと解決

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築26年|300万円台の事例

こちらの3LDKの住宅は、ダイニング横の和室をリビングにリフォームした事例です。

用途に合わせて空間を仕切る目的でリビングの天井に遮光スクリーンを埋め込み、費用は350万円でした。

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〈関連ページ〉生活シーンで使い分け可能なスクリーンパーテーション

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築28年|200万円代の事例

こちらの3LDKの住宅は、お子さまの独立をきっかけに間取りを見直した事例です。

2部屋をランドリーエリア・ウォークインクローゼットにリフォームして、費用は200万円でした。

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〈関連ページ〉35cmが生む洗面脱衣室の快適性~寒冷地の洗濯物事情~

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築33年|900万円台の事例

こちらは、3LDKの中古マンションを購入してリノベーションした事例です。

リビングを広げてラッキーカラーのクロスに変更するなどの工事を実施し、費用は980万円でした。

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〈関連ページ〉幸運を呼び込む金の柱 風水を取り入れたマンションフルリフォーム

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築38年|400万円台の事例

こちらは、3LDKのマンション間取りはそのままに、和室を洋室・子ども部屋へリフォームした事例です。

建具の色を使い分けるなど空間デザインにこだわり、費用は450万円でした。

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〈関連ページ〉Designers公団

〈関連ページ〉Designers公団

 

土屋ホームトピアの施工事例を、以下よりご覧いただけます。

施工事例

 

予算2,000万円のリフォーム事例を、こちらの記事でご紹介しています。

〈関連ページ〉リフォーム費用2000万円の事例(マンション・戸建て)|住宅ローン控除、補助金なども簡単解説

3LDKマンションのリフォーム費用を抑える方法

続いて、3LDKマンションのリフォーム費用を抑える方法を解説します。

リフォーム内容の優先順位を決める

リフォームプランに理想や要望をすべて詰め込むと、予算オーバーとなるケースがあります。リフォーム内容の優先順位を決めましょう。

マンションリフォームで一般的に優先順位が高いとされている箇所は、以下のとおりです。

断熱性アップや配管交換などの工事は壁や床を一旦解体する必要があり、一度にまとめてリフォームしたほうがトータルの費用を抑えやすくなります。

優先順位が決められない場合や、劣化箇所が判断できない場合には、リフォーム業者に相談してアドバイスをもらうのがおすすめです。

導入する設備のグレードを見直す

水回りをはじめとして導入する設備によって、トータル費用が大きく変化します。設備のグレードを見直して費用を抑えましょう。

加えて、設備のグレードと同時に、オプションの追加費用も気をつけたいポイントです。

オプションの追加で設備の利便性は高まるものの、費用が加算されるので慎重に判断する必要があります。

ハイグレードな設備やオプションは、使用し始めてから「使いきれなかった」と後悔する可能性もある点にも注意が必要です。

複数のリフォーム業者の見積もりを比較する

リフォーム業者ごとに提示費用が違うため、2〜3社から見積もりを取得して費用を比較しましょう。

加えて追加工事の発生を予防するために、施工内容が把握できる詳細な見積もりの作成を依頼することが重要です。

ただし、費用のみで判断すると「仕上がりがイメージと違った」となどの後悔が生まれるケースもあるため、施工事例などをチェックして信頼できるリフォーム業者を厳選してください。

補助金や税制の優遇措置を活用する


リフォーム内容によっては「補助金」「税制の優遇措置」を利用できます

補助金を申請しやすいリフォームは、以下のとおりです。

 

具体的な補助金の内容を、こちらの記事で確認できます。

〈関連ページ〉補助金情報|2024リフォームで利用できる補助金・助成金まとめ

 

補助金は制度ごとに対象リフォームや要件が異なるため、補助金ごとの申請条件などを確認してください。

また、リフォームであっても「壁の過半を修繕・模様替えする」などの一定要件を満たすと、住宅ローン控除を活用できる可能性があります

 

補助金を活用したリフォームをお考えの方は、土屋ホームトピアにお問い合わせください。

土屋ホームトピアは、各種補助金の申請が可能なリフォーム会社です。

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3LDKマンションのリフォームに関するQ&A

最後に、3LDKマンションのリフォームを検討中の方から、土屋ホームトピアがよくいただく質問・回答を紹介します。

マンションリフォームで3LDKから4LDKに変更できる?

マンションリフォームで、3LDKから4LDKに変更することは可能です。

ただし、同じ床面積のなかで部屋を増やすため、工夫して間取りを組み立て直す必要があります。

また、将来は部屋を細かく区切った間取りが使いづらくなる可能性もあるため、「お子さまの独立後」などのライフステージの変化も想定して間取りを検討することをおすすめします。

住みながらリフォームできる?

「一部の水回り交換」といった部分リフォームの場合は、住みながらのリフォームが可能です。

「スケルトンリフォーム」「床の全面張替え」などの大規模リフォームは住みながら実施するのは難しいので、仮住まいを用意する必要があります。

リフォーム費用を検討する際には、仮住まい費用や引越し費用も含めて資金計画を組み立てましょう。

 

リフォーム中の仮住まいについて、こちらの動画で解説しています。

マンションリフォームを検討中の方は、土屋ホームトピアにお問い合わせください。

リフォーム1件ごとの専属チーム体制で、物件探しから施工・アフターサービスまでワンストップで対応いたします

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まとめ

3LDKマンションのリフォーム費用相場は施工範囲によって違いがあり、スケルトンリフォームを実施する場合の費用目安は約700万〜1,050万円です。

住戸の状況・ご要望によってはさらに高額なリフォーム費用となるケースもあるため、リフォーム費用を抑えるために、「優先順位を決める」などの工夫をしてリフォームプランを組み立てましょう。

今回ご紹介した内容を、マンションリフォームを検討する際の参考としていただけると幸いです。

マンションリフォームを検討する中で、一番気になるのは費用のことではないでしょうか。

特に70平米以上の比較的広い面積のマンションの場合は、「予算内でどの程度のリフォームができるのか」が気になることと思います。

そこで68,000件以上のリフォーム実績を持つ土屋ホームトピアが、以下の項目をわかりやすく解説します。

このコラムのポイント
  • 70平米〜100平米のマンションをリフォームした事例を紹介します。費用も確認できます。
  • マンションの部位ごとのリフォーム費用相場を、一覧表で紹介します。
  • マンションリフォームの費用を抑える方法を確認しましょう。
  • マンションリフォームには、特有の注意点があります。前もって確認しましょう。

予算に合うリフォームプランを組み立てるための情報を紹介するので、ぜひ最後までご覧ください!

この記事の監修者
西大條 謙一

土屋ホームトピア 札幌マンション支店
西大條 謙一 札幌マンション支店長/二級建築士

お客様にとってお住まいは大切な財産です。
現状のお住まいの不満点や問題点をお伺いしながら、目には見えにくい快適さや地震に対する安心感をアドバイスさせていただき、末永く安心して暮らせる“家づくり”をモットーに取り組ませていただいております。

マンションリフォーム事例|70平米〜100平米の費用

はじめに、実際にマンションをリフォームした事例を紹介します。

面積70平米〜100平米の事例をピックアップしてリフォーム費用・内容を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

 

※掲載しているリフォーム費用はお引き渡し当時のリフォーム価格です。同じ価格でのリフォームを保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。

【70平米台のマンション】

はじめに、70平米〜80平米未満のマンションリフォーム事例を紹介します。

【70平米、1,317万円】

こちらは、断熱性能向上による結露対策を中心としたマンションリフォーム事例です。

リフォーム概要
面積、費用 70平米、1,317万円
世帯人数 1人
築年数 20年

〈関連ページ〉キッチンを移動し間取り変更 空気の通り・視線の抜けを快適にしたマンションフルリフォーム

間取りを、3 LDKから1LDKに変更しています。

 

「部屋数が多く、室内移動の際に何度もドアを開閉するのが面倒」という施主様のお悩みを解消したほか、テレワークの際に仕事とプライベートの切り替えをしやすい間取りが完成しました。

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〈関連ページ〉キッチンを移動し間取り変更 空気の通り・視線の抜けを快適にしたマンションフルリフォーム

 

【73平米、1,212万円】

こちらも、断熱性能向上による結露対策を中心としたマンションリフォームを実施した事例です。

リフォーム概要
面積、費用 73平米、1,212万円
世帯人数 4人
築年数 22年

〈関連ページ〉家族の距離間

 

間取り変更によって、ご家族それぞれが1人で過ごせる空間を確保しました。

ご夫婦はキッチン周辺・お子様は小上がりタタミとロフトで、プライベートな時間を過ごせる間取りが完成しています♪

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〈関連ページ〉家族の距離間

【74平米、600万円】

こちらは、ペットとの暮らしで傷んだ内装改修を中心としたマンションリフォーム事例です。

リフォーム概要
面積、費用 74平米、600万円
世帯人数 2人
築年数 29年

〈関連ページ〉MOON LIGHT〜豊かな曲線が優しい思い出となる部屋〜

 

間取り変更のほか、LDKの下がり天井に梁型を造作して間接照明を設置し、ゆったりと過ごせるデザインの空間が完成しました。

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〈関連ページ〉MOON LIGHT〜豊かな曲線が優しい思い出となる部屋〜

 

【75平米、550万円】

こちらは、施主様お手持ちのインテリアに合う内装デザインを、徹底追求したマンションリフォーム事例です。

リフォーム概要
面積、費用 75平米、550万円
世帯人数 2人
築年数 21年

〈関連ページ〉手持ちインテリアに合わせた終の棲家

 

お子様の独立をきっかけに、間取りもご夫婦の暮らしにフィットするよう変更しています。

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〈関連ページ〉手持ちインテリアに合わせた終の棲家

 

 【77平米、950万円】

こちらは、生活リズムの違うご家族が気兼ねなく過ごせる間取りを実現したリフォーム事例です。

リフォーム概要
面積、費用 77平米、950万円
世帯人数 3人
築年数 19年

〈関連ページ〉こどもの命を救う間取り

 

夜勤のあるご家族が深夜に帰宅した際に、LDK内で過ごせるように配慮した間取りに変更しています。

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〈関連ページ〉こどもの命を救う間取り

【80平米台のマンション】

次に、80平米〜90平米未満のマンションリフォーム事例を紹介します。

 

【80平米、1,100万円】

こちらは、住宅設備交換と住宅性能向上を中心としたマンションリフォーム事例です。

リフォーム概要
面積、費用 80平米、1,100万円
世帯人数 4人
築年数 32年

〈関連ページ〉これからも住むぞ!築32年マンションリフォーム計画

 

LDKから個室まで、1台のエアコンで空調ができる間取りに変更しています。

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〈関連ページ〉これからも住むぞ!築32年マンションリフォーム計画

 

【82平米、700万円】

こちらは、お子さま1人1人の個室を設けることを目的として間取り変更をしたマンションリフォーム事例です。

リフォーム概要
面積、費用 82平米、700万円
世帯人数 5人
築年数 15年

LDKを通って子ども部屋に出入りする動線の間取りです。

子ども部屋は外壁に接していないため、採光・通風を確保するために室内窓を設けました

〈関連ページ〉2部屋÷3人=子供部屋

 

マンションの部屋を増やす方法を、こちらの記事で確認できます。

〈関連ページ〉マンションリフォームで部屋を増やす方法、費用など事例紹介|子供部屋を増やす注意点も解説

 

【85平米、900万円】

こちらは、使い勝手の悪さを感じていたご自宅マンションを、暮らしやすさを重視してリフォームした事例です。

間取りの調整に伴って、デザイン性も向上しています♪

リフォーム概要
面積、費用 85平米、900万円
世帯人数 2人
築年数 -

〈関連ページ〉生まれ変わったくつろぎ空間

 

部屋が細かく分かれた間取りを現在のライフスタイルに合わせて変更し、バスルームもサイズアップしています。

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〈関連ページ〉生まれ変わったくつろぎ空間

 

【85平米、1,400万円】

こちらは、ご家族間のコミュニケーションと住宅性能向上を重視したマンションリフォーム事例です。

リフォーム概要
面積、費用 85平米、1,400万円
世帯人数 4人
築年数 22年

〈関連ページ〉母娘で料理を楽しむ住まい

 

ご家族が一緒にキッチンに立つ際にスムーズに動けるよう、アイランドキッチンに変更しています。

またファミリークローゼットを設ける・和室のタタミ下を収納にするなど、収納容量アップにもこだわりました。

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〈関連ページ〉母娘で料理を楽しむ住まい

 

【88平米、460万円】

こちらは、音楽に包まれた暮らしができる空間づくりを重視して、ご自宅マンションをリフォームした事例です。

内装デザインに凹凸を取り入れたことで照明による陰影が生まれ、奥行きと重厚感のある空間となりました。

リフォーム概要
面積、費用 88平米、460万円
世帯人数 2人
築年数 24年

〈関連ページ〉昼の明るさと夜の暗さを愉しむ住まい~光と影と音楽と~

 

現在のライフスタイルを満喫できるように間取りを変更して、ウォークスルークローゼットや書斎を設けています。

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〈関連ページ〉昼の明るさと夜の暗さを愉しむ住まい~光と影と音楽と~

【90平米〜100平米のマンション】

最後に、90平米〜100平米以下のマンションリフォーム事例を紹介します。

 

【92平米、960万円】

こちらは、マンション最上階特有のつくり(天井が高い、窓が大きい)による「夏暑く・冬寒い」住環境を改善したリフォーム事例です。

リフォーム概要
面積、費用 92平米、960万円
世帯人数 3人
築年数 20年

〈関連ページ〉最上階のお困りごと解決

 

断熱性・気密性を向上させる施工、換気経路を意識した換気システム採用などで、1年を通して快適に暮らせる住宅となりました。

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〈関連ページ〉最上階のお困りごと解決

 

【96平米、700万円】

こちらも、マンション最上階のリフォーム事例です。

「天井裏に活用できる空間がある」という最上階特有のメリットをいかし、LDK内の天井を高くしてロフト付き納戸を造作しました。

リフォーム概要
面積、費用 96平米、700万円
世帯人数 2人
築年数 20年

〈関連ページ〉マンション最上階のメリット

 

個室の広さを調整して収納を設けることで、住宅全体の収納容量が大幅にアップしています。

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〈関連ページ〉マンション最上階のメリット

 

【99平米、1,300万円】

こちらは、可変性のある間取りへの変更と住宅性能向上を重視したマンションリフォーム事例です。

換気機能を持つ窓(DI窓)を採用し、結露・カビなどの悩みを解消しました。

リフォーム概要
面積、費用 99平米、1,300万円
世帯人数 3人
築年数 22年

〈関連ページ〉実証実験で結露解消!

 

換気機能を持つ窓(DI窓)は、高断熱・結露解消などの機能を持つハイブリット窓です!詳しくはこちらでご確認ください。

 

LDK内に可動式間仕切りを設置したことで、お子さまの帰省時に個室をつくれる可変性のある間取りとなりました。

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〈関連ページ〉実証実験で結露解消!

 

【100平米、1,400万円】

こちらは、住宅性能向上、床の段差解消、水回り交換などを実施し、デザイン性も向上させたマンションリフォーム事例です。

リフォーム概要
面積、費用 100平米、1,400万円
世帯人数 4人
築年数 19年

〈関連ページ〉マンションの梁型につける間接照明の効果

 

家の中心に長い廊下がありましたが、廊下を最小限にすることで広々としたLDKとなりました。

LDKの中心にある大きな下がり天井に梁型と間接照明を加えて、縦に広がりを感じる空間づくりが成功しています。

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〈関連ページ〉マンションの梁型につける間接照明の効果

 

70平米〜100平米と条件を絞り、マンションリフォームの事例を紹介してきました。

リフォーム費用が面積と比例しないことに、お気づきの方も多いのではないでしょうか。

マンションリフォームの費用は、リフォーム部位の組み合わせなどによって変動します。

次にリフォーム部位ごとの費用相場を紹介するので、予算に応じたリフォームプランを組み立てる際の参考にしていただけると幸いです。

 

今回紹介したのは、すべて土屋ホームトピアの施工事例です。

土屋ホームトピアは高い技術力とデザイン力を持つリフォーム会社で、ご家族の予算とご希望に沿うリフォームプランを提案いたします。

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土屋ホームトピアには、今回紹介しきれなかった施工事例がたくさんあります。ぜひご覧ください。

施工事例

 

リフォーム事例一覧

マンション部位ごとの費用相場・寿命一覧表|フルリフォームの費用相場も紹介

マンションリフォームは、予算に合わせて優先順位を決めてプランを組み立てることが可能です。

リフォーム部位ごとの費用相場を、一覧表で確認しましょう。

リフォーム部位ごとの費用相場・寿命一覧表

マンションのリフォーム部位ごとの費用相場・寿命の目安は、以下のとおりです。

リフォーム概要 費用相場 寿命の目安
キッチン 約50万~250万円 10年前後
トイレ 約20万~50万円 15年前後
バスルーム 約60万~200万円 20年前後
間取り変更 約30万~400万円 -

詳しくはリフォームを依頼する施工業者に確認しましょう。

マンションをフルリフォームする費用相場

マンション部位ごとのリフォーム費用相場を確認しましたが、部分的にではなくフルリフォームをご希望の方も多いのではないでしょうか。

フルリフォームの費用は施工業者・地域によって違うため、例として土屋ホームトピアのマンションフルリフォームの費用相場を紹介します。

マンションフルリフォームの費用相場
【例:土屋ホームトピア】
  • 平米(平米)単価:8万円〜13万円程度が目安
  • 70平米のマンションフルリフォームの場合、560万円〜910万円程度
※北海道エリアの相場です。他エリアについてはお問い合わせください。

フルリフォームの費用も、リフォーム内容などによって大きく変動します。

詳しくはリフォームを依頼する施工業者に問い合わせましょう。

番外編:300万円でどこまでリフォームできる?

予算300万円でマンションリフォームをする場合には、以下のようなプランが考えられます。

予算300万円のマンションリフォーム
  • 施工面積を絞って部分リフォーム
  • 一部間取り変更+内装リフォーム
  • 水回り交換 など

また、アイデア次第でリフォーム費用を抑えることも可能なので、次に紹介します。

マンションリフォームの費用を抑える5つのアイデア

マンションリフォームの費用を抑えるアイデアは、以下のとおりです。

それぞれ、わかりやすく解説します。

予算・優先順位を明確にする

予算・優先順位を明確に伝えることで、施工業者が「今回実施するべき工事・先延ばしできる工事」を分けて考えやすくなります。

2〜3社と打ち合わせを実施し、見積もり作成を依頼

複数の施工業者と打ち合わせをすることで、費用・対応・アフターフォローを比較できます。

「知り合いの1社のみに見積作成をして、適正価格かどうかわからない」とお悩みのケースがたくさんあるため、ぜひ2〜3社と打ち合わせを実施&見積もり作成を依頼したうえで、最終的に依頼する施工業者を決めてください。

リフォーム時期を施工業者に任せる

建築需要が高まっている時期・地域などでは、施工技術者の人件費が高騰するのが一般的です。

DIYを組み合わせる

DIYをすることで、施工技術者の人件費を節約するという方法もあります。

土屋ホームトピアには、「費用を抑えてリフォームをしたい。DIYできる部分があれば施工方法を教えてほしい」という要望もご相談いただけます♪

お近くの拠点に、お気軽にお問い合わせください。

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補助金を活用

リフォーム内容によっては、補助金を活用して費用負担を軽減できる可能性があります。

リフォームに活用できる補助金例
  • 子育てエコホーム支援事業
  • 既存住宅における断熱リフォーム支援事業
  • 次世代省エネ建材の実証支援事業
  • 長期優良住宅化リフォーム推進事業
  • 介護・バリアフリーリフォーム補助金
  • 各自治体のリフォーム関連助成金

※2024年1月時点の情報です。

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マンションリフォームの費用を抑える方法を紹介してきました。

ぜひ予算とリフォーム内容のバランスを重視しながら、適切なプランを提案してくれる業者を選んでください!

マンションリフォーム特有の注意点

最後に、マンションリフォーム特有の注意点も紹介します。

マンションは集合住宅なので、戸建てリフォームとは違う注意点があります。

マンションリフォームの注意点
管理規約の確認が必須 ・リフォームOKの部位・NGの部位がある
・リフォームに使う建材が決まっているケースがある
マンションの構造を確認 構造によって間取り変更・水回り位置変更の自由度が違う
管理会社や管理組合へ届け出が必要 マンション全体にリフォームの期間・内容などを告知する必要がある
隣接する部屋などに挨拶が必要 音・施工業者の出入りなどに関するトラブルが起きないよう配慮する必要がある

マンションリフォームの実績が豊富な施工業者ほど、上記のような注意点に関する対応もスムーズなのが一般的です。

またこれからマンションを購入してリフォームをする場合には、理想のリフォームが実現するかを相談できるよう、早い段階で施工業者を決めるのがおすすめです。

こちらの動画でも、マンションリフォーム特有の注意点を紹介しています。

土屋ホームトピアは、物件探しから施工・アフターフォローまで、ワンストップでご依頼いただけるリフォーム会社です。

全国に拠点がございますので、お近くの拠点にお問い合わせください。

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まとめ

マンションリフォームについて、以下の項目を解説してきました。

コラムのポイントまとめ
  • 70平米〜100平米の比較的広いマンションでも、リフォーム内容によって費用はさまざま。
  • リフォーム部位を絞る・フルリフォームどちらも、リフォーム内容によって費用が変動する。施工業者に詳しい費用を問い合わせするのがおすすめ。
  • マンションリフォームの費用を抑えるために、予算を意識して柔軟な対応をしてくれる施工業者を選ぶのが大切。
  • マンションリフォームには、戸建てリフォームとは違う注意点がある。

マンションリフォームのバリエーションは豊富です。

予算に応じて希望を叶えるプランを組み立てることが可能ですので、ぜひ今回紹介した情報を参考にして施工業者を選び、理想のマイホームを完成させてください!

費用2000万円で、どのようなリフォームができるか知りたい」と考える方は多くいらっしゃいます。

リフォームで予算オーバーしないためには、事前に費用2000万円で工事できる範囲を知っておくことが大切です。

今回は、全国で 74,404 件以上のリフォーム実績がある土屋ホームトピアが、リフォーム費用2000万円の事例をご紹介します。

このコラムのポイント
  • リフォーム費用2000万円の事例をマンション・戸建てに分けてご紹介します。
  • リフォーム費用2000万円でできること・できないことを解説します。
  • リフォームの費用負担を軽減する住宅ローン控除などもお伝えします。

この記事を読むと、ご自身がリフォーム内容や予算を決める際のヒントを得られるので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事の監修者
西大條 謙一

土屋ホームトピア 札幌マンション支店
西大條 謙一 札幌マンション支店長/二級建築士

お客様にとってお住まいは大切な財産です。
現状のお住まいの不満点や問題点をお伺いしながら、目には見えにくい快適さや地震に対する安心感をアドバイスさせていただき、末永く安心して暮らせる“家づくり”をモットーに取り組ませていただいております。

リフォーム費用2000万円の事例(マンション・戸建て)

リフォーム費用2000万円の事例を、「マンション」と「戸建て」に分けてご紹介します。

事例をチェックしながら、費用2000万円のリフォームについてイメージを膨らませましょう。

※ご紹介するリフォーム費用は、お引き渡し当時の価格です。同じ価格でのリフォームを保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。

マンション

まず、マンションのリフォーム費用2000万円の事例をご紹介します。

リフォーム費用1500~2000万円未満

こちらのマンションは、中古マンションをリフォームした事例です。

3mの天井高を最大限に生かして、照明や鏡で開放感を演出しています。

また、家事動線を効率化するために、キッチン・洗面室・ウォークスルークローゼット・寝室が近い間取りへと変更して、費用は1500~2000万円未満でした。

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〈関連ページ〉天井高3mを生かし間接照明と鏡でより広く見せるフルリノベーション

〈関連ページ〉天井高3mを生かし間接照明と鏡でより広く見せるフルリノベーション

リフォーム費用1900万円

こちらのマンションは、お母さまとの同居を前提にリフォームした事例です。

スムーズな家事動線・生活動線のための通路幅確保、和室のリビング化などを実施し、費用は1900万円でした。

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〈関連ページ〉3世代で癒しの住まい

〈関連ページ〉3世代で癒しの住まい

 

マンションのリフォーム事例については、こちらの記事でご紹介しています。

〈関連ページ〉狭いマンションをリノベーションで間取り変更した事例|費用、理想の住まいを実現する工夫とアイデアを紹介

戸建て

続いて、戸建てのリフォーム費用2000万円の事例をご紹介します。

リフォーム費用2000万円

こちらの住宅は、二世帯住宅を三世帯住宅にリフォームした事例です。

ご家族がプライバシーを尊重し合えるように、世帯間の壁には断熱材を入れるなど防音対策を充実させ、費用は2000万円でした。

ビフォー
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〈関連ページ〉2世帯→3世帯へ〜お互い気を使わない暮らしのリフォーム〜

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二世帯住宅にリフォームした事例については、こちらの記事でご紹介しています。

〈関連ページ〉一軒家をリフォーム費用1500万円で二世帯住宅にした事例|1500万円でどこまでリフォームできるか

リフォーム費用2140万円

こちらの住宅は、リビングを明るく開放的にするために、リフォームで吹き抜けを取り入れた事例です。

吹き抜け部分の冷気が1階に降りる可能性があるため、寒さ対策として断熱スクリーンを設けるなどして、費用は2140万円でした。

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〈関連ページ〉採光(最高)な家

〈関連ページ〉採光(最高)な家

リフォーム費用2200万円

こちらの住宅は、部屋数を増やすことを目的に増築リフォームした事例です。

部屋数を増やす以外にも、2階やLDKなどの増築も実施して「住宅が狭い」というお悩みを一挙に解決し、費用は2200万円でした。

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〈関連ページ〉「希望」の姿を取り戻した第二の故郷の家

〈関連ページ〉「希望」の姿を取り戻した第二の故郷の家

 

土屋ホームトピアの施工事例をもっと見たいという方は、以下よりご確認ください。

施工事例

 

出産や二世帯同居など、家族構成の変化などでリフォームを検討している方は、土屋ホームトピアにお問い合わせください。

お客さまのライフスタイルや家族構成を踏まえて、最適なプランをご提案いたします。

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リフォーム事例一覧

リフォーム費用2000万円以上の事例

リフォーム費用2000万円以上の事例をご紹介します。

予算に余裕のある方や、住宅をより快適にしたいと考える方は、ぜひ参考にしてください。

※ご紹介するリフォーム費用は、お引き渡し当時の価格です。同じ価格でのリフォームを保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。

リフォーム費用2500万円

こちらの住宅は、お父さまが建てたご自宅で再び家族一緒に住むことを目的にリフォームした事例です。

住宅に太陽光パネルを設置するなどのリフォームも実施して、費用は2500万円でした。

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〈関連ページ〉母と家族が過ごした家

〈関連ページ〉母と家族が過ごした家

リフォーム費用3000万円

こちらの住宅は、2階建てを平屋にリフォームした事例です。

お客さまの「優しさのあるきれいな外観にもこだわりたい」というご希望から、外観にお母さまの好きな色をアクセントとして取り入れたり、門塀を撤去したりして費用は3000万円でした。

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〈関連ページ〉門塀を撤去したら優しいアーチが出迎えてくれる家になりました

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土屋ホームトピアの施工事例をもっと見たいという方は、以下よりご確認ください。

施工事例

リフォーム費用2000万円でできること・できないこと

リフォーム費用2000万円でできること・できないことを解説します。

ご自身のリフォーム計画と照らし合わせながら、できること・できないことをチェックしましょう。

リフォーム費用2000万円でできること|リフォーム内容別の費用相場

リフォーム費用2000万円であれば、住宅の複数箇所のリフォームができます。

リフォーム内容別の費用相場は、以下のとおりです。

リフォーム箇所 費用目安
キッチン 約50万~250万円
トイレ 約20万~50万円
バスルーム 約60万~200万円
間取りの変更 約30万~400万円
外壁 約60万~200万円
屋根 約40万~300万円

※建築資材、施工地域などによって費用は異なります。詳細な費用につきましては、リフォームを依頼する施工業者にお問い合わせください。

 

こちらのページで、リフォーム内容別の費用を確認できます。

〈関連ページ〉土屋ホームトピア|リフォーム・リノベーションの費用相場

 

加えて、リフォーム費用2000万円の場合は、住宅の状況にもよりますが、フルリフォームも可能です。

リフォーム費用2000万円でできないこと

リフォーム費用2000万円でできないことは、既存住宅の劣化具合や間取りなど条件によって異なります。

例えば、リフォームで一般的な戸建てを完全分離型の二世帯住宅にする場合は、2000万円以上かかるケースもあるため注意が必要です。

また、大規模な改修に加えて、導入する設備をハイグレードにすると、予算オーバーする可能性があります。

 

費用2000万円でリフォームしたいとお考えの方は、土屋ホームトピアにお問い合わせください。

リフォームに精通したスタッフが、お客様のライフプランに適した資金計画をご提案いたします。

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リフォームの費用負担を軽減する住宅ローン控除、補助金なども簡単解説

リフォームの費用負担を軽減する住宅ローン控除や、補助金などを簡単解説します。

補助金や税金の優遇措置を上手に活用して、家計の負担を減らしましょう。

税制面の優遇|住宅ローン控除など

住宅のリフォームにおいても住宅ローンが利用可能で、条件を満たせば住宅ローン控除などの優遇措置を受けられます。

住宅ローンはリフォームローンよりも金利が低い傾向にあり、返済の負担を減らせるのもメリットです。

なお、住宅ローンを利用しない場合でも、バリアフリー化や省エネ化といったリフォームであれば、所得税などの減税措置を受けられます。

 

住宅ローン減税については、こちらの動画で解説しています。

リフォーム内容によって優遇|補助金

リフォーム内容によっては国や自治体の補助金の対象となるため、費用負担を軽減できます。

補助金を申請しやすいリフォームは、以下のとおりです。

自治体によって補助金の要件が異なるので、お住まいの自治体で利用できる補助金がないかチェックしましょう。

 

補助金・助成金については、こちらの記事で紹介しています。

〈関連ページ〉補助金情報|2024リフォームで利用できる補助金・助成金まとめ

 

補助金を活用したリフォームをお考えの方は、土屋ホームトピアにお問い合わせください。

土屋ホームトピアは、各種補助金申請が可能なリフォーム会社です。

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断熱性・気密性アップで光熱費を長期的に抑えることも可能

リフォームの初期費用を抑えることに注目しがちですが、住宅を使い始めてからのランニングコストを考えることも大切です。

住宅の断熱性・気密性アップをリフォームプランに含めることで、冷暖房効率に優れた住宅になり、光熱費を長期的に抑えられます。

加えて、リフォームで太陽光発電システムを導入すれば、さらなる光熱費の削減が可能です。

リフォーム(中古購入+リフォーム)、新築(建て替え)どちらがいいの?

リフォーム(中古購入+リフォーム)、新築(建て替え)どちらがいいのかは、住宅の状況やご家族の考え方によって異なります。

中古購入する住宅、もしくは既存住宅の劣化が激しくなく、リフォーム費用が新築(建て替え)費用よりも安い場合は、基本的に新築(建て替え)がおすすめです。

ただし、既存住宅について「代々受け継いできた住宅を次世代に引き継ぎたい」とお考えの場合は、リフォームという選択肢もあります。

中古購入する住宅、または既存住宅の状況を把握したうえで、長期的な視点でリフォームと新築(建て替え)を検討しましょう。

まとめ

マンション・戸建て別のリフォーム費用2000万円の事例や、リフォーム費用2000万円以上の事例をご紹介しました。

リフォームの費用負担を軽減するためにも、積極的に住宅ローン控除や補助金を活用しましょう。

今回紹介した内容を、費用2000万円でリフォームする際の参考としていただけると幸いです。

「廊下をなくして限られた面積を広く使いたい。でも、マンションリノベーションで廊下なしの間取りにすると、音がうるさいなどの問題があるかも...」とお悩みの方へ。

今回は、豊富なマンションリノベーション実績を持つ土屋ホームトピアが、以下の項目をわかりやすく解説します。

 

このコラムのポイント
  • マンションリノベーションで廊下なしの間取りを実現した事例を、費用と一緒にご紹介します。
  • 廊下なしの間取りの、メリット・デメリットを解説します。
  • 廊下なし間取りのデメリットについて、解消法も確認しましょう。
  • ご家族の生活に廊下が必要なケースも、確認しましょう。

「ご家族のコミュニケーションが円滑になる」「家事動線が良くなる」など、マンションリノベーションに取り入れていただきたい工夫を紹介するので、ぜひ最後までご覧ください!

この記事の監修者
西大條 謙一

土屋ホームトピア 札幌マンション支店
西大條 謙一 札幌マンション支店長/二級建築士

お客様にとってお住まいは大切な財産です。
現状のお住まいの不満点や問題点をお伺いしながら、目には見えにくい快適さや地震に対する安心感をアドバイスさせていただき、末永く安心して暮らせる“家づくり”をモットーに取り組ませていただいております。

マンションリノベーションで廊下なしの間取りにした事例・費用

はじめに、マンションリノベーションで廊下なしの間取りを実現した事例を紹介します。

廊下なしの間取りのメリットを最大限にいかした成功事例ですので、ぜひ参考にしてください。

 

※ご紹介するリノベーション費用は、お引き渡し当時の価格です。 同じ価格でのリフォームを保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。

3DK→2LDK、費用350万円

こちらのは、廊下をなくしてLDKを広げたマンションリノベーション事例です。

和室を解体してLDKと同じデザインに造作しなおし、間接照明なども取り入れて、費用は350万円でした。

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〈関連ページ〉生活シーンで使い分け可能なスクリーンパーテーション

 

天井に遮光スクリーンを埋め込んでいるので、必要に応じてLDK内の空間を区切れます。

〈関連ページ〉生活シーンで使い分け可能なスクリーンパーテーション

1LDK、400万円

こちらの住宅は、玄関ホール兼廊下をなくして間取りを構成しなおした、マンションリノベーション事例です。

収納増設・キッチンの向き変更などをあわせて実施し、費用は400万円でした。

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〈関連ページ〉暮らしやすさを手に入れたマンションリフォーム

 

LDK内に寝室を設けて腰高の壁を造作することで空間をゆるやかに区切り、個性的で心地よいLDK・寝室が完成しました。

〈関連ページ〉暮らしやすさを手に入れたマンションリフォーム

3LDK→1LDK、1000万円

こちらは、LDK隣接の和室をなくして、通路として使うのみだった廊下までLDKを広げたマンションリノベーション事例です。

3LDKの間取りを「1LDK+ウォークインクローゼット」に変更し、小上がり畳スペースの造作、キッチン交換&向き変更なども実施して、費用は1000万円でした。

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〈関連ページ〉VIEW HOUSE

 

窓からの風景を楽しみながらキッチン作業ができるよう、キッチンをあえて斜めに設置しています。

〈関連ページ〉VIEW HOUSE

3LDK→1LDK、1317万円

こちらは、廊下をなくしてキッチンを大きく移動し、LDKを広げるとともに家事動線の良い間取りを組み立て直したマンションリノベーション事例です。

フルリノベーションで断熱性施工なども実施し、費用は1317万円でした。

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〈関連ページ〉キッチンを移動し間取り変更 空気の通り・視線の抜けを快適にしたマンションフルリフォーム

 

断熱施工によって窓の結露を解消し、空気が心地よく循環する、明るく開放的な室内環境が実現しました。

〈関連ページ〉キッチンを移動し間取り変更 空気の通り・視線の抜けを快適にしたマンションフルリフォーム

3LDK、1400万円

こちらは、廊下によって複雑になっていた生活導線・家事動線を見直し、シンプルな動線で暮らせる間取りに生まれ変わったマンションリノベーション事例です。

フルリノベーションで独立キッチンをオープンキッチンに変更、すべての水回り交換、内装改修なども実施し、費用は1400万円でした。

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〈関連ページ〉マンションの梁型につける間接照明の効果

 

造作梁に設置した間接照明、視界を遮らないダウンライトが、広々としたLDKに開放感・高級感を加えています。

〈関連ページ〉マンションの梁型につける間接照明の効果

 

 土屋ホームトピアには、今回紹介しきれなかった事例がまだたくさんあります。ぜひご覧ください!

施工事例

 

マンションリノベーションで廊下なしの間取りを実現した成功事例を紹介してきました。

どの事例も、廊下をなくすと同時に暮らしの質を向上させる工夫を取り入れていますので、マンションリノベーションの参考にしていただけると幸いです。

 

廊下をなくす場合は、リノベーション後の暮らしやすさを検討しながらプランを組み立てる必要があります

土屋ホームトピアはご家族の暮らしに役立つリノベーションプラン提案が得意なリフォーム会社ですので、お気軽にお問い合わせください。

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リフォーム事例一覧

マンションリノベーションで廊下なしの間取りにするメリット・デメリット

マンションリノベーションで廊下なしの間取りにするアイデアは、生活空間を広げることに役立ちます。

一方で音・においなどの思わぬデメリットが発生するケースもあるため、次に、廊下なし間取りのメリット・デメリットを紹介します。

メリット

マンションリノベーションで廊下なしの間取りにするメリットは、以下の通りです。

 

実際に、マンションリノベーションで廊下なしの間取りを選択した方の口コミも紹介します。

こちらの記事でも、限られた空間を理想の住まいに生まれ変わらせたマンションリノベーション事例を確認できます。

 

〈関連ページ〉狭いマンションをリノベーションで間取り変更した事例|費用、理想の住まいを実現する工夫とアイデアを紹介

デメリット

マンションリノベーションで廊下なしの間取りにするデメリットは、以下のとおりです。

 

実際にマンションリノベーションで廊下なしの間取りを選択し、後悔した方の口コミも紹介します。

廊下がない間取りにはメリット・デメリットがありますが、デメリットの多くは設計の工夫で解消可能です

次にデメリットを解消する方法も紹介するので、ぜひご確認ください!

 

マンションリノベーションが完了してから後悔するのを避けたい方は、施工実績が豊富な施工業者にリノベーションを依頼するのがおすすめです。

土屋ホームトピアには全国で74,404件以上のリフォーム実績がございますので、お気軽のご希望をご相談ください

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廊下なしの間取りのデメリット解消方法

廊下なしの間取りのデメリットを解消するためには、特に以下の部位に注意してプランを組み立てる必要があります

部位ごとに、廊下なしの間取りでより快適に暮らすための工夫を紹介します。

トイレの音、におい、配置

廊下なしの間取りのトイレの音・においに関するデメリットは、以下3点を工夫することで解消できます

工夫ポイント 工夫例
建材選び ・消臭機能のある壁紙・床材を使う
・防音性能の高いトイレドアを使う
・トイレとリビングの間に24時間換気の排気口を設ける など
トイレの配置 ・リビング・ダイニングから離れた場所に配置
・洗面所とトイレを隣接させ、ドアを設ける など
トイレの目隠し ・セミオープンの壁を設ける
・パーティションを置く
・家具や観葉植物を置く
・背の高い棚を置く など

こちらの動画で、消臭機能のある壁紙の効果を確認できます。

こちらの記事で、築年数が古いマンションのリノベーションでにおいを消す方法を確認できます。

〈関連ページ〉築30年の賃貸・中古マンションの臭いの原因・臭いを消す方法|リフォーム費用の事例も紹介

リビングダイニング

ご家族が集うリビングダイニングの音が個室へ響かないよう、リノベーションに以下のような工夫を取り入れましょう。

キッチンのにおい、油はね

キッチンのにおい、油はねについても、音と同様に広範囲に広がります

快適・清潔な住環境を保つために、以下のような工夫を取り入れてください。

収納

廊下をなくして開放的な空間づくりをすることで、収納スペースが足りなくなるケースがあります。

おしゃれで整理整頓された環境を保つために、ぜひ以下の工夫を取り入れてください

 

マンションの収納が足りない場合のアイデアを、こちらの記事でも確認できます。

〈関連ページ〉マンション収納が足りない場合のアイデア&工夫|クローゼットになど既存収納にすべての物を収める方法

個室

「来客時に、プライベートな空間である個室内が見えないようにしたい」とご希望の方も多いと思います。

以下の工夫を取り入れて、パブリックスペースであるLDKと個室を上手に区切りましょう

浴室

廊下のない間取りの中の浴室には、「脱衣時にLDKから見えないようにする工夫」「浴室の湿気がLDK・個室などに広がらない工夫」が必要です

マンションの浴室のリフォームについて、こちらの記事で失敗しない方法を確認できます。

 

〈関連ページ〉マンションの浴室リフォームで失敗しない方法|8つの注意点、後悔の口コミ、費用相場など解説

廊下が必要なケース

ここまで、「廊下なしの間取り事例」「廊下なしの間取りに後悔しない方法」などを紹介してきましたが、以下のような場合は、ご家族の暮らしに廊下が必要となる可能性があります

 

土屋ホームトピアは、1件ごとに専属チーム体制でお客様をサポートするリフォーム会社です。

ご家族構成・ライフスタイルに合わせて、最適なリノベーションプランを提案いたします。

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まとめ

マンションリノベーションを検討中で廊下なしの間取りをご希望の方へ、事例、メリット・デメリット、デメリット解消法などを紹介してきました。

マンションの限られた面積を最大限活用することを目的としたリノベーションの際に、「廊下なし」は有効なアイデアです

ただし「ご家族の希望」「マンションの住戸全体の形状・面積・環境など」を組み合わせてリノベーションプランを組み立てる必要があるため、今回紹介した情報を参考にしていただけると幸いです。

ぜひリノベーション実績・アイデア豊富な施工業者にリノベーションを依頼し、ご家族の理想のマイホームを完成させてください!

マンションでピアノを演奏する際に、「ご自身の出す音がうるさいのでは」と不安になっている、もしくは「どこからか聞こえるピアノの音がうるさい」と感じている方へ

マンションのような集合住宅にお住まいの場合でも、適切に対処すれば、ピアノの音に対する不安は解消できます。

ただし「ご自身のピアノ演奏音」と「どこからか聞こえるピアノの音」では対策が異なるため、今回は全国で74,404以上のリフォーム実績を持つ土屋ホームトピアが、マンションでピアノの音がうるさい場合の対策を、わかりやすく解説します。

この記事の監修者
西大條 謙一

土屋ホームトピア 札幌マンション支店
西大條 謙一 札幌マンション支店長/二級建築士

お客様にとってお住まいは大切な財産です。
現状のお住まいの不満点や問題点をお伺いしながら、目には見えにくい快適さや地震に対する安心感をアドバイスさせていただき、末永く安心して暮らせる“家づくり”をモットーに取り組ませていただいております。

ピアノの音がうるさいと感じる原因

人が「うるさい」と感じる音の強さは、65dbが目安といわれています。

マンションの場合は構造にもよりますが、コンクリートの壁などを挟むことで10〜30dbほどの音の強さになるのが一般的です。

音の感じ方は人によって異なりますが、ピアノの音を騒音に感じる方もいれば、心地よく感じる方もいらっしゃいますよね。

またピアノの音を心地よく感じる方であっても、「睡眠中」「体調が悪いとき」「静かに過ごしたい時間」などは音をうるさく感じることもあります。

マンションは共同住宅なので、自己所有のマンションであっても音に対する配慮が必要です。

 

次の章から、「ご自身のピアノ演奏音」「どこからか聞こえるピアノ音」への具体的な対策をわかりやすく紹介します。

 

マンションにお住まいでピアノ音でお悩みの方は、土屋ホームトピアにご相談ください。

無料の建物診断・耐震診断を実施し、ご家族にとって最適な防音対策を提案いたします。

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リフォーム事例一覧

マンションで「ご自身の演奏音がうるさいのでは」と不安な場合の対策

マンションでご自身がピアノを演奏する場合の対策を、「簡単な対策」「本格的な対策」に分けて詳しく解説します。

簡単な対策

マンションにお住まいの方に「ピアノ音がうるさい」というストレスを与えないための簡単な対策は、以下のとおりです。

「マンション構造」「マンションにお住まいの方の捉え方」によっては上記の対策で問題ない場合もありますが、以下のような理由でトラブルになることも考えられます。

諏内えみ

マンションで、ご自身のピアノ演奏音に対する本格的な対策は、以下のとおりです。

ピアノは上達するほど強い音を出せるようになるため、マンションで思いっきりピアノ演奏を楽しみたい場合は、本格的な対策を検討するのがおすすめです。

 

ただし本格的な対策は、簡易的な対策と比較して費用が高額になります。

例として、こちらのマンションは二重窓を設置してピアノ演奏音の対策をした事例です。

「CDや本も収納できる造作棚」「ロフトのある音楽室への改装」もあわせて実施し、費用は400万円でした。

※ご紹介したリフォーム費用は、お引き渡し当時の価格です。同じ価格でのリフォームを保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。

〈関連ページ〉ホームスタジオ

 

こちらの記事で、防音リフォームの事例・費用を確認できます。

〈関連ページ〉防音リフォームの費用事例(マンション・戸建て)|壁・床などの防音方法や効果、補助金など解説

 

こちらのページで、土屋ホームトピアのリフォーム事例をご確認いただけます。

施工事例

マンションでどこからか聞こえるピアノの音がうるさい場合の対策

マンションの他の部屋から聞こえるピアノの音がうるさい場合は、まずは管理人や管理組合に相談しましょう

管理人・管理組合に相談すると、以下のような対応となるのが一般的です。

 

二重窓を設置するリフォームの効果・費用などを、こちらの記事で確認できます。

〈関連ページ〉二重窓を後付けするリフォーム|効果(結露、断熱、防音など)、費用、補助金など解説

 

マンションでピアノ音がうるさい場合に音・振動を小さくしたり、消したりする方法を紹介してきましたが、マンションは共同住宅なのでルールやマナーを守って演奏することも大切です

次にマンションでピアノ演奏をする場合のルール・マナーを確認しましょう。

 

マンションでピアノ音にお悩みの方は、土屋ホームトピアにご相談ください。

現地調査でご自宅の状況を詳しく確認し、予算などのご希望を伺って最適な防音対策・リフォームプランを提案いたします。

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マンションでピアノ演奏をする場合のルール・マナー

「マンション管理の上で決められているルール」「一般的なマナー」などを紹介します。

マンションにお住いの方との良好な関係を保ち、これからも楽しくピアノ演奏をするために、確認しましょう。

ピアノ音がうるさいと苦情を受けないために守るべきルール

マンションには管理規約があり、ピアノのような楽器演奏に関するルールが定められていることがあります。

マンションでの楽器演奏に関する一般的なルールは、以下のとおりです。

マンションにお住まいの方にピアノ音をうるさいと感じさせないためのマナー

マンションにお住いの方へ「ピアノ音をうるさい」と感じさせないための一般的なマナーは、以下のとおりです。

マンションにピアノを置く前の注意点

最後に、「これからマンションの物件選びをする」「これからピアノを購入する」方へ、マンションにピアノを置く前に確認が必要な注意点を紹介します。

マンションの物件選び

マンションの物件選びをする際の注意点は、以下のとおりです。

ピアノの搬入

「マンションドアの間口幅」「マンション室内の形状」などによって、ピアノの搬入が難しいケースがあります。

物件内覧時には、必ずピアノ搬入が可能かどうかを確認しましょう

例えば「間口・通路などが狭いマンションの場合は、鍵盤・脚を分離できる電子ピアノを選ぶ」など、物件に合うピアノ選びをしやすくなります。

床の耐荷重

マンション床の耐荷重(ピアノを置ける構造・強度かどうか)によって、アップライトピアノ・グランドピアノの重さに耐えられないケースがあるので(床が沈む・ゆがむなど)、注意が必要です。

マンションのピアノ音、ピアノ設置方法にお悩みの方は、土屋ホームトピアにご相談ください。

現地調査のうえ、ご自宅の状況に合う対策・リフォームプランを提案いたします。

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まとめ

マンションでのピアノ音に対して「ご自身の演奏音がうるさいのでは」「どこからか聞こえるピアノの音がうるさい」と感じている方へ、対策・ルール・マナーを紹介してきました。

マンションでのピアノ音に対しては、適切に対処することで悩みを解消できます。

今回の情報をいかして、「安心してピアノ演奏を楽しめる」「他住戸からのピアノ音に悩まされない」生活を手に入れていただけると幸いです。

サッシの交換をご検討中の方の中には、「樹脂サッシで後悔しないための選び方」についてお悩みの方も多いのではないでしょうか。

気密性・断熱性の高さなどたくさんのメリットがある樹脂サッシですが、いくつかのデメリットもあります。

今回は、全国で74,404件以上のリフォーム実績を持つ土屋ホームトピアが、「樹脂サッシを取り入れるべきか」を判断するための情報をわかりやすく解説します。

 

このコラムのポイント
  • 「樹脂サッシとは何か」「メリット・デメリット」などを解説します。
  • 窓はサッシ・ガラスそれぞれの性能・機能を確認して選ぶのが大切です。
  • 窓のリフォームの内容や費用目安などを紹介します。
  • 樹脂サッシの交換は補助金が適用されるケースもあるので積極的に利用しましょう。

「樹脂サッシにすべきかどうか」を正しく判断し、後悔のないサッシ選びができるよう、ぜひ最後までご覧ください!

この記事の監修者
西大條 謙一

土屋ホームトピア 札幌マンション支店
西大條 謙一 札幌マンション支店長/二級建築士

お客様にとってお住まいは大切な財産です。
現状のお住まいの不満点や問題点をお伺いしながら、目には見えにくい快適さや地震に対する安心感をアドバイスさせていただき、末永く安心して暮らせる“家づくり”をモットーに取り組ませていただいております。

樹脂サッシを選択して後悔することはあるのか|樹脂サッシのメリット・デメリット

樹脂サッシを選択して後悔しないためにも樹脂サッシとは何か」「メリット・デメリット」について事前に確認しましょう。

樹脂サッシとは

「サッシ」とは、窓枠として用いる建材のことを指し、「樹脂サッシ」とは、塩化ビニル樹脂で構成される窓サッシのことです。

そして、「窓」とはサッシ・ガラス・窓枠を合わせた総称を指します。

サッシ・ガラスにはそれぞれ種類があるので、のちほど「窓の選び方|窓はサッシ・ガラスそれぞれの性能を確認するのが大切」で紹介します。

樹脂サッシのメリット

樹脂サッシのメリットは、以下のとおりです。

上記のようなメリットから樹脂サッシは、「窓からのすき間風がひどく、冷暖房が効かない」とお悩みのご家庭におすすめです。

樹脂サッシのデメリット|樹脂サッシに後悔する理由

樹脂サッシのデメリットは以下のとおりです。

実際に、以下のように樹脂サッシをご自宅に採用して後悔したという口コミを見かけます。

樹脂サッシで後悔しないためには、ライフスタイルや設置場所など検討し、適材適所に取り入れることが重要です。

「樹脂サッシ=高性能」という情報をインターネットでよく見かけますが、実は樹脂サッシにはいくつか種類があります。

また、窓は立地・既存住宅の室内環境に合わせて選択する必要があるため、次の章では窓の選び方を紹介します。

 

ご自宅の窓リフォームで樹脂サッシへの交換をご検討中の方は、土屋ホームトピアにご相談ください。

ご希望を丁寧に伺い、ご家族のライフスタイルや設置場所に合わせた適切なサッシ選びをサポートいたします。

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リフォーム事例一覧

窓の選び方|窓はサッシ・ガラスそれぞれの性能・機能を確認して選ぶのが大切

窓の性能による室内の快適性に、サッシ・ガラスの性能が大きく影響しています

以下の項目を確認して、窓選びに役立てていただけると幸いです。

窓のサッシの種類|樹脂サッシとアルミサッシなどとの違い

一般的に住宅に使用されるサッシの種類、特徴は以下のとおりです。

断熱性能の高い順に紹介します。

サッシの種類 特徴
オール樹脂サッシ ・断熱性:最も優れている
・耐久性:アルミよりやや劣る
・費用:アルミより高額で、木製サッシより安価
木製サッシ ・断熱性:樹脂サッシと同じくらい高い。
・耐久性:高いが、メンテナンスが必要。
・費用:最も高額。
アルミ樹脂複合サッシ ・断熱性:アルミと樹脂の中間程度。
・耐久性:優れている。
・費用:アルミより高く、オール樹脂より安い。
アルミサッシ ・断熱性:低い
・耐久性:樹脂サッシに比べ高い
・費用:安価に導入できる

断熱性の高さにこだわる場合は、超断熱・超換気機能を備えた「DI窓」を選択する方法もあります。

DI窓は、外壁よりも断熱性能が高く、窓を閉め切っていても換気が可能なハイブリット窓です

DI窓の性能は以下のページで確認できますので、ぜひご覧ください!

〈関連ページ〉土屋ホームトピアの技術力

窓ガラスの種類

一般的に住宅に使用される窓ガラスの種類、特徴は以下のとおりです。

こちらも、断熱性能が高い順に紹介します。

窓ガラスの種類 特徴
トリプルガラス ・断熱性能:最も高い(複層ガラスの約1.5~3倍)
・費用:最も高額
Low-E複層ガラス ・断熱性能:複層ガラスより高い
・費用:複層ガラスより高額
複層ガラス ・断熱性能:単板の約4倍高い
・費用:単板ガラスより高額
単板ガラス ・断熱性:低い
・費用:安価

サッシ・ガラス以外の選択項目

窓選びの際には、サッシ・ガラス以外に以下の項目も選択する必要があります

このように、窓選びは、ガラス・サッシだけでなく好みや加えたい性能などによって異なりますので、慎重に検討しましょう。

また、マンションなど集合住宅では、実際に窓をリフォームする際の規約が定められていることもありますので注意が必要です。

 

マンションで窓交換リフォームを検討する際の注意点を、こちらの記事で確認できますので参考にしてください。

〈関連ページ〉窓交換に関するマンション規約を解説|管理組合との協議・実施できないリフォーム内容、費用・補助金など

窓のリフォームの費用

実際に窓のリフォームを検討する場合に、「どのようなリフォームをする必要があるの?」「費用はどれくらいかかる?」など疑問を持たれる方も多いでしょう。

ここでは、窓のリフォームの費用について解説します。

窓のリフォーム内容別の費用一覧

窓のリフォームの内容には様々なバリエーションがあり、リフォーム内容によって費用が違います

リフォーム内容 費用目安
【内窓設置】
既存の窓の内側にもう1枚窓を取り付ける
4~20万円
【カバー工法で窓交換】
既存のサッシに新しいサッシをかぶせる
5~30万円
【窓枠ごと交換】
窓枠ごと取り外して全て交換する
10~50万円

※紹介した費用は、既存の窓の状況、サイズ、施工業者によって違います。詳しい費用は、窓リフォームを依頼する施工業者にお問い合わせください。

 

例えば、「窓から伝わる熱・冷気が気になる」のみの場合は、内窓設置を設置することで室内の快適性がアップします。

しかし、「窓が劣化して本来の性能を発揮していない」「窓枠がゆがんでいる」などの場合は、カバー工法・窓枠ごと交換を検討することになります。

窓を交換したリフォーム事例

実際に、高性能の窓に交換をしたリフォーム事例も一緒に確認しましょう。

 

こちらは、結露やカビ対策を充実させ安心して暮らせるように、換気ができるインナーサッシを施工し、断熱性・換気性を向上させた事例です。

他にも、壁に断熱ボードを貼る、和室の段差を解消しウールカーペットに仕上げるなど、ご高齢の方でも素足で快適に過ごせる住宅になりました。

リフォーム費用は総額250万円でした。

〈関連ページ〉90歳の母との新しい暮らし

※ご紹介したリフォーム費用は、お引渡し当時の価格です。同じ価格でのリフォームを保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。

 

土屋ホームトピアには、今回紹介しきれなかった事例がまだだくさんあります。ぜひご覧ください。

施工事例

樹脂サッシへの交換にも活用できる窓リフォームの補助金

現在、国は省エネ政策の一環として、住宅の断熱性能アップを目的としたリフォームに対して補助金制度を実施しています。

また、自治体も独自に様々な補助金制度を実施しています。

ただし、補助金制度の実施状況は政策・予算に応じて変動するため、リフォーム時点での最新情報を調べる必要があります。

 

こちらの記事で、樹脂サッシへの交換にも活用できる補助金を紹介していますので、ぜひご覧ください。

〈関連ページ〉補助金情報|2024リフォームで利用できる補助金・助成金まとめ

 

土屋ホームトピアは、リフォーム時に各補助金の申請サポートをご依頼いただけるリフォーム会社です。

「お得に断熱性の高い窓を導入したい」と考えていらっしゃる方は、お気軽にお問い合わせください。

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こちらの動画でも、窓リフォームに活用できる補助金について解説しています。

まとめ

樹脂サッシで後悔しないために、既存の窓の状態・費用・ライフスタイルなど、さまざまな要素を考慮して窓選びをしましょう。

断熱性・気密性の高い樹脂サッシは、「結露しやすい」「すき間風が多くて寒い」などの問題解決に効果的ですが、「開閉が重い」「費用が高い」などデメリットもあるからです。

今回紹介した情報を、「樹脂サッシを取り入れるかどうか」の判断材料にしていただけると幸いです。

家族構成や暮らし方の変化、設備の老朽化でマンションのリフォームをご検討中の方へ

マンションにおけるスケルトンリフォームとは何か、マンションではどのような工事ができるのか、費用期間も気になりますよね。

この記事では、全国で74,404件以上のリフォーム実績を持つ土屋ホームトピアが、リフォーム工事の種類、具体的なリフォーム事例、お得にリフォームできる補助金情報などをご紹介します。

このコラムのポイント
  • リフォーム工事の種類、マンションのスケルトンリフォームでできること、スケルトンリフォームor建て替えの判断基準をご紹介します。
  • 実際にマンションでスケルトンリフォームをした事例で、リフォーム内容・費用を確認しましょう。
  • スケルトンリフォームのメリット・デメリットや費用を抑える方法など、事前に必ず抑えたい【重要ポイント5つ】を解説します。

より快適な暮らしのために、後悔のないリフォームを行えるよう、ぜひ最後までご覧ください!

この記事の監修・執筆者
西大條 謙一

土屋ホームトピア 札幌マンション支店
西大條 謙一 札幌マンション支店長/二級建築士

お客様にとってお住まいは大切な財産です。
現状のお住まいの不満点や問題点をお伺いしながら、目には見えにくい快適さや地震に対する安心感をアドバイスさせていただき、末永く安心して暮らせる“家づくり”をモットーに取り組ませていただいております。

マンションリフォームはスケルトンも可能|スケルトンリフォームとは

「お子さまが独立してご夫婦2人の生活になった」「二世帯同居をすることになった」などをきっかけに、リフォームを考える方は多いのではないでしょうか。

大規模な間取り・配置の変更や、配管・配線の交換は、一般的な部分リフォームでは行えないため、スケルトンリフォームで工事をするケースがあります。

はじめに、スケルトンリフォームとはどのようなリフォーム内容なのかを知るために、「スケルトンリフォームの意味」「スケルトンリフォームの範囲」などから確認しましょう。

スケルトンリフォームとは

スケルトンリフォームとは、室内の設備、壁・床・天井などを全て解体し、躯体だけにしてから行う大規模なリフォームのことです。

マンションの場合は、構造体のコンクリートと配管・配線がむき出しの状態まで解体することになります。

スケルトンリフォームでは、「間取りの変更」など自由度が高いリフォームが可能です。

スケルトンリフォーム・フルリフォーム・セミスケルトンリフォームの違い

フルリフォームとは、スケルトンリフォームを含む大掛かりなリフォームのことです。

セミスケルトンリフォームは、壁や床の下地などの状態をしっかり見極めたうえで、住宅の一部を解体して実施するリフォームです。

セミスケルトンリフォームは、スケルトンリフォームに比べて「費用の節約」「工期の短縮」というメリットがあります。

マンションのスケルトンリフォームの範囲

自由度が高いスケルトンリフォームですが、マンションの場合の施工範囲は専有部分のみです。

共有部分である玄関ドア・バルコニー・サッシなどは変更できません。

また、配管は他住戸と共有しているため、自由にリフォームできないケースがあることを、念頭に置いておきましょう。

マンションをスケルトンリフォーム・既存住宅を建て替えどちらがいいの?

「マンションをスケルトンリフォーム」「既存住宅を建て替え」で迷った場合は費用面を比較し、建て替え費用のほうが低い場合は建て替えを選ぶのがおすすめです。

建材・建築技術などが時間とともに進歩しているため、マンションのスケルトンリフォームでは新築以上の住宅性能にはならないためです。

ただし、ご家族の暮らし方にフィットする住まいの基準は、「新しさ」だけではありませんよね。

立地条件などさまざまな要因を検討して、ご家族にとって暮らしやすい方を選択するのがおすすめです。

こちらの記事で、マンション・戸建てをリフォームしたら寿命が何年伸びるのかを確認できます。

〈関連ページ〉築50年のマンション・一戸建てをリフォームしたら何年住めるのか|失敗しないリフォーム方法&中古物件の選び方

 

土屋ホームトピアは、全国で74,404件以上のリフォーム実績を持つリフォー厶会社です。

リフォーム・リノベーションに関する疑問・不安は、お気軽にお問い合わせください。

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リフォーム事例一覧

マンションをスケルトンリフォームした事例|費用・工期など紹介

スケルトンリフォームとはどのようなリフォーム内容なのかを確認できたので、次に実際にスケルトンリフォームを実施した事例の内容や費用・一般的な工期を紹介します。

※ご紹介するリフォーム費用は、お引き渡し当時の価格です。 同じ価格でのリフォームを保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。

リフォーム費用650万円

こちらは、セミスケルトンリフォームの事例です。

LDKに隣接する壁を解体して間取りを変更し、リフォーム費用は650万円でした。

「住戸外周部への断熱パネル施工」「窓交換」により断熱性能・換気性能を向上させ、内装はキャットウォークを設置するなど、ペットといっしょに温かく気持ちのいい空気の中で暮らせる住宅となりました。

ビフォー
アフター

〈関連ページ〉空気が循環するリビング断熱リフォームと猫目線のLDK

 

リフォーム費用900万円

次に、水まわり以外をスケルトンにして間取りを大きく変更した事例です。

リフォーム費用は900万円でした。

お子さまの独立を機に、LDKとすべての部屋をつなげて行き止まりのない動線の間取りに変更しました。

また「キッチンのパントリー」「LDKの造付け収納」などを設けて生活利便性を向上させ、内装もご夫婦の好みを反映したデザインに変更しています。

ビフォー
アフター

〈関連ページ〉趣味を楽しむ快適空間

 

リフォーム費用1,500万円〜2,000万円未満

最後に、住戸全体をスケルトンにして、水まわり設備の移動も実施した事例です。

リフォーム費用は1,500万円〜2,000万円でした。

LDKの面積を広げて水まわり設備への動線をつくりなおし、個室にはロフト・ウォークスルークローゼットなどを造作しています。

ビフォー
アフター

〈関連ページ〉天井高3mを生かし間接照明と鏡でより広く見せるフルリノベーション

 

土屋ホームトピアには、今回紹介しきれなかった事例がまだたくさんあります。ぜひご覧ください!

施工事例

 

マンションをスケルトンリフォームする工期の目安

マンションをスケルトンリフォームする工事期間は、一般的には2ヶ月〜3ヶ月前後です。

戸建ての建て替えより短い期間ですが、部分リフォームより長期で、最初の打ち合わせから引き渡しまで半年以上となる場合もあります

またプランニングの段階からスケルトンリフォーム特有の注意点があるため、次に紹介します。

マンションの後悔しないスケルトンリフォーム5つの重要ポイント

ここまで紹介してきたとおり、スケルトンリフォームは建て替え・新築よりも費用を抑えて理想のマイホームを実現できる可能性があります。

とはいえ高額な費用が発生するため、後悔しないプランニングでリフォームを完成させたいですよね。

そこで次に、スケルトンリフォームを実施する際に必ずチェックしていただきたい5つの重要ポイントをお知らせします。

スケルトンリフォームを依頼する施工業者の選び方

マンションのスケルトンリフォームは、「既存住戸の状況」「リフォーム可能範囲」とご家族のご希望を考え合わせてプランを組み立てる必要があります。

高度な設計と施工技術が必要なため、スケルトンリフォームの施工実績が豊富な業者にリフォームを依頼するのがおすすめです。

以下のような点を総合的に確認して、信頼できる施工業者を選んでください。

スケルトンリフォームのメリット・デメリット

マンションのスケルトンリフォームには、メリット・デメリットがあります。

デメリットは解消できますが、ご家族にとってデメリットが大きな不安要因となる場合は、スケルトンリフォーム以外の方法(セミスケルトンリフォーム・部分リフォームなど)も検討するのがおすすめです。

マンションのスケルトンリフォームのメリット・デメリットは、以下のとおりです。

メリット
  • 大きな間取り変更ができる
  • 配管・配線の修繕で老朽化・劣化進行を防ぎ、住戸の寿命が長くなる
  • 断熱・防音などの性能向上
  • 好みのデザインを実現できる
  • 現在のライフスタイルに合わせて収納などをつくりなおせる など
デメリット
  • 部分リフォームと比較して費用が高額
  • 構造や管理規約による制限によって、希望を実現できない場合がある
  • 工期が長い など

上記のデメリットを解消するためには、施工業者に明確に予算を伝えてアイデアを出し合いながらプランを練り上げる必要があります。

前述した施工業者選びを参考に、一緒に理想のマイホームを実現してくれる施工業者を選んでいただけると幸いです。

土屋ホームトピアは、全国で74,404件以上のリフォーム実績を持つリフォーム会社です。

スケルトンリフォーム・古民家リフォームなどの大規模リフォームについて、お気軽にお問い合わせください。

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スケルトンリフォーム費用を抑える方法|補助金・減税制度

マンションのスケルトンリフォームは費用が高額となる点がネックですが、以下の方法で費用を抑えられます

上記の中で補助金・減税制度に関しては、国・自治体がさまざまな制度を実施しているため、もれなく活用しましょう。

特に下記のようなリフォーム内容の場合は、補助金を活用できる可能性があり、減税制度についても優遇措置があります

リフォームの際に活用できる補助金について、こちらの記事で詳しい名称・補助額などを確認できます。

〈関連ページ〉補助金情報|2024リフォームで利用できる補助金・助成金まとめ

 

ただし補助金・減税制度は国・地方自治体の政策や予算によって実施状況が変動するため、リフォームを検討し始めた時点での実施状況を確認してください。

土屋ホームトピアは、リフォームにあたって補助金の申請サポートをご依頼いただけるリフォーム会社です。

補助金の活用を検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。

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スケルトンリフォーム中は仮住まいが必要

スケルトンリフォームは住みながら実施するのが難しいため、お住まいのマンションをスケルトンリフォームする場合は、仮住まいが必要になります。

そのため、予算に仮住まい費用も含めて資金配分をしましょう。

仮住まいの場所からスケルトンリフォームを実施するマンションが遠い場合は、「交通費」のような細かい費用も想定しておくと、リフォーム費用に関する後悔を避けられます。

スケルトンリフォームできないマンションもある

最後に、建物そのものの構造によりスケルトンリフォームができないマンションがあることも、念頭に置いておきましょう。

【スケルトンリフォームができないマンション】

壁が建物を支えている「壁式構造」のマンションは、解体できない壁が多いため完全なスケルトンリフォームは実施できません。

また、マンションの管理規約にリフォームに関する制限が規定されている場合もあるため、事前に管理規約の確認が必要です。

こちらの動画で、マンションのリフォームでできること・できないことを紹介しています。

土屋ホームトピアは、全国で74,404件以上のリフォーム実績を持つリフォー厶会社です。

リフォーム・リノベーションに関する疑問・不安は、土屋ホームトピアにお問い合わせください。

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まとめ

「マンションのスケルトンリフォームはどんなことができる?」と気になる方へ、工事の種類・メリットとデメリット・利用できる補助金などをご紹介してきました。

スケルトンリフォームのプランニングをする際には多岐に渡る配慮が必要なため、施工実績が豊富な施工業者を選びましょう。

また当初のご希望が叶わない場合でも、アイデア次第で理想のマイホームが完成します。

今回の情報をいかして、快適な住まい作りをご検討いただけましたら幸いです。

築30年のマンションの臭いは、経年劣化によるものや、カビ・汚れによるものなどさまざまです。

臭いの解消法がわからない方や、このまま入居して良いのか不安な方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、全国で71,518件以上のリフォーム実績を持つ『土屋ホームトピア』が、築30年のマンションでの臭いの原因と解消法、臭いを解消したリフォーム事例をご紹介します。

最後までお読みいただき、気になるマンションの臭いを解消してお部屋も心もスッキリした状態で、快適なマンション生活を送っていただけると幸いです。

この記事の監修者
西大條 謙一

土屋ホームトピア 札幌マンション支店
西大條 謙一 札幌マンション支店長/二級建築士

お客様にとってお住まいは大切な財産です。
現状のお住まいの不満点や問題点をお伺いしながら、目には見えにくい快適さや地震に対する安心感をアドバイスさせていただき、末永く安心して暮らせる“家づくり”をモットーに取り組ませていただいております。

築30年の賃貸・中古マンションの臭いの原因一覧

築30年の賃貸・中古マンションの臭いの原因は、以下の通りです。

臭いの原因 臭い
結露・換気不足 カビの臭い
配管の腐食・詰まり 腐敗臭・下水のような臭い
換気システムの不備 タバコ・ペットなどの生活臭
害虫 油っぽいor甘酸っぱい刺激臭
建材・内装材などの劣化 本のような臭い・湿った土のような臭い・カビの臭いなど

臭いを消すには、消臭剤や芳香剤を使用するだけでなく、臭いの根本の原因を解決する必要があります。

上の表を参考に、まずは気になる臭いの原因を突き止めましょう。

 

土屋ホームトピアは、マンションの臭いの対策や改善に対応可能な、高い施工技術を持つリフォーム会社です。

臭いのお悩みやリフォームの予算など、お気軽にご相談ください。

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リフォーム事例一覧

築30年の賃貸・中古マンションの臭いを消す方法

築30年のマンションの臭いを消す方法を、臭いの種類別にご紹介します。

賃貸マンションでもできる対処法や、中古マンションを購入予定の方におすすめのリフォームについても解説しますので、ご自身の状況に合わせてご確認ください。

カビの臭いを消す方法

水回り(浴室やキッチンなど)のしつこいカビの臭いを消すには、塩素系漂白剤がおすすめです。

その他の水が流せない場所や、素材を傷めたくない部分のカビは、塩素不使用の洗剤や重曹・エタノールで掃除しましょう。

築30年の中古マンションを購入する方は、以下のリフォームによって、カビの除去およびカビが発生しにくい環境づくりが可能です。

排水口から出る腐敗臭などを消す方法

排水口からの臭いを消すには、排水口や排水トラップに貯まった生ゴミ・油・カビの汚れの清掃と、配管洗浄剤を使って手が届かない排水管内部の清掃を行います。

排水管には、毎日石鹸カスや油などが流れ込むため、目立った臭いや汚れがなくても、定期的に清掃しましょう。

また、購入予定の中古マンションで、排水口からの臭いが気になる場合は、リフォームや清掃のプロに依頼し、清掃や排水管の確認・修理を行ってもらうことも可能です。

「専用の機器や洗剤で頑固な汚れを取る」「排水管の破損を直して汚水の漏れをなくす」など、専門的な対応により、臭いの問題を根本から解決してくれます。

周辺住戸から流れてくる生活臭を消す方法

臭いの原因が周辺住戸の場合、ご自身で臭いを消すことは困難です

消臭剤・芳香剤の使用や、ご自身ができる範囲の掃除をしても、隣室や周囲から臭いが流れてくる場合は、大家さんや管理会社へ相談しましょう

また、中古マンションを購入予定の場合、管理組合や管理会社に対応してもらうことが一番ですが、他の住民の方が原因であれば、解決が難しかったり、法的な手段に発展したりするおそれもあります。

臭いがご自身の生活に支障をきたす可能性がある場合は、他の物件を探すことも検討しましょう。

内装材にしみついた生活臭を消す方法

内装材にしみついた生活臭を消すには、まず洗剤や重曹で拭き掃除を行います。

ただし、長年にわたって臭いが強くしみついている場合、完全に消すことは困難です。

よって、大家さんや管理会社に相談して内装材を交換してもらうのが一番の近道です。

中古マンションを購入する方は、専有部であれば壁紙・床・天井などの内装材を交換するリフォームにより、臭いを根本から解消しましょう。

害虫が出す臭いを消す方法

害虫が出す臭いを消すには、害虫を駆除し、寄せ付けない環境にすることが重要です

害虫の侵入を防ぐ方法には、侵入経路となる隙間を塞ぐすき間テープの使用、殺虫剤の配置、湿気対策などがあります。

ただし、ご自身で対処できないほど大量の害虫が発生した場合は、プロの業者に依頼し、専門の殺虫剤や道具で、害虫の駆除と対策をしてもらいましょう。

マンションを購入予定の方は、二重窓や断熱材を導入による湿気対策、防虫網戸の設置、紫外線を発しないLED照明の設置などのリフォームにより、害虫対策ができます。

建材・内装材が劣化した臭いを消す方法

建材・内装材が劣化した臭いを消すには、洗剤や漂白剤による拭き掃除、活性炭・竹炭などの強力な消臭剤の設置がおすすめです。

大家さんや管理会社に相談すれば、専用の塗料や仕上げ材を上から塗ってもらい、臭いを覆い隠せる可能性もあります。

中古マンションを購入予定の方は、臭いの原因を根本から断ち切るために、劣化した建材・内装材を交換するリフォームを行えます。

築30年のマンションの臭いを消したリフォーム事例|費用も紹介

実際に、築30年ほどのマンションの臭いを消したリフォームの事例をご紹介します。

※ご紹介するリフォーム費用は、お引き渡し当時の価格です。 同じ価格でのリフォームを保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。

リフォーム費用250万円

こちらは、ペットの臭いによる室内の空気環境悪化を改善した事例です。

他にも、家全体の寒さや結露の悩みがあったため、断熱性や熱交換性を向上させ、LDK空間の温熱環境および空気環境を改善しました

同時にキッチン設備の交換やキャットウォーク・ご主人のテレワークスペース設置も行い、ペットと快適に生活し、仕事もはかどる空間となりました。

〈関連ページ〉空気が循環するリビング断熱リフォームと猫目線のLDK

リフォーム費用1,300万円

こちらは、全室を暖かくして結露の発生をなくし、玄関のかび臭さが解消した事例です。

断熱性を向上させ、DI 窓※を利用した新たな熱交換の仕組みを活用し、結露やかびのにおい解消に加え、冬でもエアコンなしで暖かく過ごせるお部屋になりました。

〈関連ページ〉実証実験で結露解消!

 

※DI窓とは、高断熱と快適な換気を実現する仕組みの二重窓です。詳しくはこちらのページで確認できます。
〈関連ページ〉土屋ホームトピアの技術力

 

 土屋ホームトピアには、今回紹介しきれなかった事例がまだたくさんあります。ぜひご覧ください!

施工事例

築30年のマンションを選んで後悔しない方法|賃貸物件・中古物件にあと何年住めるか

臭いの問題を含めて、「築30年のマンションを選ぶとデメリットが多いの?」「後悔しないためにはどうすれば良いの?」と疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。

そこで、「築30年のマンションを選ぶメリットとデメリット」「デメリットを解消し、後悔しない方法」をご紹介します。

中古マンションの賃貸や購入を検討する際の参考にしていただけると幸いです。

築30年のマンションを選ぶと後悔するのか

築30年のマンションには、メリットとデメリットがあり、デメリットを解消できれば、後悔する可能性は極めて低くなります

そこで、築30年のマンションを選ぶメリットとデメリット、デメリットの解消法を解説します。

 

【賃貸マンションの場合】

メリット
  • 新築や築浅の物件と比べて、家賃が安い
  • 物件の選択肢が多い
  • リノベーションされた綺麗な物件もある
デメリット
  • 建物が老朽化しているおそれがある
  • 設備が整っていないおそれがある
デメリットの解消法
  • プロの業者に清掃を依頼する
  • 大家さんや管理会社に相談し、建材や設備の交換・清掃を行ってもらう
  • リノベーションやリフォームされた物件を選ぶ

【中古マンションの購入を検討している場合】

メリット
  • 新築や築浅の物件比べて、販売価格が安い
  • 物件の選択肢が多い
  • 物件の内覧ができる
  • 資産価値が下がりにくい
デメリット
  • 建物が老朽化しているおそれがある
  • 汚れが蓄積しているおそれがある
  • リフォーム・リノベーション費用がかかる
デメリットの解消法
  • プロの業者に清掃を依頼する
  • リフォーム・リノベーションを行う
  • リフォーム・リノベーション工事に関する補助金制度を活用する
  • 減税制度を活用する(利用条件に該当する場合)

デメリットを解消できれば、築30年の中古マンションでも、後悔せずに快適に生活できる可能性が高まります。

リフォームやリノベーションは、既存のマンションの状況やお客様のご希望に応じて、最終的なプランを決める必要があるため、詳しくはリフォームを依頼する施工業者へ相談しましょう。

 

築30年のマンションを選ぶ判断基準については、こちらの記事でご確認ください。

〈関連ページ〉築30年マンションの後悔しない選び方|建て替え・寿命まで何年住めるか、住み心地など買うべきかの判断

 

また、マンションのリノベーションを行う前に知っておくべき3つのポイントについて、こちらの動画で確認できます。

築30年の賃貸マンション・中古マンションにあと何年住めるか

築30年の賃貸マンション・中古マンションに「あと何年住めるか」は、建物の状況次第で変わります

一般的に、計画修繕を適切に行えば、60〜70年は十分持つといわれているため、築30年のマンションでは、あと30〜40年は住める可能性があります

 

築30年の中古一戸建てを検討中の方は、後悔しない買い方や、購入後何年住めるのかについて、こちらの記事で確認できます

 〈関連ページ〉中古住宅・築30年の物件の後悔しない買い方|リフォーム済みなら何年住めるか、買う価値があるか確認する方法

 

入居・購入を検討している築30年のマンションに「あと何年住めるのか」知りたい場合は、住宅診断(ホームインスペクション)を行い、建物状況の詳しい調査を行いましょう。

 

土屋ホームトピアは、無料の建物診断・耐震診断を実施したうえでリフォームプランを提案しているリフォーム会社です。

物件探しの段階からサポートをご依頼いただけますので、お気軽にお問い合わせください。

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まとめ

築30年のマンションの臭いが気になる方へ、原因や対策、リフォームによる臭いの改善事例をご紹介しました。

賃貸を検討されている方は、洗剤や漂白剤による清掃、大家さんや管理会社への相談によって気になる臭いが解消する可能性があります。

一方で、築30年の中古マンションの購入を検討されている方は、住宅診断などにより建物の状況を把握したうえで、リフォームにより、臭いの根本的な原因を解消することが可能です。

今回紹介した情報を参考にして、築30年の中古マンションでの生活を、快適なものにしていただけると幸いです。

お子さまが成長して物が増えていき、マンション収納スペースが足りないとお悩みを抱えていませんか?マンションを購入して住み始めたときは収納スペースに余裕があると思っていた方でも、よく起こる問題です。

本記事では、快適な住まいづくりを得意とする土屋ホームトピアがマンション収納が足りない場合のアイデアをご紹介します。

このコラムのポイント
  • マンションの収納スペースが足りない2つのパターンいついて解説します
  • 収納スペースのリフォーム事例をご紹介します
  • 部位別の収納スペースの活用アイデアを確認しましょう

部屋に散らかった物を賢く片付けるアイデアをまとめたので、お役に立てれば幸いです!

この記事の監修者
西大條 謙一

土屋ホームトピア 札幌マンション支店
西大條 謙一 札幌マンション支店長/二級建築士

お客様にとってお住まいは大切な財産です。
現状のお住まいの不満点や問題点をお伺いしながら、目には見えにくい快適さや地震に対する安心感をアドバイスさせていただき、末永く安心して暮らせる“家づくり”をモットーに取り組ませていただいております。

マンション収納が足りない場合のアイデア

マンション収納が足りない場合のアイデアは「物に対して収納スペースが少ない場合」と「収納が苦手な場合」で変わります。

物に対して収納スペースが少ない場合のアイデア

物に対して収納スペースが足りないとき、本棚やタンスを購入される方もいるでしょう。

しかし、本棚やタンスがお部屋のスペースを圧迫して狭くなり後悔してしまうことになります。

お部屋のスペースを極力狭くしたくない方には、クローゼットなどのスペースを広げるリフォームがおすすめです。

クローゼットの前に洋服をかけて、後ろに使用頻度の少ない物を収納すれば、収納スペースが少ない悩みを解決できます。

また、壁面収納リフォームも省スペースで収納場所が作れると人気です。

リフォームであれば、お部屋のスペースを圧迫せずに収納スペースを確保できます。また、部屋のデザインを崩さずに済みます。収納スペースのためのリフォームにご興味がある方は土屋ホームトピアにご相談ください。

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収納が苦手な方におすすめのアイデア

収納が苦手な方は、キレイな部屋を目指して整理整頓を始めても片づけが億劫になり元の状態に戻ってしまいがちです。

片付けの苦手意識が強まらないように、まずは、完璧な状態の部屋を目指すことをやめてみましょう。

そして、気軽に始められる片付け方「隠す収納」をおすすめします。収納ボックスに物を入れるだけでも、散らかった部屋がキレイに片付きます。

部屋がキレイになってくると気持ちよくなり、片づけが楽しくなるかもしれません。そのときは、後ほど紹介する片づけのアイデアを参考にしてみてください。

リフォーム事例一覧

「マンション収納が足りない」をリフォームで解決した事例

収納スペースが足りない場合はリフォームをおすすめします。

土屋ホームトピアでは「マンション収納が足りない」というお客様の悩みをリフォームで解決してきました。どのようなリフォームがあるのかを事例でご紹介します。

リフォーム事例①壁面収納

お客様はベース演奏を趣味にしていましたが、CDや本の収納スペースがなくダンボールに詰めて生活をしていました。

6帖の2部屋をホームスタジオにリフォームする際に、壁面収納をつくり好きな物を全部収納しました。大好きなものに囲まれて音楽を楽しんでいます。

〈関連ページ〉ホームスタジオ

リフォーム事例②収納付き家具

ご主人が独身時代に購入したマンションで結婚生活を送っていましたが、お子さまが生まれて部屋に溢れ返るオモチャや絵本、資料などに悩んでいました。

そのため、お子さまが成長して子ども部屋をリフォームで作る際に、収納付き家具を造作しました。

スタディスペースのテーブル下に収納を付けて、すぐに片づけられるようにしています。扉がなく簡単に片づけられる収納は、お子さまも片付けやすいためおすすめです。

<関連ページ>独身仕様の家から家族の住まいへ~子供の笑い声が溢れる家~

リフォーム事例③階段下収納

築20年のマンションの最上階に住むご夫婦は、ご主人様の定年退職をきっかけにリフォームをしました。

ロフトに上がる階段下のスペース収納+ワークスペースに使用して、趣味を楽しめる空間を作りました。

階段下収納は、大きな物を収納したい方におすすめです。

〈関連ページ〉最上階のお困りごと解決

リフォーム事例④ロフト収納

ご夫婦は10年前に中古マンションを購入したときは、収納スペースに悩んでいませんでした。

お子さまが誕生し成長していくにつれて物が溢れ出し、収納スペースが足りなくなってしまったのです。

そこで、和室を子ども部屋に改築する際にロフトベットをつくり、下をクローゼットにして収納スペースを確保しました。

このアイデアであれば、収納率が2倍になります。

〈関連ページ〉収納率が2倍になった家

リフォーム事例⑤小上がり空間の収納

お客様はコロナの影響で在宅勤務になり、生活環境が激変したのをきっかけにお部屋のリフォームを行いました。

各部屋のドアを外して、広々と開放的な空間を実現しました。リビングには小上がりの和室を作り、その下に収納スペースを設けています。

小上がり空間を活用した収納スペースは大容量で色々な物が収納できて便利です。

〈関連ページ〉キッチンを移動し間取り変更 空気の通り・視線の抜けを快適にしたマンションフルリフォーム

リフォーム事例⑥玄関収納

靴の収納スペースにお困りの方は玄関収納のリフォームがおすすめです。

玄関収納を設けると部屋が狭くなるのではないかと不安を抱く方もいますが、キッチンと繋がる窓を設けるなど工夫をすれば、広々とした玄関が実現できます。

<関連ページ>キッチンを明るくする“明るい玄関”

 

土屋ホームトピアの公式ホームページでは、他のリフォーム事例も紹介しているため、ぜひご覧ください。

施工事例

 

土屋ホームとぴあの収納リフォーム施行事例をご紹介しましたが、YouTube動画ではより詳しく解説しているため、宜しければご覧ください。

小規模工事をお考えの方は予算が気になると思います。下記ページでは200万円でどのようなリフォームができるかまとめているため、ぜひご覧になってください。

収納が足りないマンションに収納を増やす5つの工夫ポイント

リフォームをすれば収納スペースを増やせますが、片づけるときのポイントを押さえておくことも大切です。

スッキリと片付いた部屋にするための工夫ポイントは5つあります。

5つのポイントについて詳しく解説します。

使用頻度が高い&使い勝手の良い定位置を決める

使用頻度が高い物は、使う場所の近くに定位置を決めておくことで、すぐに必要な物を取り出せたり、物の紛失を防げたりします。

週1回」「月1回」「年1回」「思い出の物」と使用頻度に分けて、頻繁に使用する物を近くに片づけるようにしましょう。

高い位置へ収納する物の種類を少なくすると管理しやすい

高い位置へ収納する物は「年に1回使用する物」や「思い出で取っておきたい物」や「どうしても捨てられない物」などに絞り込みましょう。

なぜなら、高い位置は踏み台を用意しないと物の出し入れがしにくいためです。普段、使用しない物を収納することで、デッドゾーンとなりがちなスペースを有効活用できます。

物の出し入れをするスペースも確保

収納スペースに物を入れるときは、出し入れをするスペースを考慮しておきましょう。

出し入れするスペースを確保せずに、物を片付けると取り出しづらくなります。

手前の物を取り出さなければいけず、その結果、部屋が散らかってしまいます。そのため、収納時には物の出し入れをするスペースを確保しましょう。

隙間などデッドスペースを有効活用

物を出し入れするスペースを確保すると収納スペースが足りなくなる場合は、隙間などデッドスペースを有効活用しましょう。

デッドスペースを有効に活用する方法をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

洗面化粧室(洗濯機の上) 突っ張りラックを取り付けて収納スペースをつくる
クローゼット  デッドスペースになりがちな上部や下部に収納ボックスを置く
壁の隙間  隙間にピッタリ合う収納アイテムを購入する
ソファーの下 キャビネット付きの収納アイテムを使用する

収納家具はプロに造作を依頼するのがおすすめ

収納家具を造作したい方は、プロへ依頼することをおすすめします。なぜなら、収納したい物がピッタリ入る幅や高さ、奥行きの家具を作ってもらえるためです。

また、生活しやすい導線に収納スペースを作ってもらえます。

お片付けが苦手なお客様でもプロと一緒であれば、キレイに整理整頓された空間を目指せます。

クローゼットなどの部位別収納のアイデア|既存収納にすべての物を収める方法

収納が苦手な場合は収納アイデアを参考にすると、既存収納にすべての物を収められます。ここでは部位別の収納アイデアをご紹介します。

クローゼット

クローゼットは上部や下部がデットスペースになりがちです。そのため、収納ボックスを活用してデッドスペースを有効活用しましょう。

クローゼットに使用するハンガーはベロア生地がおすすめです。

ベロア生地のハンガーを使用すると洋服がズリ落ちません。そのため、ハンガーから洋服がズリ落ちてお悩みの方は試してみてください。

キッチン

キッチンには、パスタや缶詰、お菓子などのストック品がかさばり、収納スペースに困ってしまいがちです。そのため、収納ボックスを活用して、重ねて収納するようにしましょう。

無駄なスペースをなくせば、多くのストック品を収納できるようになります。

しかし、何を収納したかわからなくなるため、ラベルシールを貼っておきましょう。キッチンの収納をするときは、家事導線を意識すると家事がはかどります。

リビング

リビングは家族の憩いの場なのでスッキリさせたいですよね。とても簡単な方法は、一次置き場をつくり物が散らかるのを防ぐ方法です。

リフォーム時にはテレビボード、壁面収納、小上がり空間など、どこに何をしまいたいかを施工業者に相談して収納スペースを作れば、スッキリしたリビングが簡単に実現できます。

洗面所

洗面所の収納は、収納アイテムを上手く使うとよいでしょう。

ボックスや引き出しなど、さまざまな収納グッズが販売されています。

これらを上手く活用すれば、スッキリ整頓された洗面所が実現できます。

また、洗濯機の上のスペースはデッドスペースになりがちです。そのため、ラック棚を取り付ければ収納スペースが増えて、タオルなどが片付けられます。

子ども部屋

子ども部屋に収納スペースがあっても「お子さまが片付けてくれない」と悩むママ・パパは多いです。このような悩みは、片づけのアクションをなるべく少なくすることが重要となります。

例えば、デスクの下に収納スペースを設けて、勉強道具をすぐに片づけられるように工夫することで、お子さまに自らお片付けをしてもらえます。

部位別の片づけ方法を見て、リフォームを合わせて行いたいと感じた方は下記の記事をご覧ください。

 

〈関連記事〉マンションリフォーム事例|70平米〜100平米の費用、リフォーム部位ごとの相場、費用を抑える方法を解説

まとめ

マンションの収納スペースが足りないと感じたら、リフォームがおすすめです。

なぜなら、部屋の雰囲気を壊すことなく収納スペースが増やせるためです。小上がり空間の収納、階段下収納などスペースを上手く活用する方法もあります。

この記事を読んで、マンションの収納スペースをリフォームで作りたいと思ったら、土屋ホームトピアまでお気軽にご相談ください。

ご自宅マンションの窓交換リフォームをする際には、マンション規約に従ってリフォーム内容を組み立てる必要があります。

自由にリフォームできないのは、窓がマンション全体の共用部分のためです。

そこで今回は、数多くのマンションの窓交換リフォームを手掛けてきたリフォーム会社 『土屋ホームトピア』が、以下の項目をわかりやすく解説します。

このコラムのポイント
  • 窓交換に関するマンション管理規約を、わかりやすく解説します。
  • マンションの窓交換リフォームの際に発生する費用、費用負担を軽減できる補助金などを紹介します。
  • マンションの窓交換リフォームを実施する際のメリット・デメリットを、一緒に確認しましょう。
  • マンションの窓交換リフォーム実を施する際の注意点も紹介します。

マンション規約に沿った窓交換リフォームによってご自宅の住み心地を大きく改善できるので、ぜひ最後までご覧ください!

この記事の監修者
西大條 謙一

土屋ホームトピア 札幌マンション支店
西大條 謙一 札幌マンション支店長/二級建築士

お客様にとってお住まいは大切な財産です。
現状のお住まいの不満点や問題点をお伺いしながら、目には見えにくい快適さや地震に対する安心感をアドバイスさせていただき、末永く安心して暮らせる“家づくり”をモットーに取り組ませていただいております。

窓交換に関するマンション管理規約を解説|管理組合との協議・実施できないリフォーム内容

マンション管理規約とは、マンション管理におけるルールブックのようなものです。国土交通省がマンション管理のガイドラインとして作成した「マンション標準管理規約」に基づいて、マンションの管理組合が作成するのが一般的です。

ここでは、窓交換リフォームに関する管理組合との協議や、実施できないリフォームについてご紹介します。

窓は共用部分。専有部分ではないので自由にリフォームできない

そのため、マンションで窓交換リフォームをする際には管理組合の承認が必要になります。

基本的には管理組合が計画的に修繕

災害や経年劣化などによる破損の際も管理組合が修理費用を負担するケースが多いため、窓の破損・不具合などでお困りの際には、管理組合に相談しましょう。

ただし、使用状況によって窓の破損・不具合が発生した場合には、ご自身が費用を負担して修繕・修理をする必要があります。

管理組合が対応できない場合は相談・協議のうえでリフォーム内容を決定

自己負担でのリフォーム実施を希望する際には管理組合から承認を受ける必要があるため、まずは管理組合に相談をしましょう。

誰に相談をすればいいかわからない場合には、管理会社に連絡をするのがおすすめです。

マンションの窓交換リフォームで実施できない内容

(例)

 

マンションの窓交換リフォームに関する管理規約などを紹介してきました。

マンションは窓交換リフォームを自由に実施できないのが基本ですが、必要に応じて管理規約の範囲内でリフォーム可能です。

早い段階で窓交換リフォームを依頼する施工業者を決めることで、「管理規約の確認」「管理組合との協議」などを相談しながらプランを組み立てられるため、ぜひ窓交換リフォームを検討し始めた段階で、リフォーム会社選びも初めてください。

 

マンションの窓交換リフォームを依頼できる施工業者をお探しの方は、土屋ホームトピアにご相談ください。

土屋ホームトピアは、マンション高層階でも使用可能なDI窓(換気性・断熱性などハイブリットな機能を持つ窓)の研究開発に携わったリフォーム会社です。

[qacontact]

DI窓について、こちらの動画でも詳しく紹介しています。

リフォーム事例一覧

マンションの窓交換・窓の性能向上リフォーム費用一覧|補助金も紹介

次に、マンションの窓交換リフォームの際に発生する費用につていも、確認しましょう。

費用負担を軽減できる補助金制度も紹介します。

マンションで実施可能な窓交換リフォームの内容

マンションで実施可能な窓交換リフォームの主な内容は、以下のとおりです。

マンションの窓交換・窓の性能向上リフォーム費用相場一覧

例として、断熱性能の高い複層ガラスに交換する場合の費用、二重窓・内窓を設置する場合の費用相場を紹介します。ここでは、マンションの窓交換や、窓の性能向上リフォームを実施した場合の、おおよその費用をご紹介します。

窓の種類 費用
複層ガラス 小窓
(70cm×90cm)
4万円前後~
腰高窓
(120cm×170cm)
9万円前後~
掃き出し窓
(180cm×170cm)
12万円前後〜
二重窓の内窓 小窓
(70cm×90cm)
4.5 万円前後~
腰高窓
(120cm×170cm)
5万円前後~
掃き出し窓
(180cm×170cm)
7万円前後~

複層ガラスではなく樹脂サッシを使用する場合は4〜15万円、窓全体をより高性能な製品に交換する場合は50万円以上の費用が発生するケースもあります。

マンションの窓交換リフォーム費用に活用できる補助金

マンションの窓のリフォームを実施する際には、以下のような補助金を活用できる場合があります。

各補助金ごとに「一定要件を満たす必要がある」「指定の施工業者を通して申請する必要がある」などの申請条件があるので、施工業者に初めて連絡をする段階で「補助金を活用したい」と伝えるのがおすすめです。

 

窓交換リフォームに関連する補助金について、こちらの記事で詳しい内容を確認できます。

〈関連ページ〉補助金情報|2023-2024リフォームで利用できる補助金・助成金まとめ

マンションの窓交換リフォーム事例

実際に、マンションの窓交換リフォームのを実施した事例も見てみましょう。

こちらのマンションは、ご高齢のお母様との同居をきっかけにリフォームを実施した事例です。

自然熱交換換気機能を持つインナーサッシを導入し、ほかにも断熱性向上、内装改修、水回り設備交換などを実施しました。

リフォーム費用は250万円でした。

※リフォーム費用は、お引き渡し当時の価格です。 同じ価格でのリフォームを保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。

〈関連ページ〉90歳の母との新しい暮らし

 

土屋ホームトピアには今回紹介しきれなかった施工事例がまだたくさんあります。ぜひご覧ください。

施工事例

マンションの窓交換・窓の性能向上リフォームを実施するメリット・デメリット

次に、マンションの窓交換リフォームを実施するメリット・デメリットも確認しましょう。

メリット・デメリット

マンションの窓交換リフォームを実施するメリットは、以下のとおりです。

窓交換リフォームのメリット
  • お部屋の断熱性向上、結露も抑えられる
  • 断熱性向上の影響で冷暖房効率がアップし、節電効果も期待できる
  • 騒音の緩和 など

上記のようなメリットがある一方で、費用が発生するのはデメリットと感じるのではないでしょうか。

また重窓・内窓にする場合は、窓が増えるため掃除の手間も増えることになります。

マンションの窓交換・性能向上リフォームプランの注意点

マンションの窓交換リフォームを実施する際には、以下の点にもご注意ください。

 

マンションの窓交換リフォームを実施する際には多岐に渡る配慮が必要なため、施工業者の丁寧なサポートがあると安心です。

マンションの窓交換リフォームを依頼する施工業者をお探しの方は、全国で数多くのマンションリフォーム実績を持つ土屋ホームトピアにお問い合わせください。

マンションの窓交換に関するQ&A

最後に、マンションの窓交換リフォームについて土屋ホームトピアがよくいただく質問と回答を、まとめて紹介します

Q.マンションの窓の寿命はどのくらい?

A.一般的に、マンションの窓のアルミサッシの寿命は20~30年といわれています

この寿命以前でも、窓の開閉がしにくい、建付けが悪くなったなどの不具合が生じているようであれば、交換を検討することをおすすめします。

窓交換をせずに騒音・寒さ・結露などの悩みを解消できる?

下記のような手軽な対策を試す方法もあります。

お悩み 対策例
結露 ・結露防止シートを張る
・結露吸水テープを張る
・窓を食器用洗剤でふく
騒音・寒さ ・サッシのすき間をテープなどで埋める
・防音や遮光効果のあるカーテンをつける

ただし手軽な対策は「効果が低い」「効果を感じられる期間が短い」ため、高い効果を長く得たい場合には、窓交換リフォームを検討するのがおすすめです。

マンションの窓交換はどんな施工業者に依頼できる?

マンションの窓交換リフォームは、以下のような施工業者に依頼できます。

まとめ

マンションの窓交換リフォームについて、管理規約、費用などを紹介してきました。

マンションの窓交換リフォームは自由に実施できないものの、管理規約の範囲内で快適性を大幅に向上させるリフォームが可能です。

今回紹介した情報を参考に、ご家族にとって長く快適に暮らせるご自宅を実現していただけると幸いです!

「築30年のマンションが安く販売されているけれど、購入すると後悔してしまうのだろうか…」「築30年のマンションに何年住み続けられるのだろうか…」と興味を持っていませんか?不動産を購入する機会は滅多にないため失敗は避けたいですよね。

今回は耐震リフォームを得意とする土屋ホームトピア築30年のマンションの後悔しない選び方をご紹介します。築30年のマンションを賢く購入したい方は、ぜひ記事を参考にしてみてください。

この記事の監修者
西大條 謙一

土屋ホームトピア 札幌マンション支店
西大條 謙一 札幌マンション支店長/二級建築士

お客様にとってお住まいは大切な財産です。
現状のお住まいの不満点や問題点をお伺いしながら、目には見えにくい快適さや地震に対する安心感をアドバイスさせていただき、末永く安心して暮らせる“家づくり”をモットーに取り組ませていただいております。

築30年マンションの後悔しない選び方|買うべきかを判断する6つの重要ポイント

築30年のマンションを購入して後悔しないためにも、どのような物件を購入すべきかポイントを押さえておきましょう。ここでは、中古マンションの選び方の重要な6つのポイントを紹介します。

築30年マンションはあと何年住めるか

Before
After

築30年のマンションの寿命は建物の状態次第で変わるため「あと何年住み続けられる」と断言できません。

国土交通省は「RC造の平均寿命は68年で117年住み続けることもできる」と発表していますが、適切に修繕が行われていることが前提条件となります。

 〈参考〉国土交通省『中古住宅流通促進・活用に関する研究会 報告書

 

建物の状態が悪いと外壁が剥がれ落ちてきたり排水管が詰まり水圧が弱くなったりして生活に支障が出てしまいかねません。

そのため、住宅診断(ホームインスペクション)を行って建物の状態を確かめた上で中古マンションを購入するようにしましょう。

リフォームで理想の住み心地を実現できるか|予算内でリフォームできるか

中古マンションを選ぶときは、必ず内覧して住み心地を確認しましょう。

時間がある方は、朝と夜に内覧することをおすすめします。なぜなら、近隣の方は日中不在にしており、夜に帰宅してくるためです。朝と夜で部屋の住み心地が大きく変わることもあるため、気になる方は2回は内覧するようにしましょう。

また、築30年のマンションで結露が起きてカビが発生している場合は、断熱リフォームが必要になります。そのため、内覧時は部屋の隅々まで確認しておきましょう。

断熱性能を向上させるリフォームについて詳しく知りたい方は『【リフォーム】マンションを家族変化にも対応する家に断熱リフォーム!「冷暖革命」快適&結露とカビ解消!』をご覧ください。

資産価値はあるか

築30年のマンションを購入してから後悔したくない方は、売却できる資産価値が高い物件を選びましょう。資産価値の高い物件には7つの特徴があります。

[資産価値の高い物件の特徴]

修繕積立金・管理費が値上がりする可能性はないか

築30年のマンションを購入する場合は、どれぐらい修繕積立金が貯まっているかを確認しましょう。なぜなら、マンション大規模修繕が予算を超えた場合、修繕積立金額が値上がりしたり追加徴収されたりする恐れがあるためです。

修繕積立金が月額1万円アップして住宅ローンが払えなくなった」と後悔するお客様もいらっしゃいます。このような後悔をしないために、予算面で余裕がある修繕計画なのかを確認しておきましょう。

また、管理会社が変更となり管理費が値上がりする恐れもあるため、委託先が頻繁に変わっていないかを確認しておくことをおすすめします。

管理組合が適切に機能しているか

マンションの維持・管理は所有者全員で構成された管理組合が行っていますが、機能しているか、以下の点をチェックしておきましょう。

管理組合が機能していないと「共有部分の清掃がされない」「マンションのルールを守らない人がいる」など住む上で後悔してしまうことになるため、チェックしておきましょう。

建て替えの計画がないか

マンション再生協議会は建替えの事例を挙げており、築44年が経過したら建替えを考える目安と公表されています。マンションの建て替えは必ず行われるものではなく、マンション所有者の多数決で決まります。

滅多に建て替えの計画は行われません。なぜなら、築30年が経過したマンションの住民は50代、60代の方が多いためです。そのため、修繕計画や修繕履歴を確認して、修繕費が貯まっているかを確認した方がよいでしょう。

建て替えが心配だという方は不動産会社に相談して管理組合の議事録を見せてもらうと、入居後に建て替えとなり費用を負担することになったというトラブルを防げます。

築30年の中古マンションの購入にお悩みの方は、土屋ホームトピアにご相談ください。無料の建物診断・耐震診断を実施し、ご家族の希望にとって最適な選択をサポートいたします。

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リフォーム事例一覧

築30年マンション購入のメリット・デメリット

築30年のマンションを購入して後悔しない選び方をご紹介しましたが、中古物件のメリット・デメリットを併せて確認しておきましょう。

メリット

築30年のマンションを購入するメリットは4つあります。

築30年のマンションは、経年劣化などを加味した販売価格となっています。新築マンションには新築プレミアム(新築特有の価値)が付いており、1度でも入居すると販売価格の1~3割価値が下がりますが、中古マンションは大幅な価値暴落の心配がありません。

また、建物の内覧ができるため、日当たり眺望、管理状況など住環境を確認できます。中古マンションの流通量は多く、物件選びの選択肢が多いこともメリットです。

デメリット

築30年のマンションを購入するデメリットは3つあります。

築30年のマンションは建物が老朽化しているため、設備や配管の交換工事は避けられず、リフォームが必要になります。また、新築マンションと比較すると住宅ローンの減税制度に制約が出てしまうことも理解しておきましょう。

中古マンションやリフォーム費用、諸経費を予算内に収めたいという方は、以下を予算に含めておきましょう。

諸経費に関しては土屋ホームトピアのYouTubeチャンネル『トピアちゃんねる』で解説しているため、ぜひご覧ください。

築30年マンション購入の後悔を避けて理想の住心地を実現するリフォーム内容・費用

築30年マンションを購入して後悔しないためには、「物件+リフォーム」をセットにして考えるようにしましょう。ここでは、リフォーム費用相場や施行事例をご紹介します。リフォームのイメージがしやすくなるため参考にしてみてください。

築30年マンションの主なリフォーム内容・費用相場一覧

まずは、築30年マンションの主なリフォーム内容と費用相場をご紹介します。

リフォーム箇所 費用目安
キッチン 約50~250万円
トイレ 約20~50万円
バスルーム 約60~200万円
洗面化粧台 約10~50万円
間取りの変更 約30~400万円
断熱リフォーム 約100~300万円
配管工事 約25万円~50万円

価格帯別の費用の目安と参考事例を詳しく知りたい方は「リフォーム・リノベーションの費用相場」をご覧ください。

築30年のマンションリフォームで理想の住み心地を実現した事例

次に築30年のマンションリフォームがイメージできるように、お客様が理想の暮らしを実現したリフォーム事例をご紹介します。

築28年、リフォーム費用200万円

〈関連ページ〉35cmが生む洗面脱衣室の快適性~寒冷地の洗濯物事情~

 

お子さまが独立してご夫婦2人の生活になり、間取りを見直すためにリフォームをしました。

家事がスムーズに行える生活導線を実現するために、洗面化粧台に隣接していた洋室をランドリー&収納エリアに変更し、「干す」「アイロン」「たたむ」「収納」を行いやすくしました。

また、洗面室と脱衣室を分離して使用できるようにすることで、化粧など身支度を楽しむスペースを実現しました。

Before
After

〈関連ページ〉35cmが生む洗面脱衣室の快適性~寒冷地の洗濯物事情~

築38年、リフォーム費用450万円

〈関連ページ〉Designers公団

 

こちらは分譲公団住宅ならではの間取りで、冷蔵庫を置くスペースや脱衣所の仕切りがなく生活しにくい悩みを解決するためにリフォームを行いました。

収納スペースを作ると居住スペースが狭くなってしまいますが、建具や床の色にメリハリを上手く付けることで広々と見えるように仕上げました。

ビフォー
アフター

〈関連ページ〉Designers公団

築32年、リフォーム費用1100万円

〈関連ページ〉これからも住むぞ!築32年マンションリフォーム計画

 

築21年の中古マンションを購入してご家族4人でお住まいでしたが、窓が結露して黒カビが発生してきたためリフォームを行いました。断熱パネルやDI窓(熱交換換気窓)の取付工事、設備交換工事、間取り変更を実施しています。

ビフォー
アフター

〈関連ページ〉これからも住むぞ!築32年マンションリフォーム計画

 

土屋ホームトピアには、今回紹介しきれなかった事例がまだたくさんあります。
築30〜40年以上の古民家をフルリフォームした事例もございますので、ぜひご覧ください!

施工事例

 

中古マンションのリフォームでお悩みの方は、土屋ホームトピアにご相談ください。
豊富な施行実績で培ったノウハウを活かし、お客様の要望を叶えます。

知恵袋|築30年マンションの耐震性能|新耐震基準に該当

築30年マンションを購入して後悔しないかを説明してきましたが、何よりも震度6~7に耐えられる新耐震基準で建てられていることが魅力です。

令和6年度能登半島地震では旧耐震基準の住宅が倒壊など大きな被害に至った割合が大きいかったことが発表されています。

新耐震基準でもダメージが蓄積されていた建物が被害を受けていますが、旧耐震基準の建物の被害と比較すると少ないです。

築30年前のマンションは新耐震基準で建てられているため、中古住宅の耐震性能が気になる方にもおすすめです。

築年数別で耐震基準を調べたい方は「耐震基準は築年数で確認|旧耐震・新耐震・2000年基準の違い、2022年税制改正後の住宅ローン控除など解説」をご覧ください。

まとめ

築30年のマンションを購入して後悔しないためのポイントは6つあります。

築古物件の中でも築30年のマンションは新耐震基準で建てられているため、耐震に不安がある方にもおすすめです。中古マンションを購入する際に、この記事が皆様のお役に立てれば幸いです。

「予算・立地条件などの関係で狭いマンションを選ぶことになりそう。工夫してリノベーションしたら、理想の間取りを実現できる?」とお悩みの方がいらっしゃると思います。

結論からお伝えすると、世帯人数に対して狭いと感じる面積のマンションでも、工夫とアイデア次第で理想の間取りを実現できます!

今回は全国で71,518件以上のリフォーム実績を持つ『土屋ホームトピア』が、狭いマンションをリノベーションによって快適な住まいにする工夫・アイデアを具体的に紹介します。

狭いマンションを長く愛着を持って暮らせるマイホームへと生まれ変わらせる方法がわかるので、ぜひ最後までご覧ください!

この記事の監修者
西大條 謙一

土屋ホームトピア 札幌マンション支店
西大條 謙一 札幌マンション支店長/二級建築士

お客様にとってお住まいは大切な財産です。
現状のお住まいの不満点や問題点をお伺いしながら、目には見えにくい快適さや地震に対する安心感をアドバイスさせていただき、末永く安心して暮らせる“家づくり”をモットーに取り組ませていただいております。

狭いマンションをリノベーションで間取り変更した事例|費用

はじめに、世帯人数に対して一般的に狭いイメージのマンションをリノベーションした事例を紹介します。

リノベーションの中心となるのは間取り変更で、どの事例もご家族が快適に暮らすための工夫を取り入れています。

参考にしていただけると幸いです。

 

※ご紹介するリフォーム費用は、お引き渡し当時の価格です。 同じ価格でのリフォームを保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。

38㎡、リノベーション費用300万円

こちらのマンションは、リノベーション前は38㎡のコンパクトな面積の中に居室・住宅設備を上手に配置した間取りでした。

今後はゲストハウスとして使用するとのことで、可能な限り間仕切りを取り除き、開放的なワンルームにリノベーションしました。

造作家具などを取り入れた住宅全体の内装改修、住宅設備交換なども実施し、リノベーション費用は300万円でした。

ビフォー
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〈関連ページ〉週末のゲストハウス

 

間仕切りを取り除いて開放感のある空間づくりをすることはもちろん、「間接照明を天井に向けて設置」「メイン照明以外はダウンライト(天井に埋め込むタイプの照明)を採用」など、視覚的にも空間を広く見せる工夫を取り入れています。

ビフォー
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〈関連ページ〉週末のゲストハウス

45㎡、リノベーション費用400万円

こちらは、45㎡のマンションをライフスタイルに合わせておしゃれにリノベーションした事例です。

特に「圧迫感のあった玄関」「使用頻度の少なかった洋室」の使い勝手を見直し、施主様が帰宅した瞬間からリラックスしてゆったり過ごせる間取りを目指しました。

内装改修・水回り設備交換なども実施し、リノベーション費用は400万円でした。

ビフォー
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〈関連ページ〉暮らしやすさを手に入れたマンションリフォーム

 

LDKの一部を寝室として、緩やかな曲線を取り入れたデザインの腰壁でゾーニングしています。

〈関連ページ〉暮らしやすさを手に入れたマンションリフォーム

69㎡、リノベーション費用1,000万円

こちらは、3LDK・69㎡のマンションを、廊下のない1LDKにリノベーションした事例です。

廊下をなくしたことによって居住空間が広がり、「大きなウォークインクローゼット」「おしゃれな畳スペース」を取り入れた間取りが実現しました。

廊下がない間取りは、「最小限のドアの開閉数で室内を移動できる」「家事動線がよくなる」などのメリットもあります。

内装改修・住宅設備交換なども実施し、リノベーション費用は1,000万円でした。

ビフォー
アフター

〈関連ページ〉VIEW HOUSE

 

施主様お気に入りの窓からの景色が楽しめるよう、キッチンをあえて斜めに設置するなどの遊び心も取り入れています。♪

〈関連ページ〉VIEW HOUSE

60㎡、リノベーション費用1,360万円

こちらは60㎡のマンションで、細かく分かれた3LDKの間取りを、2人世帯の施主様ご家族が暮らしやすい1LDKにリノベーションした事例です。

水回りの位置を大きく変更せずに間取りを組み立てなおし、住宅の中心にウォークスルークローゼットを設けました。

物を1つの場所に集約できる場所があると室内が散らかりづらくなるため、狭いマンションであってもスッキリと片付いた空間で気持ちよく過ごせます。

断熱性向上・窓交換・防音対策なども実施し、リノベーション費用は1,360万円でした。

ビフォー
アフター

〈関連ページ〉明るい和空間が広がる部屋に生まれ変わったマンションリフォーム

 

こちらのマンションリノベーションでは、施主様が大切にしている仏壇を置くための個室を設け、上質な和のデザインを取り入れた内装改修も実施しています。

〈関連ページ〉明るい和空間が広がる部屋に生まれ変わったマンションリフォーム

74㎡、リノベーション費用1,400万円

こちらは、「ご夫婦+お子さま4人=6人」で暮らす74㎡のマンションリノベーション事例です。

2LDKの間取りをLDKを中心として過ごせる1LDKに変更し、住宅の壁全体に収納を設置しました。

74㎡は6人世帯で暮らす面積としては狭いイメージですが、「寝室・子供部屋にロフトを設けて縦に居住空間を広げる」という工夫を取り入れています。

住宅設備の交換、換気計画の見直しなども実施し、リノベーション費用は1,400万円でした。

ビフォー
アフター

〈関連ページ〉子供大好きパパ・ママが考えた、4人の子供たちと暮らす7年間の挑戦

 

お子さまの成長に合わせて片付けの習慣を促しやすいよう、住宅全体にお子さま1人1人が使えるスペースを設けています。

またロフトに落下防止の柵を設置するなど、お子さまが楽しく・安全に過ごせるよう配慮しています。

LDK
寝室

〈関連ページ〉子供大好きパパ・ママが考えた、4人の子供たちと暮らす7年間の挑戦

 

土屋ホームトピアには、今回紹介しきれなかった事例がまだたくさんあります。ぜひご覧ください!

施工事例

 

世帯人数に対して一般的に狭いイメージのマンションをリノベーションした事例を、紹介してきました。

今回はご自宅の使い方を見直して部屋数を減らした事例を紹介しましたが、マンションは部屋を増やすことも可能です。

こちらの記事で、マンションの部屋を増やしたリノベーション事例を確認できます。

 〈関連ページ〉マンションリフォームで部屋を増やす方法、費用など事例紹介|子供部屋を増やす注意点も解説

 

上記でお伝えした以外にも狭いマンションをリノベーションして快適な間取りを組み立て直す際の工夫やアイデアがあるので、次に紹介します。

 

土屋ホームトピアは、豊富な実績から得た経験と高い施工技術で、既存のマンションを理想のマイホームに生まれ変わらせるプランを提案いたします。

お気軽にお問い合わせください。

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リフォーム事例一覧

狭いマンションをリノベーションして理想の間取りを実現する4つの工夫・アイデア

狭いマンションをリノベーションして理想の間取りを実現するためのポイントは、以下4つです。

各ポイントに取り入れられる工夫・アイデアを紹介するので、ぜひご活用ください!

狭いマンションの使用面積を広げる工夫・アイデア

狭いマンションの使用面積を広げたい場合には、間取りに以下のような工夫・アイデアを取り入れるのがおすすめです。

収納スペースを増やすアイデアがたくさんあるので、例を紹介します。

狭いマンションを視覚効果で広く見せる工夫・アイデア

狭いマンションであっても、視覚効果を活用して広く見せる・感じさせる設計で開放的な空間づくりが可能です。

【例】

上記のような工夫・アイデアは、住宅ごとに効果的な場所・取り入れ方を検討する必要があります。

土屋ホームトピアは、国内最大のリフォームコンテストで数多くの受賞実績を持つ、アイデア・経験豊富なリフォーム会社です。

「狭いマンションをリノベーションして理想のマイホームづくりをしたい」とご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。

[qacontact]

狭いマンションの中でプライバシーを確保する工夫・アイデア

「ご自宅の中で1人でゆっくり過ごせる場所がない」「ご自身だけが使うものを自由に置ける場所がない」といった状況はストレスを生み、狭いマンションを選んだことを後悔する大きな原因となります。

【例】

 

ワークスペース・家事スペース・趣味のスペース・勉強スペースなど、用途に合わせて必要な面積・収納容量を明確にし、ぜひプライバシーを確保できる空間を間取りに取り入れてみてください。

狭いけど使い勝手が良いマンションにする工夫・アイデア

狭いマンションをリノベーションして理想の間取りを実現するポイントとして最後に紹介するのは、「狭いけど使い勝手が良い間取り」を目指す工夫・アイデアです。

ぜひ以下のような工夫・アイデアの中で、間取りに取り入れられるものがあるかを、検討してみてください。

 

紹介してきたように、狭いマンションにさまざまな工夫・アイデアを取り入れてリノベーションをすることで、のびのび暮らせるマイホームづくりが可能です!

今回紹介したのはリノベーション時に活用できる工夫・アイデアの一部ですので、ぜひ施工業者に相談してプロの知識・経験を引き出しながらリノベーションプランを組み立ててください♪

狭いマンションをリノベーション前提で購入する方へ|狭いマンションのメリット・物件の選び方

最後に、狭いマンションをリノベーションをすること前提で購入する方へ、物件選びの際に知っておくと役立つ注意点なども紹介します。

マンション購入後に「理想の間取りが実現できない」「想定していなかった不具合が見つかった」などで後悔しないために、一緒に確認しましょう。

狭いマンションをリノベーション前提で購入するメリット

「狭いマンション」は、面積以外の条件が良くても購入を悩んでしまいますよね。

でも実は、狭いマンションには以下のようなメリットがあります

狭いマンションを選ぶメリット
  • 好立地の物件の場合、面積に関わらず不動産市場での資産価値が落ちにくい
  • 手が届きやすい価格の物件が多い
  • リノベーション面積が小さいため、リノベーション費用を抑えやすい
  • 費用を抑えて購入・リノベーションをしたうえで、マンション特有の充実した施設(共有施設、サービス)などを活用できる
  • 広すぎるマンションよりも、賃貸転用・売却などの際に需要が高いのが一般的

次に紹介するマンションの選び方も、一緒に確認しましょう。

希望のリノベーションができるマンションの選び方|物件確認時の注意点

マンションは、主に以下の要素によってリノベーションの自由度が違います。

また「住宅ローンを利用できるか」「住宅ローン控除を利用できるか」という経済的な要素も、間接的にリノベーションの自由度に関わりますよね。

以下の点も念頭に置いて、物件選びをして頂けると幸いです。

 

こちらの記事で、築年数が古いマンションを購入する場合の物件の選び方を確認できます。

〈関連ページ〉築30年・30平米以上のマンションリフォーム費用事例|購入時の注意点、固定資産税の変化など解説

 

土屋ホームトピアは、住宅総合産業である土屋グループの一員です。

リノベーション1件ごとの専属チーム体制で物件探しの時点からのサポートも可能ですので、リノベーションを検討し始めた段階からお気軽にお問い合わせください。

[qacontact]

こちらの動画でも、マンションリノベーションでできること・できないことについてお話ししています♪

まとめ

狭いマンションをリノベーションして理想の間取りを実現することを検討している方へ、リノベーション事例、間取り変更時に取り入れられる工夫・アイデアなどを紹介してきました。

狭いマンションであっても、間取り変更・内装改修・住宅設備交換などのリノベーションで、ご家族のための新しい住宅が完成します。

ぜひ施工実績が豊富な施工業者と協力をしながら、長く愛着を持って暮らせるマイホームを完成させていただけると幸いです。